JP3086960B2 - 歯科用ユニット - Google Patents
歯科用ユニットInfo
- Publication number
- JP3086960B2 JP3086960B2 JP02320170A JP32017090A JP3086960B2 JP 3086960 B2 JP3086960 B2 JP 3086960B2 JP 02320170 A JP02320170 A JP 02320170A JP 32017090 A JP32017090 A JP 32017090A JP 3086960 B2 JP3086960 B2 JP 3086960B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- patient
- light
- tray table
- sensor
- chair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、歯科用ユニット、特にライトあるいはトレ
イテーブルを有する歯科用ユニットに関するものであ
る。
イテーブルを有する歯科用ユニットに関するものであ
る。
［従来の技術及び発明が解決しようとする課題］ ライトを備える歯科用ユニットを用いて治療を行う時
には患者の頭部の近くにライトがあるので、うがい等の
ために患者を起き上がらせる場合には患者の頭部がぶつ
からないように予めライトを患者の頭部の近くから離し
ておく必要がある。
には患者の頭部の近くにライトがあるので、うがい等の
ために患者を起き上がらせる場合には患者の頭部がぶつ
からないように予めライトを患者の頭部の近くから離し
ておく必要がある。
また、トレイテーブルがトレイアームに取り付けられ
ている歯科用ユニットにおいて、トレイテーブルを患者
の上体付近に配置した状態で治療を行い、うがい等のた
めにバックレストを起き上がらせる場合には患者の上体
がぶつからないように予めトレイテーブルを患者の上体
付近から退避させておく必要がある。
ている歯科用ユニットにおいて、トレイテーブルを患者
の上体付近に配置した状態で治療を行い、うがい等のた
めにバックレストを起き上がらせる場合には患者の上体
がぶつからないように予めトレイテーブルを患者の上体
付近から退避させておく必要がある。
この問題を解決する歯科用ユニットとして特開平１−
175849号公報に、ライトあるいはトレイテーブルをバッ
クレストの起き上がりと連動させて退避させる歯科用ユ
ニットが記載されている。
175849号公報に、ライトあるいはトレイテーブルをバッ
クレストの起き上がりと連動させて退避させる歯科用ユ
ニットが記載されている。
治療時におけるライト及びトレイテーブルの配置位置
は、術者、患者あるいは治療の態様によって異なるた
め、ライトあるいはトレイテーブルの退避量も各々の場
合で異なる。そのため、このような歯科用ユニットにお
いては、ライトあるいはトレイテーブルの配置位置を各
々の継ぎ手毎に設けたポテンショメータ等の位置検出手
段により予め検出しておかなければ、適切な退避量を得
ることができない。
は、術者、患者あるいは治療の態様によって異なるた
め、ライトあるいはトレイテーブルの退避量も各々の場
合で異なる。そのため、このような歯科用ユニットにお
いては、ライトあるいはトレイテーブルの配置位置を各
々の継ぎ手毎に設けたポテンショメータ等の位置検出手
段により予め検出しておかなければ、適切な退避量を得
ることができない。
しかし、ポテンショメータは高価であるばかりでな
く、各々のポテンショメータからのデータに基いて、ラ
イトあるいはトレイテーブルの位置を総合的に検出し退
避量を決定する制御装置もまた高価である。
く、各々のポテンショメータからのデータに基いて、ラ
イトあるいはトレイテーブルの位置を総合的に検出し退
避量を決定する制御装置もまた高価である。
本願各発明は、これらの問題を解決した歯科用ユニッ
トすなわち高価なポテンショメータ及び制御装置を使用
することなくライトあるいはトレイテーブルの適切な退
避量を得ることを課題とするものである。
トすなわち高価なポテンショメータ及び制御装置を使用
することなくライトあるいはトレイテーブルの適切な退
避量を得ることを課題とするものである。
［課題を解決するための手段］ 前記目的を達成するため、本願各発明においてはライ
トあるいはトレイテーブルに設けた近接センサが、チェ
アの動作中にのみ患者の頭部あるいは上体の接近を検出
して適切な退避量を得るようにしており、すなわち「チ
ェア及びライトを有し、該ライトにはチェアの動作中に
のみ患者の頭部の接近を検出するセンサが設けられ、該
センサからの信号により、患者の頭部にぶつからないよ
うにライトが退避することを特徴とする歯科用ユニッ
ト」であることを構成とする第１の発明及び「チェア及
びトレイアームに取り付けられたトレイテーブルを有
し、該トレイテーブルにはチェアの動作中にのみ患者の
上体の接近を検出するセンサが設けられ、該センサから
の信号により、患者の上体にぶつからないようにトレイ
テーブルが退避することを特徴とする歯科用ユニット」
であることを構成とする第２発明、さらにチェアとライ
ト及びトレイアームに取り付けられたトレイテーブルを
有し、前記ライトにはチェアの動作中にのみ患者の頭部
の接近を検出するセンサが設けられ、また前記トレイテ
ーブルにはチェアの動作中のみ患者の上体の接近を検出
するセンサが設けられ、前記ライトのセンサからの信号
により患者の頭部にぶっつからないようにライトが退避
し、さらに前記トレーテーブルのセンサからの信号によ
り患者の上体にぶっつからないようにトレイテーブルが
通過することを特徴とする歯科用ユニットであることを
構成とする第３の発明を提供する。
トあるいはトレイテーブルに設けた近接センサが、チェ
アの動作中にのみ患者の頭部あるいは上体の接近を検出
して適切な退避量を得るようにしており、すなわち「チ
ェア及びライトを有し、該ライトにはチェアの動作中に
のみ患者の頭部の接近を検出するセンサが設けられ、該
センサからの信号により、患者の頭部にぶつからないよ
うにライトが退避することを特徴とする歯科用ユニッ
ト」であることを構成とする第１の発明及び「チェア及
びトレイアームに取り付けられたトレイテーブルを有
し、該トレイテーブルにはチェアの動作中にのみ患者の
上体の接近を検出するセンサが設けられ、該センサから
の信号により、患者の上体にぶつからないようにトレイ
テーブルが退避することを特徴とする歯科用ユニット」
であることを構成とする第２発明、さらにチェアとライ
ト及びトレイアームに取り付けられたトレイテーブルを
有し、前記ライトにはチェアの動作中にのみ患者の頭部
の接近を検出するセンサが設けられ、また前記トレイテ
ーブルにはチェアの動作中のみ患者の上体の接近を検出
するセンサが設けられ、前記ライトのセンサからの信号
により患者の頭部にぶっつからないようにライトが退避
し、さらに前記トレーテーブルのセンサからの信号によ
り患者の上体にぶっつからないようにトレイテーブルが
通過することを特徴とする歯科用ユニットであることを
構成とする第３の発明を提供する。
［動 作］ 本願各発明は前記のような構成を採っているから、第
１の発明においては、ライトに取り付けられたセンサ
が、チェアの動作中にのみ、ライトへの患者の頭部の接
近を検出して、患者の頭部がぶつからない位置までライ
トが待避し、第２の発明においては、トレイテーブルに
取り付けられた患者の上体を検出するセンサが、チェア
の動作中にのみ、トレイテーブルへの患者の上体の接近
を検出して、患者の上体がぶつからない位置までトレイ
テーブルが退避し、第３の発明においては、ライトに取
り付けられたセンサが、チェアの動作中のみ、ライトへ
の患者の頭部の接近を検出して、患者の頭部がぶつから
ない位置までライトが退避し、またトレイテーブルに取
り付けられた患者の上体を検出するセンサが、チェアの
動作中にのみ、トレイテーブルへの患者の上体を検出し
て、患者の上体がぶつからない位置までトレイテーブル
が退避する。
１の発明においては、ライトに取り付けられたセンサ
が、チェアの動作中にのみ、ライトへの患者の頭部の接
近を検出して、患者の頭部がぶつからない位置までライ
トが待避し、第２の発明においては、トレイテーブルに
取り付けられた患者の上体を検出するセンサが、チェア
の動作中にのみ、トレイテーブルへの患者の上体の接近
を検出して、患者の上体がぶつからない位置までトレイ
テーブルが退避し、第３の発明においては、ライトに取
り付けられたセンサが、チェアの動作中のみ、ライトへ
の患者の頭部の接近を検出して、患者の頭部がぶつから
ない位置までライトが退避し、またトレイテーブルに取
り付けられた患者の上体を検出するセンサが、チェアの
動作中にのみ、トレイテーブルへの患者の上体を検出し
て、患者の上体がぶつからない位置までトレイテーブル
が退避する。
［実 施 例］ 図を用いて本願各発明の実施例を説明する。
第１図（ａ）及び（ｂ）に示すのは、本願発明をフロ
アマウントタイプの歯科用ユニットに適用した実施例の
各々平面図及び側面図である。
アマウントタイプの歯科用ユニットに適用した実施例の
各々平面図及び側面図である。
このフロアマウントタイプの歯科用ユニットは、シー
ト１、バックレスト２、ヘッドレスト３、フットレスト
４等よりなるチェア５と、フィルムビュア６、シリンジ
ホルダ７等よりなるトレイテーブル８と、トレイテーブ
ル８を支持するトレイアーム９と、歯科用ユニットベー
ス11に取り付けられトレイアーム９を支持するトレイ支
持部10と、スピットン12と、ライト13が取り付けられて
いるライトポール14等で構成されている。
ト１、バックレスト２、ヘッドレスト３、フットレスト
４等よりなるチェア５と、フィルムビュア６、シリンジ
ホルダ７等よりなるトレイテーブル８と、トレイテーブ
ル８を支持するトレイアーム９と、歯科用ユニットベー
ス11に取り付けられトレイアーム９を支持するトレイ支
持部10と、スピットン12と、ライト13が取り付けられて
いるライトポール14等で構成されている。
ライトポール14は、治療の際に最適な照明を得るため
ライト13の高さをモータで駆動されるアクチュエータ
（図示せず）により調節するライト支持部15及び手動に
より調節されるライトアーム16によって支持されてい
る。また、チェアの動作中にのみライト13への人体の接
近を検出する例えば超音波型の近接センサ17がライト13
の適当な場所例えば前端部に設けられており、前記モー
タは近接センサ17の信号によっても駆動されるようにな
っている。
ライト13の高さをモータで駆動されるアクチュエータ
（図示せず）により調節するライト支持部15及び手動に
より調節されるライトアーム16によって支持されてい
る。また、チェアの動作中にのみライト13への人体の接
近を検出する例えば超音波型の近接センサ17がライト13
の適当な場所例えば前端部に設けられており、前記モー
タは近接センサ17の信号によっても駆動されるようにな
っている。
トレイアーム９は、治療の際に最適な位置にトレイテ
ーブル８を配置するため、調節自在な第１アーム91及び
第２アーム92からなっており、トレイテーブル８を退避
させるためのモータで駆動されるアクチュエータ（図示
せず）がトレイ支持部10に設けられている。また、チェ
ア５の動作中にのみトレイテーブル８への患者の上体の
接近を検出する超音波距離センサが、トレイテーブル８
と適当な場所、例えば下面の患者側端に設けられてい
る。
ーブル８を配置するため、調節自在な第１アーム91及び
第２アーム92からなっており、トレイテーブル８を退避
させるためのモータで駆動されるアクチュエータ（図示
せず）がトレイ支持部10に設けられている。また、チェ
ア５の動作中にのみトレイテーブル８への患者の上体の
接近を検出する超音波距離センサが、トレイテーブル８
と適当な場所、例えば下面の患者側端に設けられてい
る。
なお、これらのセンサ、モータを制御する制御装置及
び駆動装置は従来公知のものを利用することができる。
び駆動装置は従来公知のものを利用することができる。
この図においては治療を行うために、チェア５のバッ
クレスト２、ヘッドレスト３及びフットレスト４は、各
々治療する姿勢すなわち水平状態にされ、ライト13は患
者の頭部の近くに配置され、トレイテーブル８は患者の
上体の近くに配置されされている。
クレスト２、ヘッドレスト３及びフットレスト４は、各
々治療する姿勢すなわち水平状態にされ、ライト13は患
者の頭部の近くに配置され、トレイテーブル８は患者の
上体の近くに配置されされている。
このような状態において、うがい等のために患者を起
き上がらせると、チェア５のバックレスト２及びヘッド
レスト３が図示矢印のように動くため、このままの状態
では、患者の頭部がライト13に、患者の上体がトレイテ
ーブル８にぶつかってしまう。
き上がらせると、チェア５のバックレスト２及びヘッド
レスト３が図示矢印のように動くため、このままの状態
では、患者の頭部がライト13に、患者の上体がトレイテ
ーブル８にぶつかってしまう。
この実施例においては、チェア５の動作中にのみライ
ト13への患者の頭部の接近を検出する超音波距離センサ
17がライト13の下端部に設けられているから、うがい等
のためにチェア５を操作する場合には超音波距離センサ
17が動作してライト13への患者の頭部の接近を検出し、
ライト支持部に設けられた高さ調節用のモータによりラ
イト13が患者の頭部にぶつからない位置まで退避し、チ
ェアを操作しない治療中においてはライトが無用の退避
を行わない。
ト13への患者の頭部の接近を検出する超音波距離センサ
17がライト13の下端部に設けられているから、うがい等
のためにチェア５を操作する場合には超音波距離センサ
17が動作してライト13への患者の頭部の接近を検出し、
ライト支持部に設けられた高さ調節用のモータによりラ
イト13が患者の頭部にぶつからない位置まで退避し、チ
ェアを操作しない治療中においてはライトが無用の退避
を行わない。
なお、ライト13の退避機構が故障してライト13が退避
を行わない場合には、ライト13が患者の頭部にぶつかっ
てしまう。そのような事態に対処するには、患者の頭部
がライト13から一定距離以内に接近した場合に、チェア
５のバックレスト２及びヘッドレスト３の動作を停止さ
せる安全機構を設ければよい。
を行わない場合には、ライト13が患者の頭部にぶつかっ
てしまう。そのような事態に対処するには、患者の頭部
がライト13から一定距離以内に接近した場合に、チェア
５のバックレスト２及びヘッドレスト３の動作を停止さ
せる安全機構を設ければよい。
次に、本願発明の他の実施例について第２図に基づい
て説明するが、この実施例における歯科用ユニットの全
体的な構成は、第１図の実施例と変わらないから、この
実施例の説明においては、第１図の前記実施例の説明を
援用し、共通する部分の説明は省略する。この実施例の
構成において、第１図の実施例と異なっている点は、第
１図の実施例においては、ライト13が患者の頭部から退
避するのに対し、第２の発明においてはトレイテーブル
８が患者の上体から退避する点である。
て説明するが、この実施例における歯科用ユニットの全
体的な構成は、第１図の実施例と変わらないから、この
実施例の説明においては、第１図の前記実施例の説明を
援用し、共通する部分の説明は省略する。この実施例の
構成において、第１図の実施例と異なっている点は、第
１図の実施例においては、ライト13が患者の頭部から退
避するのに対し、第２の発明においてはトレイテーブル
８が患者の上体から退避する点である。
すなわち、第１図に示すような状態において、うがい
等のためにそのままバックレスト２及びヘッドレスト３
を図示矢印のように持ち上げると、チェア５のバックレ
スト２及びヘッドレスト３が図示矢印のように動くた
め、患者の上体がトレイテーブル８にぶつかってしま
う。
等のためにそのままバックレスト２及びヘッドレスト３
を図示矢印のように持ち上げると、チェア５のバックレ
スト２及びヘッドレスト３が図示矢印のように動くた
め、患者の上体がトレイテーブル８にぶつかってしま
う。
前記したように、第１図に示す本発明の実施例におい
ては、トレイテーブル８への患者の上体の接近を検出す
る超音波距離センサ18がトレイテーブル８の下面の患者
側端に設けられているから、超音波距離センサ18が患者
の上体がトレイテーブルへ接近したことを検出すると、
トレイ支持部に設けられたトレイテーブル８を退避させ
るためのモータで駆動されるアクチュエータによりトレ
イテーブル８が患者の上体がぶつからない位置まで退避
する。
ては、トレイテーブル８への患者の上体の接近を検出す
る超音波距離センサ18がトレイテーブル８の下面の患者
側端に設けられているから、超音波距離センサ18が患者
の上体がトレイテーブルへ接近したことを検出すると、
トレイ支持部に設けられたトレイテーブル８を退避させ
るためのモータで駆動されるアクチュエータによりトレ
イテーブル８が患者の上体がぶつからない位置まで退避
する。
なお、トレイテーブル８の退避機構が故障してトレイ
テーブル８が退避を行わない場合には、トレイテーブル
８が患者の上体にぶつかってしまう。そのような事態に
対処するには、患者の上体がトレイテーブル８から一定
距離以内に接近した場合に、チェア５のバックレスト２
及びヘッドレスト３の動作を停止させる安全機構を設け
ればよい。
テーブル８が退避を行わない場合には、トレイテーブル
８が患者の上体にぶつかってしまう。そのような事態に
対処するには、患者の上体がトレイテーブル８から一定
距離以内に接近した場合に、チェア５のバックレスト２
及びヘッドレスト３の動作を停止させる安全機構を設け
ればよい。
第２図（ａ）及び（ｂ）に、本願各発明をオーバーア
ームタイプの歯科用ユニットに適用した他の実施例を示
す。
ームタイプの歯科用ユニットに適用した他の実施例を示
す。
このオーバーアームタイプの歯科用ユニットは、第１
図に示したフロアマウントタイプの歯科用ユニットに対
してトレイアーム９がトレイテーブル８をチェア５の上
を越える第１アーム91及び第２アーム92によって支持さ
れている点のみであり、その他の点は第１図に示すフロ
アマウントタイプのものと同様である。
図に示したフロアマウントタイプの歯科用ユニットに対
してトレイアーム９がトレイテーブル８をチェア５の上
を越える第１アーム91及び第２アーム92によって支持さ
れている点のみであり、その他の点は第１図に示すフロ
アマウントタイプのものと同様である。
以上の実施例の説明は、近接センサとして超音波距離
センサを用いたものについて行ったが、近接センサとし
てはこの他に、光距離センサ、電波距離センサ、超音波
ドップラセンサ、光ドップラセンサあるいは電波ドップ
ラセンサ等適宜のセンサを用いることが可能である。
センサを用いたものについて行ったが、近接センサとし
てはこの他に、光距離センサ、電波距離センサ、超音波
ドップラセンサ、光ドップラセンサあるいは電波ドップ
ラセンサ等適宜のセンサを用いることが可能である。
また、その際の取り付け位置は、前記実施例で示した
ライトの場合は前端部以外に前面あるいは後端部等、ト
レイテーブルの場合はトレイテーブル下面の患者側端以
外にトレイテーブル前端あるいはトレイテーブル側端等
適宜な場所に取り付けることが可能である。
ライトの場合は前端部以外に前面あるいは後端部等、ト
レイテーブルの場合はトレイテーブル下面の患者側端以
外にトレイテーブル前端あるいはトレイテーブル側端等
適宜な場所に取り付けることが可能である。
そして、トレイテーブルを退避させる手段にモータを
利用しているが、モータ以外にも、油圧装置・空気圧装
置等の流体装置あるいはバネ等の機械的装置を用いるこ
とが可能である。
利用しているが、モータ以外にも、油圧装置・空気圧装
置等の流体装置あるいはバネ等の機械的装置を用いるこ
とが可能である。
なお、歯科用ユニットの構造によってはトレイアーム
を退避させる必要がある場合があるが、そのような場合
には、これまでに述べたライトあるいはトレイテーブル
の退避機構をトレイアームに適用することができる。
を退避させる必要がある場合があるが、そのような場合
には、これまでに述べたライトあるいはトレイテーブル
の退避機構をトレイアームに適用することができる。
［発明の効果］ 以上述べたことから明らかなように、本願各発明の歯
科用ユニットは、高価なポテンショメータ及び制御装置
を使用することなくライト及びトレイテーブルを退避さ
せることができるから、患者の頭部あるいは上体がライ
トあるいはトレイテーブルにぶつかることがない。
科用ユニットは、高価なポテンショメータ及び制御装置
を使用することなくライト及びトレイテーブルを退避さ
せることができるから、患者の頭部あるいは上体がライ
トあるいはトレイテーブルにぶつかることがない。
第１図（ａ）及び（ｂ）は、本発明をフロアマウントタ
イプの歯科用ユニットに適用した実施例の各々平面図及
び側面図、第２図（ａ）及び（ｂ）は、本発明をオーバ
ーアームタイプの歯科用ユニットに適用した他の実施例
の各々平面図及び側面図である。 図中 １……シート、２……バックレスト、 ３……ヘッドレスト、４……フットレスト、 ５……チェア、６……フィルムビュア、 ７……シリンジホルダ、８……トレイテーブル、 ９……トレイアーム、10……トレイ支持部、 11……歯科用ユニットベース、 12……スピットン、13……ライト、 14……ライトポール、15……ライト支持部、 16……ライトアーム、17,18……センサ
イプの歯科用ユニットに適用した実施例の各々平面図及
び側面図、第２図（ａ）及び（ｂ）は、本発明をオーバ
ーアームタイプの歯科用ユニットに適用した他の実施例
の各々平面図及び側面図である。 図中 １……シート、２……バックレスト、 ３……ヘッドレスト、４……フットレスト、 ５……チェア、６……フィルムビュア、 ７……シリンジホルダ、８……トレイテーブル、 ９……トレイアーム、10……トレイ支持部、 11……歯科用ユニットベース、 12……スピットン、13……ライト、 14……ライトポール、15……ライト支持部、 16……ライトアーム、17,18……センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−24609（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−45864（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−143754（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−156462（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−132701（ＪＰ，Ａ) 実開 昭64−13601（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−20517（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−88615（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61G 15/00 - 15/18 A61G 19/00 - 19/10
Claims (5)
- 【請求項１】チェア及びライトを有し、該ライトにはチ
ェアの動作中にのみ患者の頭部の接近を検出するセンサ
が設けられ、該センサからの信号により、患者の頭部に
ぶっつからないようにライトが退避することを特徴とす
る歯科用ユニット。 - 【請求項２】チェア及びトレイアームに取り付けられた
トレイテーブルを有し、該トレイテーブルにはチェアの
動作中のみ患者の上体の接近を検出するセンサが設けら
れ、該センサからの信号により患者の上体にぶっつから
ないようにトレイテーブルが通過することを特徴とする
歯科用ユニット。 - 【請求項３】チェアとライト及びトレイアームに取り付
けられたトレイテーブルを有し、前記ライトにはチェア
の動作中にのみ患者の頭部の接近を検出するセンサが設
けられ、また前記トレイテーブルにはチェアの動作中の
み患者の上体の接近を検出するセンサが設けられ、前記
ライトのセンサからの信号により患者の頭部にぶっつか
らないようにライトが退避し、さらに前記トレーテーブ
ルのセンサからの信号により患者の上体にぶっつからな
いようにトレイテーブルが通過することを特徴とする歯
科用ユニット。 - 【請求項４】トレイテーブルが取り付けられたトレイア
ームが、フロアマウントタイプであることを特徴とする
請求項２又は３記載の歯科用ユニット。 - 【請求項５】トレイテーブルが取り付けられたトレイア
ームが、オーバーアームタイプであることを特徴とする
請求項２又は３記載の歯科用ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02320170A JP3086960B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 歯科用ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02320170A JP3086960B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 歯科用ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04189357A JPH04189357A (ja) | 1992-07-07 |
| JP3086960B2 true JP3086960B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=18118478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02320170A Expired - Lifetime JP3086960B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 歯科用ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3086960B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3192602B2 (ja) * | 1997-03-17 | 2001-07-30 | タカラベルモント株式会社 | 歯科用診療装置 |
| JP4172689B2 (ja) * | 2002-11-14 | 2008-10-29 | 株式会社吉田製作所 | 画像認識による歯科診療支援システム |
| JP4241133B2 (ja) * | 2003-03-27 | 2009-03-18 | 株式会社モリタ製作所 | 歯科用診療台 |
| KR100925795B1 (ko) * | 2008-03-26 | 2009-11-11 | 문현일 | 치과용 유닛 조명장치 |
| JP4653822B2 (ja) * | 2008-06-02 | 2011-03-16 | 株式会社吉田製作所 | 画像認識による歯科診療支援システム |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP02320170A patent/JP3086960B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04189357A (ja) | 1992-07-07 |
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