JP3084864U - 額 - Google Patents

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JP3084864U
JP3084864U JP2001006271U JP2001006271U JP3084864U JP 3084864 U JP3084864 U JP 3084864U JP 2001006271 U JP2001006271 U JP 2001006271U JP 2001006271 U JP2001006271 U JP 2001006271U JP 3084864 U JP3084864 U JP 3084864U
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弘 吉田
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JAPAN ART CO., LTD.
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JAPAN ART CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な作業を行うこと無く、1回の動作で裏
板の押えを完了することが可能な額を提供すること。 【解決手段】 枠体(2)と、該枠体(2)の内周に備
えられる透明体(3)と、該透明体(3)の裏面に備え
られる裏板(4)と、前記枠体(2)の裏面任意の箇所
に固定される裏板押え具(7)と、を具備した額であっ
て、前記裏板押え具(7)は、嵌合凸部(602)と該
嵌合凸部(602)の側壁任意の箇所に連設された係止
部(603)とを具備した固定部材(6)と、前記嵌合
凸部(602)に嵌合可能な嵌合凹部(503)と該嵌
合凹部(503)内に形成した係止溝(504)とを備
える押え部材本体(501)と、該押え部材(504)
に連設した足部(502)とを備えた押え部材(5)
と、を具備した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は額に係り、より詳しくは、煩雑な作業を行うこと無く、1回の動作の みで容易に裏板の押えを完了することが可能な額に関する。
【0002】
【従来の技術】
賞状等の保管に用いられる額は一般的に、枠体と、この枠体の内周に装着され る透明体と、この透明体を裏面から支える裏板とを備えるとともに、枠体の任意 の箇所に回動自在に備えた「トンボ」といわれる裏板押え具により裏板を押さえ る構造が採用されている。
【0003】 即ち、図9はこの従来から用いられている額31を裏側から示した図であり、 また、図10は図9におけるE−E線端面図であり、図において32は四角形状 に組み立てた枠体である。そしてこの枠体32の内周側には、枠体32の内周に 形成した段差部3201に載置されるような配置において透明体34が装着され ている。また、この透明体34の裏面には裏板33が重ね合わされるとともに、 この裏板33と透明体34との間に賞状等が挟み込まれる。
【0004】 そして、このように、賞状等を透明体34と裏板33との間に挟み込んだ後に 、枠体32の任意の箇所に回動自在に備えた押え具35(以下「トンボ」という 。)を回動させることにより、トンボ35の一端部で裏板33を裏側から押えて 、これにより裏板33が外れないようにし、額31を所望する箇所へ置くことが 可能となる。
【0005】 このように、額を用いることにより賞状等を例えば壁等に飾ることが可能であ るが、一方、従来の額では、トンボを回動して裏板を押さえる作業が必要である ために、作業が細かくなり、賞状等の装着に手間がかかるという問題点が指摘さ れていた。
【0006】 そこで、裏板を固定する方法としてトンボを用いた額における、このような問 題点を解決するために、ワンタッチにより裏板を押さえることを可能とした額が 提供されている(実用新案登録第3066825号参照)。
【0007】 即ち、図11はこのワンタッチ式の額31を説明するための図であり、図にお いて32は枠体であり、そのコーナー部を示している。そして、このワンタッチ 式の額31においては、水平方向の差し込み溝37を形成した部材36を枠体3 2のコーナー部分に装着するとともに、この部材36の差し込み溝37に差し込 み可能な押え部材38を備え、押え部材38の先端部39を差し込み溝37に差 し込むことにより、押え部材38の押え部40により裏板33を押さえることを 可能としたものである。そしてこの額によれば、ワンタッチで裏板を押さえるこ とができるため、細かい作業が不要となり、賞状等の装着に要する手間を省くこ とができるという利点がある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなワンタッチ式の額を用いた場合でもなお、裏板を抑 えるためには煩雑な作業を要していた。
【0009】 即ち、図11に示すワンタッチ式の額によって押え部材38の先端部39を差 し込み溝37に差し込む場合には、一般的に、押え部材38を裏板33上でスラ イドさせながら行うが、一方、一般的に、裏板33と枠32との間には僅かに段 差があるために、押え部材38をスムーズにスライドさせることは困難であり、 押え部材をわずかに浮き上がらせながらスライドさせなければならない。
【0010】 そのため、このワンタッチ式の額を用いた場合でも、裏板を押さえる作業の際 には煩雑な作業を要しなければならない。
【0011】 そこで、本考案は、煩雑な作業を行うこと無く、1回の動作で容易に裏板の押 えを完了することが可能な額を提供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案の額は、枠体と、該枠体の内周に備えられる透明体と、該透明体の裏面 に備えられる裏板と、前記枠体の裏面任意の箇所に固定される裏板押え具と、を 具備した額であって、前記裏板押え具は、嵌合凸部と該嵌合凸部の側壁任意の箇 所に連設された係止部とを具備した固定部材と、前記嵌合凸部に嵌合可能な嵌合 凹部と該嵌合凹部内に形成した、嵌合凹部を前記嵌合凸部に嵌合した際に前記係 止部が係止される係止溝とを備える押え部材本体と、該押え部材に連設した足部 とを備えた、前記嵌合凸部に嵌合可能な押え部材と、を具備したことを特徴とし ている。
【0013】 本考案の額縁では、枠体の裏面任意の箇所に固定される固定部材と、この固定 部材に嵌合可能な押え部材とにより構成される裏板押え具を備えており、このう ち固定部材は、嵌合凸部とこの嵌合凸部の側壁任意の箇所に形成した係止部とを 備え、前記押え部材は、押え部材本体とこの押え部材本体に連設した足部とを備 え、更に、押え部材本体は、前記嵌合凸部に嵌合可能な嵌合凹部と、該嵌合凹部 内に形成した、該嵌合凹部を前記嵌合凸部に嵌合した際に前記係止部が係止され る係止溝とを備えている。
【0014】 そのため、押え部材本体を固定部材の嵌合凸部に嵌合させることにより、押え 部材本体に連設した足部により裏板を透明体側に押えることができるとともに、 押え部材本体の嵌合凹部内に形成した係止溝に固定部材の係止部が係止され、こ れにより裏板を確実に固定することができる。
【0015】 このように、本考案の額縁では、押え部材を固定部材に嵌合させるのみで裏板 の押えを行うことができるので、煩雑な作業を行うこと無く、容易に裏板の押え を完了することができる。
【0016】
【実施例】
本考案の額の実施例について図面を参照して説明すると、図1は本実施例の額 を裏側から示した図であり、また図2は図1におけるA−A線端面図であり、図 において1が本実施例の額である。
【0017】 そして、本実施例の額は、一般的な額と同様に、略四角形状に組みつけられた 枠体2を備えており、この枠体2の内周には段差部201が形成されている。
【0018】 そして、枠体2の内周側には、前記段差部201に載置されるような配置にお いて、枠体2の内周の形状に対応した形状の透明体3が配置され、更に、この透 明体3には、透明体3とほぼ同一の形状の裏板4が重ね合わせられ、これにより 、透明体3と裏板4との間に賞状等を挟み込むことを可能としている。
【0019】 次に、図において7は裏板押え具であり、本実施例においてこの裏板押え具7 は、透明体3とともに賞状等を挟み込んだ裏板4を枠体2に固定するために用い られる。
【0020】 この裏板押え具7について説明すると、図3は前記裏板押え具7の平面を示す 図であり、また図4は図3におけるB−B線断面図である。そして、図において 6は、枠体2の裏面任意の箇所に固着される固定部材であり、また図において5 は、この固定部材6に嵌合される押え部材である。即ち、本実施例における前記 裏板押え具7は、固定部材6と押え部材5とにより構成される。
【0021】 ここで、図7は前記固定部材6の平面図であり、また図8は図7におけるD− D線端面図であり、図において601は、平面視野において略三角形状とした平 板状のベースである。そして、このベース601は、枠体2の裏面任意の箇所に 固着されている。
【0022】 また、このベース601の上面には、嵌合凸部602が連設されているととも に、この嵌合凸部602の下端部近傍には、係止部603が周設されている。
【0023】 次に、図5は前記押え部材5の平面図であり、また図6は図5におけるC−C 線断面図であり、図において501は、平面視野において前記固定部材6のベー ス601とほぼ同一形状とした押え部材本体である。
【0024】 そして、この押え部材本体501には前記嵌合凸部602が嵌合可能な嵌合凹 部503が形成され、押え部材501を固定部材6に被せることにより、押え部 材本体5の嵌合凹部501内に固定部材6の嵌合凸部602が嵌合可能としてい る。
【0025】 また、嵌合凹部503内において、嵌合凹部503と嵌合凸部602とを嵌合 させた際に前記係止部603が位置する箇所には、前記係止部603が係止可能 な係止溝504が形成されている。そのため、固定部材6に押え部材5を嵌合さ せることにより、固定部材6の係止部603が押え部材5の係止溝504内に係 止され、これにより押え部材5を固定部材6に固定することができる。
【0026】 次に、図5において502は足部であり、即ち、本実施例における前記押え部 材本体501には、裏板4を透明体3側に押えるための足部502が連設されて おり、これにより、押え部材5を固定部材6に嵌合することにより、押え部材5 を固定可能であるとともに、足部502により裏板4を押さえつけ、これにより 裏板4を枠体2に固定可能としている。
【0027】 なお、本実施例における前記足部502は、押え部材本体501との接続部近 傍で枝分かれして、2本の足部502で裏板4を押える構造としているが、この 足部502の本数は特に限定はされず、1本でもよく、また3本以上としても良 い。
【0028】 また、本実施例における前記固定部材6におけるベース601、及び押え部材 本体501はともに平面視野において略三角形状としているが、この形状もまた 限定されるものではなく、固定部材6は、枠体2に固定可能であるとともに嵌合 凸部及び係止部を備えていれば良く、また押え部材5は、前記嵌合凸部602に 嵌合可能な嵌合凹部を備えるとともに、該嵌合凹部内に、前記係止部603が係 止される係止溝504を備えていれば良い。
【0029】 次に、このように構成される本実施例の額1の作用について説明すると、本実 施例の額において賞状等を飾る場合には、透明体3及び裏板4の間に賞状等を挟 み込み、その後に、図4に示すように、押え部材5を固定部材6に嵌合するのみ でよい。
【0030】 そうすると、固定部材6の係止部603が押え部材5の嵌合凹部503内に形 成した係止溝504に係止されて押え部材5が固定部材6に固定されるとともに 、押え部材5に具備した足部502が裏板4を透明体3側に押圧して、これによ り、裏板4を枠体2に固定することができる。
【0031】 また、押え部材5を取り外す場合には、例えば足部502を上に引き上げるの みでよく、これにより、係止部603と係止溝504との係止が解けて、押え部 材5を固定部材6より取り外すことができる。
【0032】 このように、本実施例の額では、押え部材を固定部材に嵌合するのみで裏板を 固定することができるので、煩雑な作業を行うことなく、裏板の固定およびこの 解除を容易に行うことができる。
【0033】
【考案の効果】
本考案の額は以上説明した形態で実施され、以下に記載するような効果を奏す る。
【0034】 本考案の額は、枠体と、該枠体の内周に備えられる透明体と、該透明体の裏面 に備えられる裏板と、前記枠体の裏面任意の箇所に固定される裏板押え具と、を 具備した額であって、前記裏板押え具は、嵌合凸部と該嵌合凸部の側壁任意の箇 所に連設された係止部とを具備した固定部材と、前記嵌合凸部に嵌合可能な嵌合 凹部と該嵌合凹部内に形成した、嵌合凹部を前記嵌合凸部に嵌合した際に前記係 止部が係止される係止溝とを備える押え部材本体と、該押え部材に連設した足部 とを備えた、前記嵌合凸部に嵌合可能な押え部材と、を具備したことを特徴とし ている。
【0035】 本考案の額縁では、枠体の裏面任意の箇所に固定される固定部材と、この固定 部材に嵌合可能な押え部材とにより構成される裏板押え具を備えており、このう ち固定部材は、嵌合凸部とこの嵌合凸部の側壁任意の箇所に形成した係止部とを 備え、前記押え部材は、押え部材本体とこの押え部材本体に連設した足部とを備 え、更に、押え部材本体は、前記嵌合凸部に嵌合可能な嵌合凹部と、該嵌合凹部 内に形成した、該嵌合凹部を前記嵌合凸部に嵌合した際に前記係止部が係止され る係止溝とを備えている。
【0036】 そのため、押え部材本体を固定部材の嵌合凸部に嵌合させることにより、押え 部材本体に連設した足部により裏板を透明体側に押えることができるとともに、 押え部材本体の嵌合凹部内に形成した係止溝に固定部材の係止部が係止され、こ れにより裏板を確実に固定することができる。
【0037】 従って、本考案の額縁では、押え部材を固定部材に嵌合させるのみで裏板の押 えを行うことができるので、煩雑な作業を行うこと無く、容易に裏板の押えを完 了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の額の実施例を裏面から示した図であ
る。
【図2】図1におけるA−A線端面図である。
【図3】本考案の額の実施例における裏板押え具を示す
平面図である。
【図4】図3におけるB−B線断面図である。
【図5】本考案の額の実施例における押え部材を示す平
面図である。
【図6】図5におけるC−C線断面図である。
【図7】本考案の額の実施例における固定部材を示す平
面図である。
【図8】図7におけるD−D線断面図である。
【図9】従来の額を説明するための図である。
【図10】図9におけるE−E線端面図である。
【図11】従来のワンタッチ式の額を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 額 2 枠体 3 透明体 4 裏板 5 押え部材 501 押え部材本体 502 足部 503 嵌合凹部 504 係止溝 6 固定部材 601 ベース 602 嵌合凸部 603 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体(2)と、該枠体(2)の内周に備え
    られる透明体(3)と、該透明体(3)の裏面に備えら
    れる裏板(4)と、前記枠体(2)の裏面任意の箇所に
    固定される裏板押え具(7)と、を具備した額であっ
    て、 前記裏板押え具(7)は、 嵌合凸部(602)と、該嵌合凸部(602)の側壁任
    意の箇所に連設された係止部(603)とを具備した固
    定部材(6)と、 前記嵌合凸部(602)に嵌合可能な嵌合凹部(50
    3)と、該嵌合凹部(503)内に形成した、該嵌合凹
    部(503)を前記嵌合凸部(602)に嵌合した際に
    前記係止部(603)が係止される係止溝(504)と
    を備える押え部材本体(501)と、該押え部材(50
    4)に連設した足部(502)とを備えた、前記嵌合凸
    部(603)に嵌合可能な押え部材(5)と、を具備し
    たことを特徴とする額縁。
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