JPS63503433A - 指装着式歯清掃用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒ壮　エ　−胃“Ｗ の 本発明は歯清掃用装置に関し、より詳しくは、指に装着する歯清掃用装置に関す る。

の１ 一端にブラシ毛を備えた硬い柄からなる、普通に使用されている歯ブラシには多 数の欠点が認められている。たとえば、全部の歯の表面、特に口腔の奥の歯の表 面を効果的に清掃できず、又硬い柄が歯ぐきに当って歯ぐきに傷を付は易いとい う欠点がある。

使用者の指に取付は或いは保持するブラシ構造体を設計する試みが多くなされて きた。ブラシを指で取扱う場合、その操作性や柔軟性がかなり向上する。しかし ながら、知られた指ブラシは多数の欠点を持っている。従来技術の指ブラシの多 くは一端が閉じた指さやを有し、この指さやは指の長さや爪の長さが異なってい るためうまく順応しない。たとえば、意匠特許第９７，３６０号（Ｓｔｅｖｅｎ ｓ）を参照されたい。

多くの指ブラシの別の欠点として、ブラッシング中にブラシを指上に適切に整列 して保持しておくことができないということがある。この問題を克服する試みが 従来なされており、たとえ２０ば、米国特許第２．９２１．５９０号（Ｈｏｌｔ ｏｎ）や米国特許第２．９１５，７６７号（Ｖａｕｇｈａｎ）では両端を重ね合 わせた接着ストリップを、米国特許第２．４３９，０５６号（Ｒａｔｈｂｕｎ） では指先を挿入するスリットを、米国特許第２，３９６，５４８号（＾１１ｅｎ ）では弾性材料で作られ、スリットを設けた截頭円錐形指ホルダを、米国特許第 ３，１０５．２６０号（Ｓ■ｉｔｈ等）では爪の空所を備えたリブ付きの伸縮性 の輪を、米国特許第４，２５１，９８７号（ＡＩａｍ）では指にぴったり係合す るように変形することのできる均一な内側の寸法形状のエラストマー管状部材を 提供している。これらの装置の多くはコストの点或いはやはり適切には滑りを防 止できないという点、またはこれら両方の点で望ましいものではない。

従来技術による歯ブラシには、各歯の表面をブラッシングするのに効果的な表面 を備えていないという別の欠点もある。はとんどのブラシのブラッシング面は平 坦であり、歯の表面の輪郭に効果的に接触しない、成る従来技術による装置（米 国意匠特許第９７、３６０　（Ｓｔｅｖｅｎｓ））は細長く凹状のブラシ面を提 供するが、この表面は、清掃しようとしている歯と直角方向に整列したならば効 果的であろう、このような位置が最善であることは知られているが、奥歯に対し てこのような位置を採ることは不可能である。

標準の歯ブラシのブラシ毛を一点に集中させて歯の間の清掃を行なうビックを形 成することが又示唆されている（米国特許第２．１５５，２４５号（Ｓｅｋｉｎ ｅ）　）　、　Ｌ、かしながら、このピンクには細長い柄に植えたブラシについ て先に述べたと同じ欠点がある上に、歯の表面を効果的にブラッシングする面が ないという欠点がある。

歯ぐきをマツサージするゴムチップを舌状歯ブラシの端に設け、一本のデンタル フロスのためのスリット状区画室と取り付は突起とを設けることも又示唆されて いる（米国特許第４．２９２，７０５号（Ｓｔｏｕｆｆｅｒ）　）　ｅ Ｉの概 本発明の目的は、歯の表面を効果的に清掃するために歯清掃面を歯の輪郭に相補 する形状にした指装着式歯清掃用装置を提供することにある。

本発明の別の目的は、指にしっかり保持され、経済的に製造できる指装着式歯清 掃用装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、歯の表面を清掃する軟かいブラシ毛面と、歯の間を清掃す るためのピックとして使用する尖端を形成する硬いブラシ毛部分の両方を有する 指装着式装置を提供することにある。

本発明のさらに他の目的は、一端が装置に取付けられた１本のデンタルフロスを 有する指装着式歯清掃用装置を提供することにある。

本発明によれば、指に嵌めるホルダ手段とこのホルダ手段に装着した歯清掃手段 とを有する指装着式歯清掃用装置が提供される。

歯清掃手段は改良された清掃面を有し、この清掃面は高くなった縁に沿って接合 された複数の凹面から構成され、各凹面は相補する形状の歯の凸面を清掃するよ うになっており、高くなった縁は歯の縁を清掃するようになっている。好ましく は、歯清掃手段はブラシである。

本発明の別の観点によれば、指に嵌めるためのホルダ手段と、このホルダ手段か ら延びる軟かいブラシ毛の領域を有するブラシ手段と、軟かいブラシ毛領域に配 置された硬いブラシ毛の部分がら構成されるピック手段とを含み、軟かいブラシ 毛の末端は第１の力を加えることによって歯の表面をブラッシングするための歯 清掃面を構成し、硬いブラシ毛の末端はテーパが付けられており、第１の圧力よ り大きい第２の圧力を加えたときに歯の間の清掃を行なうピンクを形成するよう に歯清掃表面の下に位置する尖端を形成する、指装着式歯清掃用装置が提供され る。好ましくは、歯清掃面は高くなった縁で接合された複数の凹面（このような 凹面が４つあると最も好ましい）を有し、ピック手段は高くなった縁のうちの１ つの縁の下に配置される。

別の観点では、本発明は指を挿入する第１開口端を構成する第１縁と爪が貫通す る第２開口端を構成する第２縁とを有する管状ホルダと、ホルダの手のひら側の 歯清掃用手段とからなり、第２縁が、指先の手のひら側と係合してその指上にホ ルダを保持するようになっているホルダの内部指先凹面を構成する円弧状部分を 有する、ノンスリップ指装着式歯清掃用装置を包含する。この管状ホルダは、好 ましくはシリコーンゴムのような弾性材料で作られる。

別の観点では、一端が歯清掃用装置に取り付けられ、該装置に取り付けられたス プールのまわりに保管される一本のデンタルフロスを有し、このデンタルフロス の反対端はリング手段に取り付けられ、このリング手段は又、歯清掃用装置に装 着され、該装置から取り外すことができ、デンタルフロスをスプールから解いて リング手段と歯清掃用装置との間でフロシング（ｆｌｏｓｓｉｎｇ）位置に緊張 状態に保持できる歯清掃用装置が提供される。

刺血葛岡単左に所 本発明の上記および他の特徴、目的、利点は図面に関連しての好ましい実施例に ついての詳細な説明を読めば一層良く理解し得よう。

第１図は本発明の歯清掃装置の好ましい実施例の斜視図である。

第２図は第１図の装置の斜視図であるが、リング手段が装置から外され、デンタ ルフロスが歯清掃位置において装置とリング手段の間に張られている状態を示す 図である。

ましい　の−　なＵ 第１図は本発明の歯清掃装置ｌＯの好ましい実施例を示す。装置１０は、指に嵌 めるためのホルダ手段１１とこのホルダに装着した歯清掃手段１２とを含む。

本発明の成る観点によれば、改良されたノンスリップのホルダ手段１１が提供さ れる。ホルダ手段は両端が開口している管状の部材即ちバンド１１からなり、こ の管状部材は指２に係合するようになっている孔１９を有する。図示した好まし い実施例では、孔１９は第１指関節５の末端側に係合する。管状部材１１は指２ を挿入する第１開口端１４を構成する第１縁１３を有する。

第２縁１５は指の爪４が貫通する第２端１６を構成している。第２縁１５は円弧 部分１７を包含し、この円弧部分は指先３の手のひら側まわりに延びて、第１、 第２の縁１２．１５の間に位置する管状部材１１の内面に、長手方向且つ横方向 に延在する指先凹面または座面１８を構成している。凹面１８は指先の手のひら 側と係合して装置ｌＯを指に固定するようになっている。指先の手のひら側は、 手の甲側にある爪と対立するものとして、手のひら側に位置する。管抄部材１１ は、好ましくは斜めに切断され、指２に対するホルダ手段１１の取り付は状態を さらに改善する。また、凹面１８の上方にはバンド領域３８が設けられ、歯清掃 手段１２と指先３との間に伝わる力を分配する。

管状部材１１は濡れたときでもその強度を保てる任意の無毒性材料、たとえば、 プラスチック、ファプリツタ、耐水紙で作るのが良い、好ましくは、管状部材１ １は可撓性で弾力性があり、シリコーンゴム、天然ゴム、合成ゴム、ビニル樹脂 、ポリエチレン等からなるグループから選定した材料の薄いバンドからなる。特 に、シリコーンゴムのようなエラストマー材料が好ましい、管状部材１１は厚さ が約１１から約２ＩＩＩｌであるのが好ましい。

歯清掃手段１２は管状部材１１の手のひら側に装着される。好ましくは、管状部 材１１よりも厚くて可撓性の低いバンド２０を設け、歯清掃手段１２を取り付け 、歯清掃手段１２を通して伝達される力を分配する。バンド２０は管状部材１１ と一体でもよく、又管状部材に取り付けたものであってもよい、好ましくは、パ ッド２０は厚さが約２ｍｍから約３１１Ｉ１１である。パッド２０は任意の無毒 性軟質材料で作るのが良く、好ましくは管状部材１１と同じ材料で作るのが良い 。パッド領域３８はバンド２０の一部であってもよい。

本発明の改良した歯清掃手段１２は歯清掃面２２を構成しており、この歯清掃面 ２２は高くなった縁２４に沿って接合した複数の凹面またはセクタ２３を有する 。これらの凹面２３は歯の凸面に相補する形状にされ、高くなった縁２４は歯の 縁に沿って清掃するのを容易にする。ブラッシング中、円運動を行ない、セクタ ２３が歯を覆うように位置する。セクタ２３の凹面形状により、指をほぼ水平方 向に（すなわち、歯の軸線に対して直角の方向に）保持しながら歯の背面を効果 的に清掃できる。複数のセクタを設けることによって、２つ以上のセクタがそれ ぞれの歯を覆って位置し、複数の歯のブラッシングを同時に行なうことができる 。さらに、１つの歯の上に１つのセクタを正しく整列させることがより容易に行 なえる。

好ましくは、歯清掃手段１２はブラシを包含する。ブラシ１２は、好ましくは、 ４つの凹面２３を構成し、これらの凹面は４つの高くなった縁２４に沿って接合 し、中心で高くなった尖端２５に集合する。ブラシ１２のブラシ毛は任意の知ら れた歯ブラシ材料、たとえば、ナイロンで作ることができる。

本発明の別の観点において、歯清掃手段１２は歯清掃面を構成する軟かいブラシ 毛頭域２６と、軟かいブラシ毛頭域２６内に配置した硬いブラシ毛の部分からな るピンク手段２７とを含み、硬いブラシ毛の末端はホルダ手段１１から遠ざかる 方向にテーパ付けられて、歯清掃面より下に位置する尖端３７を形成する。好適 には、歯清掃面は高くなった縁２４に沿って接合した複数の凹面２３からなり、 硬いブラシ毛部分２７は高くなった縁２４の１つの下に配置され、硬いブラシ毛 部分は、更に好ましくは、指先３付近のブラシ領域２６の緑に隣接して位置する 。軟かいブラシ毛２６の歯清掃面内でそのすぐ下に尖端３７を設けることにより 、歯間を清掃するピック手段と歯の表面を清掃するブラシ手段の両方を、いずれ かが他方の作用を防げることなく、単一の装置１０に設けることができる。した がって、パッド２０に軽く圧力を加えたときには、軟かいブラシ毛２６が歯の表 面と効果的に係合して効果的な表面清掃を行なう一方、わずかにより大きな力を 加えることにより軟かいブラシ毛２６を両側に押し広げ、硬いブラシ毛２７を歯 の間でピンクして使用することができる。尖端３７は、好ましくは面２４の下方 約４ｍｍから約５ｍｍのところに配置される。

本発明の別の観点によれば、装置１０は、第１＠３１がこの装置に取り付けられ た一本のデンタルフロス３０を有する。フロス３０は、フロス３０の第２端が取 付けられたスプール手段３２のまわりに巻き付けられ、リング手段３３に取り付 けてあり、このリング手段３３は、デンタルフロス３０を保管するときには装置 １０に装着され、フロス３０を引き出すために装置１０から取り外しでき、リン グ手段３３と装置１０との間でフロスを第２図に示すような歯フロシング位置に 緊張状態に延ばす、好ましくは、リング手段３３は、リング手段を装置から外す 間に掴み易くするためのタブ３５を有する。リング手段３３は、好ましくはスプ ール手段３２の上に装着され、引き裂き可能なストラツプ３６によって装置１０ 上に一時的に保持される。たとえば、２フイート（ｆｏｏｔ）長のフロスが歯間 清掃のためには最適であり、これをスプール３２のまわりに巻き付けても装置ｌ Ｏの嵩を不必要に太きくすることはない。

本発明の詳細な説明してきたが、発明の精神から逸脱することなく種々の変更を なし得ることは当業者には明らかであろう、したがって、発明の範囲を図示し、 説明してきたこの特定の実施例に限定するものではない、むしろ、発明の範囲は 添付の請求の範囲およびその均等物によって決定すべきと考える。

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．一本の指に係合するホルダ手段と前記ホルダ手段に装着した歯清掃手段とを 有する形式の指装着式歯清掃用装置において、前記ホルダ手段が管状であり、指 を囲むことができ、前記歯清掃手段が、この清掃面が高くなった内縁に沿って接 合され且つ高くなった外縁によって境界付けられた複数の凹面から構成される清 掃面を有し、前記凹面の各々が、相補する形状の歯の凸面を清掃するようになっ ており、前記高くなった外縁のうちの少なくとも対になった外縁が、歯の縁を清 掃するようになった前記清掃面の周縁に沿って間隔をへだてて位置する高くなっ た尖端のところで交わる、 ことを特徴とする指装着式歯清掃用装置。
2. ２．前記歯清掃手段がブラシを有することを特徴とする請求の範囲第１項記載の 装置。
3. ３．前記清掃面が、高くなった尖端に中央で合流し且つ４つの高くなった内縁に 沿って接合した４つの凹面を有し、４つの高くなった外縁によって境界づけられ ることを特徴とする請求の範囲第２項記載の装置。
4. ４．指装着式歯清掃用装置であって、 指に係合するホルダ手段と、 前記ホルダ手段から延びるほぼ均一なブラシ毛密度の軟かいブラシ毛の単一の領 域を含む、ブラシ手段と、前記軟かいブラシ毛領域内に全体的に配置した硬いブ ラシ毛の単一の群を含むピック手段とを有し、前記軟かいブラシ毛の末端が第１ の力を加えることによって歯の表面をブラフシングするための歯清掃面を構成し 、前記硬いブラシ毛の末端は尖端を形成するようにテーパが付けられており、前 記硬いブラシ毛のテーパがホルダから遠ざかる方向に延びており、前記尖端が前 記歯清掃面より下に位置していて前記第１の力よりも大きい第２の圧力を加えた ときに歯の間を清掃するためのピックを形成する、ことを特徴とする装置。
5. ５．前記歯清掃面が、高くなった縁によって接合した複数の凹面を有し、前記ピ ック手段が前記高くなった縁の１つより下方に配置される、ことを特徴とする請 求の範囲第４項記載の装置。
6. ６．前記ピック手段が前記軟かいブラシ毛領域の縁に隣接して配置した単一のブ ラシ毛群を有する、ことを特徴とする請求の範囲第５項記載の装置。
7. ７．ノンスリップ指装着式歯清掃用装置であって、指を挿入する第１開口端を構 成する第１縁と指の爪が貫通する第２開口端を構成する第２縁とを有する管状ホ ルダと、前記管状ホルダの手のひら側に装着した歯清掃手段とを有し、前記第２ 縁が円弧部分を有する管状ホルダを包含し、前記第１、第２の縁の間に位置する ホルダの内面が、指先の手のひら側に係合してホルダを指上に保持するようにな っている長手方向、横方向に延在する凹面を構成する、ことを特赦とする指装着 式歯清掃用装置。
8. ８．前記管状ホルダが前記凹面より上にパッド領域を有する、ことを特徴とする 請求の範囲第７項記載の装置。
9. ９．前記管状ホルダとパッド領域とが一体であり、弾性材料で作られる、ことを 特徴とする請求の範囲第８項記載の装置。
10. １０．前記弾性材料がシリコーンゴムであることを特徴とする請求の範囲第９項 記載の装置。
11. １１．前記第１、第２の縁の少なくとも一つが斜めに切断してある、ことを特徴 とする請求の範囲第７項記載の装置。
12. １２．指に係合するホルダ手段とこのホルダ手段に装着した歯清掃手段とを有す る形式の指装着式歯清掃用装置において、第１端が前記装置に取り付けられた１ 本のデンタルフロスと、前記装置に取り付けられ、前記装置のまわりに前記デン タルフロスを巻き付けて保管するようにしたスプール手段と、前記フロスの第２ 端に取り付けられたリング手段とを有し、前記リング手段は前記デンタルフロス を保管するときに前記装置上に装着され、前記フロスを解いて前記リング手段と 前記装置との間で歯フロシング位置に前記デンタルフロスを緊張状態に延ばすた めに前記装置から取り外すことができる、ことを特徴とする指装着式歯清掃用装 置。
13. １３．前記リング手段が、前記装置に装着されたときに前記スプール手段上に位 乏し、前記スプール手段が前記スプール手段から前記リング手段を外すためのタ ブを有する、ことを特徴とする請求の範囲第１２項記載の装置。