JP3087507B2 - 電子部品実装装置 - Google Patents
電子部品実装装置Info
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Description
ーブルを、振動少なくかつ高速度に移動させ得るように
した電子部品実装装置に関するものである。
の基板に対して、移載ヘッドのノズルをXY方向に移動
させ、電子部品をパーツフィーダから基板に実装する電
子部品実装装置が多用されている。このもののうち、移
載ヘッドを保持するテーブルを小さく軽く形成し、この
小さなテーブルを、より大きなテーブルにより移動させ
るものであって、この大きなテーブルの両端部を2つの
独立したモータで、移動させるようにした電子部品実装
装置が知られている。
ける移載ヘッド7の移動装置を示す平面図である。図4
中、M1,M2はXテーブル3を移動させるための一対
のモータ、1,2はこれらのモータM1,M2のそれぞ
れにより駆動される一対の送りねじであり、Y方向を向
いている。またXテーブル3の両端部には、送りナット
4,5が設けられ、これら送りナット4,5はそれぞれ
上記送りねじ1,2に螺合している。したがって、2つ
のモータM1,M2を協調して駆動すると、1個のモー
タのみにより駆動する場合よりも一層高速度でXテーブ
ル3を矢印N1方向へ移動させることができ、これによ
りXテーブル3に係合するYテーブル6及びこのYテー
ブル6に保持された移載ヘッド7を高速度で移動させ
て、迅速な実装動作を実現することができる。
うな構成によるとき、次に述べるような問題点がある。
即ち、Xテーブル3を上述の矢印N1方向へ移動させな
がら、Yテーブル6が図4実線位置から鎖線位置へ向
け、矢印N2方向に移動させたものとすると、X方向に
おける重心位置が位置G1から位置G2のように移動す
る。その結果モータM1における負荷と、モータM2に
おける負荷が変化する。例えば、図4実線位置では、モ
ータM1の負荷がモータM2の負荷より大となり、図4
鎖線位置ではその逆となる。このように、従来の電子部
品実装装置においては、移載ヘッド7を保持するテーブ
ル6が移動したことによる、モータM1,M2の負荷変
動に対して何ら配慮がされておらず、送りナット4と送
りナット5とに移動速度差を生じ、その結果振動を発生
して円滑なテーブル移動が困難になるという問題点があ
った。加えて、負荷が軽い側の送りナットが速く移動し
ようとし、そうでない側の送りナットが遅く移動しよう
とするので、送りねじに異常な摩耗を生じやすいという
問題点もある。
しかも高速度で移載ヘッドを移動できる電子部品実装装
置を提供することを目的とする。
置は、装置制御部の目標位置情報を入力し、それぞれの
モータを駆動する一対のサーボドライバへ速度指令を送
出する一対の速度指令部と、一対のエンコーダの位置情
報を入力し、この位置情報から求めた一対の送りナット
の加速度を比較し、一対の速度指令部に、一対の送りナ
ットが等速で移動するように補正信号を出力する協調動
作制御部を有している。
ナットのそれぞれの加速度を比較し、加速度が大きい側
の速度指令部へ、補正信号を送出する。その結果、移動
速度が大きい側のモータの速度が、移動速度が小さい側
のモータの速度に合わせて、遅くなるように制御され
る。このため、上記負荷変動に伴なう振動等の不具合を
抑制して円滑なテーブル移動が実現できる。なおこのよ
うにしても、上記第2のテーブルは遅い側の送りナット
と共に移動するものであるので、何らテーブル移動速度
が減殺されることはない。
明する。
装装置の斜視図、図2は同ブロック図、図3は補正信号
の説明図である。図1において、従来手段に係る図4と
同様の構成要素については同一符号を付すことにより構
成の説明を省略する。さて、基台Fの中央部にはX方向
を向く位置決め部としての搬送コンベア8が設けられ、
この搬送コンベア8の所定位置に基板9が支持されてい
る。10は搬送コンベア8の前部に並設される電子部品
Pのパーツフィーダであり、パーツフィーダ10の両協
には、足部11,12により一対の台部13,14がY
方向を向けて立設されている。この一対の台部13,1
4のそれぞれには、第2のテーブルとしてのXテーブル
3の両端部下方に設けられたスライダ17,18が摺動
自在に係合する一対のガイドレール15,16が水平面
内において平行に設けられている。また、19,21及
び20,22は、それぞれ送りねじ1,4をY方向に軸
支する軸受、E1,E2はそれぞれサーボモータM1,
M2の回転量を検出し、送りナット4,5即ちXテーブ
ル3の両端部の位置情報を検出する位置検出器としての
エンコーダである。従ってサーボモータM1,M2を駆
動すると、Xテーブル3はY方向へ移動する。23は第
1のテーブルとしてのYテーブル6に連結された移動体
であり、この移動体23の送りナットは、Xテーブル3
に内蔵されたX方向の送りねじ24に螺合すると共に、
この移動体23はX方向のガイド杆25に摺動自在に係
合する。26はこの送りねじ24を駆動するためのモー
タであり、Nは移載ヘッド7に保持され、電子部品Pを
吸着するノズルである。
御部であり、サーボモータM1,M2のそれぞれの側の
速度指令部31,32にY方向の目標位置情報を出力す
る。33,34は、速度指令部31,32の補正速度指
令を入力し、サーボモータM1,M2に駆動電流を供給
するサーボドライバである。また協調動作制御部Aは、
エンコーダE1,E2の位置情報を入力して、これを2
回微分して加速度を検出する加速度検出部35,36
と、これらの加速度検出部35,36の出力a1,a2
を入力し、それらの差分Δaを出力する比較器37と、
この差分Δa(=a1 −a2 )を入力して、それに応じ
て、速度指令部31又は速度指令部32に補正信号
k1 ,k2 を出力する速度補正指令部38とからなる。
図2は、補正信号k1 ,k2 の内容を示すものであり、
Δaが正なるとき(a1 >a2 )、サーボモータM2側
にXテーブル6が位置し、サーボモータM2の負荷がよ
り大となっている。即ち、サーボモータM1に駆動され
る送りナット4の方が動きやすい状態にある。したがっ
て、速度補正指令部38は、サーボモータM1側の速度
指令部31に補正信号k1 を送出し、上記差分Δaに対
応する量f(Δa)だけ減じた補正速度指令が、速度指
令部32からサーボドライバ33へ出力され、それだけ
サーボモータM1はゆっくり回転する。これにより、遅
いサーボモータM2に速いサーボモータM1が協調して
動作することになる。逆に、Δaが負なるとき(a2 >
a1 )は、上述と逆の処理になる。なお、Δaが零なる
とき(a1 =a2 )は、速度補正指令部38が何ら補正
信号を送出しないことは言うまでもない。
部の目標位置情報を入力し、それぞれのモータを駆動す
る一対のサーボドライバへ速度指令を送出する一対の速
度指令部と、一対のエンコーダの位置情報を入力し、こ
の位置情報から求めた一対の送りナットの加速度を比較
し、一対の速度指令部に、一対の送りナットが等速で移
動するように補正信号を出力する協調動作制御部を有し
ているので、第1のテーブルが移動するに共ない、第2
のテーブルを移動させる一対のモータに負荷変動を生じ
ても、振動等の不具合を生ずることなく、円滑に移載ヘ
ッドを移動させることができる。
視図
ロック図
正信号の説明図
Claims (1)
- 【請求項1】パーツフィーダから電子部品をピックアッ
プして、位置決めされた基板に実装するノズルと、この
ノズルを保持する移載ヘッドと、この移載ヘッドを第1
の方向へ移動可能に保持する第1のテーブルと、この第
1のテーブルを前記第1の方向に直交する第2の方向へ
移動可能に保持する第2のテーブルと、この第2のテー
ブルの両端部に設けられる一対の送りナットと、これら
一対の送りナットにそれぞれ螺合する一対の送りねじ
と、これら一対の送りねじを独立に駆動する一対のモー
タと、前記一対の送りナットのそれぞれの位置情報を検
出する一対の位置検出器とを備えた電子部品実装装置で
あって、 装置制御部の目標位置情報を入力し、前記それぞれのモ
ータを駆動する一対のサーボドライバへ速度指令を送出
する一対の速度指令部と、前記一対のエンコーダの位置
情報を入力し、この位置情報から求めた前記一対の送り
ナットの加速度を比較し、前記一対の速度指令部に、前
記一対の送りナットが等速で移動するように補正信号を
出力する協調動作制御部を有することを特徴とする電子
部品実装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05083070A JP3087507B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 電子部品実装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05083070A JP3087507B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 電子部品実装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06296097A JPH06296097A (ja) | 1994-10-21 |
JP3087507B2 true JP3087507B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=13791926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05083070A Expired - Fee Related JP3087507B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 電子部品実装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3087507B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3954210B2 (ja) * | 1998-08-20 | 2007-08-08 | ヤマハ発動機株式会社 | 直線方向駆動機構の制御装置 |
JP5241412B2 (ja) * | 2008-09-29 | 2013-07-17 | Juki株式会社 | 表面実装装置 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP05083070A patent/JP3087507B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06296097A (ja) | 1994-10-21 |
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