JP3087514U - ブラシ - Google Patents

ブラシ

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JP3087514U
JP3087514U JP2002000301U JP2002000301U JP3087514U JP 3087514 U JP3087514 U JP 3087514U JP 2002000301 U JP2002000301 U JP 2002000301U JP 2002000301 U JP2002000301 U JP 2002000301U JP 3087514 U JP3087514 U JP 3087514U
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brush
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JP2002000301U
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与志也 松岡
ヤン・ヤ・タン
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与志也 松岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長い毛のブラッシングに際しても、ブラッシ
ングの途中で毛が刷毛に絡みついて動かなくなるという
ようなことのないブラシを提供する。 【解決手段】 刷毛として金属または硬質プラスチック
からなる針金状の刷毛5を用い、該針金状刷毛5の先端
部を球状部5aとするとともに、他端部には抜け落ち防
止用の膨大部6を形成し、該膨大部6の側を植毛用チッ
プ6の刷毛挿通穴8内に回転自在に遊嵌し、この針金状
刷毛5を遊嵌した植毛用チップ6をブラシヘッド1の植
毛面に被着したドーム状の弾性体4に植設した。また、
ブラシヘッド1の側面部に櫛収納用穴部12を形成し、
該櫛収納用穴部12に櫛13を着脱自在に嵌合取着し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、毛梳き用のブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、犬や猫などのペットは、普段から毛艶を出すためにブラッシングした り、体を洗ってやった後などに毛並みを整えるためにブラッシングしてやるのが 普通である。従来、このようなブラッシングのためのブラシは、金属製あるいは 合成樹脂製の硬い刷毛を1本ずつブラシヘッドの植毛面に固定状態で植設したり 、あるいは柔らかい合成樹脂製の刷毛を複数本束ねて刷毛束とし、この刷毛束を ブラシヘッドの植毛面に固定状態で埋め込んだものが一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、刷毛あるいは刷毛束を固定的に埋め込んだ従来のブラシの場合 、毛が短い場合はそれほど問題にならないが、毛が長い場合、ブラッシングの途 中で長い毛が刷毛に絡みつき、ブラシをそれ以上動かせなくなることが往々にし て発生していた。このような問題は、ペット用のブラシに限らず、人が使う髪の 毛用のブラシなどでも同様に発生していた。
【0004】 従来、このように毛が絡みついた場合、刷毛に絡みついた毛をほぐしてブラシ を一旦外したのち、再びその位置からブラシを差し込み、次に毛が絡みついて動 かせなくなる位置までブラッシングし、この動作を毛先に達するまで何回か繰り 返しながらブラッシングするのが一般的であった。このため、きわめて面倒で手 間がかかり、効率が悪いという問題があった。
【0005】 本考案は、上記問題を解決するためになされたもので、ブラッシングの途中で 長い毛が刷毛に絡みついて動かなくなるというようなことのない毛梳き用のブラ シを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は次のような手段を採用した。 すなわち、請求項1に係るブラシは、刷毛として金属または硬質プラスチック からなる針金状の刷毛を用い、該針金状刷毛を1本毎にブラシヘッドの植毛面に 回転自在に植設したものである。このような構成とした場合、ブラッシング時に 長い毛が絡みついても、針金状刷毛が回転自在とされているので、絡みついた毛 によって作用する力で針金状刷毛が回転し、絡みついた毛が独りでにほどけてい く。このため、従来のように毛が絡みついたままブラシが進まなくなるというよ うなことがなくなる。
【0007】 請求項2に係るブラシは、前記請求項1のブラシにおいて、前記針金状刷毛の 一方の端部に抜け落ち防止用の膨大部が形成され、該膨大部側を植毛用チップの 刷毛挿通穴内に回転自在に遊嵌するとともに、該植毛用チップをブラシヘッドの 植毛面に植設したことを特徴とするものである。このような構成とした場合、針 金状刷毛がより確実に回転できるようにすることができるとともに、ブラシヘッ ドの植毛面への針金状刷毛の埋め込み作業をより簡単かつ確実に行なうことがで きるようになる。
【0008】 請求項3に係るブラシは、前記請求項1または請求項2のブラシにおいて、ブ ラシヘッドの植毛面がドーム状の弾性体からなり、該ドーム状の弾性体に前記植 毛用チップを植設したことを特徴とするものである。このような構成とした場合 、垂直方向に弾性を与えることができるので、当たり心地がより柔らかくなり、 力を入れすぎたために肌に傷をつけてしまうというようなこともなくすことがで きる。
【0009】 請求項4に係るブラシは、前記請求項1〜3のいずれかのブラシにおいて、ブ ラシヘッドの側面部に櫛収納用穴部が形成され、該櫛収納用穴部に櫛が着脱自在 に嵌合取着されていることを特徴とするものである。このような構成とした場合 、ブラシと櫛の両方を用いてより効果的なブラッシングを行なうことができる。
【0010】 請求項5に係るブラシは、ブラシヘッドに繋がる柄部を備えたことを特徴とす るものである。このように柄部を設けることによって、より扱いやすいブラシと することができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。 図1〜図7は本考案に係るブラシの一実施の形態を示すもので、図中、1はブ ラシヘッド、2は柄部である。ブラシヘッド1は、略円盤状をした硬質合成樹脂 からなる本体部3を有し、この本体部3の植毛面側には、合成ゴムなどからなる ドーム状の弾性体4が被着されており、このドーム状の弾性体4に、金属または 硬質プラスチックからなる針金状の刷毛5が1本ずつ回転自在に植設されている 。この例の場合、針金状刷毛5は、次のようにして弾性体4に回転自在に植設さ れている。
【0012】 すなわち、図5に示すように、針金状刷毛5の先端部は当たりを柔らかくする ための球状部5aとされているとともに、反対側の端部には抜け落ち防止用の膨 大部6が形成されおり、針金状刷毛5はこの膨大部6の側を植毛用チップ7の刷 毛挿通穴8に刺し通され、内部空間9内まで挿通されている。刷毛挿通穴8はそ の穴径が針金状刷毛5よりも大きく設定されており、これによって針金状刷毛5 は刷毛挿通穴8内で自在に回転できるように構成されている。また、抜け落ち防 止用の膨大部6はその径を刷毛挿通穴8よりも大きく設定されており、これによ って針金状刷毛5が植毛用チップ7内から抜け出すことがないように構成されて いる。
【0013】 植毛用チップ7の外周適宜位置にはくびれ部10が形成されており、植毛用チ ップ7を弾性体4のチップ埋め込み穴11内に押し込んでくびれ部10とチップ 埋め込み穴11の周壁を嵌め合わせることにより、植毛用チップ7を弾性体3に 固定的に植設したものである。
【0014】 また、ブラシヘッド1の本体部3の側面部には、図6および図7に示すように 、所望形状になる櫛収納用穴部12が形成されており、この櫛収納用穴部12内 に櫛(コーム)13が着脱自在に嵌合取着されている。
【0015】 一方、柄部2は、図1に示すように、ブラシヘッド1の本体部3と一体に繋が った芯棒部14を有しており、この芯棒部14にラバーなどで構成された握りカ バー15が嵌め込まれている。この握りカバー15は、ブラッシング時、手指や 掌に確実にフィットするように、手指や掌の握り形状に合わせた曲面形状に形成 されている。
【0016】 また、柄部2の親指先端が当たる位置にはラバーなどからなる指当て部16が 設けられ、ブラッシング時に親指の滑りを少なくし、より効果的に力を加えるこ とができるように工夫されている。なお、17はつり下げ紐挿通穴、18はデザ イン向上のための模様プレートである。
【0017】 上記実施の形態に係るブラシを用いて、例えば毛足の長い犬などのペットの毛 をブラッシングする場合を例に採って説明すると、ブラッシング時にペットの長 い毛が針金状刷毛5に絡みついても、針金状刷毛5は回転自在とされているので 、絡みついた毛によって作用する力で針金状刷毛5自身が左右に自在に回転し、 絡みついた毛が独りでにほどけていく。このため、従来のように毛が絡みついた ままブラシが進まなくなるというようなことがなくなる。
【0018】 また、植毛用チップ7をドーム状の弾性体4に植設しているので、この弾性体 4によって垂直方向の弾性を与えることができ、ペットへの当たり心地がより柔 らかくなり、力を入れすぎたためにペットの肌に傷をつけてしまうというような こともなくなる。
【0019】 さらに、必要に応じて、櫛収納用穴部12に着脱自在に嵌合取着されている櫛 13を取り外して使うことができるので、ブラシと櫛の両方を用いてブラッシン グすることができ、より効果的なブラッシングを行なうことができる。
【0020】 なお、上記実施の形態は、ペットの毛をブラッシングする場合を例に採って説 明したが、本発明のブラシはペット用に限られるものではなく、人の毛髪のブラ ッシングなどにも用いることができるものであり、上記説明によってその使用対 象や用途が限定されるものではない。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のブラシによれば、長い毛のブラッシングに際し ても、ブラッシングの途中で毛が刷毛に絡みついて動かせなくなるというような ことをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るブラシの中央縦断面図であ
る。
【図2】実施の形態に係るブラシの正面図である。
【図3】実施の形態に係るブラシの側面図である。
【図4】実施の形態に係るブラシの背面図である。
【図5】植毛用チップ部分の拡大断面図でだる。
【図6】櫛を取り外した状態のブラシの背面図である。
【図7】櫛を取り外した状態のブラシの側面図である。
【符号の説明】
1 ブラシヘッド 2 柄部 3 ブラシヘッドの本体部 4 弾性体 5 針金状刷毛 5a 球状部 6 膨大部 7 植毛用チップ 8 刷毛挿通穴 9 植毛用チップの内部空間 10 くびれ部 11 チップ埋め込み穴 12 櫛収納用穴部 13 櫛 14 芯棒部 15 握りカバー 16 指当て部 17 つり下げ紐挿通穴 18 模様プレート

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刷毛として金属または硬質プラスチック
    からなる針金状の刷毛を用い、該針金状刷毛を1本毎に
    ブラシヘッドの植毛面に回転自在に植設したことを特徴
    とするブラシ。
  2. 【請求項2】 前記針金状刷毛の一方の端部に抜け落ち
    防止用の膨大部が形成され、該膨大部側を植毛用チップ
    の刷毛挿通穴内に回転自在に遊嵌するとともに、該植毛
    用チップをブラシヘッドの植毛面に植設したことを特徴
    とする請求項1記載のブラシ。
  3. 【請求項3】 ブラシヘッドの植毛面がドーム状の弾性
    体からなり、該ドーム状の弾性体に前記植毛用チップを
    植設したことを特徴とする請求項2記載のブラシ。
  4. 【請求項4】 ブラシヘッドの側面部に櫛収納用穴部が
    形成され、該櫛収納用穴部に櫛が着脱自在に嵌合取着さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載のブラシ。
  5. 【請求項5】 ブラシヘッドに繋がる柄部を備えたこと
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108095293A (zh) * 2018-01-09 2018-06-01 佛山科学技术学院 一种基于可展机构的瓶刷刷头

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108095293A (zh) * 2018-01-09 2018-06-01 佛山科学技术学院 一种基于可展机构的瓶刷刷头
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