JP3086671B2 - 吊り下げ金具 - Google Patents

吊り下げ金具

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JP3086671B2
JP3086671B2 JP09266169A JP26616997A JP3086671B2 JP 3086671 B2 JP3086671 B2 JP 3086671B2 JP 09266169 A JP09266169 A JP 09266169A JP 26616997 A JP26616997 A JP 26616997A JP 3086671 B2 JP3086671 B2 JP 3086671B2
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典博 新居
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株式会社スノーピーク
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吊り下げ金具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ランタンなどの吊下体を、上部に水平突設杆部を設けた
ポール状のランタンスタンドを地中に打ち込み、この上
部水平突設杆部に吊り下げて設置したり、或いは、テン
トの支柱などに取り付ける場合には、水平吊下支承杆を
支柱に締付具により締め付けて突設固定し、この水平吊
下支承杆の先端に吊り下げるなどして設置していたが、
これらの方法では設置作業が厄介であった。
【0003】そこで、本出願人は、実公平6−4865
7号に開示される吊り下げ具(以下、従来例)を考案し
た。この考案に係る吊下は図5に図示したように、先端
部にランタンなどの吊下体を吊り下げ得る係止部15を設
けた吊下支承杆13の基端部に、被付設棒体にからめ止着
し得る止着部14を設けた構造であり、何ら締め付け具や
打ち込み具を用いることなく支柱であればどこの位置で
も容易に着脱自在に水平状態に突設でき、しかも、突設
向きや突設位置(高さ)を容易に調節することができる
など簡易構造にして非常に便利であるとされている。
【0004】しかしながら、この考案は、単にU字状に
折り曲げて形成した係止部15に吊下体を引っ掛け係止し
て吊り下げる構造であるため、例えば吊り下げられた吊
下体のそばを通った際吊下体にぶつかったりした場合な
どに、吊下体が係止部15の上部解放部分15aから外れて
落下してしまうおそれがある。
【0005】本発明は、このような問題を解決して前記
考案を改良したもので、何ら締め付け具や打ち込み具を
用いることなく支柱であればどこの位置でも容易に着脱
自在に水平状態に突設でき、しかも、突設向きや突設位
置(高さ)を容易に調節することができ、更に、吊り下
げたランタンなどの吊下体が外れにくい極めて秀れた吊
り下げ具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】吊下支承杆3の基端部に基端を遊離端とし
て支柱などの被付設棒体1の適所にからめる螺旋形状の
止着部4を形成し、この吊下支承杆3の先端部にランタ
ンなどの吊下体2を吊り下げる係止部5を形成して、前
記止着部4により前記吊下支承杆3を前記被付設棒体1
に着脱自在にほぼ水平状態に突設し得るように構成した
吊り下げ金具において、吊下支承杆3の先端部をU字状
やV字状などの折り返し状に折曲形成して折り返し吊下
部6を形成し、この折り返し吊下部6の先端部を吊下支
承杆3の基端方向へ折曲して前記折り返し吊下部6の上
部開放部分に架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7を
前記折り返し吊下部6に連設形成して前記係止部5を構
成したことを特徴とする吊り下げ金具に係るものであ
る。
【0008】また、前記吊下体飛出阻止部7の吊下支承
杆3の基端方向への折曲先端部8をこの吊下支承杆3と
並設状態に配設し、この折曲先端部8と吊下支承杆3と
によって吊下体2を前記係止部5に導入する導入間隙を
形成する並設導入部9を構成したことを特徴とする請求
項1記載の吊り下げ金具に係るものである。
【0009】また、前記吊下体飛出阻止部7の吊下支承
杆3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係
る直線部3aと水平方向に並設状態となるように配設し
たことを特徴とする請求項1,2いずれか1項に記載の
吊り下げ金具に係るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0011】本発明は、使用に際して、支柱などの被付
設棒体1の適所に、吊下支承杆3の基端部に形成した螺
旋形状の止着部4を当てがって、吊下支承杆3の先端を
被付設棒体1の回りを回したり、或いは、止着部4の基
端寄りを被付設棒体1に嵌合し、吊下支承杆3をひねっ
たりして止着部4を吊下支承杆3にからめると、吊下支
承杆3は被付設棒体1からほぼ水平状態に突設止着され
る。
【0012】逆の動作を行えば吊下支承杆3は被付設棒
体1から外れ、また多少吊下支承杆3を上方に持ち上げ
てからみ付いている止着部4をゆるめると、上下方向に
吊下支承杆3をスライドでき且つ、被付設棒体1の回り
を回動させることができ、吊下支承杆3の突設位置が調
節できる。
【0013】このようにして所定位置にほぼ水平状態に
突設した吊下支承杆3の先端の係止部5にランタンなど
の吊下体2を吊り下げる。この際、例えば係止部5の折
り返し吊下部6の上部開放部分に該開放部分を閉塞する
ように架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7が設けら
れているため、万一、折り返し吊下部6に吊り下げた吊
下体2にぶつかることで吊下体2が持ち上げられ上部開
放部分から飛び出そうとしても、この吊下飛出阻止部7
により吊下体2は折り返し吊下部6の上部開放部分から
飛び出してしまうのを阻止されていることになる。
【0014】本発明は上述のように構成したから、万
一、例えば係止部5の折り返し吊下部6に吊り下げたラ
ンタンなどの吊下体2にぶつかることで、吊下体2が折
り返し吊下部6の上部開放部分から飛び出そうとして
も、吊下体2は前記折り返し吊下部6の上部開放部分に
架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7に接触すること
で該上部開放部分からの飛び出が阻止されることになる
ため、吊下支承杆3からの吊下体2の落下を確実に防止
し得るなど、単に杆状体の先端及び後端を折り曲げ形成
するだけの簡易構造でありながら前記したような従来に
ない画期的な効果を発揮することができる吊り下げ具と
なる。
【0015】また、請求項2記載の発明においては、前
記請求項1記載の発明の作用効果に加え、折曲先端部8
の吊下支承杆3からの突出部位が少なくコンパクト故に
決して持ち運び時に邪魔にならず、その上、吊下体2の
設置スペースを害する事がないのは勿論、係止部5への
吊下体2の吊り下げが良好に行えることになる。即ち、
吊下体飛出阻止部7の吊下支承杆3の基端方向への折曲
先端部8をこの吊下支承杆3と並設状態に配設したか
ら、単に吊下体2に係る吊り下げ部位を折曲先端部8若
しくは吊下支承杆3に沿わせながら並設導入部9に係る
導入間隙を通すだけで、当該部位はそのまま折り返し吊
下部6へ導入されることになるから、折り返し吊下部6
に吊下体2を迅速且つ簡易に吊り下げることができ、仮
に折曲先端部8が吊下支承杆3に対して並設状態に配設
されず、立ち上がった状態などで配設された場合に生ず
る、かさばり持ち運びが不便となる、係止部5の設置ス
ペースを害してしまう、折り返し吊下部6への吊下体2
の吊り下げが厄介となるなどの問題は何ら生ずることの
ない画期的な吊り下げ具となる。
【0016】また、請求項3記載の発明においては、前
記請求項1,2記載の発明の作用効果に加え、折り返し
吊下部6への吊下体2の吊り下げがより一層良好に行え
ることになる。即ち、吊下体飛出阻止部7の吊下支承杆
3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係る
直線部3aと水平方向に並設状態となるように配設した
から、折り返し吊下部6に吊下体2を吊り下げる際に
は、吊下支承杆3に係る直線部3aの側方に配設される
ことになる並設導入部9の導入間隙に吊下体2を何ら傾
ける事なく起立したままの状態で導入し得ることになる
から、折り返し吊下部6への吊り下げが良好に行えるこ
とになり、例えば吊下体飛出阻止部7における吊下支承
杆3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係
る直線部3aと側面視上下多段状態となるように配設し
た場合、係止部5に吊下体2を吊り下げる際には、吊下
支承杆3に係る直線部3aの上方に配設されることにな
る並設導入部9に係る導入間隙に吊下体2を傾斜若しく
は横にした状態で導入しなければならず非常に厄介で不
便となってしまうなどの問題は何ら生ずることのない画
期的な吊り下げ具となる。
【0017】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0018】本実施例は、図1〜3に図示したように金
属製の吊下支承杆3の基端部に基端を遊離端として支柱
などの被付設棒体1の適所にからめる螺旋形状の止着部
4を折り曲げ形成し、この吊下支承杆3の先端部にラン
タンなどの吊下体2を吊り下げる係止部5を形成して、
前記止着部4により前記吊下支承杆3を前記被付設棒体
1に着脱自在にほぼ水平状態に突設し得るように構成し
たものである。
【0019】また、本実施例は、係止部5を、吊下支承
杆3の先端部をU字状に折り返し状に折曲形成して折り
返し吊下部6を形成し、且つ、この折り返し吊下部6を
吊下支承杆3の基端方向へ折曲して前記折り返し吊下部
6の上部開放部分6aに架設状態に位置する吊下体飛出
阻止部7を前記折り返し吊下部6に連設形成して構成し
ている。尚、本実施例では、吊下支承杆3の先端部をU
字状に折り返し状に折曲形成することで折り返し吊下部
6を形成しているが、必ずしもU字状に限らず、例えば
V字状やチャンネル形状など適宜形状に形成するもので
ある。
【0020】また、本実施例は、吊下体飛出阻止部7に
おける吊下支承杆3の基端方向への折曲先端部8をこの
吊下支承杆3に係る直線部3aと並設状態となるように
配設するものであり、この折曲先端部8と吊下支承杆3
とで吊下体2を前記折り返し吊下部6に導入する導入間
隙9aを形成する並設導入部9を構成し、更に、この吊
下体飛出阻止部7における吊下支承杆3の基端方向への
折曲先端部8を、吊下支承杆3に係る直線部3aと水平
方向に並設状態となるように配設している。具体的に
は、図1〜3に図示したように、折り返し吊り下げ部6
の先端部を、一旦吊下支承杆3に係る直線部3aの軸芯
方向に対して側方へ傾斜折曲することで、当該折り返し
吊り下げ部6の上部開放部分6aに架設状態に位置する
吊下体飛出阻止部7を構成し、更にこの吊下体飛出阻止
部7より先端部を吊下支承杆3に係る直線部3aとほぼ
平行状態となるように折曲することで、当該吊下支承杆
3に係る直線部3aと水平方向に並設状態に配設する折
曲先端部8を構成しており、この折曲先端部8と吊下支
承杆3に係る直線部3aとで吊下体2を前記折り返し吊
り下げ部6に導入する導入間隙9aを形成する並設導入
部9を構成している。また、本実施例は、少なくとも吊
下支承杆3の止着部4にはビニールなどの滑止被覆材10
を被覆している。尚、符号11は吊下支承杆3の端部を被
覆して万一のケガを防止するビニール製のキャップ体で
ある。
【0021】本実施例は上述のように構成したから、使
用に際して、支柱などの被付設棒体1の適所に、吊下支
承杆3の基端部に形成した螺旋形状の止着部4を当てが
って、吊下支承杆3の先端を被付設棒体1の回りを回し
たり、或いは、止着部4の基端寄りを被付設棒体1に嵌
合し、吊下支承杆3をひねったりして止着部4を吊下支
承杆3にからめると、吊下支承杆3は被付設棒体1から
ほぼ水平状態に突設止着される。
【0022】逆の動作を行えば吊下支承杆3は被付設棒
体1から外れ、また多少吊下支承杆3を上方に持ち上げ
てからみ付いている止着部4をゆるめると、上下方向に
吊下支承杆3をスライドでき且つ、被付設棒体1の回り
を回動させることができ、吊下支承杆3の突設位置が調
節できる。
【0023】このようにして所定位置にほぼ水平状態に
突設した吊下支承杆3の先端の係止部5にランタンなど
の吊下体2を吊り下げる。この際、係止部5の折り返し
吊下部6の上部開放部分に該開放部分を閉塞するように
架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7が設けられてい
るため、万一、折り返し吊下部6に吊り下げた吊下体2
にぶつかることで吊下体2が持ち上げられ上部開放部分
から飛び出そうとしても、この吊下飛出阻止部7により
吊下体2は折り返し吊下部6の上部開放部分から飛び出
してしまうのを阻止されていることになる。
【0024】本発明は上述のように構成したから、万
一、係止部5の折り返し吊下部6に吊り下げたランタン
などの吊下体2にぶつかることで、吊下体2が折り返し
吊下部6の上部開放部分から飛び出そうとしても、吊下
体2は前記折り返し吊下部6の上部開放部分に架設状態
に位置する吊下体飛出阻止部7に接触することで該上部
開放部分からの飛び出が阻止されることになるため、吊
下支承杆3からの吊下体2の落下を確実に防止し得るな
ど、単に杆状体の先端及び後端を折り曲げ形成するだけ
の簡易構造でありながら前記したような従来にない画期
的な効果を発揮することになる。
【0025】また、本実施例に係る折曲先端部8は、吊
下支承杆3からの突出部位が少なくコンパクト故に決し
て持ち運び時に邪魔にならず、その上、吊下体2の設置
スペースを害する事がないのは勿論、係止部5への吊下
体2の吊り下げが良好に行えることになる。即ち、吊下
体飛出阻止部7の吊下支承杆3の基端方向への折曲先端
部8をこの吊下支承杆3と並設状態に配設したから、単
に吊下体2に係る吊り下げ部位を折曲先端部8若しくは
吊下支承杆3に沿わせながら並設導入部9に係る導入間
隙を通すだけで、当該部位はそのまま折り返し吊下部6
へ導入されることになるから、折り返し吊下部6に吊下
体2を迅速且つ簡易に吊り下げることができ、仮に折曲
先端部8が吊下支承杆3に対して並設状態に配設され
ず、立ち上がった状態などで配設された場合に生ずる、
かさばり持ち運びが不便となる、係止部5の設置スペー
スを害してしまう、折り返し吊下部6への吊下体2の吊
り下げが厄介となるなどの問題は何ら生ずることがない
ことになる。
【0026】また、吊下体飛出阻止部7の吊下支承杆3
の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係る直
線部3aと水平方向に並設状態となるように配設したか
ら、折り返し吊下部6に吊下体2を吊り下げる際には、
吊下支承杆3に係る直線部3aの側方に配設されること
になる並設導入部9の導入間隙に吊下体2を何ら傾ける
事なく起立したままの状態で導入し得ることになるか
ら、折り返し吊下部6への吊り下げが良好に行えること
になり、例えば吊下体飛出阻止部7における吊下支承杆
3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係る
直線部3aと側面視上下多段状態となるように配設した
場合、係止部5に吊下体2を吊り下げる際には、吊下支
承杆3に係る直線部3aの上方に配設されることになる
並設導入部9に係る導入間隙に吊下体2を傾斜若しくは
横にした状態で導入しなければならず非常に厄介で不便
となってしまうなどの問題は何ら生ずることがないこと
になる。
【0027】また、少なくとも吊下支承杆3の止着部に
ビニールなどの滑止被覆材を被覆したから、滑止被覆材
と被付設棒体1とのすべり止め作用により重い吊下体で
も安定良く吊り下げることができることになる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、万
一、例えば係止部5の折り返し吊下部6に吊り下げたラ
ンタンなどの吊下体2にぶつかることで、吊下体2が折
り返し吊下部6の上部開放部分から飛び出そうとして
も、吊下体2は前記折り返し吊下部6の上部開放部分に
架設状態に位置する吊下体飛出阻止部7に接触すること
で該上部開放部分からの飛び出が阻止されることになる
ため、吊下支承杆3からの吊下体2の落下を確実に防止
し得るなど、単に杆状体の先端及び後端を折り曲げ形成
するだけの簡易構造でありながら前記したような従来に
ない画期的な効果を発揮することができる吊り下げ具と
なる。
【0029】また、請求項2記載の発明においては、前
記請求項1記載の発明の作用効果に加え、折曲先端部8
の吊下支承杆3からの突出部位が少なくコンパクト故に
決して持ち運び時に邪魔にならず、その上、吊下体2の
設置スペースを害する事がないのは勿論、係止部5への
吊下体2の吊り下げが良好に行えることになる。即ち、
吊下体飛出阻止部7の吊下支承杆3の基端方向への折曲
先端部8をこの吊下支承杆3と並設状態に配設したか
ら、単に吊下体2に係る吊り下げ部位を折曲先端部8若
しくは吊下支承杆3に沿わせながら並設導入部9に係る
導入間隙を通すだけで、当該部位はそのまま折り返し吊
下部6へ導入されることになるから、折り返し吊下部6
に吊下体2を迅速且つ簡易に吊り下げることができ、仮
に折曲先端部8が吊下支承杆3に対して並設状態に配設
されず、立ち上がった状態などで配設された場合に生ず
る、かさばり持ち運びが不便となる、係止部5の設置ス
ペースを害してしまう、折り返し吊下部6への吊下体2
の吊り下げが厄介となるなどの問題は何ら生ずることの
ない画期的な吊り下げ具となる。
【0030】また、請求項3記載の発明においては、前
記請求項1,2記載の発明の作用効果に加え、折り返し
吊下部6への吊下体2の吊り下げがより一層良好に行え
ることになる。即ち、吊下体飛出阻止部7の吊下支承杆
3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係る
直線部3aと水平方向に並設状態となるように配設した
から、折り返し吊下部6に吊下体2を吊り下げる際に
は、吊下支承杆3に係る直線部3aの側方に配設される
ことになる並設導入部9の導入間隙に吊下体2を何ら傾
ける事なく起立したままの状態で導入し得ることになる
から、折り返し吊下部6への吊り下げが良好に行えるこ
とになり、例えば吊下体飛出阻止部7における吊下支承
杆3の基端方向への折曲先端部8を、吊下支承杆3に係
る直線部3aと側面視上下多段状態となるように配設し
た場合、係止部5に吊下体2を吊り下げる際には、吊下
支承杆3に係る直線部3aの上方に配設されることにな
る並設導入部9に係る導入間隙に吊下体2を傾斜若しく
は横にした状態で導入しなければならず非常に厄介で不
便となってしまうなどの問題は何ら生ずることのない画
期的な吊り下げ具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図2】本実施例を示す正面図である。
【図3】本実施例をを示す平面図である。
【図4】本実施例の使用状態を示す説明斜視図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 被付設部材 2 吊下体 3 吊下支承杆 3a 直線部 4 止着部 5 係止部 6 折り返し吊下部 7 吊下体飛出阻止部 9 並設導入部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊下支承杆の基端部に基端を遊離端とし
    て支柱などの被付設棒体の適所にからめる螺旋形状の止
    着部を形成し、この吊下支承杆の先端部にランタンなど
    の吊下体を吊り下げる係止部を形成して、前記止着部に
    より前記吊下支承杆を前記被付設棒体に着脱自在にほぼ
    水平状態に突設し得るように構成した吊り下げ金具にお
    いて、吊下支承杆の先端部をU字状やV字状などの折り
    返し状に折曲形成して折り返し吊下部を形成し、この折
    り返し吊下部の先端部を吊下支承杆の基端方向へ折曲し
    て前記折り返し吊下部の上部開放部分に架設状態に位置
    する吊下体飛出阻止部を前記折り返し吊下部に連設形成
    して前記係止部を構成したことを特徴とする吊り下げ金
    具。
  2. 【請求項2】 前記吊下体飛出阻止部の吊下支承杆の基
    端方向への折曲先端部をこの吊下支承杆と並設状態に配
    設し、この折曲先端部と吊下支承杆とによって吊下体を
    前記係止部に導入する導入間隙を形成する並設導入部を
    構成したことを特徴とする請求項1記載の吊り下げ金
    具。
  3. 【請求項3】 前記吊下体飛出阻止部の吊下支承杆の基
    端方向への折曲先端部を、吊下支承杆に係る直線部と水
    平方向に並設状態となるように配設したことを特徴とす
    る請求項1,2いずれか1項に記載の吊り下げ金具。
JP09266169A 1997-09-30 1997-09-30 吊り下げ金具 Expired - Lifetime JP3086671B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08139972A (ja) * 1994-11-08 1996-05-31 Ikegami Tsushinki Co Ltd ビューファインダ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08139972A (ja) * 1994-11-08 1996-05-31 Ikegami Tsushinki Co Ltd ビューファインダ装置

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