JP3085328U - 減圧弁 - Google Patents

減圧弁

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JP3085328U
JP3085328U JP2001006662U JP2001006662U JP3085328U JP 3085328 U JP3085328 U JP 3085328U JP 2001006662 U JP2001006662 U JP 2001006662U JP 2001006662 U JP2001006662 U JP 2001006662U JP 3085328 U JP3085328 U JP 3085328U
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pressure reducing
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reducing valve
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邦興 廣嶋
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株式会社インダック
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁体の周辺に異物が進入することによる不具
合の発生頻度を大幅に減少させ、また、組み立て作業等
の省力化を図ることができる減圧弁を提供する。 【解決手段】 流体が流入可能な一次室44と、該一次
室44からノズル62aを通って流体が流入可能な減圧
側の二次室46とが形成された本体60と、前記ノズル
62aを開閉する弁体66とを備えた減圧弁において、
一端側に前記ノズル62aが形成され、他端側に開口部
64bが形成された筒状部材(62と64が螺合して構
成される)と、該筒状部材62・64の内部に設けられ
た前記弁体66とからなる弁ユニット80を備え、該弁
ユニット80は、前記ノズル62aが前記二次室46に
面し、前記開口部64bが前記一次室44内に位置する
ように前記本体60に着脱可能に設けられている。ま
た、前記開口部64bにフィルター70が設けられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、圧力ガス等の流体の減圧に用いられる減圧弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、圧力ガスの減圧に用いられる減圧弁の一例の断面図を図5に示す。ま た、弁体および弁座の周辺の拡大図を図6に示す。 2は、二段減圧方式が採用された減圧弁の本体である。 8は、圧力ガスが供給されるボンベの口金(図示しない)が繋がれるナットで あり、10は前記口金から圧力ガスが漏れないように押さえるパッキンである。 14は接手であり、内部に圧力ガスの経路が形成され、前記ボンベから本体2内 に圧力ガスを導入する。接手14の圧力ガスの入口部にはフィルター12が取り 付けられ、外部からゴミ等が減圧弁2内に進入するのを防ぐ。
【0003】 Aは一段減圧部であり、本体2に導入された圧力ガスを一段減圧する。Bは二 段減圧部であり、一段減圧部Aで一段減圧された圧力ガスを二段減圧する。44 は一段減圧部Aによる一段減圧後の圧力ガスが流入可能に設けられた、二段減圧 部Bの一次室である。46は二段減圧部Bの減圧後のガスが流入する二次室であ る。 図6に示すように、28は、ノズル28aと弁座28cとが形成された弁座部 材であり、ねじ部28bによって本体2に着脱可能に設けられる。ガスは、ノズ ル28aを介して一次室44から二次室46に流入する。22は弁体であり、第 一の付勢部材としてのスプリング24で付勢されることで、一次室44側から弁 座28cに圧接してノズル28aを塞ぐ。弁体22の、弁座28cに接する部分 22aは、弁の密閉度を良好にするために樹脂で構成される。26は、スプリン グ24を受けるスプリング受け部である。
【0004】 図5において、32は二次室46の上面を塞いで張設されたダイヤフラムであ る。ダイヤフラム32には、ステム30が固定される。ステム30は、その先端 が弁体22の二次室46側の面に当接され、第二の付勢部材としてのスプリング 34に付勢されて、弁体22をノズル28aを開く方向、即ち、スプリング24 の付勢力と逆方向に押す。 この構成により、二次室46の気圧が高まることで、ダイヤフラム32は上方 に湾曲して変形し、スプリング34をその付勢力と対向する方向に押す。 40はねじ式の調整つまみであり、回転させることで上下に移動する。調整つ まみ40の中央部には押さえ部材38が取り付けられ、押さえ部材38の下端部 は受鉄36を介してスプリング34の上部を押さえるよう設けられる。従って、 調整つまみ40を回転させることで、スプリング34の付勢力を調整することが 可能である。35は、スプリング34を受けるスプリング受け部である。
【0005】 二次室46は、図5では手前側に形成されるために図示されない供給口に連通 され、減圧されたガスはこの供給口より必要箇所に供給される。 なお、42は安全弁であり、二次室46内の気圧が異常に高くなった際に弁が 開き、二次室のガスを抜くことによって、前記供給口から異常な圧力のガスが供 給されることによる事故や不具合等を防止または最小限に止める。
【0006】 以上の構成による減圧弁2において、前記ボンベから圧力ガスが供給されてい ないときは、二段減圧部Bの二次室46の気圧が外気圧と等しいため、ダイヤフ ラム32は変形されず、スプリング34の付勢力がスプリング24の付勢力に勝 るよう設定されることによって弁体22が一次室44側に押し込まれてノズル2 8aが開いた状態となる(図6)。ここで、前記ボンベから、接手14を通じて 圧力ガスが流入すると、圧力ガスは一段減圧部Aによって一段減圧され(一段減 圧のメカニズムについては省略する)、二段減圧部Bの一次室44に流入する。 その圧力ガスは弁体22の周囲の隙間23を通ってノズル28aを通過し、二次 室46に流入する。圧力ガスが流入することで二次室46の気圧が一定以上に上 がると、ダイヤフラム32は気圧によって上方に押し上げられてステム30をス プリング34の付勢力に対向する方向(上方)に押し、ステム30によって一次 室44の方向(下方)に押されていた弁体22が上方に移動し、弁体22が弁座 28cに圧接してノズル28aを塞ぎ(図7)、圧力ガスの二次室46への流入 が止まる。 その後、二次室46の圧力が低下すると、二次室46の気圧によるダイヤフラ ム32への上方へ押す力が弱まることによって、ステム30は下方に移動し、弁 体22はステム30に押されて下方に移動してノズル28aを開き(図6)、再 び二次室46に圧力ガスが流入するようになる。
【0007】 以上のメカニズムにより、ノズル28aが開閉されることで減圧を行う減圧弁 2において、弁体22にゴミ等の異物が付着する場合がある。弁体22の周辺に ゴミ90が付着した状態の説明図を図8に示す。弁体22と弁座28cとの間に ゴミ90が付着すると、弁体22が弁座28cに密着せず、ノズル28aを塞ぐ ことができなくなり、二次室46の気圧が十分に高まっても、圧力ガスの二次室 への流入が止まらず、二次室の圧力が異常に上昇してしまうといった不具合が発 生する。 また、異物によって弁体22や弁座28cの接点付近が傷つけられ、弁体22 が弁座28cに接した際に弁体22と弁座28cとの間に傷による隙間が生じる ことによっても、同様な不具合が発生し得る。
【0008】 上記の様な異物が減圧弁2内に存在する原因としては、以下のようなものが挙 げられる。 ・減圧弁の製造・組立・修理時のキリコ・ゴミ等の本体2内への残留 ・圧力ガス導入口からの異物の進入 ・圧力ガスに二酸化炭素ガスを使用した際の、二酸化炭素ガスの固体化(ドライ アイス化)
【0009】 上記の様な異物等による不具合を防ぐため、従来、製造・組立・修理時には、 部品の洗浄、ゴミの吹き飛ばし等の工程を設けてキリコやゴミを減圧弁2内から 排除し、また運用時においては、前記フィルター12によってゴミやドライアイ ス等が進入しないようにしている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、減圧弁本体2は、一般的に金属の削り出しによって形成され、 また、減圧弁2の内部は複雑な形状に形成されることが多いため、洗浄や吹き飛 ばし等では、キリコやゴミ等を完全に取り除くことは困難であり、本体2内にそ れらがわずかに残留してしまう場合がある。それらがノズル28aの上流側から 流れてきて、弁体22と弁座28cの間に挟まって上記不具合の原因になること が多いといった課題がある。
【0011】 また、運用時に進入する異物に関しては、フィルター12を通過する程度の大 きさの埃であっても、進入後に内壁の凹部等に付着して、後に進入した埃と結合 して大きなゴミに成長し、それが内壁から剥離して弁体22に到達することがあ る。 また、圧力ガスとして二酸化炭素ガスを使用する場合には、フィルター12の 通過後に二酸化炭素ガスが固体化することが考えられる。このように、外部から 進入する異物・固体物を完全に排除することは困難であり、同様にそれらがノズ ル28aの上流側から流れてきて、弁体22と弁座28cの間に挟まって上記不 具合の原因になることが多いといった課題がある。
【0012】 また、減圧弁2の組立や、ゴミが進入した際などの修理や、メンテナンスにお いて、スプリング24や弁体22の脱着等の作業は、小さな空間内での緻密な作 業が要求されるため非常に困難であり、なおかつその作業の過程でゴミ等が進入 しやすいといった課題がある。
【0013】 本考案は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、弁体の周辺 に異物が進入することを防ぐことによって上記不具合の発生頻度を大幅に減少さ せ、また、組み立て作業等の省力化を図ることができる減圧弁を提供することに ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために次の構成を備える。すなわち、流体が流入 可能な一次室と、該一次室からノズルを通って流体が流入可能な減圧側の二次室 とが形成された本体と、前記ノズルを開閉する弁体とを備えた減圧弁において、 前記一次室側に、前記ノズルの近傍に配置され、該ノズルを通過する全流体が通 過するフィルターが設けられている。 さらに、前記フィルターが、焼結合金で形成されている。 これによれば、弁体の周辺に異物が進入する頻度を大幅に減少させることがで きる。
【0015】 また、前記弁体は、第一の付勢部材で付勢されることで、前記ノズルの周囲に 形成された弁座に前記一次室側から圧接して該ノズルを塞ぐように設けられ、第 二の付勢部材で付勢されることで、前記ノズルを開く方向に前記二次室側から前 記弁体を押すステムと、前記二次室の圧力が高まることで、前記第二の付勢部材 の付勢力と対向する方向に該第二の付勢部材を押すダイヤフラムとを備える。 さらに、前記流体が、圧力ガスである。 これによれば、圧力ガスの減圧に適した減圧弁を得ることができる。
【0016】 あるいは、本考案は次の構成を備える。すなわち、流体が流入可能な一次室と 、該一次室からノズルを通って流体が流入可能な減圧側の二次室とが形成された 本体と、前記ノズルを開閉する弁体とを備えた減圧弁において、一端側に前記ノ ズルが形成され、他端側に開口部が形成された筒状部材と、該筒状部材の内部に 設けられた前記弁体とからなる弁ユニットを備え、該弁ユニットは、前記ノズル が前記二次室に面し、前記開口部が前記一次室内に位置するように前記本体に着 脱可能に設けられている。 さらに、前記弁ユニットは、前記筒状部材の外面にねじ溝が形成され、該ねじ 溝によって前記本体に着脱可能である。 これによれば、弁の分解・組み立てや修理、メンテナンス作業が容易となり、 作業の省力化を図ることができる。
【0017】 また、前記開口部にフィルターが設けられている。 さらに、前記フィルターが、焼結合金で形成されている。 さらに、前記筒状部材は、前記ノズルが形成された一半部と前記開口部が形成 された他半部とが螺合されて形成されることで、分解可能に設けられている。 これによれば、弁体の周辺に異物が進入する頻度を大幅に減少させることがで き、また、弁ユニットの分解・組み立て作業を省力化することができる。
【0018】 また、前記弁体は、前記筒状部材の内部に設けられた第一の付勢部材で付勢さ れることで、前記ノズルの周囲に形成された弁座に前記一次室側から圧接して該 ノズルを塞ぐように設けられ、第二の付勢部材で付勢されることで、前記ノズル を開く方向に前記二次室側から前記弁体を押すステムと、前記二次室の圧力が高 まることで、前記第二の付勢部材の付勢力と対向する方向に該第二の付勢部材を 押すダイヤフラムとを備える。 さらに、前記流体が、圧力ガスである。 これによれば、圧力ガスの減圧に適した減圧弁を得ることができる。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、本考案に係る減圧弁60の断面図である。図2は、減圧弁60に取り 付けられた弁ユニット80の拡大図である。図3は弁ユニット80のノズル62 aが形成された端部側から見た斜視図であり、図4はその他端部側から見た斜視 図である。 なお、減圧弁60において、従来の減圧弁2と同一の部材については同一の番 号を付して説明を省略する。
【0020】 図3、図4に示すように、弁ユニット80は円筒状に形成される。図2に示す ように、弁ユニット80の一半部が弁座部材62によって構成され、その端部に はノズル62aと弁座62cが形成される。弁ユニット80の他半部は、開口部 64bが形成されたユニット底部材64によって構成される。弁座部材62とユ ニット底部材64とは、ねじ部62dと64aによって螺合されて取り付けられ るため、弁ユニット80は分解可能となる。弁ユニット80の内部には、弁体6 6と、弁体66を弁座62cに圧接させる第一の付勢部材としてのスプリング6 8が設けられる。スプリング68の他端部は、ユニット底部材64の内部面に支 えられる。 弁ユニット80は本体60に、ノズル62aが形成された一端側が前記二次室 46に面し、開口部64bが形成された他端側が一次室44内に位置するように 取り付けられる。従って、前記他端側に開口部64bが形成された弁ユニット8 0の内部の空間は、一次室44の一部として機能する。
【0021】 また、開口部64bには、ゴミ等の異物の通過を防止するフィルター70が設 けられる。これにより、フィルター70は、一次室44側に、ノズル62aの近 傍に配置されることになる。 なお、フィルター70は、焼結金属等で構成することができる。フィルター7 0の目は、それを通過したゴミ等が、弁体66と弁座62cの間等に引っ掛から ない程度の細かさに設定する。
【0022】 また、弁ユニット80は、弁座部材62の外面に形成されたねじ部62bによ って前記本体60に着脱可能に設けられる。 図3に示すように、弁ユニット80の前記一端部は、正六角形に形成され、ス パナ等で回転可能に設けられる。 また、弁座部材62の上面には、直線状の溝部62eが設けられる。これは、 ステム30が下降して弁座部材62に接近した際に、ステム30に塞がれてノズ ル62aのガスの通りが悪くなるのを防ぐために、ガスを逃がすための溝である 。
【0023】 以上の構成による減圧弁60における減圧のメカニズムは、ノズル28aと弁 座28cが形成された弁座部材28がノズル62aと弁座62cが形成された弁 座部材62に、弁体22が弁体66に、スプリング24がスプリング68に、そ れぞれ置き換わる以外は、減圧弁2の減圧メカニズムと同様である。
【0024】 この弁ユニット80を備えた減圧弁60によれば、ノズル62a上流側は、弁 ユニット80に囲まれ、開口部64bにはフィルター70が設けられているため 、本体60の製造・組立・修理時等に本体60内に残留したキリコやゴミ等の異 物が、フィルター70の上流側からノズル62aに到達することを防止すること ができる。 また、本体内で他の埃と結合して成長するゴミや、本体60内で固体化するド ライアイス等は、フィルター70よりも上流で発生したものに関しては、フィル ター70によってノズル62aの通過を防止することができる。そのようなゴミ やドライアイス等が、弁ユニット80内で生じた場合には、依然前記不具合を防 ぎ得ないが、その可能性は、ノズル62aより上流の本体60内部の全体でゴミ ・ドライアイスの生じる可能性に比較して非常に小さい。
【0025】 また、減圧弁2の組立や、ゴミが進入した際などの修理や、メンテナンスにお いて、スプリング24や弁体22の脱着等の作業を行う場合、スパナまたはマイ ナスドライバによって弁ユニット80を脱着することが可能であるため、本体2 内に直接スプリング24や弁体22の取り付け作業を行う場合に比較して、作業 効率が大幅に改善され、なおかつ、脱着作業が単純となるため、その際の本体2 内部へのゴミの進入を防ぐことが容易となる。また、仮に本体2内にゴミ等が入 ってしまったとしても、フィルター70の効果によって弁ユニット80内にそれ が進入することはほとんどなく、従ってそれが原因となって前記不具合が発生す ることはほとんどない。
【0026】 また、弁ユニット80は、弁座部材62とユニット底部材64とが、ねじ部6 2dと64aによって着脱可能に螺合されているため、本体2から取り外した後 の分解・組み立てや、内部の弁体66やスプリング68の修理や洗浄等を極めて 簡単に行うことができる。組立時には、弁ユニット80の内部にゴミ等が入らな いように注意すればよく、従来の本体2に直接スプリング24や弁体22を取り 付ける際にゴミを入れないようにする場合に比較して、組み立て作業を省力化で きる。
【0027】 なお、一段減圧部Aは、二段減圧部の一次室44に流入するガスの気圧を一定 にして、供給する2次室46のガスの圧力を安定させる目的で設けられるもので あるが、供給するガス圧の精度がそれほど要求されない用途においては、一段減 圧部Aを必ずしも設ける必要はなく、接手14から導入されたガスがそのまま二 段減圧部の一次室44に流入するように構成しても良い。
【0028】
【考案の効果】
本考案に係る減圧弁によれば、弁体の周辺に異物が進入することによる減圧弁 の不具合の頻度を大幅に減少させ、また、組み立て作業等の省力化を図ることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる減圧弁を示す側面断面図であ
る。
【図2】弁ユニットの側面断面図である。
【図3】弁ユニットの斜視図である。
【図4】弁ユニットの斜視図である。
【図5】従来の減圧弁を示す側面断面図である。
【図6】ノズルが開いた状態を示す説明図である。
【図7】ノズルが閉じた状態を示す説明図である。
【図8】弁座と弁体の間にゴミが挟まった状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
2 従来の減圧弁 A 一段減圧部 B 二段減圧部 22、66 弁体 24、68 スプリング(第一の付勢部材) 28、62 弁座部材 28a、62a ノズル 28b、62b ねじ部 28c、62c 弁座 30 ステム 32 ダイヤフラム 34 スプリング(第二の付勢部材) 38 押さえ部材 40 調整つまみ 42 安全弁 44 一次室 46 二次室 60 減圧弁 62d ねじ部 64 ユニット底部材 64a ねじ部 64b 開口部 70 フィルター 80 弁ユニット 90 ゴミ

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が流入可能な一次室と、該一次室か
    らノズルを通って流体が流入可能な減圧側の二次室とが
    形成された本体と、 前記ノズルを開閉する弁体とを備えた減圧弁において、 前記一次室側に、前記ノズルの近傍に配置され、該ノズ
    ルを通過する全流体が通過するフィルターが設けられて
    いることを特徴とする減圧弁。
  2. 【請求項2】 前記フィルターが、焼結合金で形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の減圧弁。
  3. 【請求項3】 前記弁体は、第一の付勢部材で付勢され
    ることで、前記ノズルの周囲に形成された弁座に前記一
    次室側から圧接して該ノズルを塞ぐように設けられ、 第二の付勢部材で付勢されることで、前記ノズルを開く
    方向に前記二次室側から前記弁体を押すステムと、 前記二次室の圧力が高まることで、前記第二の付勢部材
    の付勢力と対向する方向に該第二の付勢部材を押すダイ
    ヤフラムとを備えることを特徴とする請求項1記載の減
    圧弁。
  4. 【請求項4】 前記流体が、圧力ガスであることを特徴
    とする請求項3記載の減圧弁。
  5. 【請求項5】 流体が流入可能な一次室と、該一次室か
    らノズルを通って流体が流入可能な減圧側の二次室とが
    形成された本体と、 前記ノズルを開閉する弁体とを備えた減圧弁において、 一端側に前記ノズルが形成され、他端側に開口部が形成
    された筒状部材と、該筒状部材の内部に設けられた前記
    弁体とからなる弁ユニットを備え、 該弁ユニットは、前記ノズルが前記二次室に面し、前記
    開口部が前記一次室内に位置するように前記本体に着脱
    可能に設けられていることを特徴とする減圧弁。
  6. 【請求項6】 前記開口部にフィルターが設けられてい
    ることを特徴とする請求項5記載の減圧弁。
  7. 【請求項7】 前記フィルターが、焼結合金で形成され
    ていることを特徴とする請求項6記載の減圧弁。
  8. 【請求項8】 前記弁体は、前記筒状部材の内部に設け
    られた第一の付勢部材で付勢されることで、前記ノズル
    の周囲に形成された弁座に前記一次室側から圧接して該
    ノズルを塞ぐように設けられ、 第二の付勢部材で付勢されることで、前記ノズルを開く
    方向に前記二次室側から前記弁体を押すステムと、 前記二次室の圧力が高まることで、前記第二の付勢部材
    の付勢力と対向する方向に該第二の付勢部材を押すダイ
    ヤフラムとを備えることを特徴とする請求項6記載の減
    圧弁。
  9. 【請求項9】 前記弁ユニットは、前記筒状部材の外面
    にねじ溝が形成され、該ねじ溝によって前記本体に着脱
    可能であることを特徴とする請求項6記載の減圧弁。
  10. 【請求項10】 前記弁ユニットは、前記筒状部材の外
    面にねじ溝が形成され、該ねじ溝によって前記本体に着
    脱可能であることを特徴とする請求項8記載の減圧弁。
  11. 【請求項11】 前記筒状部材は、前記ノズルが形成さ
    れた一半部と前記開口部が形成された他半部とが螺合さ
    れて形成されることで、分解可能に設けられていること
    を特徴とする請求項6記載の減圧弁。
  12. 【請求項12】 前記筒状部材は、前記ノズルが形成さ
    れた一半部と前記開口部が形成された他半部とが螺合さ
    れて形成されることで、分解可能に設けられていること
    を特徴とする請求項8記載の減圧弁。
  13. 【請求項13】 前記流体が、圧力ガスであることを特
    徴とする請求項8記載の減圧弁。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013536495A (ja) * 2010-07-13 2013-09-19 テスコム・コーポレーション モジュラー式インライン型流体調整器

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