JP3085544U - 保護帽子 - Google Patents

保護帽子

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JP3085544U
JP3085544U JP2001006917U JP2001006917U JP3085544U JP 3085544 U JP3085544 U JP 3085544U JP 2001006917 U JP2001006917 U JP 2001006917U JP 2001006917 U JP2001006917 U JP 2001006917U JP 3085544 U JP3085544 U JP 3085544U
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JP
Japan
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head
cushion material
protective hat
mounting pocket
pleats
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JP2001006917U
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萱 昭 芳 大
島 康 彰 大
田 敏 昭 森
木 弘 和 三
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株式会社特殊衣料
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日常的に被る帽子でも、事故に際して頭部を
保護する機能を備えるようにする。 【解決手段】 本考案の保護帽子は、頭部への衝撃から
頭部を保護するように、クラウン部(山部)の内側に、
クッション材を装着するための装着ポケットが取り付け
られている。また、夜間に着用者の存在が明らかになる
ような警告表示体を装着するためのプリーツが備えられ
ている。また、クッション材の装着感を受け難いものと
して、クッション材を外側からを挿入するように形成し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、事故などによる頭部への衝撃を和らげて、頭部の損傷を最小限に食 い止めることができる保護帽子に関する。
【0002】
【従来の技術】
寒冷地の冬場において、毎年、高齢者や子供が凍結して滑り易くなった道路等 で転倒し、そのことで頭部を強打して、最悪の場合死に到るなどの事故が起きて いる。他にも、自転車に乗っていて転倒するとか、夜間夜道で自動車と接触して 転倒するとか、病院内で治療中の患者が転倒するなど様々な事故が起きている。 このような事故は毎年繰り返されて起きており、注意していてもなかなか防ぐこ とができない。 頭部を保護するために、既に、ヘルメットが建設現場、危険場所、もしくは、 自動二輪車の運転において、その着用が義務づけられているが、一般の歩行者や 自転車に乗る人間には、ヘルメット等の着用が義務づけられていない事情もあっ て、通常、頭部は無防備の状態である。このような状態は、日常的に頭部を無防 備でいることに慣れてしまっていることもあるが、デザイン性を阻害することな く、ヘルメットに替えて好適に着用可能な保護帽子がなかったことにも一因があ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記事情に基づいてなされたもので、日常的に被る帽子でも、事故 に際して頭部を保護する機能を備える工夫をしている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案では、頭部への衝撃から保護するための保護帽子において、 そのクラウン部(山部)に、クッション材を装着するための装着ポケットを備え たことを特徴とする。前記装着ポケットは、前記クラウン部(山部)の内側に袋 状に設けられ、その上部にクッション材を出し入れする挿入口が設けられている ことを特徴とする。また、前記クラウン部(山部)の外側には、複数のプリーツ が設けられ、夜間に着用者の存在が明らかになるような警告表示体を前記プリー ツ間で臨ませると共に、各プリーツの内側より前記装着ポケットに、クッション 材を挿入して装着することを特徴とする。前記プリーツの内側には、クッション 材を挿入できるような開口部と、前記開口部を開閉自在にする留め具とが設けら れていることを特徴とする。
【0005】 このように構成することにより、保護帽子に装着するクッション材を適宜に選 択することができる。また、帽子の形状に合わせて装着ポケットの形を変えれば よいので、デザイン性を維持しながら多種の保護帽子に対応した製造も容易にで きる。また、外側にプリーツを備えた保護帽子は、そのプリーツに警告表示体を 装着して、事故を未然に防ぐものとすることができる。さらに、病院内において 、転倒の危険性のある治療中の患者に被せることで、頭部を強打するような事故 が未然に防げる。また、クッション材を外側から挿入するように形成したものは 、クッション材の装着感を頭部に受け難いものとすることができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本発明の実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。 図1は、保護帽子1を下部から見た図である。この保護帽子1は鍔2とクラウ ン(山部)3とから概略構成されており、図に示すように、その内側には装着ポ ケット4が備えられている。この実施の形態においては、保護帽子1のクラウン (山部)3(図2参照)の内側周壁に沿って、均等に6分割して袋状の装着ポケ ット4が設けられている。装着ポケット4は、保護帽子1の上部に挿入部5を有 し、この挿入口5から、クッション材10を挿入するように形成されている。こ の図において、6分割された袋状の装着ポケット4を示したが、この図に限定さ れることなく、適宜に分割されて形成される。
【0007】 普通の帽子と同じ様にデザイン性を大切にし、厚みからくる帽子の不細工な膨 らみを少なく構成する為に、クッション材10としては、軽量で、衝撃を吸収で きる適度の厚みのある発泡ウレタンなどの合成樹脂が用いられる。即ち、後頭部 は衝撃に弱く、転倒した際に、一番、衝撃負荷がかかることから、保護帽子1の 後方に設けられた装着ポケット4には、厚みのあるクッション材10を入れるこ とは効果的であり、前方に設けられた内側装着ポケット4には、クッション材1 0を少なめにした。このように、装着ポケット4に挿入されるクッション材10 は、着脱自在に構成されていることから、使用者の要望に対応して、その厚みや 材質が適宜に決められる。
【0008】 図2は、プリーツ9がクラウン(山部)3の外側に所定幅を有して形成されて いることを示したものである。このプリーツ9には、警告表示体(図省略)を入 れることにより、警告表示体を左右のプリーツ9間の隙間で表示させるものであ る。警告表示体としては、光を反射する反射板や、蛍光塗料などが塗布された発 光体など用いられる。これにより、保護帽子1を被った歩行者は、夜間歩行の際 など、反射光によって、相手に注意を与えることができるので、前方あるいは後 方から接近する自動車や自動二輪車のドライバーに注意を促し、人身事故を未然 に防ぐことができる。
【0009】 また、この図2に示すように、クッション材10はプリーツ9間の隙間より挿 入され、さらに、プリーツ9の内側に設けられた開口部7を通して装着される。 この開口部7には、留め具6としてのファスナーや面ファスナーなどが開閉自在 に取り付けられており、装着されたクッション材10を保護帽子1の内部で保持 する。図3は、図2のA−A断面図を示したものであるが、頭部に接触する内側 は、クッション材10を挿入することによるクッション材10の感触が直接伝わ り難いものとなっている。
【0010】 図4は、保護帽子1を被った状態を示した図である。図に示すように、クッシ ョン材10が備えられていても、デザイン性は阻害されることがない。また、ク ラウン部(山部)3の内側で、頭部を保護するようにクッション材が備えられて いることから、転倒しても頭部への衝撃は和らげられる。
【0011】 以上説明したように、クラウン部(山部)の内側に設けられる装着ポケット4 に、クッション材を入れることにより、デザイン性を阻害することなく好適な保 護帽子1となる。また、この考案の装着ポケット4を備えた保護帽子1には、用 途に応じて他の利用の仕方も有る。一例として、クッション性を備えた冷却材を 入れて頭部を冷やして使用した場合は、夏場の携帯クーラー付き保護帽子1とな る。また、他の例として、頭部全体を覆う透明シートを備えて収納するように構 成した場合(図省略)は、有害な外気と頭部とを一時的に遮断できるものとなる ことから、自動車の排気ガスや工場の煤煙、さらにはテロ等における有毒ガスな どから身を守るものとすることができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案の保護帽子は、転倒することによる頭部への衝撃から保護する為に、内 側にクッション材を装着するための袋状の装着ポケットを備えている。これによ り、凍結した道路等で転倒した場合でも、頭部への衝撃から頭部を好適に保護す ることができ、また、病院内において、転倒の危険性のある治療中の患者に被せ ることで、頭部を強打するような事故が未然に防げる。さらに、保護帽子に装着 するクッション材を適宜に選択することができるので、帽子の形状に合わせてポ ケットの形を変え、多種のデザインの保護帽子に対応することもできる。また、 自動車や自動二輪車等に警告が発信できるような警告表示体を装着するプリーツ が備えられており、未然に事故を防止することができる。クッション材を外側か ら挿入するように形成したものは、クッション材の装着感を頭部に受け難いもの とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】下から見た保護帽子の図である。
【図2】プリーツが形成されると共に、外側からクッシ
ョン材を挿入可能に構成された保護帽子を示す図であ
る。
【図3】図2のA−A断面図を示したものである。
【図4】保護帽子を被った状態を示した図である。
【符号の説明】
1 保護帽子 2 鍔 3 クラウン(山部) 4 装着ポケット 5 挿入口 6 留め具 7 開口部 9 プリーツ 10 クッション材
フロントページの続き (72)考案者 森 田 敏 昭 北海道札幌市南区芸術の森1丁目 札幌市 立高等専門学校内 (72)考案者 三 木 弘 和 北海道札幌市南区芸術の森1丁目 札幌市 立高等専門学校内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部への衝撃から保護するための保護帽
    子において、そのクラウン部(山部)に、クッション材
    を装着するための装着ポケットを備えたことを特徴とす
    る保護帽子。
  2. 【請求項2】 前記装着ポケットは、前記クラウン部
    (山部)の内側に袋状に設けられ、その上部にクッショ
    ン材を出し入れする挿入口が設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の保護帽子。
  3. 【請求項3】 前記クラウン部(山部)の外側には、複
    数のプリーツが設けられ、夜間に着用者の存在が明らか
    になるような警告表示体を前記プリーツ間で臨ませると
    共に、各プリーツの内側より前記装着ポケットに、クッ
    ション材を挿入して装着することを特徴とする請求項1
    に記載の保護帽子。
  4. 【請求項4】 前記プリーツの内側には、クッション材
    を挿入できるような開口部と、前記開口部を開閉自在に
    する留め具とが設けられていることを特徴とする請求項
    1または請求項3に記載の保護帽子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014510852A (ja) * 2011-04-12 2014-05-01 マッツサイテクノ ライセンシング カンパニー 振動減衰材料
US9265999B2 (en) 2001-08-27 2016-02-23 Matscitechno Licensing Company Vibration dampening material and method of making same

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