JP3085577U - 床下防湿防虫マット - Google Patents

床下防湿防虫マット

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JP3085577U JP2001006960U JP2001006960U JP3085577U JP 3085577 U JP3085577 U JP 3085577U JP 2001006960 U JP2001006960 U JP 2001006960U JP 2001006960 U JP2001006960 U JP 2001006960U JP 3085577 U JP3085577 U JP 3085577U
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章次 関根
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川越コンクリート工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】床下の除湿と防虫および動物の進入を防ぐマッ
トに関する。 【解決手段】ゼオライト石に木酢液を含浸させて除湿防
虫材を作り、該除湿防虫材を通気性のある袋に入れて除
湿防虫マットとして建物の床下に並べて敷くことによっ
て、床下の乾燥と害虫の発生を防止し、床下への動物の
進入を防ぐようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は床下の除湿と害虫の発生および動物の床下への進入を防ぐための除湿防 虫材およびマットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物の床下は土となっているので、粘土質の土では容易に湿気が抜けな く、特に台所や風呂場の近辺は水を使用することから湿度や温度が高くノミ、ダ ニ、シロアリ、その他の害虫が生息し易い環境となっていることから、床下は害 虫の温床となっている。
【0003】 また、床下はネズミ、蛇などの動物の生息し易い場所でもあることから、湿度の 高い場所では床下にネズミが一匹死ぬと数千匹のダニ、ノミが発生したり、悪臭 が漂うといった悪環境を招くし、時には、草地に隣接した家では家内に蛇が進入 して危険な目に合うといったことがあるなどの問題点があった。
【0004】 そこで、床下に木炭を敷くことやコンクリート張りとしているが、木炭やコンク リートは除湿効果や防湿効果はあるが、高価となり、木炭では火事の危険性があ り、その上防虫効果は低い、特に動物の侵入を防ぐ効果は無いといった問題点が ある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記問題点を解消するために、床下の除湿と害虫の発生を防止し、か つ床下への動物の侵入を防止するものを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本考案はゼオライト岩石を砕いて小石としたゼオラ イト石に木酢液を含浸させて乾燥させた除湿防虫材を作り、この除湿防虫材を通 気性の袋に入れて詰めることによって除湿防虫マットとした。 この除湿防虫マットを建物の床下に敷くようにしたものである。
【0007】 天然石であるゼオライト石は多孔質の構造となっていることから、ゼオライト石 内に有害物質を取り込む性質を有している。この為ゼオライト石には悪臭や有害 物質を吸着、分解、殺菌する機能がある。 また湿度の高い環境では空気中の水分をゼオライト石中に吸収し、湿度の低い環 境ではゼオライト石中の水分を空気中に吐き出すといった一種の呼吸作用を有し ていて、周辺の空気を常に一定の湿度に保つ性質があるので、湿度の高い床下で は一定の乾燥状態を保つことができる。
【0008】 木酢液には木酢液から揮発、発散する臭いを蛇やネズミ等の動物が嫌うことから 、動物が木酢液の雰囲気内に近づくことなく、かつ、アリ、ダニ、ノミ、ゴキブ リ、クモ等の虫も嫌うことから、木酢液雰囲気中で生息することなく、防虫効果 および殺菌効果がある。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を例を上げて説明する。 図1に示す様に、本願考案の床下除湿防虫マット1はゼオライトの岩石を小さ く砕いて出来たゼオライト石に木酢液を含浸させて乾燥してできた除湿防虫材2 を通気性のある矩形の袋3の一辺を開いて入れ詰めた後、閉じて床下除湿防虫マ ット1とした。 床下除湿防虫マット1には除湿防虫材2とゼオライト石とを混合して詰め込んで もよい。また、床下除湿防虫マット1の大きさは適宜で良いが、運搬や取り扱い の点から見れば45cm四方角で厚さ5cm位のものが良い。
【0010】 図2に示すように、上記床下除湿防虫マット1を床下4の土5の上に適宜に敷 いていく、敷き方は基礎6と基礎6の間の全面または一部面でも良いし、積層し て敷いても良い。基礎6には通気口7が設けられていることから、常に床下4に は空気の流れがある。湿度の高い空気は床下除湿防虫マット1によって水分が吸 着されて適度の乾いた空気となり、乾いた空気の流れによってゼオライト石中の 水分が吐き出される。このゼオライト石の呼吸作用によって床下4を適度な乾燥 状態にする。 また、ゼオライト石に含浸されている木酢液の揮発成分が発散して臭いとなり、 床下4に充満して木酢液の雰囲気をつくりだす。
【0011】
【考案の効果】
本考案は以上説明した様に構成されているので、以下に記載されるような効果 を奏する。 床下4を一定の乾燥状態とすることによって、シロアリ、ダニ、ノミ、ゴキブリ 、クモ等の害虫の発生を防ぐと同時に、ゼオライト石に含浸した木酢液から発散 する臭いが空気中に漂って床下4に充満し、通気口から進入しようとするネズミ や蛇等の動物の進入を防ぎ、かつ、床で発生しょうとするシロアリ、ダニ、ノミ 、ゴキブリ、クモ等の虫の発生を防止する。 床下への動物の進入を防止することから、動物の死骸から来る悪臭やダニ、ノ ミ、細菌の繁殖や発生を抑えて床下を常に良い環境で保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の床下除湿防虫マットの断面斜視図であ
る。
【図2】本考案の床下除湿防虫マットを床下に敷いた状
態図である。
【符号の説明】
1 床下除湿防虫マット 2 除湿防虫材(木酢液を含浸したゼオライト石) 3 通気性のある袋 4 床下 5 土 6 基礎 7 通気口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月15日(2001.11.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゼオライト岩石を砕いて小石としたゼオラ
    イト石に木酢液を含浸させ乾燥して除湿防虫材。
  2. 【請求項2】ゼオライト岩石を砕いて小石としたゼオラ
    イト石に木酢液を含浸させ、乾燥して除湿防虫材(2)
    として、該除湿防虫材(2)を通気性のある袋(3)に
    入れてマットとし、該マットを床下(4)に敷くことを
    特徴する床下除湿防虫マット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009046455A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Akita Univ 有害生物用忌避袋

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