JP3086688U - 表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシート - Google Patents

表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシート

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JP3086688U JP2001008699U JP2001008699U JP3086688U JP 3086688 U JP3086688 U JP 3086688U JP 2001008699 U JP2001008699 U JP 2001008699U JP 2001008699 U JP2001008699 U JP 2001008699U JP 3086688 U JP3086688 U JP 3086688U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】鏡面反射性のメタライジングフィルムを使用
し、農土の遮光、農土への雨水の浸入抑制、陽光の高反
射性等の多機能をもつ農業土壌覆いシートを提供する。 【解決手段】鏡面の金属層2によりメタライズされた合
成樹脂層3の両面に接合層5,9を介して接着された布
状繊維集合体層4,8を有する農業土壌覆い多層マルチ
シートを形成する。表面光沢度を60〜30%、裏面は
60%以下とするように繊維集合体層の厚さを特定し、
人の目に対するグラリング現象を抑制し、しかも光線反
射総量を低下しないことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
果実畑などにおける農業土壌の遮光、農土への雨水浸入の抑制、太陽光線の上 部への反射など、多目的な農業土壌覆いシートの改良に属する考案である。
【0002】
【従来の技術】
果樹栽培などに用いる農業土壌覆いシートの要求機能は、遮光して陽光を断ち シート下の雑草の生育を阻止すること、農土への雨水浸入を抑制して果物などの 糖度を上げかつ植物の根を丈夫にすること、太陽光線を上部に反射させて樹木な どの光合成を助けること、通気性によって農土中の炭酸ガスなどを適度に気散さ せることなどである。なかでも、農土の遮光、農土への雨水浸入抑制、陽光反射 性の3項目が要求される主要機能である。
【0003】 従来の農土の土壌覆いシートには、この各3項目ともに各機能が全て十分に満 たされるものはなかった。これらおのおのの機能を十分に有するシートとして、 考案者は先に、実用新案登録番号3078702号(実願2000−9569号 )、考案の名称;農業土壌覆いマルチシート(以降、該登録実案と称する)を考 案提供した。
【0004】 該登録実案の内容は「合成樹脂フィルムに鏡面箔状金属が接合されていて、か つ微小穿孔群を有し、該箔状金属側に鏡面反射を和らげるための布状繊維集合体 が接合されていていることを特徴とする農業土壌覆いマルチシート」である。
【0005】 この考案の効果は、(A)遮光して陽光を断ち雑草の生育を阻止する、(B) 農土への雨水浸入を抑制し果実の糖度を上げ、植物の根を丈夫にする、(C)ぎ らぎら光るグラリング欠陥なしに太陽光線を上部に効率よく反射させて樹木など の光合成を助け、果実の下部を太陽光線に当て果実全体の着色を良くすることで ある。
【0006】 次に、該登録実案の開示以前の従前技術の要旨を述べる。農土を覆うためのシ ートは、合成樹脂フィルム、不織布や編織布、その両者を合体したものに大別で きる。合成樹脂フィルムのシートは、太陽光の遮蔽性が十分でなく、したがって 雑草生育防止の機能は高くなく、太陽光線を上部に反射させる機能は殆どない。
【0007】 不織布や編織布のシートは遮光性が不十分なので雑草生育防止の機能は低く、 透水性が高く雨水浸入を抑制する機能がなく、陽光の上方への反射性は低い。 低透水性不織布の例としては、PE(ポリエチレン)樹脂などのフラッシュ・ スパン不織布があるが、製法から中厚手紙の如き硬い平滑な不織布で、雨水浸入 の抑制機能はあるが、逆に凹部に雨水が溜まり苔などが生育し農作業者の滑転事 故が多発している。また、硬くゴアゴアしていて敷設や撤去の作業性がよくない 。
【0008】 フィルムと、不織布や編織布など繊維集合体とを合体したシートは、雨水浸入 の抑制機能はあるが、遮光性は低く雑草生育防止の機能は高くない。また、上方 への陽光の反射性も拡散反射性で各単独使用と同様に低い。
【0009】 太陽光線を反射させて樹枝の下部にも当て、光合成や果実の色づけを助けるた めに、農土覆いシートとして鏡面箔状金属の利用が行われている。これらには鏡 面金属箔をフィルムやシートに接合したものや、アルミ蒸着などのメタライジン グ・フィルムが利用されている。一般に金属箔は完全遮光性であるが、アルミ蒸 着鏡面フィルムのJIS L 1055 A法による遮光率も99.9%程度で 極めて遮光性が高い。両者は構造、鏡面反射性ならびに遮光性が同様なので、以 降本考案では鏡面金属箔をフィルムに接合したものも含め共通して「メタライジ ング・フィルム」と称する。メタライジング・フィルムに覆われた農土には陽光 が入らず雑草生育阻止効果が高く、この点が一つの大きな特徴といえる。
【0010】 太陽光線の照度は10lx程度と極めて高く、鏡面メタライジング・フィル ムやこれを表層に用いたシートでは、太陽光がぎらぎらと鏡面反射する高輝度反 射光線が農業作業者や近傍の第三者の視野の一部に入ると、他の部分が見えなく なったり、不快感や盲目感などのグレアと呼ばれる現象を惹起する。この欠陥を グラリング(glaring)欠陥と称するが、撤去しなければならない事態に 至ることがある。 以上が、該登録実案の開示以前の従前技術の要旨である。
【0011】 かかる状況のもとで、該登録実案はマルチシートの積層部材に鏡面メタライジ ング・フィルムを用いて、表面に布状繊維集合体を接合して、ぎらぎら光るグラ リング欠陥なしに陽光エネルギを上方に効率よく拡散的反射させることを含む考 案がその内容である。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする課題は該登録実案の改良に係わる。図1、図2および図3は 、この解決課題の説明のための図面である。図1は、該登録実案の実施の一例を 示す断面拡大略図である。各部の寸法比などは実物の場合と異なり説明を容易に するため誇張して描いていて、本考案の他の図面も同様である。敷設状態におい て図1の1は農土、上部層から順に布状繊維集合体層4、鏡面反射性の箔状金属 層2、合成樹脂フィルム層3からなる積層シートで、5は布状繊維集合体4と、 2および3で構成するメタライジング・フィルムとの接合層である。
【0013】 しかして、(A)メタライジング・フィルムの効果である雑草生育防止のため の遮光性、(B)該フィルムの穿孔群による農土への雨水侵入のコントロールで 果物などの糖度向上、(C)布状繊維集合体層4の単位面積当り質量を特定して 、人の視覚の害になるぎらぎら光るグラリング欠陥を抑制しつつ、太陽光線の反 射効率を実質的にさほど損なうことなくシート表面から上方に陽光を反射し光合 成や果実の色づけを助ける効果をもつ該登録実案の農業土壌覆いマルチシートを 提供した。
【0014】 図1に示すマルチシートは、布状繊維集合体層4が2と3からなるメタライジ ング・フィルムの表側のみに接合されている。かようなアンバランスな構造ゆえ 、布状繊維集合体層の含水などの厚み増加に伴う面方向の収縮、繊維集合体自体 の収縮などで、フリー状態ではバイメタルの如き作用で繊維集合体の面を内側に カール状にまく(捲く)れる傾向がある。
【0015】 図2は、図1のマルチシートを農土に敷設状態の部分斜視略図であり、6はシ ートの表面、11は農土にシートを固定しているペグであり、敷設使用中に破損 が生じその破損箇所が部分的にまくれて裏側の鏡面反射面7が露出している状態 を示す。本考案の鏡面メタライジング・フィルムについては箔状金属側を表、樹 脂フィルム側を裏と表現するが、フィルム樹脂が透明な場合は裏も鏡面である。 アルミ蒸着PET(ポリエステル)フィルムの殆どはPETフィルム層は無色 透明であるので、表裏とも同程度の鏡面であり、視覚的には金属膜側かフィルム 側か識別困難である。なお金属膜面か樹脂面かの識別は導電性で行うのが一般的 である。
【0016】 図2の12、13、14はおのおの破損部の例で、破損して部分的にフリー状 態でカール状にまくれている状態を示す。12は農土に固定しているペグから外 れてカール状にまくれてマルチシートの裏面7つまり鏡面反射面が部分的に表側 に露出している状態、13はマルチシートの端部が引き裂き状に破れてカール状 にまくれ裏面7が部分的に表側に露出している状態、14は中央部が十字状に破 れてカール状にまくれて裏面7が部分的に表側に露出している状態を示す。
【0017】 図3は、図1の土壌覆いシートの一部が破損してまくれている部分を示す拡大 断面略図である。なお、図3においてはメタライジング・フィルム層17と布状 繊維集合体層4とを接合している接合層は省略して描いてない。図3の1は農土 、16は土壌覆いシート、4は布状繊維集合体層、6はその表面で、17はメタ ライジング・フィルム層、7は裏側鏡面の表面で、図3の右側の自由端がペグ1 1から外れて上方にカール状にまくれて裏側鏡面7が露出している態様を示す。
【0018】 このように、露出した裏側はマルチシートの裏側、つまり敷設において農土と の接触側であった側で、この面は鏡面であるので太陽光を鏡面反射することにな る。ぎらぎら光るグラリング欠陥を緩和するために表側に布状繊維集合体層4を 設けながら、レアケースとはいえ、また破損部のそのまた一部のみの現象とはい え、鏡面反射するメタライジング・フィルム面が露出することは好ましくない。
【0019】 また、深山鴉(ミヤマガラス)、嘴細鴉(ハシボソガラス)や嘴太鴉(ハシブ トガラス)など農業収穫物を狙う鳥害が問題になっている。なかでも鴉は光るも のを啄む(ついばむ)習性があり、敷設使用中の図1に示すような構造の農業土 壌覆いマルチシートが、何らかの原因で図2の如く裏面の鏡面反射する面7が部 分的に表面に露出して鏡面反射するこの部分を鴉などが啄み、ますます破損部が 拡大し、継続使用できなくなることもあり、一部の地方で問題になることがある 。
【0020】 該登録実案のマルチシートについて、敷設使用中に破損部が生じた場合に、フ リー状態で湾状にカールする傾向をなくし、また、偶発的なカール状まくれによ る裏側露出部が鏡面反射しないようにする考案が新たに要望されている。
【0021】
【課題を解決するための手段】
考案者は、かかる要望に鑑み鋭意検討の結果以下の考案に至った。 すなわち、図4に示す如く断面において、2、3からなる鏡面のメタライジン グ・フィルム層の表と裏の両側に各接合層5、9を介して各布状繊維集合体層4 、8を有し、かつ平面において微小穿孔群を有することを特徴とする表裏繊維面 の農業土壌覆い多層マルチシートの考案である。
【0022】 また、微小穿孔群において、穿孔形が縫い目様穿孔形であることを特徴とする 表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートの考案である。 また、表面の鏡面光沢度が60〜30%であり、裏面の鏡面光沢度が60%以 下であることを特徴とする表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートの考案で ある。 さらに、表側の布状繊維集合体4の単位面積当り質量が25〜70g/mで ある表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートの考案である。 加えて、2、3からなるメタライジング・フィルムの樹脂フィルム層3または 裏側接合層9が不透明性、あるいは、該フィルム層3および該接合層9が不透明 性であることを特徴とする表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートの考案。 また、裏側の布状繊維集合体8の単位面積当り質量が10g/m以上である ことを特徴とする表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートの考案である。 そして、メタライジング・フィルムがアルミ蒸着フィルムであることを特徴と する表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートの考案である。
【0023】
【考案の実施の形態】
図4は本考案の表裏繊維面の農業土壌覆いマルチシートの断面拡大略図である 。 1は農土、2は鏡面箔状金属層、3は合成樹脂フィルム層を示し、2と3は 一体で一つのメタライジング・フィルム層を構成している。なお本考案ではメタ ライジング・フィルムについて金属側を表側、樹脂フィルム側を裏側と称する。 4は表側の布状繊維集合体、5はメタライジング・フィルム層と4との表側の 接合層、8は裏側布状繊維集合体層、9はメタライジング・フィルム層と8との 裏側接合層で、6は表側シート面、10は裏側シート面である。
【0024】 図4の2、3、4、5、8、9は、表裏繊維面の農業土壌覆い多層構造として 一体化しているマルチシートで、これが農土1上を覆うように敷設使用される。 かかる構成のマルチシートであると、農土に止めているペグから外れたり、破 れたり、シート端部などで部分的フリー部ができても、メタライジング・フィル ムの裏面にも布状繊維集合体が接合されているので、該フィルムを境にしてバラ ンスが保たれていて、バイメタル的な作用はなく、カール状にまくれることはな い。かかるフリー部が偶発的にまくれることがあって裏側が表面に露出しても、 裏側にも布状繊維集合体が接合しているので、マルチシート裏面が鏡面反射性を 和らげ拡散的反射性になっているのでその面のグラリング欠陥が殆どない。
【0025】 メタライジング・フィルムの樹脂層3や裏側接合層9を不透明化すれば、裏面 10が表に露出したときの鏡面反射性がさらに低下するので、裏側布状繊維集合 体8の鏡面反射性の低減化の役割は軽減される。したがって裏側布状繊維集合体 8の役割は、破損などで部分的にフリーになった場合のカール状にまくれる傾向 を防ぐための役割が主となり、これを極力薄くすることができる。不透明化は樹 脂層3あるいは裏側接合層9の何れかでもよいし、双方でもよい。
【0026】 樹脂層3の不透明化はメタライジング・フィルムの原料樹脂にTiO(二酸 化チタン)微粒子などの白色顔料や有色顔料などを添加混合して得られる。裏側 接合層9の不透明化は、接合剤や接合材を不透明化することで得られるが、接合 を溶融ラミネート法による場合はその樹脂に、接着剤や接着材を用いる場合には 用いる剤や材にTiO微粒子などの白色顔料や有色顔料などを添加混合して得 られる。
【0027】 図5は、農業土壌覆い多層マルチシートの敷設使用状態での端部の断面拡大略 図で、農土1に固定しているペグ11からシートの破損端部が外れている状態を 示す。なお図5においては、図4における鏡面箔状金属層2と合成樹脂層3とを 一体でメタライジング・フィルム層17として示している。また図5においては 、図4における表側の接合層5、裏側接合層9は省略し描いてない。
【0028】 図5において、18は本考案の多層マルチシート、4は表側の布状繊維集合体 層、6はシート表面、17はメタライジング・フィルム層、8は裏側布状繊維集 合体層、10はシート裏面である。図5の右側に、農土にシートを固定するペグ から破損部が外れたフリー状態を示し、カール状にまくれていないことを示す。
【0029】 また、破損して図3の右部の如く偶発で部分的にまくれることがあって、図5 のマルチシートの裏面10が表面に露出しても、メタライジング・フィルム17 の裏面の鏡面にも裏側布状繊維集合体層8が接合しているので鏡面反射性が抑制 される。メタライジング・フィルムの樹脂層3や、これと繊維集合体との接合層 9を不透明性にしておけば、さらに鏡面反射性が低減する。
【0030】 本考案のマルチシート表面については、鏡面反射性を和らげてぎらぎら光るグ ラリング欠陥を抑制する必要はあるが、上方へ反射させる光線エネルギは損なわ ない方がよい。しかしながら裏面については、鏡面反射性のみならず拡散反射性 も不要である。また、メタライジング・フィルムの樹脂フィルムの不透明化や、 図5には描いてないが裏側繊維集合体との接合層の不透明化によって、本考案の 表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートの土壌覆いシートとしての効果をな んら損なうことはない。
【0031】 加えて、裏側に布状繊維集合体があることは、メタライジング・フィルム層に 遮光されて陽光に直接さらされない繊維集合体層8が存在することであり、例え ば直接陽光にさらされる表側布状繊維集合体4が光劣化して強度が低下しても裏 側の繊維集合体8は劣化し難いので、多層マルチシート全体としての強度低下が 少ないという効果がある。昨今、太陽光の短波長域の増加、酸性雨など屋外や自 然環境が厳しい方向に大きく変化し、屋外使用材の劣化に至る耐久性の低下の問 題がクローズアップしていて、かような耐久面でも極めて有効な構造といえる。
【0032】 該登録実案の効果であるところの、(A)遮光性、(B)農土への雨水浸入抑 制、(C)陽光高反射性でグラリング欠陥なし、なる三つの機能に付加し 本考 案は敷設使用中に破損部が生じた場合にフリー状態でカール状にまくれる傾向を 防ぎ、また偶発で起生するカール状にまくれた場合に裏側露出部が鏡面反射する ことを防ぐ考案を提供するものである。
【0033】 (A)はマルチシート層中のメタライジング・フィルムの作用で、(B)は該 フィルムへの穿孔群の数と形状の作用で、(C)はメタライジング・フィルム表 側の布状繊維集合体層の作用である。本考案の構成要件であるメタライジング・ フィルムの裏面に布状繊維集合体層を付加しても、あるいはメタライジング・フ ィルムの樹脂フィルムの不透明化、該フィルムと裏側布状繊維集合体との接合層 の不透明化を構成要件に加えても、この(A)〜(C)の三つの主要機能には何 等影響を与えないことは自明で、フリー状態でカール状にまくれる傾向を防ぎ、 また偶発で起生するまくれた場合に裏面露出部が鏡面反射しない効果を加えたも のである。
【0034】 メタライジング・フィルムの金属はアルミ、銅、合金など鏡面反射性にするこ とができる、つまり高い鏡面光沢度が得られれる金属であれば如何なる金属でも よい。本考案のメタライジング・フィルムの鏡面光沢度はJIS Z 8741 (45°法)に準拠した測定法で、着色繊維集合体の例でいえば10%程度であ るのに対し、艶消しアルミ板が50%程度以上でこの程度以上であれば本考案に 適用できるが、高ければ高いほどよく、80%程度以上が好ましい。
【0035】 メタライジング・フィルムは、合成樹脂フィルム表面を金属化したもので、本 考案についてはフィルム表面に金属箔を接合したものも含まれる。この合成樹脂 フィルム側の不透明化は、通常は白色顔料や有色顔料を使用樹脂に添加混合して 得られる。また、該フィルムと裏側布状繊維集合体との接合は溶融ラミネート法 や接着などによって行うが、この接合層の不透明化もラミネートする合成樹脂や 、接着する接着剤に白色顔料や有色顔料を添加混合して得られる。これらの顔料 は、TiO、炭酸カルシウム、珪酸塩、アルミニウム水和物など当業界に知ら れている天然または合成の白色顔料、有色顔料などであれば何れでも適用できる 。
【0036】 物体への入射光は、(ア)表面反射、(イ)内部散乱(表面反射に合体)、( ウ)吸収、(エ)透過して裏面から外に出る、の四っに分けられる。うち(エ) の量が少ないほど不透明になる。不透明度の測定方法として、JIS P 81 38;紙の不透明度試験法があり、紙に白色および黒色標準板の裏当てをして、 緑色フィルターを用いてそれぞれの反射率を測定し、前者に対する後者の比{( 後者/前者)×100}を%で示し、100%を示すものを完全不透明とすると している。
【0037】 透明性の高いPE樹脂に平均粒径0.2μmのTiO微粒子を添加し、ほぼ 完全に混合して厚さ20μmのフィルムに成形し、添加量と不透明度の関係を求 めた。添加量は、0.3、0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、 3.5%の8水準とし、これに対応する不透明度は各、26、38、47、55 、61、65、71、76%であった。PET樹脂、アクリル酸エステル樹脂に ついてもほぼ同様な結果であった。
【0038】 マルチシートの裏面が表側へ露出した場合の鏡面反射性を防ぐという意味から は不透明度は高いほどよい。裏側布状繊維集合体が極めて薄い場合を想定して、 鏡面光沢度94%のアルミ蒸着フィルムの表面に、該各フィルムを重ね合わせて グラリング性と該各フィルムの不透明度との関係を目視で検討した結果、グラリ ングを感じない不透明度は大凡40%程度以上と評価されたので、本考案におい てはこの値がグラリングを感じない不透明性といえることが分かった。メタライ ジング・フィルムの厚さ、この層と裏側布状繊維集合体との接合層の厚さは、表 裏の布状繊維集合体を含めて機能目的に応じた農土覆いマルチシートの機能設計 によるので、不透明度の面だけでは定め難い。
【0039】 しかしながら、該TiO微粒子の場合のフィルム側樹脂、あるいは接合層の 接合剤や接合材への添加量は、先の評価結果から0.5%程度以上の添加が大凡 の目安とはいえよう。TiOを含めた天然または合成の白色顔料、有色顔料な どの添加量と不透明度との関係は、微粒子の形状、大きさなどにより、添加量の みでは定められないが、機械的物性が顕著に低下しない範囲とすることが肝要で ある。
【0040】 メタライジン・グフィルム層には適宜な透水性と通気性が必要である。合成樹 脂フィルムは透水性と通気性がないので穿孔(穿った孔)群が必要であり、この 場合の穿孔群の状態は基本的には適当に小さくてほぼ一様に分散していればよい 。 穿孔形としては、郵便切手シートに見られる切離し用の穿孔列の如く、紙の一 部を微小円形状などに除去して孔穿した「切手シート様穿孔形」の穿孔群でもよ いし、領収書やメモ用紙の切離し用の穿孔列に見られるような、単に刃で短い切 込みを入れた列「縫い目様穿孔形」(縫目のような切込み列)の穿孔群でもよい 。
【0041】 縫い目様穿孔形の穿孔群の場合は、抑止弁の如き作用、つまり降雨などの外側 からの圧力では閉じ方向、土壌温度上昇など内側の圧力上昇では開き方向となる 作用があり、降雨の通過性と通気性とのバランスのとれた穿孔形であることが分 り、本考案の多層マルチシートの穿孔群として適合する穿孔形状であることが分 かった。穿孔操作はメタライジング・フィルム両面に布状繊維集合体を接合して から行い、多層シートを帯状貼刃をロールに螺旋状に巻いた貼刃ロールと、アン ビルロールとで把持走行させて穿孔する方法が適用できる。この場合の穿孔率( 全面積に対する合計穿孔面積の百分率)の目安は0.5〜0.005%程度、穿 孔密度の目安は160,000個/m〜1,600個/m程度である。
【0042】 布状繊維集合体については、不織布、編物、織物の何れでもよく、繊維形態は ステープル状でも、フィラメント状であってもよい。繊維の繊度は任意であるが 、単位面積当りの質量を30g/m程度以下と小さくしなければならない場合 は、3dtex(デシテックス)程度以下が望ましい。繊維の種類は天然繊維、 再生セルロース繊維、半合成繊維、PET繊維などの合成繊維の何れでもよい。 また、農業用であるのでポリ乳酸系繊維などバクテリアの力で水や炭酸ガスに分 解する生分解性繊維は本考案に特に適合する。不織布については、原液や樹脂か ら直接作るスパンボンド不織布やフラッシュスパン不織布、繊維から作る溶着法 や接着法不織布、ニードルパンチ不織布など如何なる不織布でも適用できる。
【0043】 メタライジング・フィルムの厚さは任意であるが、10〜30μm程度のもの が適用できる。鏡面光沢度94%程度のアルミ蒸着PET樹脂フィルムはコスト 的な面からも適合する鏡面フィルムといえる。該フィルムと表側布状繊維集合体 ならびに裏側布状繊維集合体との接合は如何なる方法でもよい。一つの方法とし て溶融押出機のT−ダイから膜状に押出したPEなどの溶融状態の樹脂膜に、該 フィルムと布状繊維集合体とを両側から圧着して一体化して片側に繊維集合体を 接合、その後工程で反対側の該フィルム面に別に用意した繊維集合体を同様な方 法で接合し、表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシトが得られる。この場合樹 脂膜の厚さは15〜25μm程度が好ましい。もちろん接着、溶着などの方法で 接合してもよい。
【0044】 マルチシートの表面については、JIS Z 8741(45°法)に準拠し た鏡面光沢度の評価方法において、94%程度のアルミ蒸着透明PETフィルム にPET繊維不織布を透明性樹脂で接合して、グラリング欠陥の起こらない範囲 は、鏡面光沢度60%程度以下であり、別な評価からこれを満たす布状繊維集合 体の単位面積当り質量は大凡25g/m程度以上であった。表裏繊維面の農業 土壌覆い多層マルチシートの裏面についても同様であるが、アルミ蒸着フィルム の使用樹脂の不透明化や、裏側接合層を不透明化した場合にはシート裏面の鏡面 反射性が低下するので、裏側布状繊維集合体の単位面積当り質量はもっと小さく てよい。
【0045】 一方、実際の果樹園で表裏PET繊維不織布面の農業土壌覆い多層マルチシー トを使用したみかんの収穫時の色づきで評価を行った結果、アルミ蒸着PETフ ィルムの使用効果の現れる範囲は鏡面光沢度で30%程度以上であることが分か り、別な評価からこれを満たす布状繊維集合体の単位面積当り質量は大凡70g /m程度以下であった。なお裏面の影響を受けない同種の十分に厚い不織布の 鏡面光沢度は18%程度であった。これらの結果から表側の布状繊維集合体の単 位面積当り質量は大凡25g/m程度以上、70g/m程度以下であること が分かった。また、裏側の布状繊維集合体の単位面積当り質量は反射性は無関係 ゆえ上限の方は任意である。
【0046】 裏側の布状繊維集合体は、敷設使用中にマルチシートが破損などで部分的にフ リーになったときにバイメタルの如き作用でカール状にまくれないようにバラン スがとれる範囲である。各単位面積当り質量とまくれ現象との関係を検討の結果 、メタライジング・フィルム表面に接合の布状繊維集合体とともに、該フィルム 裏面に極く薄い布状繊維集合体が接合していればカール状にまくれないことが分 かった。強いていえば、布状繊維集合体を維持する限界である単位面積当り質量 の繊維集合体でよく、大凡10g/m程度以上であればカール状にまくれない ことが分かった。なお、陽光の反射性自体が不要ゆえ、裏側布状繊維集合体の単 位面積当り質量の光反射性の面からの上限は任意である。
【0047】 偶発的に裏面が表面に露出したときに鏡面反射を和らげる範囲は表側と同様で あるゆえ、図4における合成樹脂層3、裏側接合層9が透明性であれば裏側布状 繊維集合体の単位面積当り質量も大凡25g/m程度以上である。しかしなが ら、合成樹脂層3、裏側接合層9が不透明性であれば鏡面反射性を和らげる機能 は殆ど不要であるので、カール状にまくれない範囲でよく、したがって裏側布状 繊維集合体の単位面積当り質量は大凡10g/m程度以上といえる。
【0048】 鏡面反射性メタライジング・フィルム面を布状繊維集合体で覆う方法で、鏡面 光沢度が低いと思われる30%程度でも果物の糖度や色付き均一性に寄与するこ とが分かった。この理由は、鏡面光沢度の値は可視光線の特定角度における鏡面 反射分のみであるが、本考案の適用の場合は鏡面光沢度に捕捉されない再反射光 線がかなり存在し、拡散反射分も存在していている。また紫外線や赤外線反射の 放射分も存在しているので、グラリング欠陥を抑えるために鏡面反射性メタライ ジング・フィルム面を布状繊維集合体で覆って鏡面光沢度を下げても、糖度向上 やカロチン生成などに寄与する太陽エネルギ全体の反射による放射は裸のメタラ イジング・フィルムの場合に比較して大きく下がらないためと考えられる。
【0049】 本考案の表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートにおいて、メタライジン グ・フィルムを介して接合している裏側の布状繊維集合体は、マルチシートが部 分破損して裏側が表側に露出したときにその部分が陽光をぎらぎら鏡面反射しな いようにする機能については表面のそれと同じである。しかしながらメタライジ ング・フィルムの樹脂を不透明性にしたり、裏側布状繊維集合体との接合層を不 透明にするなどすれば、裏側の布状繊維集合体はカール状にまくれない要件を満 たせばよいので表側の要件と同じでなくてよい。
【0050】 つまり、メタライジング・フィルムの樹脂を不透明性にしたり、裏側布状繊維 集合体との接合層を不透明性にすれば、裏側布状繊維集合体はマルチシートが部 分的にフリーになったときにカール状にまくれない効果のみでよいので、極く薄 い繊維集合体でよい。したがって、表側のそれは光拡散反射性の高い不織布を用 い、裏側のそれは表側のように光学的要件に支配されないので、丈夫な不織布あ るいは織物とするなど、表側と裏側とで布状繊維集合体の種類、構造、単位面積 当り質量などを異なるように構成してもよい。
【0051】
【考案の効果】
本考案は上記の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0052】 (1)鏡面反射性メタライジング・フィルムの両面に布状繊維集合体を接合して いる構造の、(A)遮光性、(B)農土への雨水浸入抑制、(C)陽光高反射性 でグラリング欠陥なしという三つの主要機能に加えて、農土に敷設使用中に破損 部が生じた場合やシート端部などのフリー状態でカール状にまくれる傾向をなく し、偶発するカール状まくれによる裏側露出部の鏡面反射を防ぐ構造を提供し得 た。 (2)上記(A)はメタライジング・フィルムの効果で、その金属箔状部が遮光 して陽光を断って雑草の生育を阻止する。上記(B)は適切な穿孔群を設けたメ タライジング・フィルムの効果で、農土への雨水を抑制して果実の糖度を上げ、 植物の根を丈夫にする。上記(C)はメタライジング・フィルム両面に適宜な布 状繊維集合体を接合して、表面においてはグラリング欠陥なしに陽光を上部に効 率的に反射させて樹木などの光合成を助けるが、裏側繊維集合体と共に該フィル ム樹脂の不透明化、接合部の不透明化などの採用により、部分破損したり、シー ト端部などフリー部がカール状にまくれないようにし、偶発的にまくれることが あってシート裏面が部分的に表面に露出した場合にその部分のグラリング欠陥が ない。これが本考案の表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートの効果の各役 割であり、この三つの主要機能を兼ね備えた理想的な農業土壌覆いマルチシート が得られた。 (3)敷設使用中においては表側は太陽光に直接さらされるため、表側の布状繊 維集合体は光劣化などによる強度低下を来すことがあるが、メタライジング・フ ィルムを介した裏側布状繊維集合体は遮光されているため光劣化などが殆どない ので、マルチシート全体としての強度低下が少なく耐久性が著しく向上する。 (4)本考案の表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートの採用によって、ぎ らぎら反射するグラリング欠陥の問題で鏡面反射性のメタライジング・フィルム や金属箔が農業用土壌覆いシートの部材として使い難かった点が解消され、光る ものを啄む鴉などの鳥害もなくなり、果実栽培などの農業面での生産性への寄与 、数次の使用に耐えるようになったことなど、コスト低減への寄与等、農業生産 面への貢献が大きい。 (5)層を構成しているメタライジング・フィルムのほぼ完全な遮光性によって 、シート下の雑草生育を阻止し、除草作業が不要になり農作業負荷を軽減する。 (6)本考案の表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートは、穿孔群を有する のでその透水性から敷設凹部に雨水が溜まらず、従って苔などが発生せず、作業 者が滑るなどの危険がない。 (7)本考案の農業土壌覆いマルチシートは、ソフトで薄くて軽量なので、敷設 や撤去の作業性が極めてよい。 以上、本考案は農業用ばかりでなく、林業、公園の樹木、街路樹などにも適用 でき、農林業の発展に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】該登録実案の農業土壌覆いマルチシートの断面
拡大略図
【図2】該登録実案の敷設使用中のマルチシートの破損
部例の斜視略図
【図3】該登録実案のマルチシートの破損自由端部の断
面拡大略図
【図4】表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートの
断面拡大略図
【図5】表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートの
破損自由端部の断面拡大略図
【符号の説明】
1 農土 2 鏡面箔状金属層 3 合成樹脂層 4 布状繊維集合体層 5 接合層 6 シート表面 7 シート裏面 8 裏側布状繊維集合体層 9 裏側接合層 10 表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシートの裏
面 11 ペグ 12 シートのペグ外れまくれ部 13 シートの端部引き裂きまくれ部 14 シートの引き裂きまくれ部 16 マルチシート 17 鏡面メタライジング・フィルム層 18 表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチシート

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面において鏡面のメタライジング・フ
    ィルム層の表と裏の両側に各接合層を介して各布状繊維
    集合体層を有し、かつ平面において微小穿孔群を有する
    ことを特徴とする表裏繊維面の農業土壌覆い多層マルチ
    シート。
  2. 【請求項2】 微小穿孔群において、穿孔形が縫い目様
    穿孔形であることを特徴とする請求項1に記載する表裏
    繊維面の農業土壌覆い多層マルチシート。
  3. 【請求項3】 表面の鏡面光沢度が60〜30%であ
    り、裏面の鏡面光沢度が60%以下であることを特徴と
    する請求項1に記載する表裏繊維面の農業土壌覆い多層
    マルチシート。
  4. 【請求項4】 表側の布状繊維集合体の単位面積当り質
    量が25〜70g/mである請求項1に記載する表裏
    繊維面の農業土壌覆い多層マルチシート。
  5. 【請求項5】 メタライジング・フィルムの樹脂フィル
    ム層または裏側接合層が不透明性、あるいは、該樹脂フ
    ィルム層および該裏側接合層が不透明性であることを特
    徴とする請求項1に記載する表裏繊維面の農業土壌覆い
    多層マルチシート。
  6. 【請求項6】 裏側の布状繊維集合体の単位面積当り質
    量が10g/m以上であることを特徴とする請求項
    1、4および5に記載する表裏繊維面の農業土壌覆い多
    層マルチシート。
  7. 【請求項7】 メタライジング・フィルムがアルミ蒸着
    フィルムであることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5および6に記載する表裏繊維面の農業土壌覆い多
    層マルチシート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07129182A (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 Nippon Columbia Co Ltd 音響パネル
JP2016143467A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 三菱電機株式会社 ライトユニット、照明装置及び検査方法
JP2019068795A (ja) * 2017-10-05 2019-05-09 谷口産業株式会社 反射性マルチシート

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