JP3085197U - 直流ファン軸受固定装置 - Google Patents

直流ファン軸受固定装置

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JP3085197U JP2001006532U JP2001006532U JP3085197U JP 3085197 U JP3085197 U JP 3085197U JP 2001006532 U JP2001006532 U JP 2001006532U JP 2001006532 U JP2001006532 U JP 2001006532U JP 3085197 U JP3085197 U JP 3085197U
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shaft
fan
ring
bearing
blade
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佑亮 林
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奇▲こう▼科技股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 直流ファン軸受固定装置の提供。 【解決手段】 軸12が羽根11の中心の底部に設置さ
れ、モータケース13が羽根底部の内側縁に設置され、
磁石条14がモータケースの内側縁に設置され、モータ
装置20においてけい素鋼片22が環状に絶縁フレーム
21の外部に設けられ、コイルが環状に絶縁フレーム内
に設けられ、基板22が絶縁フレーム底部に設置され、
ファンシート30において中心の軸座が中空環状溝31
1を具え、軸座が内環と外環で組成された二層構造を形
成し、中空環状溝内にストッパリングが嵌合され、軸が
該軸座の内環内に設置され、内環が潤滑油を充填した内
部空間を具え、内環と軸間にスナップリング32とパッ
キング33が套設され、パッキングに軸受が套設され、
モータが外環の外部に套設され、軸、軸受、パッキン
グ、スナップリング、内環で密閉式蓄油溝を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の直流ファン軸受固定装置に係り、特に、密閉式蓄油溝を具えた 直流ファン軸受固定装置であって極めて産業上の利用価値を有する装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータはすでに現代人或いは会社の配備の必要な設備となっており、C PUの実行速度もまた使用者が重視するようになった。しかし、CPUの実行速 度が上がると、温度過高によるCPUやチップその他の部品の毀損の状況を形成 し、有効にCPUの温度を下げるため、CPUにはヒートシンクと冷却ファンが 設置されて有効に放熱を行っている。
【0003】 周知の冷却ファンの構造は、図1に示されるように、羽根装置10’、モータ 装置20’、ファンシート30’を具え、該モータ装置20’は該ファンシート 30’に套設され、該羽根装置10’は一つの軸12’でファンシート30’の 軸座31’内に連接され、該軸12’の外部に、順に、オイルリング38a’、 パッキング37’、潤滑軸受34’、パッキング37b’、オイルリング38b ’、スナップリング32’が套設され、オイルリング38a’、38b’とパッ キング37a’、パッキング37b’が潤滑軸受34’に対してオイルシール作 用を形成している。この構造は、以下のような多くの欠点を有していた。即ち、 1.部品数が多く、材料コストが高くつくだけでなく、組立が容易でなく、時 間、手間がかかった。 2.蓄油量が有限であった。 3.潤滑油が揮発しやすい。 4.軸受を十分に潤滑させることができず、長期の運転の後に故障しやすく、 使用寿命を短縮した。 5.潤滑油が洩れだしやすく、ファンを汚染するだけでなく、その上に貼り付 けられたラベルを脱落させ、またその他のマシンパーツを汚染し、パーツの故障 を引き起こした。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ゆえに、本考案は、一種の直流ファン軸受固定装置を提供し、それは密閉式蓄 油溝を具えた直流ファン軸受固定装置である。
【0005】 具体的には、本考案の主要な目的は、一種の直流ファン軸受固定装置を提供す ることにあり、それは、その軸、潤滑軸受、パッキング、スナップリング、内輪 で密閉式蓄油溝を構成し、構造が簡単で、部品数が少なく、製造コストと材料コ ストを節約でき、製造時間、手間を節約でき、且つ潤滑油が揮発しにくく、蓄油 量が多く、軸受を十分潤滑させることができ、ゆえに使用寿命を延長でき、さら に、その密閉式蓄油溝の設計が、漏油せず、ゆえにファン部品を汚染する恐れが なく、ファンに貼られラベルを脱落させることがない装置であるものとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、羽根装置、モータ装置及びファンシートを具えた直流ファ ン軸受固定装置において、 該羽根装置が羽根、軸、モータケース及び磁石条で組成され、該軸が羽根の中 心の底部に設置され、該モータケースが羽根底部の内側縁に設置され、該磁石条 がモータケースの内側縁に設置され、 該モータ装置が絶縁フレーム、けい素鋼片、基板、コイルで組成され、該けい 素鋼片が環状に絶縁フレームの外部に設けられ、該コイルが環状に絶縁フレーム 内に設けられ、該基板が絶縁フレーム底部に設置され、 該ファンシートは中心に軸座が設けられ、該軸座内に底部が閉じた収容空間が あり、該収容空間内部に適量の潤滑油が充填され、該軸座と軸間にスナップリン グが套設され、該スナップリング上にパッキングが套設され、該パッキング上に 少なくとも一つの軸受が套設され、前述のモータ装置が該軸座の外部に套設され 、 該軸、軸受、パッキング、スナップリング、軸座が一つの密閉式蓄油溝を形成 したことを特徴とする、直流ファン軸受固定装置としている。 請求項2の考案は、前記軸受が潤滑軸受とされたことを特徴とする、請求項1 に記載の直流ファン軸受固定装置としている。 請求項3の考案は、前記軸座が中空環状溝を具え、これにより該軸座が内環と 外環で組成された二層構造を形成し、前述の羽根装置の軸が該軸座の内環内に設 置され、該中空環状溝内にストッパリングが套設されたことを特徴とする、請求 項1に記載の直流ファン軸受固定装置としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
図2に示されるように、本考案は、羽根装置10、モータ装置20及びファン シート30を具え、モータ装置20がファンシート30に套設され、羽根装置1 0が軸12でファンシート30及びモータ装置20に連接され、こうしてファン モータ構造全体を組成している。
【0008】 該羽根装置10は、羽根11、軸12、モータケース13及び磁石条14で組 成され、該軸12が羽根11の中心の底部に設置され、該モータケース13が羽 根11底部の内側縁に設置され、該磁石条14がモータケース13の内側縁に設 置されている。
【0009】 該モータ装置20は、絶縁フレーム21、けい素鋼片22、基板23、コイル 24で組成され、該けい素鋼片22が水平方向に環状に絶縁フレーム21の外部 に設けられ、該コイル24が前述のけい素鋼片222と90°の垂直方向を成す ように、環状に絶縁フレーム21内に設けられ、該基板23が絶縁フレーム21 と軸座31の間に設置されている。
【0010】 該ファンシート30は、その中心に軸座31が設けられ、該軸座31が中空環 状溝311を具え、該軸座31が内環312と外環313で組成された二層構造 を形成し、前述の羽根装置10の軸12が該軸座31の内環312内に設置され 、該内環312の内部に、底部の閉じた収容空間314があり、該収容空間31 4内部に適量の潤滑油35が充填され、該内環312と軸12間にスナップリン グ32が套設され、該スナップリング32上の該内環312と軸12間にさらに パッキング33が套設され、さらに内環312と軸12間の該パッキング33上 に潤滑軸受34が套設され、さらに前述のモータ装置20が、該外環313の外 部に套設され、該中空環状溝311内にストッパリング36が套設され、該スト ッパリング36が該外環313を指示して、モータ装置20を指示する作用を発 揮し、即ち軸座31が羽根11の長期運転により軟化したときにも、モータ装置 20の偏心或いは逸脱の状況を発生させない。
【0011】
【考案の効果】
総合すると、該軸12、潤滑軸受34、パッキング33、スナップリング32 、内環312が一つの密閉式蓄油溝を形成し、それは以下のような長所を有して いる。 1.構造が簡単で、部品数が少なく、製造コストと材料コストを節約でき、製 造時間と手間を節約できる。 2.潤滑油が揮発しにくい。 3.蓄油量が多い。 4.軸受を十分に潤滑させることができ、ゆえに使用寿命を延長できる。 5.その密閉式蓄油溝の設計は、漏油を発生せず、ゆえにファン部品を汚染せ ず、ファンに貼られたラベルを脱落させない。
【0012】 以上の説明により、本考案の属する技術の分野における通常の知識を有するも のであれば、本考案が確実に前述の目的を達成することが分かり、また、本考案 は新たな技術手段により従来の技術の問題を解決しており、新規性を有し、また 産業上の利用価値を有し、実用新案登録の要件を具備している。なお、本考案に 基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属するも のとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の冷却ファンの組合せ断面図である。
【図2】本考案の組合せ断面図である。
【符号の説明】
10’ 羽根装置 12’ 軸 20’ モータ装置 30’ ファンシート 31’ 軸座 32’ スナップリング 34’ 潤滑軸受 37a’ パッキング 37b’ パッキング 38a’ オイルリング 38b’ オイルリング 10 羽根装置 11 羽根 12 軸 13 モータケース 14 磁石条 20 モータ装置 21 絶縁フレーム 22 けい素鋼片 23 基板 24 コイル 30 ファンシート 31 軸座 311 中空環状溝 312 内環 313 外環 314 収容空間 32 スナップリング 33 パッキング 34 潤滑軸受 35 潤滑油 36 ストッパリング
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月5日(2001.12.
5)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根装置、モータ装置及びファンシート
    を具えた直流ファン軸受固定装置において、 該羽根装置が羽根、軸、モータケース及び磁石条で組成
    され、該軸が羽根の中心の底部に設置され、該モータケ
    ースが羽根底部の内側縁に設置され、該磁石条がモータ
    ケースの内側縁に設置され、 該モータ装置が絶縁フレーム、けい素鋼片、基板、コイ
    ルで組成され、該けい素鋼片が環状に絶縁フレームの外
    部に設けられ、該コイルが環状に絶縁フレーム内に設け
    られ、該基板が絶縁フレーム底部に設置され、 該ファンシートは中心に軸座が設けられ、該軸座内に底
    部が閉じた収容空間があり、該収容空間内部に適量の潤
    滑油が充填され、該軸座と軸間にスナップリングが套設
    され、該スナップリング上にパッキングが套設され、該
    パッキング上に少なくとも一つの軸受が套設され、前述
    のモータ装置が該軸座の外部に套設され、 該軸、軸受、パッキング、スナップリング、軸座が一つ
    の密閉式蓄油溝を形成したことを特徴とする、直流ファ
    ン軸受固定装置。
  2. 【請求項2】 前記軸受が潤滑軸受とされたことを特徴
    とする、請求項1に記載の直流ファン軸受固定装置。
  3. 【請求項3】 前記軸座が中空環状溝を具え、これによ
    り該軸座が内環と外環で組成された二層構造を形成し、
    前述の羽根装置の軸が該軸座の内環内に設置され、該中
    空環状溝内にストッパリングが套設されたことを特徴と
    する、請求項1に記載の直流ファン軸受固定装置。
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