JP3086839U - 連続鋳造機のローラのための軸受装置 - Google Patents

連続鋳造機のローラのための軸受装置

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ボーデ イエンス
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/12Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
    • B22D11/128Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ for removing
    • B22D11/1287Rolls; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
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    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 軸線方向変位そしてミスアライメントを許容
しつつ水洩れのない、連続鋳造機のローラのための軸受
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 可動軸受4,5,6のそれぞれが軸受の
内輪と外輪との間で軸線方向変位そしてミスアライメン
トを許容し、内輪が上記連続軸体2に堅持接続されてお
り、外輪はハウジング内に固定されていて、該ハウジン
グはローラシェル7,8,9の対向両端に形成された軸
線方向に延びる溝へ突入せる軸線方向延長手段を有して
おり、該溝は上記軸受ハウジングの軸線方向延長手段の
軸線方向長さよりも大きい軸線方向深さを有していて、
可動軸受内で熱膨張等による軸方向変位を可能としてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は連続鋳造機のローラのための軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
かかるローラは高温のもとで運転され、それ故そしてその長さの故にローラは 通常、複数のローラシェルをもつ連続した管状軸をなしており、該ローラシェル は管状軸に回転自在に支持されている。ローラシェルは軸体の軸線方向に或る程 度調整移動(変位)できなくてはならず、又、撓みを補償するために小さい角度 の動きもできなくてはならないので、ローラシェルは従来複数の球面ころ軸受で 支持されていて、そのうちの一つが軸方向位置が固定される固定軸受、そして他 が同方で可動な可動軸受で支持されていた。したがって、可動軸受は、必要とさ れる軸線方向移動(変位)を許容するために軸体との間に半径方向隙間をもって 組み込まれることが必要であった。しかしながら、この手段は、可動軸受の内輪 と軸体との間で冷却水あるいは水垢の洩れといった問題があり、これがかかるロ ーラの寿命を短くしていた。
【0003】 本考案は、このような問題を解決できる連続鋳造機のローラのための軸受装置 を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、上記目的は、一つの固定軸受と少なくとも一つの可動軸受に より支持された連続軸体の上に取りつけられた複数のローラシェルを有する形式 のローラを備えた連続鋳造機のローラのための軸受装置において、可動軸受のそ れぞれが軸受の内輪と外輪との間で軸線方向変位そしてミスアライメントを許容 し、内輪が上記連続軸体に堅持接続されており、外輪はハウジング内に固定され ていて、該ハウジングはローラシェルの対向両端に形成された軸線方向に延びる 溝へ突入せる軸線方向延長手段を有しており、該溝は上記軸受ハウジングの軸線 方向延長手段の軸線方向長さよりも大きい軸線方向深さを有していて、可動軸受 内で熱膨張等による軸方向変位を可能としていることにより達成される。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面にもとづき、本考案の実施の形態を説明する。
【0006】 図1には、トップセグメントA、内冷却チャンバBそして外冷却チャンバCを 有する連続鋳造機の代表的な一連のローラ1の斜視図が示されており、一対のロ ーラ1は連続鋳造材料のスラブDを案内かつ支持している。該スラブDは、上記 トップセグメントの位置においては、多少の液相芯部(図示せず)を有している が、矢印で示す方向に連続して移動しているうちに冷却されて固化される。
【0007】 本考案にもとづく軸受装置を持つローラが図2に断面図で示されており、該ロ ーラは連続した滑らかな軸体2を有し、該軸体が軸方向位置の定まった固定軸受 3と同方向に可動な複数の可動軸受4,5,6とによって支持されている。
【0008】 固定軸受3は球面ころ軸受であって、一方可動軸受4,5,6は、トロイダル 軸受、すなわち、軌道面の軸方向曲線が軸受軸線と外軌道面との間の距離よりも 大きい半径の曲線となっている軸受となっている。このトロイダル軸受自体は公 知である。
【0009】 このような各トロイダル軸受4,5,6は、或る程度の角度のミスアライメン トを許容すると共に軸受内での軸線方向変位をも許容する。駆動され又は非駆動 の回転軸2は、複数のローラシェル7,8,9が設けられている。図示の場合、 三つのローラシェルを有しているが、このローラシェルの数は三つには限定され ない。
【0010】 ローラシェル7,8,9のそれぞれは、図2のローラの一部であってローラシ ェル7,8の一部と中間のトロイダル軸受4を拡大して示す図3に見られるよう に、両端面に軸体と同芯をなす環状溝が軸線方向に延びて形成されている。軸受 3〜6のそれぞれは、ハウジングを有している(図3では、かかるハウジング4 aのみが示されている)。このハウジング4aは対応軸受の外輪を包囲していて 、側フランジ4bと環状部4cとを有している。側フランジ4bは軸方向にて外 輪の側端面と係合している。環状部4cは上記軸受ハウジング4aの両側に配さ れたローラシェル7,8の環状溝10,11内に隙間をもって突入している。環 状部4cの軸線方向延出長さは環状溝の同方向深さよりも短くなっていて、トロ イダル軸受4,5,6の外輪は、この装置に必要であってトロイダルころ軸受で は代表的なものであるローラシェルに対して短い相対的軸線方向変位を可能とし 、この軸線方向変位とミスアライメントとが、連続鋳造ローラ内に好ましくない 応力をもたらすことなく、軸受内で補償される。トロイダル軸受の負荷容量が大 きいので、球面ころ軸受だけで支持されている連続鋳造ローラのための従来の軸 受装置に比し、明らかに小型の軸受装置を提供できるようになる。
【0011】 さらには、熱膨張等を補償するのに必要な動きが軸受内でなされるので、上記 ローラシェル7,8,9は締り嵌めによって軸体2へ取付けることもできる。又 、これによって、従来装置がかかえていたローラシェルと軸体との間での水の洩 れという問題も解決できる。
【0012】 ローラシェル7,8,9は、冷却媒体、好ましくは水を通すための内孔12が 形成されていることが好ましく、軸受の周囲の空間は軸シール13によって冷却 媒体領域に対してシールされている。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、以上のごとく、ハウジングに軸線方向延長手段を設けローラシェル の溝へ突入するようにしたので、軸線方向変位そしてミスアライメントを可能と する軸受を用いることにより、水洩れといった問題を解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による軸受装置が好適に用いられた連続
鋳造機の一組のローラを示す斜視図である。
【図2】本考案による軸受装置で支持された連続鋳造機
のためのローラの断面図である。
【図3】図1のローラの拡大部分断面図である。
【符号の説明】
1 ローラ 2 軸体 3 固定軸受 4,5,6 可動軸受 4c 軸線方向延長手段(環状部) 7,8,9 ローラシェル 10,11 溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの固定軸受(3)と少なくとも一つ
    の可動軸受(4,5,6)により支持された連続軸体
    (2)の上に取りつけられた複数のローラシェル(7,
    8,9)を有する形式のローラを備えた連続鋳造機のロ
    ーラ(1)のための軸受装置において、可動軸受(4,
    5,6)のそれぞれが軸受の内輪と外輪との間で軸線方
    向変位そしてミスアライメントを許容し、内輪が上記連
    続軸体(2)に堅持接続されており、外輪はハウジング
    (4a,4b)内に固定されていて、該ハウジングはロ
    ーラシェル(7,8,9)の対向両端に形成された軸線
    方向に延びる溝(10,11)へ突入せる軸線方向延長
    手段(4c)を有しており、該溝(10,11)は上記
    軸受ハウジングの軸線方向延長手段(4c)の軸線方向
    長さよりも大きい軸線方向深さを有していて、可動軸受
    内で熱膨張等による軸方向変位を可能としていることを
    特徴とする連続鋳造機のローラのための軸受装置。
  2. 【請求項2】 可動軸受(4,5,6)のそれぞれは、
    軌道面の軸線方向曲線が軸受軸線と外軌道面との距離よ
    りも大きい半径の曲線となっているトロイダルころ軸受
    であることとする請求項1に記載の連続鋳造機のローラ
    のための軸受装置。
  3. 【請求項3】 軸受ハウジングの軸線方向延長手段(4
    c)が軸線方向に延出するリング部であり、ローラシェ
    ル(7,8,9)の両端の溝(10,11)のそれぞれ
    がローラシェルの軸線と同心の環状溝であることとする
    請求項1又は請求項2に記載の連続鋳造機のローラのた
    めの軸受装置。
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KR (1) KR200274613Y1 (ja)
CN (1) CN2522199Y (ja)
AT (1) AT5747U1 (ja)
BE (1) BE1014547A6 (ja)
BR (1) BR8102918U (ja)
DE (1) DE20021514U1 (ja)
FI (1) FI5289U1 (ja)
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IT (1) ITTO20010232U1 (ja)

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CN2522199Y (zh) 2002-11-27
FR2818336A3 (fr) 2002-06-21
FR2818336B3 (fr) 2002-11-08
DE20021514U1 (de) 2001-04-05
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AT5747U1 (de) 2002-11-25
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