JP3085888U - 発泡スチロール溶解機 - Google Patents

発泡スチロール溶解機

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明 今岡
楊爾 柳瀬
直哉 山内
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株式会社山光サイエンス
直哉 山内
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡スチロールの廃棄処理で、焼却処理・埋
設処理を行うことなく、廃棄発泡スチロールを効率的に
溶解し、接着剤、塗料及び固形燃料等の原料として再利
用できる残渣の回収と発泡スチロール処理溶液を分離し
て循環させ繰り返し使用が可能で、自然環境に影響を与
えない発泡スチロール溶解機を提供する。 【解決手段】 立方体または直方体の本体内部を発泡ス
チロールを溶解する処理槽1、その下部に発泡スチロー
ル溶解処理後の残渣受け槽2を設け、更にその下部に発
泡スチロールの残渣と処理溶液を分離する分離槽3を設
け、その分離槽で分離された処理溶液を収容する溶液タ
ンク4を配置した4槽構造で、発泡スチロール溶解処理
槽1の上部に溶液タンク4に貯蔵されている処理溶液5
をポンプ6を介して、該配管7に溶液散布用ノズル8を
付置したものにより構成される発泡スチロール溶解機。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、発泡スチロールの廃棄の処理で、嵩張る発泡スチロールを溶解して ポリスチレン塊を生成し、接着剤、塗料及び固形燃料等の原料として再利用でき る残渣の回収と発泡スチロール処理溶液を分離して循環させ繰り返し使用が可能 な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、発泡スチロールの廃棄処理は、焼却炉による燃焼処理、埋め立て等の埋 設処理をしている。 この方法は、焼却については燃焼生成ガス、埋め立てについては化学分解によ る自然環境を汚染する等の問題がある。
【0003】 また、発泡スチロールを溶解処理する方法としては、ドラム缶などの容器に発 泡スチロールを入れ、処理溶液に漬け込み処理をしている。 これについては、自然環境に与える影響は少ないものの、発泡スチロール溶解 後の残渣の回収に多大の労力を要することと、処理溶液の消費量も多く効率的な 処理作業ができないという問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の技術の有する問題を解決し、効率的な発泡スチロールの溶解 処理と処理溶液の効果的散布と回収、さらに循環することによって処理溶液の消 費量を少なくすることのできる発泡スチロール溶解機を提供することを課題とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案による課題を解決するための手段は、立方体または直方体の本体内部を 発泡スチロールを溶解する処理槽1、その下部に発泡スチロール溶解処理後の残 渣受け槽2を設け、更にその下部に発泡スチロールの残渣と処理溶液を分離する 分離槽3を設け、その分離槽で分離された処理溶液を収容する溶液タンク4を配 置した4槽構造で、発泡スチロール処理槽1の上部に溶液タンク4に貯蔵されて いる処理溶液5をポンプ6を介して、該配管7に溶液散布用ノズル8を付置した ものからなる発泡スチロール溶解機にある。
【0006】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1〜図2において、発泡スチロール溶解処理槽1は、ステンレス、鉄等の金 属を用いて槽を形勢し、その上部に発泡スチロール処理溶液を処理槽内に平均散 布するためのノズルを配置し、底部は、発泡スチロール溶解後の残渣が次槽に落 下するように網状の開口部15とした。 また、発泡スチロール溶解処理槽1の底部を網状の開口部とした理由は、処理 前の発泡スチロールの落下防止と処理後の残渣を次槽に落下させるとともに、処 理前の発泡スチロールに付着していたラベル等の異物が残渣とともに次槽に落下 しないようにしたものである。
【0007】 残渣受け槽2は、ステンレス、鉄等の金属を用いて槽を形成し、その槽の一辺 の上部に処理溶液排液口11を付置したもので、発泡スチロール溶解処理槽1か ら落下してくる残渣と処理溶液の混在物はその比重の違いから、処理溶液が上に なることから、上部に処理溶液排液口11を設けた。
【0008】 残渣・処理溶液分離槽3は、ステンレス、鉄等の金属を用いて槽を形成し、そ の一辺の上部に処理溶液排液口11を付置し、処理溶液を溶液タンク4に流入さ せるようにした。
【0009】 溶液タンク4は、ステンレス、鉄等の金属を用いて溶液槽を形成し、その上部 の残渣・処理溶液分離槽3の処理溶液排液口11から処理溶液が流入する部分に 網を付置して、網によって異物を除去し、不純物が溶液とともにタンクへ流入す るのを防止できるようにした。
【0010】 また、処理溶液が減少した場合の溶液の補充は、溶液タンク4の網9部分より 補給する。
【0011】 処理溶液5は、発泡スチロールをポリスチレン塊に溶解生成するため、199 9年7月13日、特願平11−199522「発泡スチロール減溶剤」の公知の 処理溶液を用いる。
【0012】 処理溶液5を効率的に散布するため、溶液タンク5からポンプ6により吸液・ 加圧して配管7を介して溶液散布用ノズルにより溶液をシャワー状にして散布す るようにした。
【0013】
【実施例1】 図1の発泡スチロール溶解機の発泡スチロール溶解処理槽1は、ステンレス製 で発泡スチロール1mの容量を収容できる容積とし、その上部に溶液散布用ノ ズル8を八個設け毎分5から6lの処理溶液が散布されるようにした。 発泡スチロール溶解処理後の残渣受け槽2は、ステンレス製で容積20lのも のを用い、一辺の上部から1/3の位置に処理溶液排液口11を設けた。 発泡スチロールの残渣と処理溶液を分離する分離層3は、ステンレス製で容積 10lのものを用い、一辺の上部から1/2の位置に処理溶液排液口11を設け た。溶液タンク4は、ステンレス製で容積が75lのものを用い、発泡スチロー ルを溶解し、ポリスチレン塊に溶解生成する実験をおこなった。
【0014】 この結果、発泡スチロール溶解機の発泡スチロール溶解処理槽1においては、 処理溶液散布後、発泡スチロールの溶解が始まり、残渣が処理溶液とともに発泡 スチロール溶解処理後の残渣受け槽2に落下し、残渣は槽内に沈殿し、処理溶液 が上部に溜まり、処理溶液排液口11から発泡スチロールの残渣と処理溶液を分 離する分離層3へ流れ込んだ、この時、沈殿しきれなかった残渣が処理溶液とと もに該分離槽に流れ込んだが、この槽においても残渣が槽の底に沈殿し、処理溶 液のみが、処理溶液排液口11を通して溶液タンク4に流入した。 この発泡スチロール1mの処理に要した時間は約5分間で、餅状のポリスチ レン塊を生成することができた。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、発泡スチロールの廃棄処理に関して自然環境を汚染すること なく、効率的な処理と労力の軽減が図れるのみならず、処理後の発泡スチロール をポリエチレン塊に生成し、接着剤・塗料等の原料に還元できる発泡スチロール 溶解機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案発泡スチロール溶解機の一実施例の装置
の正面断面図である。
【図2】本考案発泡スチロール溶解機の一実施例の装置
の側面断面図である。
【符号の説明】 1 発泡スチロール溶解処理槽 2 残渣受け槽 3 残渣・処理溶液分離槽 4 溶液タンク 5 処理溶液 6 ポンプ 7 配管 8 溶液散布用ノズル 9 網 10 配管接続エルボ 11 処理溶液排液口 12 電源操作箱 13 指示金具 14 カバー 15 網状開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立方体または直方体の本体内部を発泡ス
    チロールを溶解する処理槽1、その下部に発泡スチロー
    ル溶解処理後の残渣受け槽2を設け、更にその下部に発
    泡スチロールの残渣と処理溶液を分離する分離層3を設
    け、その分離槽で分離された処理溶液を収容する溶液タ
    ンク4を配置した4層構造で、発泡スチロール溶解処理
    槽1の上部に溶液タンク4に貯蔵されている処理溶液5
    をポンプ6を介して、該配管7に溶液散布用ノズル8を
    付置したものからなる発泡スチロール溶解機。
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