JPH04189357A

JPH04189357A - 歯科用ユニット

Info

Publication number: JPH04189357A
Application number: JP2320170A
Authority: JP
Inventors: Tatsuo Watanabe; 達男渡辺; Shiyuusuke Kimura; 木村　集亮; Kunitoshi Noguchi; 野口　国寿
Original assignee: Morita Tokyo Manufacturing Corp
Current assignee: Morita Tokyo Manufacturing Corp
Priority date: 1990-11-22
Filing date: 1990-11-22
Publication date: 1992-07-07
Anticipated expiration: 2015-09-11
Also published as: JP3086960B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は、歯科用ユニット、特にライトあるいはトレイ
テーブルを有する歯科用ユニットに関するものである。

［従来の技術及び発明が解決しようとする課題］ライト
を備える歯科用ユニットを用いて治療を行う時には患者
の頭部の近くにライトがあるので、うがい等のために患
者を起き上がらせる場合には患者の頭部がぶつからない
ように予めライトを患者の頭部の近くから離しておく必
要がある。

また、　トレイテーブルがトレイアームに取り付けられ
ている歯科用ユニットにおいて、トレイテーブルを患者
の上体付近に配置した状態て治療を行い、うがい等のた
めにバックレストを起き上がらせる場合には患者の上体
がぶつからないように予めトレイテーブルを患者の上体
付近から退避させておく必要がある。

この問題を解決する歯科用ユニットとじて特開平１−１
７５８４９号公報ここ、ライトあるいはトレイテーブル
をハックレストの起き上がりと連動させて退避させる歯
科用ユニットが記載されている。

治療時におけるライト及Ｖ　＋−レイテーブルの配置位
置は、術者、患者あるいは治療の態様によって異なるた
め、ライトあるいはトレイテーブルの退避量も各々の場
合で異なる。そのため、このような歯科用ユニットにお
いては、ライトあるいはトレイテーブルの配置位置を各
々の継ぎ手毎に設けたポテンショメータ等の位置検出手
段により予め検出しておかなければ、適切な退避量を得
ることができない。

しかし、ポテンショメータは高価であるばかりでなく、
各々のポテンショメータからのデータに基いて、ライト
あるいはトレイテーブルの位置を総合的に検出し退避量
を決定する制御装置もまた高価である。

本願各発明は、これらの問題を解決した歯科用ユニット
すなわち高価なポテンショメータ及び制御装置を使用す
ることなくライトあるいはトレイテーブルの適切な退避
量を得ることを課題とするものである。

［課題を解決するための手段］前記目的を達成するため、本願各発明においてはライト
あるいはトレイチーフルに設けた近接センサが、チエア
の動作中にのみ患者の頭部あるいは上体の接近を検出し
て適切な退避量を得るようにしており、すなわち［チエ
ア及びライトを有し、該ライトにはチエアの動作中にの
み患者の頭部の接近を検出するセンサが設のられ、該セ
ンサからの信号により、患者の頭部にぶつからないよう
にライトが退避することを特徴とする歯科用ユニットＪ
であることを構成とする第１の発明及び「チエア及びト
レイアームに取り付けられたトレイチーフルを有し、該
トレイテーブルにはチエアの動作中にのみ患者の上体の
接近を検出するセンサが設けられ、該センサからの、信
号により、患者の上体にぶつからないよう也こトレイテ
ーブルが退避することを特徴とする歯科用ユニット」で
あることを構成とする第２の発明を提供する。

［動　作］本願各発明は前記のような構成を採っているから、第１
の発明においては、ライトに取り付けられたセンづが、
チエアの動作中にのみ、ライトへの患者の頭部の接近を
検出して、患者の頭部がぶつからない位置までライトが
待避し、第２の発明においては、トレイテーブルに取り
付けられた想。

者の上体を検出するセンサが、チエアの動作中にのみ、
トレイテーブルへの患者の上体の接近を検出して、患者
の上体がぶつからない位置までトレイテーブルが退避す
る。

［実　　施　　例コ図を用いて本願各発明の詳細な説明する。

第１図（ａ）及び（１））に示すのは、本願第１発明を
フロアマウントタイプの歯科用ユニットに適用した実施
例の各々平面図及び側面図である。

このフロアマウントタイプの歯科用ユニットは、シート
１、バックレスト２、Ｊ＼ツトレスト３、フットレストュア６、シリンジホルダ７等よりなるトレイテーブル８
と、　トレイテーブル８を支持するトレイアーム９と、
歯科用ユニットＩ＼−ス１１に取り付のられトレイアー
ム９を支持するトレイ支持部１０と、スビットン１２と
、ライト１３が取り付けられているライトボール１４等
で構成されている。

ライトボール１４は、治療の際に最適な照明を得るため
ライト１３の高さをモータで駆動されるアクチュエータ
（図示せず）により調節するライト支持部１５及び手動
により調節されるライトアーム１６によって支持されて
いる。また、チエアの動作中にのみライト１３への人体
の接近を検出する例えば超音波型の近接センサ１７がラ
イト１３の適当な場所例えば前端部に設けられており、
前記モータは近接センづ１７の信号によっても駆動され
るようになっている。

トレイアーム９は、治療の際に最適な位置に１・レイテ
ーブル８を配置するため、調節自在な第１アーム９１及
Ｕ第２アーム９２からなっており、トレイテーブル８を
退避させるためのモータで駆動されるアクチュエータ（
図示せず）がトレイ支持部１０に設けられている。また
、チェア５の動作中にのみトレイテーブル８への患者の
上体の接近を検出する超音波距離センサが、　トレイチ
ーフル８の適当な場所、例えは下面の患者側端に設りら
れている。

なお、これらのセンサ、モータを制御する制御装置及び
駆動装置は従来公知のものを利用することができる。

この図においては治療を行うために、チェア５のハック
レス）・２、ヘットレストトされ、ライト１３は患者の頭部の近くに配置され、トレ
イテーブル８は患者の上体の近くに配置されされている
。

このような状態において、うがい等のために患者を起き
上がらせると、チェア５のバックレスト２及びヘットレ
ストめ、このままの状態では、患者の頭部がライト１３に、
患者の上体がトレイテーブル８にぶつかってしまう。

この実施例においては、チェア５の動作中にのみライト
１３への患者の頭部の接近を検出する超音波距離センサ
１７がライト１；３の下端部に設けられているから、う
がい等のためにチェア５を操作する場合には超音波距離
センサ１７が動作してライト１３への患者の頭部の接近
を検出し、ライト支持部に設けられた高さ調節用のモー
タによりライト１３が患者の頭部にぶつからない位置ま
で退避し、チェアを操作しない治療中においてはライト
が無用の退避を行わない。

なお、ライト１３の退避機構が故障してライト１３が退
避を行わない場合には、ライト１３が患者の頭部にぶつ
かってしまう。そのような事態に対処するには、患者の
頭部がライト１３から一定距離以内に接近した場合に、
チェア５のバックレスト２及びヘットレスト３の動作を
停止させる安全機構を設りればよい。

次に、第２の発明の実施例について説明するが、第２の
発明の実施例における歯科用ユニットの全体的な構成は
、第１の発明の実施例と変わらないから、第２の発明の
詳細な説明においては、第１の発明の詳細な説明を援用
し、共通する部分の説明は省略する。

第２の発明の構成において、第１の発明と異っている点
は、第１の発明においてはライト１３か患者の頭部から
退避するのに対し、第２の発明においてはトしイテーブ
ル８が患者の上体から退避する点である。

すなわち、第１図に示すような状態において、うがい等
のためにそのままバックレスト２及びヘットレスト３を
図示矢印のように持ち上げると、チェア５のバックレス
ト２及びヘットレスト３が図示矢印のように動くため、
患者の上体がトレイテーブル８にぶつかつてしまう。

前記したように、第１図に示す本発明の実施例において
は、　トレイテーブル８への患者の」一体の接近を検出
する超音波距離センサ１８がトレイテーブル８の下面の
患者側端に設りられているから、超音波距離センサ１８
が患者の上体がトレイテーブルへ接近したことを検出す
ると、　トレイ支持部に設けられたトレイテーブル８を
退避させるためのモータで駆動されるアクチュエータに
よりトレイテーブル８が患者の上体がぶつからない位置
まで退避する。

なお、トレイテーブル８の退避機構が故障してトレイテ
ーブル８が退避を行わない場合には、　トレイチーフル
８が患者の上体にぶつかってしまう。

そのような事態に対処するには、患者の上体がトレイテ
ーブル８から一定距離以内に接近した場合に、チェア５
のバックレスト２及びヘットレスト３の動作を停止させ
る安全機構を設けれｉ．ｌｌよい。

第２図（ａ）及び（ｂ）に、本願各発明をオーバーアー
ムタイプの歯科用ユニットに適用した他の実施例を示す
。

このオーバーアームタイプの歯科用ユニットは、第１図
に示したフロアマウントタイプの歯科用ユニット乙こ対
してトレイアーム９がトレイテーブル８をチェア５の上
を越える第１アーム９１及び第２アーム９２によって支
持されている点のみてあり、その他の点は第１図に示す
プロアマウントタイプのものと同様である。

以上の実施例の説明は、近接センサとして超音波距離セ
ンサを用いたものについて行ったが、近接センサとして
はこの他に、光距離センザ、電波距離センサ、超音波ド
ツプラセンサ、光ドツプラセンサあるいは電波ドツプラ
センサ等適宜のセンサを用いることが可能である。

また、その際の取り付は位置は、前記実施例て示したラ
イトの場合は前端部以外に前面あるいは後端部等、トレ
イテーブルの場合はトレイテーブル下面の患者側端以外
にトレイテーブル前端あるいはトレイテーブル側瑞等適
宜な場所に取り付けることが可能である。

そして、トレイテーブルを退避させる手段にモータを利
用しているが、モータ以外にも、油圧装置・空寛圧装置
等の流体装置あるいはバネ等の機ｌｌ− 械的装置を用いることが可能である。

なお、歯科用ユニットの構造によってはトレイアームを
退避させる必要がある場合があるが、そのような場合に
は、これまでに述べたライトある′いはトレイテーブル
の退避機構をトレイアームに適用することができる。

［発明の効果］以」二連へたことから明らかなように、本願各発明の歯
科用ユニットは、高価なポテンショメータ及び制御装置
を使用することなくライト及びトレイテーブルを退避さ
せることができるから、患者の頭部あるいは上体がライ
トあるいはトレイテーブルにぶつかることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）及び（ｂ）は、本発明をフロアマウントタ
イプの歯科用ユニットに適用した実施例の各々平面図及
び側面図、第２図（ａ）及び（１））は、本発明をオー
バーアームタイプの歯科用ユニットに適用した他の実施
例の各々平面図及び側面図である。図中１・・・シート、　　　　　　　２・・・バックレスト
、３・・・ヘッドレスト、　　　　４・・・フットレス
ト、５・・・チェア、　　　　　　　６・・・フィルム
ピュア、７・・・シリンジホルダ、　　　８・・・トレ
イテーブル、９・・・トレイアーム、　　　　１０・・
・トレイ支持部、１１・・・歯科用ユニットヘース、１２・・・スビットン、　　　　１３・・・ライト、１
４・・・ライトボール、　　　１５・・ライト支持部、
１Ｇ・・・ライトアーム、　　　１７．１８・・・セン
サ特許出願人　株式会社モリタ東京製作所代理人　弁理
士　村　１）　幸　雄代理人　弁理士　南　條　　眞一部

Claims

【特許請求の範囲】

（１）チエア及びライトを有し、該ライトにはチェアの
動作中にのみ患者の頭部の接近を検出するセンサが設け
られ、該センサからの信号により、患者の頭部にぶつか
らないようにライトが退避することを特徴とする歯科用
ユニット。
（２）チェア及びトレイアームに取り付けられたトレイ
テーブルを有し、該トレイテーブルにはチェアの動作中
にのみ患者の上体の接近を検出するセンサが設けられ、
該センサからの信号により、患者の上体にぶつからない
ようにトレイテーブルが退避することを特徴とする歯科
用ユニット。
（３）トレイテーブルが取り付けられたトレイアームが
、フロアマウントタイプであることを特徴とする請求項
１又は２記載の歯科用ユニット。
（４）トレイテーブルが取り付けられたトレイアームが
、オーバーアームタイプであることを特徴とする請求項
１又は２記載の歯科用ユニット。