JP3016636U - 白色灯 - Google Patents

白色灯

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JP3016636U
JP3016636U JP1995002872U JP287295U JP3016636U JP 3016636 U JP3016636 U JP 3016636U JP 1995002872 U JP1995002872 U JP 1995002872U JP 287295 U JP287295 U JP 287295U JP 3016636 U JP3016636 U JP 3016636U
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emitting diode
light
white
amber
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喜昭 佐藤
英一 中島
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Koha Co Ltd
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Koha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2種の発光ダイオードの組合せでみかけ上白
色光を発光するランプとして確認できるようにする。 【構成】 アンバー色の発光ダイオードの発光部と、青
色の発光ダイオードの発光部とを一つの発光面を形成す
るように配置する。その配置は、アンバー色の発光ダイ
オード4〜8個に対して青色の発光ダイオード1個の割
合とし、発光色が自然な白色に見えるように、アンバー
色の発光ダイオードに流れる電流に対して青色の発光ダ
イオードに流れる電流を設定する。 【効果】 ランプを装備する各種装置の全寿命にわた
り、ランプの交換をいっさい不要にすることができ、そ
の用途は、照明灯、鉄道信号灯、車両用表示灯などに広
く利用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は信号灯、自動車のバックランプ、自動車の昼間点灯用ヘッドランプ、 その他に利用する。本考案は、2種の発光色の異なる発光ダイオードの出力光を 組合せて、みかけ上のいずれの色でもない色を認識させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、2種の色の異なる発光ダイオードの出力光を一つの発光面に配置し て、いずれの色でもない色の発光面を作る技術が知られている。この技術を利用 した、信号灯、表示灯、標識灯などが市場に販売されている。発光ダイオードは 白熱灯に比べてその寿命がいちじるしく長いから、灯の実用寿命はその灯を装備 した装置の寿命と等しいことになり、ランプの交換が一切不要である優れた利点 がある。
【0003】 一方、近年青色の発光ダイオードが開発され、自由に購入できるようになった 。従来から、発光ダイオードの組合せにより白色灯を形成するには、3種(赤, 緑,青)の発光ダイオードを組み合わせることが必要とされてきたが、この青色 の発光ダイオードの開発により、3種(赤、緑、青)の発光ダイオードを組合わ せた室内用としての白色灯が実用化されている(特開平6−175600号公報 )。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
白色灯は、照明灯、鉄道の信号灯、自動車のバックランプ、自動車のヘッドラ ンプ、道路標識灯、電光掲示板用白色灯、など広い応用分野があるが、これまで に実用化された3種(赤、緑、青)の組合わせによる白色灯は室内用としては、 十分利用し得るものであるが、前述の各種応用分野に用いる場合に必要とされる 明るさを得ることができず、さらには、2種の発光ダイオードの組合せによって これらの応用分野に適する白色灯を実現することはできなかった。
【0005】 本考案は、発光ダイオードの組合せにより、みかけ上白色灯として認識できる 装置を提供することを目的とする。本考案は、2種の発光ダイオードの組合せに より白色灯を実現することを目的とする。本考案は、灯を装備した装置の全寿命 にわたりランプをいっさい交換する必要がない白色灯を提供することを目的とす る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、2種の発光色の異なる発光ダイオードの出力光を組合せてみかけ上 白色に見えるようにすることを特徴とする。
【0007】 すなわち、本考案は、アンバー色の発光ダイオードの発光部と、青色の発光ダ イオードの発光部とが一つの発光面を形成するように配置されたことを特徴とす る。
【0008】 前記発光面にアンバー色の発光ダイオード複数n個に対して青色の発光ダイオ ード1個の割合で配置され、前記nは4〜8であり、前記発光面のほぼ正面で発 光色が自然な白色に見えるように、アンバー色の発光ダイオードに流れる電流に 対して青色の発光ダイオードに流れる電流が設定されることが望ましい。前記発 光面のほぼ中央に青色の発光ダイオードが配置され、発光面の周囲にアンバー色 の発光ダイオードが配置されるか、もしくは前記発光面にほぼ等間隔に青色の発 光ダイオードが配置され、その青色の発光ダイオードの周囲にアンバー色の発光 ダイオードが配置される構成にすることができ、前面に光散乱レンズを備えるこ とができる。
【0009】 本考案による白色灯は、照明灯、鉄道信号灯、自動車用バックランプ、自動車 の昼間点灯用ヘッドランプ、道路標識灯、電光掲示板用白色灯などに広く利用す ることができる。
【0010】
【作用】
アンバー色の発光ダイオードの発光部と、青色の発光ダイオードの発光部とを 一つの発光面を形成するように配置する。この2色の発光部を配置する割合とそ れに供給する電流とによって、みかけ上白色として認識できるようにすることが できる。さらに、発光ダイオードは白熱灯に比べてその寿命がいちじるしく長い ことから、これを装備した装置のランプ交換が不要となり、保守に要する工数を 低減することができる。
【0011】 できるだけ白色に見せるためには、アンバー色の発光ダイオード複数n個に対 して青色の発光ダイオード1個の割合で配置することがよく、その配置形態によ ってnは4〜8から選択することが効果的である。
【0012】 アンバー色の発光ダイオードに流れる電流に対して青色の発光ダイオードに流 れる電流を設定すれば、発光面のほぼ正面でその発光色をさらに自然な白色に見 えるようにすることができる。
【0013】 アンバー色の発光ダイオードおよび青色の発光ダイオードの配置位置関係は、 発光面のほぼ中央に青色の発光ダイオードを配置し、発光面の周囲にアンバー色 の発光ダイオードを配置するか、もしくは青色の発光ダイオードを発光面にほぼ 等間隔に配置し、その青色の発光ダイオードの周囲にアンバー色の発光ダイオー ドを配置する。
【0014】 また、発光面の前面に光散乱レンズを配置すれば、アンバー色の光と青色の光 とが散乱して混合しレンズの外側から見た色が白色を呈する。
【0015】 このような配置により要求される発光量に応じて発光面の大きさおよび形状を 自由に選択できるので、照明灯、鉄道信号灯、自動車用バックランプ、昼間点灯 用ヘッドランプ、道路標識灯、電光掲示板用白色灯などに広く利用することがで きる。また、発光ダイオードは白熱灯に比べてその寿命がいちじるしく長いので 、ランプ交換が不要となり保守に要する工数を削減することができる。
【0016】
【実施例】
次に、本考案実施例を図面に基づいて説明する。本考案実施例は、基本的には 、アンバー色の発光ダイオードの発光部と、青色の発光ダイオードの発光部とが 一つの発光面を形成するように配置される。このアンバー色の発光ダイオードと 青色の発光ダイオードとの配置割合は、複数n個のアンバー色の発光ダイオード に対して青色の発光ダイオードが1個の割合で配置される。アンバー色の発光ダ イオードの数nは4〜8になるように配置される。
【0017】 その配置位置は、発光面のほぼ中央に青色の発光ダイオードが配置され、発光 面の周囲に複数のアンバー色の発光ダイオードが配置される。また、青色の発光 ダイオードが複数の場合には、発光面にほぼ等間隔に青色の発光ダイオードが配 置され、この青色の発光ダイオードの周囲にアンバー色の発光ダイオードが配置 される。
【0018】 このような配置により発光面のほぼ正面で発光色がさらに自然な白色に見える ようにするために、アンバー色の発光ダイオードに流れる電流に対して青色の発 光ダイオードに流れる電流が設定される。
【0019】 (第一実施例) 図1は本考案第一実施例の回路構成を示す図。図2は本考案第一実施例におけ る発光ダイオードの配置状態を示す正面図。図3は本考案第一実施例の構成を示 す側面の部分断面図。図4は本考案第一実施例の全体構成を示す分解斜視図であ る。
【0020】 本考案第一実施例は、鉄道の中継信号機および入換信号機、その他に用いられ る信号灯の例を示したものである。この例は、図1に示すように、3個のアンバ ー色の発光ダイオードAを直列に接続して一組としたもの10組(合計30個) と、2個の青色の発光ダイオードBを直列に接続して一組としたもの2組(合計 6個)とがそれぞれ並列に接続される。このように電気的に接続されたアンバー 色の発光ダイオードAが図2に示すように、基板3の中心から放射状に3層にわ たって配置されて六つのブロックが形成され、その各々のブロックのほぼ中央と なる位置のそれぞれに1個の青色の発光ダイオードBが配置される。アンバー色 の発光ダイオードAおよび青色の発光ダイオードBの間には液状シリコン4が充 填される。基板3は図3に示すようにケース5内に収容され、ケース5の背面に は抵抗基板7が取付けられ、その発光面にはレンズ6が取付けられる。
【0021】 30個のアンバー色の発光ダイオードAおよび6個の青色の発光ダイオードB の定格電圧は10Vであり、15mAの電流が供給されて発光する。アンバー色 の発光ダイオードAは、その中心波長が約582nmのときに単光色としての光 強度が最も大きくなり、青色の発光ダイオードBは、その中心波長が約470n mのときに単光色としての光強度が最も大きくなる。この条件を満たすことによ ってレンズ6から放射された光はほぼその正面でみかけ上白色に変化する。
【0022】 発光ダイオードは量産することによって製造原価を低減することが可能であり 、かつ実用上寿命がきわめて長いことからランプ交換が不要となり保守に要する 工数が大きく削減される。
【0023】 (第二実施例) 図5は本考案第二実施例の構成を示す正面図、図6は本考案第二実施例の構成 を示す側面の部分断面図である。
【0024】 本考案第二実施例は,各種装置に用いる動作表示ランプの例を示したもので、 基板13上に、1個の青色の発光ダイオードBを中央にして、アンバー色の発光 ダイオードAが6個配列される。基板13は口金12に固定されたフード11内 に収容され、液状シリコン4で固定される。この種の表示用ランプは直径が20 mm〜30mm程度の小型のものである。必要な場合には光散乱レンズを装着す ることによって白色発光の効果をさらに高めることができる。
【0025】 なお、第一実施例および第二実施例は、正面形状を円形としたが、その形状は 円形に限定されるものではなく、正方形状、長方形状、あるいはその組合せであ ってもよく、使用するアンバー色の発光ダイオードAおよび青色の発光ダイオー ドBの数量は用途に応じて任意に選択することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように本考案によれば、2種の発光ダイオードの組合せによりみ かけ上白色として認識させることができる。さらに、発光ダイオードの寿命はい ちじるしく長いので、装備した装置のランプ交換がいっさい不要となり、保守に 要する工数を削減することができる。また、照明灯、鉄道信号灯、車両用表示灯 、自動車の昼間点灯用ヘッドランプなど広い分野にわたって利用することが可能 であり、量産されることによって製造コストを大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第一実施例の回路構成を示す図。
【図2】本考案第一実施例における発光ダイオードの配
置状態を示す正面図。
【図3】本考案第一実施例の構成を示す側面の部分断面
図。
【図4】本考案第一実施例の全体構成を示す分解斜視
図。
【図5】本考案第二実施例の構成を示す正面図。
【図6】本考案第二実施例の構成を示す側面の部分断面
図。
【符号の説明】
A アンバー色の発光ダイオード B 青色の発光ダイオード 3、13 基板 4 液状シリコン 5 ケース 6 レンズ 7 抵抗基板 11 フード 12 口金

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンバー色の発光ダイオードの発光部
    と、青色の発光ダイオードの発光部とが一つの発光面を
    形成するように配置されたことを特徴とする白色灯。
  2. 【請求項2】 前記発光面にアンバー色の発光ダイオー
    ド複数n個に対して青色の発光ダイオード1個の割合で
    配置された請求項1記載の白色灯。
  3. 【請求項3】 前記nは4〜8である請求項2記載の白
    色灯。
  4. 【請求項4】 前記発光面のほぼ正面で発光色が自然な
    白色に見えるように、アンバー色の発光ダイオードに流
    れる電流に対して青色の発光ダイオードに流れる電流が
    設定された請求項1ないし3のいずれかに記載の白色
    灯。
  5. 【請求項5】 前記発光面のほぼ中央に青色の発光ダイ
    オードが配置され、発光面の周囲にアンバー色の発光ダ
    イオードが配置された請求項2ないし4のいずれかに記
    載の白色灯。
  6. 【請求項6】 前記発光面にほぼ等間隔に青色の発光ダ
    イオードが配置され、その青色の発光ダイオードの周囲
    にアンバー色の発光ダイオードが配置された請求項2な
    いし4のいずれかに記載の白色灯。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の白
    色灯において、前面に光散乱レンズを備えた白色灯。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれかに記載の照
    明灯。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし6のいずれかに記載の鉄
    道信号灯。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし6のいずれかに記載の
    自動車用バックランプ。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし6のいずれかに記載の
    自動車の昼間点灯用ヘッドランプ。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし6のいずれかに記載の
    道路標識灯。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし6のいずれかに記載の
    電光掲示板用白色灯。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1196808A (ja) * 1997-09-17 1999-04-09 Kanto Auto Works Ltd リアコンビネーションランプ
JP2003503815A (ja) * 1999-06-25 2003-01-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 車両ヘッドランプ及び車両
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JP2004207654A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照明装置および照明用駆動回路

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