JP3085674U - 通信回線用端子台 - Google Patents
通信回線用端子台Info
- Publication number
- JP3085674U JP3085674U JP2001007026U JP2001007026U JP3085674U JP 3085674 U JP3085674 U JP 3085674U JP 2001007026 U JP2001007026 U JP 2001007026U JP 2001007026 U JP2001007026 U JP 2001007026U JP 3085674 U JP3085674 U JP 3085674U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal block
- mounting holes
- terminal
- screw
- communication line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信回線の屋内配線接続用の端子台の取り付
け時の作業性を向上すると共に正確な位置決めを可能と
する。 【解決手段】 端子台Tの被設置面へのネジ止めのため
に端子台底面に設けられるネジの取り付け孔を一線上に
4個設けると共に、このうちの外側の取り付け孔3、3
同士の間隔を100mmに設定し、更に外側の取り付け
孔はネジBの外径に対し左右に遊びを持たせた長孔状に
構成する。
け時の作業性を向上すると共に正確な位置決めを可能と
する。 【解決手段】 端子台Tの被設置面へのネジ止めのため
に端子台底面に設けられるネジの取り付け孔を一線上に
4個設けると共に、このうちの外側の取り付け孔3、3
同士の間隔を100mmに設定し、更に外側の取り付け
孔はネジBの外径に対し左右に遊びを持たせた長孔状に
構成する。
Description
【0001】
この考案は、通信回線の配線に使用するための端子台に関する。
【0002】
電話回線等の通信回線の屋内配線において、多数の電線を接続するために複数 の端子を有する端子台が従来公知であり、例えば外線に対して内線を接続する場 合等に使用されている。
【0003】 この場合、端子台は壁面や電話端子用ボックス等の被設置面へ固定されること が必要であり、固定手段としてネジ止めを採用していた。そして、そのために図 8に示すように端子台50の底面にネジBが貫通するためのネジの取り付け孔5 1が一対設けられていた。
【0004】 一方、端子台の寸法は取り換え時の互換性を持たせるために、昭和34年以来 、各製造者とも長さを115mm、前記のネジの取り付け孔の間隔を66mmと して設定しており、これが事実上の規格となっていた。
【0005】
ところで、図9に示すように前記の既存の電話端子用ボックスWにおいては端 子台50を取り付けるべき被設置面に方眼模様Sを付した木板を採用し、その方 眼は10mm間隔であることが多い。従って、ネジBの取り付け孔の間隔が66 mmの従来技術の端子台においては折角の方眼を生かすことができず、取り付け にあたり下孔の位置決めが難しく作業性が悪いという問題があった。
【0006】 又、下孔の位置決めが難しいことから、取り付けた端子台のXY方向を正確に 水平、垂直方向に合致させることが難しく、一台の端子台だけならばさして問題 を生じないが、図9に示すように複数台の端子台を縦方向に連続して取り付ける 場合は各端子台が不揃いとなり取り付け精度の狂いが顕在化する問題を生じた。
【0007】
この考案は以上の従来技術の問題点に鑑みて創作されたものであり、通信回線 の屋内配線接続用の複数の端子を有する端子台において、端子台の被設置面への ネジ止めのために端子台底面に設けられるネジの取り付け孔を一線上に4個設け ると共に、このうちの外側の取り付け孔同士の間隔を100mmに設定し、更に 外側の取り付け孔はネジの外径に対し左右に遊びを持たせた長孔状に構成したこ とを特徴とする。
【0008】
以下、この考案の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図3及び図4 はこの考案の端子台Tの全体を示す図である。ここでは、先に本願出願人が出願 して特開平8−250170において公知の端子台の基本構成を採用した端子台 を例にとることとするが、この考案が実施される端子台の種類はこれに限られな いことは勿論である。この端子台Tは、複数の端子ユニット20を着脱自在に収 容した筐体状の本体10、これが着脱自在に収容される断面コ字状のベース体1 を有し、この考案の特徴部分を構成するネジの取り付け孔はベース体1に設けら れる。
【0009】 図1及び図2はこの考案の要部となるネジの取り付け孔が設けられるベース体 1の詳細を示す図である。この考案においてはネジの取り付け孔は一線上に少な くとも4個設けられる。このうちの内側の2個の取り付け孔2、2の間隔は従来 通りの間隔である66mmに設定され、外側の2個の取り付け孔3、3の間隔は 100mmに設定される。又、ベース体1の全長は従来通りの長さである115 mmに設定され、外側の2個の取り付け孔3、3はこの全長内の対称位置に配さ れる。そして、外側の2個の取り付け孔3、3は挿入されるネジBの外径に対し 左右に遊びを持たせた長孔状に構成され、ここでは左右合わせて3mm程度の遊 びを設定している。
【0010】 この端子台Tのその余の構成は従来公知のものである。即ち、ベース体1には 本体10とカバー30が着脱自在に用意されると共に、収容された端子ユニット の回線番号を示すための示名条片40が着脱自在に用意される(図3及び4参照 )。この示名条片40は本体10の全長方向に渡る帯状にして、その表面に回線 番号を付した構成よりなり、裏面より突設した脚部41、41をベース体1の左 右側壁の上端に設けた孔4、4に嵌入することにより固定される。又、ベース体 1の左右側壁の上端にはネジBを挿入することにより収容する孔5、5も設けら れる。更に、ベース体1の左右側壁の上端には接続した各電線Cを挿通すること により側方に誘導するための切り欠き6が全長方向に連続して複数個設けられる (図5及び6参照)。
【0011】
以上の構成よりなるこの考案の端子台によれば、ネジ止めのために端子台底面 に設けられるネジの取り付け孔3、3は100mm間隔なので、電話端子用ボッ クスWの10mm間隔の方眼模様Sを利用して正確な取り付け作業を実施するこ とが可能となる(図7参照)。又、この場合、従来の66mm間隔の取り付け孔 2、2も残しているので、従来の端子台と付け替える場合の互換性も保たれる。
【0012】 一方、外側の取り付け孔3、3はネジBの外径に対し左右に遊びを持たせた長 孔状に構成されているので、取り付け位置が多少狂っても端子台を左右に回転し たり移動することにより正確な位置に補正することが可能となり、特に図7に示 すように複数台1の端子台を縦方向に連続して取り付ける場合に有用である。
【図1】 この考案の端子台の要部の一部切り欠き斜視
図。
図。
【図2】 この考案の端子台の要部の平面図。
【図3】 この考案の端子台の分解斜視図。
【図4】 この考案の端子台の分解斜視図。
【図5】 この考案の端子台のカバーを外した状態の側
面図。
面図。
【図6】 この考案の端子台のカバーを外した状態の正
面図。
面図。
【図7】 この考案の端子台の取り付け状態を示す要部
の平面図。
の平面図。
【図8】 従来技術の端子台の要部の平面図。
【図9】 従来技術の端子台の取り付け状態を示す要部
の平面図。
の平面図。
T 端子台 1 ベース体 2 (外側の)取り付け孔 3 (内側の)取り付け孔
Claims (3)
- 【請求項1】 通信回線の屋内配線接続用の複数の端子
を有する端子台において、端子台の被設置面へのネジ止
めのために端子台底面に設けられるネジの取り付け孔を
一線上に4個設けると共に、このうちの外側の取り付け
孔同士の間隔を100mmに設定し、更に外側の取り付
け孔はネジの外径に対し左右に遊びを持たせた長孔状に
構成したことを特徴とする通信回線用端子台。 - 【請求項2】 通信回線の屋内配線接続用の複数の端子
を有する端子台において、端子台の被設置面へのネジ止
めのために端子台底面に設けられるネジの取り付け孔を
一線上に4個設け、このうちの内側の取り付け孔同士の
間隔を66mmに設定すると共に、外側の取り付け孔同
士の間隔を100mmに設定し、更に外側の取り付け孔
はネジの外径に対し左右に遊びを持たせた長孔状に構成
したことを特徴とする通信回線用端子台。 - 【請求項3】 端子台は、端子ユニットを着脱自在に収
容した筐体状の本体、これが着脱自在に収容されるベー
ス体を有し、ネジの取り付け孔は上記ベース体に設けら
れる請求項1又は2記載の通信回線用端子台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007026U JP3085674U (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 通信回線用端子台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001007026U JP3085674U (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 通信回線用端子台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3085674U true JP3085674U (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=43237110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001007026U Expired - Lifetime JP3085674U (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 通信回線用端子台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3085674U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016156508A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | マックス株式会社 | 設備機器 |
JP2017033411A (ja) * | 2015-08-04 | 2017-02-09 | ヤマトプロテック株式会社 | 検知器および検知器の取付ベース |
-
2001
- 2001-10-29 JP JP2001007026U patent/JP3085674U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016156508A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | マックス株式会社 | 設備機器 |
JP2017033411A (ja) * | 2015-08-04 | 2017-02-09 | ヤマトプロテック株式会社 | 検知器および検知器の取付ベース |
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