JP3085639U - カラー変化効果を有するメーター板構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー変化効果を有するメーター板構造の提
供。 【解決手段】 本考案のカラー変化効果を有するメータ
ー板構造は、メーター板本体を具え、該メーター板本体
内に制御回路が設けられ、該制御回路の出力が、赤、
緑、青の色が並列に配置された発光ダイオードに連接さ
れ、一つの押しボタンスイッチが設けられ、該押しボタ
ンスイッチがメーター表面に凸伸し、該押しボタンスイ
ッチの切り換えにより制御回路が異なる発光ダイオード
を点灯させることにより、異なる色の組合せ変化を発生
し、メーター板前方及び周縁の反射板の反射によりメー
ター板にあって多種類の色彩の輝度変化を形成すること
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はカラー変化効果を有するメーター板構造に係り、特に異なる色彩輝度 を発生可能で、メーター板がさらに実用効果を有するメーター板に関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に自動車のメーター板設計時には、通常、メーター板内に照明構造が設け られ、周辺環境の光線が不足する時、照明構造によりメーター板を照らしてドラ イバーが見えるようにしている。しかし、周知のメーター板の照明構造は通常、 単純なバルブとされ、単調だけでなく変化に欠け、現段階では僅かな自動車に冷 光片が取り付けられてメーター板に変化が設けられているが、素子の因子により 、その可能な変化の色彩もまた有限であり、多様化した色彩輝度の変化は不能で あった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な目的は、一種の、色彩変化の効果を有するメーター板構造を提 供し、メーター板を異なる色の照明素子の配列組合せにより、各種の色彩輝度の 変化を発生するようにし、メーター板の実用価値を向上することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、メーター板本体を具え、メーター板本体の前カバーの内縁 下方に発光ダイオードが設けられ、発光ダイオードの前方に反射板が設けられて 、発光ダイオードの発光が該反射板及び前カバー内縁に反射されてメーター板表 面に照明効果を発生する、カラー変化効果を有するメーター板構造において、 該発光ダイオードが、赤、緑、青の色の発光ダイオードを並列に配列して組成 され、これら発光ダイオードがそれぞれ一つの制御回路に連接され、該制御回路 のエンコード出力により異なる色の発光ダイオードが、異なる色の発光ダイオー ドの配列組合せにより、メーター板表面に多種類の色彩輝度の変化を発生するこ とを特徴とする、カラー変化効果を有するメーター板構造としている。 請求項２の考案は、前記制御回路に押しボタンスイッチが設けられ、該押しボ タンスイッチがメーター板の前カバーの外部に凸伸して、色彩の変化の切り換え に用いられることを特徴とする、請求項１に記載のカラー変化効果を有するメー ター板構造としている。 請求項３の考案は、前記制御回路がＢＣＤエンコード集積回路で組成されたこ とを特徴とする、請求項１に記載のカラー変化効果を有するメーター板構造とし ている。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案のカラー変化効果を有するメーター板構造は、メーター板本体を具え、 該メーター板本体内に制御回路が設けられ、該制御回路の出力が、赤、緑、青の 色が並列に配置された発光ダイオードに連接され、一つの押しボタンスイッチが 設けられ、該押しボタンスイッチがメーター表面に凸伸し、該押しボタンスイッ チの切り換えにより制御回路が異なる発光ダイオードを点灯させることにより、 異なる色の組合せ変化を発生し、メーター板前方及び周縁の反射板の反射により メーター板にあって多種類の色彩の輝度変化を形成することを特徴とする。

【０００６】 前述のメーター板構造において制御回路はエンコード集積回路で組成され、異 なる色の発光ダイオードで各種の組合せの点灯を形成する。

【０００７】

【実施例】

図１、２に示されるように、本考案は円筒状のメーター板本体１を具え、該本 体内に回転針式のメーター板１１が設けられ、並びにメーター板１１の後方に制 御回路１２が設けられ、該制御回路１２がメーター板１１の下方に配列された発 光ダイオード１３、及び押しボタンスイッチ１４に連接されている。そのうち、 配列された発光ダイオード１３は、赤、緑、青１３１、１３２、１３３の色の単 色発光ダイオードで組成され、これら発光ダイオード１３１、１３２、１３３が 制御回路１２により点灯し、異なる組合せ変化を発生する。

【０００８】 前述の構成要件で組成され、本体１の前方は前カバー１５で被覆され、前カバ ー１５の下方に反射板１５１及び貫通孔１５２が設けられ、且つ前カバー１５の 周囲内淵にも反射板が設けられ押しボタンスイッチ１４が貫通孔１５２より前カ バー１５の外部に凸伸し、押しボタンスイッチ１４の切り換えにより、制御回路 １２が異なる組合せで発光ダイオード１３１、１３２、１３３（例えば緑、青、 赤、緑）を点灯させ、反射板１５１の反射により、メーター板１１の表面に各種 の色彩輝度の変化を発生する。

【０００９】 図３に示されるように、本考案の配列された発光ダイオード１３は前カバー１ ５の内縁の下方に設けられ、発光ダイオード１３が点灯する時、その光は反射板 １５１及び前カバー１５の周縁の反射により、メーター板１１の表面に一定程度 の照明作用を発生し、且つ異なる色の組合せ配列により、多種類の色彩輝度の変 化を発生する。

【００１０】 図４に示されるのは、本考案の好ましい実施例の回路図であり、図示されるよ うに、本考案は、ＢＣＤエンコードの集積回路Ｕ１が設けられ、Ｕ１の出力がそ れぞれ異なる色の発光ダイオード１３１、１３２、１３３に連接され、その制御 端が押しボタンスイッチ１４に連接され、押しボタンスイッチ１４の切り換えに より、Ｕ１が異なるエンコード出力を発生し、一つ或いは複数の組合せの発光ダ イオードを点灯させて、異なる色彩輝度の変化を発生する。該Ｕ１及び発光ダイ オードの作業電圧はＵ２で電圧安定の後に供給される。

【００１１】

【考案の効果】

総合すると、本考案は異なる発光ダイオードの組合せによりメーター板に多種 類の色彩輝度の変化を発生し、実用的な設計であり、新規性を有する考案であり 、実用新案登録の要件を具備している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の分解斜視図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【図３】本考案の断面図である。

【図４】本考案の好ましい実施例の電気回路図である。

【符号の説明】

１ メーター板本体 １３３ 青色発光ダイオ
ード １１ メーター板 １４ 押しボタンスイッ
チ １２ 制御回路 １５ 前カバー １３ 配列された発光ダイオード １５１ 反射板 １３１ 赤色発光ダイオード １５２ 貫通孔 １３２ 緑色発光ダイオード

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 メーター板本体を具え、メーター板本体
   の前カバーの内縁下方に発光ダイオードが設けられ、発
   光ダイオードの前方に反射板が設けられて、発光ダイオ
   ードの発光が該反射板及び前カバー内縁に反射されてメ
   ーター板表面に照明効果を発生する、カラー変化効果を
   有するメーター板構造において、 該発光ダイオードが、赤、緑、青の色の発光ダイオード
   を並列に配列して組成され、これら発光ダイオードがそ
   れぞれ一つの制御回路に連接され、該制御回路のエンコ
   ード出力により異なる色の発光ダイオードが、異なる色
   の発光ダイオードの配列組合せにより、メーター板表面
   に多種類の色彩輝度の変化を発生することを特徴とす
   る、カラー変化効果を有するメーター板構造。
2. 【請求項２】 前記制御回路に押しボタンスイッチが設
   けられ、該押しボタンスイッチがメーター板の前カバー
   の外部に凸伸して、色彩の変化の切り換えに用いられる
   ことを特徴とする、請求項１に記載のカラー変化効果を
   有するメーター板構造。
3. 【請求項３】 前記制御回路がＢＣＤエンコード集積回
   路で組成されたことを特徴とする、請求項１に記載のカ
   ラー変化効果を有するメーター板構造。