JP3085865U - 顧客管理システムに用いる物品収納体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 、顧客側にも、店側にも強いては公共機関そ
の他にもメリットを賦与する新規の顧客管理システムお
よびこれに用いる物品収納体を提供する。 【解決手段】 店側がＰＯＳレジスタ装置、ＩＣ用リー
ダ・ライタ等により認証データを取得してこれをコンピ
ュータのソフトウエアに記録すると共に当該認証データ
を基礎にコンピュータを所定の手順で動作させることに
よってポイントサービス、景品サービス等の還元データ
を得てこれによりポイントサービス、景品サービス等を
顧客に還元する顧客管理システムに使用するものであっ
て、ＰＯＳレジスタ装置、ＩＣ用リーダ・ライタ等によ
る読み取りの可能な個所にバーコード表示部、ＩＣ取付
部等の認証部を設けてあることを特徴とするものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が属する技術分野】

本考案は、顧客側、店側強いては公共機関その他にメリットを賦与する顧客管 理システムに用いる物品収納体に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、店側がポイントカード、認証カード等カードを利用してサービス、サー ビス品等を顧客に還元する方法は広く行われている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし乍ら、上記従来の技術において述べた方法による場合には次のような問 題点があった。すなわち、

【０００４】 顧客側には、 店側から提供される合成樹脂フイルム製袋がゴミとなって処分に困る。 当該合成樹脂フイルム製袋の提供がないときには自前で通い袋等を用意する 必要があって不便である。 カードを持ち忘れてサービスを受けられなくなることがある。 カードの所持管理が面倒で紛失事故等を惹起しやすい。

【０００５】 店側には、 合成樹脂フイルム製袋の提供に経費がかかる。 顧客の惹き止め率、囲い込み率が必ずしも高くなく満足できない。 税金等の経済的デメリットが大きい。

【０００６】 公共機関その他には、 合成樹脂フイルム製袋がゴミの量を多くして好ましくない。 燃焼装置に負担が大きく、収集にも経費が嵩む。

【０００７】 本考案は、上記顧客、店側および公共機関その他が抱える上記〜のような 諸問題点を一挙に解消する新規の顧客管理システムに用いる物品収納体を提供す ることを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案に係る顧客管理システム用いる物品収納体は 、店側がＰＯＳレジスタ装置、ＩＣ用リーダ・ライタ等により認証データを取得 してこれをコンピュータのソフトウエアに記録すると共に当該認証データを基礎 にコンピュータを所定の手順で動作させることによってポイントサービス、景品 サービス等の還元データを得てこれによりポイントサービス、景品サービス等を 顧客に還元する顧客管理システムに使用するものであって、ＰＯＳレジスタ装置 、ＩＣ用リーダ・ライタ等による読み取りの可能な個所にバーコード表示部、Ｉ Ｃ取付部等の認証部を設けてあることを特徴とするものである。

【０００９】

【実施例】

本考案の実施例を図面に依拠して説明する。

【００１０】 本考案に係る顧客管理システムは、図１に示すように、前面板の下隅に顧客認 証用バーコード１を表記した物品収納袋体２と、バーコード読み取り装置（ＰＯ Ｓ端末装置）３と、読み取ったバーコードのデータを処理するコンピュータ４等 で行うものである。

【００１１】 物品収納袋体２は、顧客が無料もしくは有料で店側から入手する。

【００１２】 バーコード読み取り装置３および読み取った顧客認証用バーコード１のデータ を処理するコンピュータ４等は、店５側のレジ部６に設置される。

【００１３】 顧客は、上記物品収納体２を持参しこれに購入物を入れて持ち帰るための通い 袋として使用する。

【００１４】 店５側は、顧客持参の物品収納袋体２に付された顧客認証用バーコード１から バーコード読み取り装置（ＰＯＳ端末装置）３により認証データを取得し、これ をコンピュータ４等のソフトウエアに記録すると共に当該認証データを基礎にコ ンピュータ４等を所定の手順で動作させることによってポイントサービス、景品 サービス等の還元データを得て、これにより顧客にポイントサービス、景品サー ビス等を還元するようにしたものである。

【００１５】 本考案は、形態が箱ケースである物品収納体で実施することができ、また認証 部を非接触型ＩＣ取付部とすることで実施すること（この場合、ＰＯＳ端末装置 の代わりにＩＣ用リーダ・ライタを設置する）ができ、またバーコード、非接触 型ＩＣには認証情報以外の情報を入れてこれを商品管理、顧客管理、防犯、忘備 等にも利用できるようにすることができる。

【００１６】

【考案の効果】

本考案に係る顧客管理システムに用いる物品収納体は、顧客管理システムの実 行を可能とする優れた効果を享有していて貢献度が高く、上記問題点の根源であ る合成樹脂フイルム製袋を不要とするものであって、上記顧客、店側および公共 機関その他が抱える上記〜のような諸問題点を一挙に解消する著効を奏する ものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示すものであって、概略図で
ある。

【図２】物品収納体を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 認証用バーコード ２ 物品収納袋体 ３ バーコード読み取り装置 ４ コンピュータ ５ 店 ６ レジ部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 店側がＰＯＳレジスタ装置、ＩＣ用リー
   ダ・ライタ等により認証データを取得してこれをコンピ
   ュータのソフトウエアに記録すると共に当該認証データ
   を基礎にコンピュータを所定の手順で動作させることに
   よってポイントサービス、景品サービス等の還元データ
   を得てこれによりポイントサービス、景品サービス等を
   顧客に還元する顧客管理システムに使用するものであっ
   て、ＰＯＳレジスタ装置、ＩＣ用リーダ・ライタ等によ
   る読み取りの可能な個所にバーコード表示部、ＩＣ取付
   部等の認証部を設けてあることを特徴とする物品収納
   体。