JP3086121U - スリットロール装置 - Google Patents

スリットロール装置

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JP3086121U
JP3086121U JP2001007557U JP2001007557U JP3086121U JP 3086121 U JP3086121 U JP 3086121U JP 2001007557 U JP2001007557 U JP 2001007557U JP 2001007557 U JP2001007557 U JP 2001007557U JP 3086121 U JP3086121 U JP 3086121U
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JP
Japan
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slit
roll
grooved
width
rolls
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JP2001007557U
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實 上山
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Fuji Univance Corp
Original Assignee
Fuji Tekko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特別な極細巾の溝加工をすることなく、単純に
通常加工された溝付ロールを用いて1mmピッチのスリ
ットを可能ならしめる。 【解決手段】スリッター装置のスリットロールを2mm
ピッチの溝付ロール1,2を2本、その軸方向をウエブ
の流れ方向に直交させて前後直列に並べ、かつ、該前溝
付ロール1と後溝付ロール2を巾方向に1mmずらして
設置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は広巾ウエブをその長手方向に複数条の狭巾ウエブに裁断して巻取るス リッター装置において、スリットするレザー刃が差し込まれ、ウエブを裁断する スリットロール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
広巾のウエブをその長手方向に複数条の狭巾ウエブに裁断して巻取るスリッタ ー装置は現在、広く使用されているが、このスリッター装置のスリット部構造は 従来、薄手フィルム(例えばBOPP20μ,CPP25μ)等はレザー刃を溝 付ロールの溝部に差し込み、溝付ロール表面にガイドされて送られるウエブをス リットするようになっている。 そして、この場合の溝付ロールとしては通常、溝加工の可能な寸法として溝巾 1mm,山巾1mmの2mmピッチが限度となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、近年、時代の趨勢と共にスリット巾の要求が厳しくなり、1mmピッ チ等の要求が次第に増加しているが、溝付ロールの機械加工が難しく、現在のと ころその要求になかなか対応することができない状況である。
【0004】 本考案は上述の如き実状に対処し、特に溝付ロールを組み合わせることを見出 すことにより、難しい特別な溝加工をすることなく、通常加工される溝付ロール を用い、上記の要求に対応する1mm巾ピッチのスリット巾を可能ならしめるこ とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、上記目的に適合する本考案の特徴は、広巾のウエブをその長手方向に複 数条の狭巾ウエブに裁断して巻取るスリッター装置において、スリットするレザ ー刃が差し込まれ、ウエブを裁断するスリットロールとして、溝巾1mm,山巾 1mmの2mmピッチの溝付ロールを2本用い、その軸方向をウエブの流れ方向 に直交して前後直列に2本並行させ、かつ前溝付ロールと後溝付ロールを巾方向 に1mmずらして設置し、構成せしめた点にある。
【0006】
【作用】
本考案によるスリットロール装置を用い、広巾のウエブを案内しスリットロー ルで所要の狭巾ウエブに裁断するときは、偶数のスリット巾の場合は前又は後溝 付ロールだけでスリット刃を設定することにより所定の2mmピッチの裁断が可 能であるが、奇数のスリット巾の場合には一方の前又は後溝付ロールだけでは所 定の裁断のためのスリット刃の設定をすることができない。 そこで、この場合には前後の溝付ロールの1mmずれた溝位置を使用すること により両溝付ロールは1mmのずれがあることから奇数のスリット巾に対しても 設定することが可能となる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、更に本考案の具体的な実施の形態を添付図面に従って詳述する。
【0008】 図1,図2は本考案に係るスリットロールの配置例を示し、図において、1は 前溝付ロール,2は後溝付ロールで、ガイドロール3を経て前工程より送られて くる広巾のウエブWを前後の溝付ロール1,2においてレザー刃4を該溝付ロー ルの溝部にはめ込んで所要の狭巾に裁断し、狭巾ウエブW′としてはは後続の巻 取部(図示せず)において順次巻取るようになっている。
【0009】 ここで、上記前後の溝付ロール2よりなるスリットロール構成は本考案の重要 な特徴をなすところであり、前後の溝付ロール1,2は共に通常加工が可能な溝 巾1mm,山巾1mmの2mmピッチの溝付ロールが用いられていて、両ロール 1,2はウエブの流れ方向に対し、軸方向を直交方向として前後に直列に2本並 設されていると共に、巾方向に1mmのずれを有して配設されている。
【0010】 図3は上記本考案における前後の溝付ロールの配置の具体例であり、前後の溝 付ロール1,2の溝ピッチは夫々、山aの巾が1mm,谷bの巾が1mmの2m mピッチであるが、前溝付ロール1と後溝付ロール2はウエブの流れ方向に対し 前後に直列状に並べられ、かつ、該前後の溝付ロールは巾方向に1mmずらされ ている。 そのため、10mmのスリット巾の如き偶数のスリット巾の場合には2mmピ ッチの倍数であるから、前溝付ロール1又は後溝付ロール2の何れかだけでスリ ット刃設定ができる外、5mmの如き奇数のスリット巾の場合においても前溝付 ロール1と後溝付ロール2の双方を用いることにより、1mmずれたその溝位置 を組み合わせ使用することにより容易に設定することができ、本考案は偶数巾, 奇数巾の何れの場合にも設定を可能となしている。
【0011】 なお、本考案においては1mmピッチの要求に対応するため、各溝付ロールを 2mmピッチとし、前後の溝付ロールのずれを1mmとしているが、各溝付ロー ルの溝巾,山巾を更に小さくして1mmピッチの加工が可能となれば0.5mm ずらして2本並設することにより、一層、細かいスリット巾が可能である。 かくして、以上の2本の溝付ロールの組み合わせによるスリットロールを採用 することにより、特別に溝加工することなく1mmピッチあるいはそれ以下のス リット巾を容易に達成することができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上のようにスリッター装置において、そのスリットロール構成とし て所定ピッチの溝付ロールを2本、前後直列に並べ、前溝付ロールと後溝付ロー ルを巾方向にずらして設けたものであり、溝付ロールに対し特別な極細巾の溝加 工をすることなく、単純に通常加工が可能な溝ピッチ、例えば2mmピッチで加 工されたロールを組み合わせるだけで1mmピッチのスリット巾が容易に可能と なり、単純で、かつ安価に時代の要求する極細スリット巾のスリッター装置を製 作することができる格別の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部をなす前後の溝付ロールの配置を
示す概要図である。
【図2】図1における溝付ロール部の側面概要図であ
る。
【図3】前後の溝付ロールの溝ピッチを互いに対応させ
た状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 前溝付ロール 2 後溝付ロール 3 ガイドロール 4 レザー刃 W 広巾ウエブ W′ 狭巾ウエブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】広巾のウエブをその長手方向に複数条の狭
    巾ウエブに裁断して巻取るスリッター装置において、ス
    リットするレザー刃が差し込まれ、ウエブを裁断するス
    リットロールを、溝巾1mm,山巾1mmの2mmピッ
    チの2本の溝付ロールとし、その軸方向をウエブの流れ
    方向に直交して前後直列に2本並行させ、かつ前溝付ロ
    ールと後溝付ロールを巾方向に1mmずらして設置せし
    めたことを特徴とするスリットロール装置。
JP2001007557U 2001-11-20 2001-11-20 スリットロール装置 Expired - Lifetime JP3086121U (ja)

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