JP3085212U - 膨張ネジ釘の構造 - Google Patents

膨張ネジ釘の構造

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金太陽精密工業股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨張ネジ釘の構造の提供。 【解決手段】 ネジと、一端の内周に雌ネジを具え、一
端の外周に雄ネジを具えた位置決めスリーブと、膨張ス
リーブと、錐形ブロックとを具えた膨張ネジ釘の構造に
おいて、該膨張スリーブの雌ネジ部分に係止溝が形成さ
れてOリングを収容し、このOリングの内側に爪が形成
され、位置決めスリーブと膨張スリーブが相互に結合
後、ネジの前端のネジ溝が爪と相互に螺接噛み合い、各
部品間の連結性を増し、ネジの螺合が外力の振動により
ゆるんで脱落するのを防止することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の膨張ネジ釘の構造に係り、ネジ、位置決めスリーブ、膨張スリ ーブ、錐形ブロック及びOリングで組成され、Oリングが位置決めスリーブと膨 張スリーブの間に置かれ、Oリングの爪を利用してネジのネジ溝と相互に噛み合 わせ、ネジを完全に位置決めし、構造体が外力振動を受ける時、ネジが回転、ゆ るみ脱落を発生せず、連接物の安全性と安定性を増加する、膨張ネジ釘の構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、建築物の構造体中、経常的に膨張ネジ釘が使用され、この膨張ネジ釘は 壁内に放置され、ネジによる連接物の連結に供される。この膨張ネジ釘A(図1 参照)は、ネジA1、スリーブA2、及び錐形ブロックA3で組成され、ネジA 1がスリーブA2内に螺設され、並びに錐形ブロックA3の後端が壁の阻止を受 け、そのスリーブA2が徐々に錐形ブロックA3方向に移動し、且つ錐形ブロッ クA3の外形の錐形作用下で、スリーブA2が外向きに拡張する時に、四周の壁 面と緊迫し、固定作用を達成する。
【0003】 しかし、この膨張ネジ釘Aは簡単に壁面を緊迫するが、壁中の膨張ネジ釘Aが 外力振動を受ける時(路上の交通の振動など)、ネジA1とスリーブの螺合が、 振動による影響により徐々に回転し、ゆるみ、最終的には脱落し、周知の各部品 構造中、この欠点に対してはなんら改良がされていない。膨張ネジ釘Aは壁面中 で緊迫状況を保持するが、ネジと連接物の螺設にはゆるんで脱落する状況が発生 し、締めつけ部品として相当な危険性を有し、建築物の周辺人員に、潜在的な安 全問題を有していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このため、膨張ネジ釘の各部品の組合せをさらに強固とし、建築物構造体と連 接物に対して一層の安全性を有するようにし、大衆生命、財産を保障できるよう にすることが本考案の主要な目的である。
【0005】 また、膨張ネジ釘内のOリングの、ネジのネジ溝との噛み合わせに対して、ネ ジを締めつけ後に振動を受けても、回転、ゆるみ、脱落が発生せず、構造の組合 せの安定性を保障できるようにすることが、本考案の次の目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、 標準部品で形成されたネジと、 一端の内周に雌ネジを具え、一端の外周に雄ネジを具えた位置決めスリーブと 、 膨張スリーブと、 錐形ブロックとを具えた膨張ネジ釘の構造において、 該膨張スリーブの雌ネジ部分に係止溝が形成されてOリングを収容し、このO リングの内側に爪が形成され、位置決めスリーブと膨張スリーブが相互に結合後 、ネジの前端のネジ溝が爪と相互に螺接噛み合い、各部品間の連結性を増し、ネ ジの螺合が外力の振動によりゆるんで脱落するのを防止することを特徴とする、 膨張ネジ釘の構造としている。 請求項2の考案は、前記位置決めスリーブの適当な位置に、内凹形状が設けら れ、この内凹形状の内部がネジに対して緊迫係合を形成して、ネジを位置決めし 、振動によるゆるみと脱落を防止することを特徴とする、請求項1に記載の膨張 ネジ釘の構造としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の膨張ネジ釘の構造は、ネジ1、位置決めスリーブ2、膨張スリーブ3 、錐形ブロック4、Oリング5で組成されている。図2、3を参照されたい。
【0008】 該ネジ1は一般の標準のネジ部品とされている。
【0009】 位置決めスリーブ2は膨張スリーブ3の前に設けられ、雄ネジ21と膨張スリ ーブ3の前端内周の雌ネジ31が螺合連接されるほか、内周に雌ネジ22が設け られている。
【0010】 膨張スリーブ3は外に拡張可能な形態の部品とされ、前段内周に雌ネジ31が 設けられ、並びに係止溝32が形成されている。
【0011】 錐形ブロック4は既存の組合せ部品である。
【0012】 Oリング5は内側に複数の爪51が形成されている。
【0013】 前述の各部品により、Oリング5が先に膨張スリーブ3内周の係止溝32部分 に置かれ、さらに位置決めスリーブ2が雄ネジ21で膨張スリーブ3の雌ネジ2 2と螺合され、Oリング5が固定され、これにより膨張ネジ釘の使用前の組合せ 形態が完成する。使用時には、組成品の膨張ネジ釘の構造を、壁面に予め設けた 孔内に打ち込み、膨張スリーブ3と錐形ブロック4を相互に圧接させて膨張スリ ーブ3の前端に外向きの拡張形態を形成させ、これにより膨張ネジ釘を壁面内に 固定し、ネジ1を使用して連接物を位置決めスリーブ2の雌ネジ22に螺設し、 該ネジ1の前端のネジ溝11とOリング5の爪51を緊密に噛み合わせ、ネジ1 の安定位置決めを発生し、さらに各構造部品間の組合せ性を増強し、これにより 本考案が外力振動を影響を受ける時、ネジ1が徐々に回転してゆるむことがなく 、その安定した組合せ構造を維持でき、ネジの螺合のゆるみ、脱落の状況を発生 しない。
【0014】 さらに、図4に示されるのは本考案のもう一つの実施例であり、位置決めスリ ーブ2の適当な位置が、外力でその外形に内凹形状の改変を発生可能とされ、そ の内凹部分の内部が直接ネジ1に対する緊迫位置決めを形成し、振動を受ける時 、回転による、ゆるみ、脱落を発生しないもう一つの形態とされ、これも強固で 、部品の相互組合せ構造が顕著に安全で強固であり、本考案の利用価値を増加す る。
【0015】
【考案の効果】
総合すると、本考案は部品構造を利用し、確実に予期された目的を達成し、実 用性、新規性及び進歩性を有する考案であり、ゆえに実用新案登録の要件を具備 している。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の膨張ネジ釘の構造の斜視図である。
【図2】本考案の分解斜視図である。
【図3】本考案の組合せ断面図である。
【図4】本考案のもう一つの実施例の断面図である。
【符号の説明】
A 膨張ネジ釘 A1 ネジ A2 スリーブ A3 錐形ブロック 1 ネジ 11 ネジ溝 2 位置決めスリーブ 21 雄ネジ 22 雌ネジ 3 膨張スリーブ 31 雌ネジ 32 係止溝 4 錐形ブロック 5 Oリング 51 爪

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準部品で形成されたネジと、 一端の内周に雌ネジを具え、一端の外周に雄ネジを具え
    た位置決めスリーブと、 膨張スリーブと、 錐形ブロックとを具えた膨張ネジ釘の構造において、 該膨張スリーブの雌ネジ部分に係止溝が形成されてOリ
    ングを収容し、このOリングの内側に爪が形成され、位
    置決めスリーブと膨張スリーブが相互に結合後、ネジの
    前端のネジ溝が爪と相互に螺接噛み合い、各部品間の連
    結性を増し、ネジの螺合が外力の振動によりゆるんで脱
    落するのを防止することを特徴とする、膨張ネジ釘の構
    造。
  2. 【請求項2】 前記位置決めスリーブの適当な位置に、
    内凹形状が設けられ、この内凹形状の内部がネジに対し
    て緊迫係合を形成して、ネジを位置決めし、振動による
    ゆるみと脱落を防止することを特徴とする、請求項1に
    記載の膨張ネジ釘の構造。
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