JP3084779U - ハンドタップ - Google Patents
ハンドタップInfo
- Publication number
- JP3084779U JP3084779U JP2001006160U JP2001006160U JP3084779U JP 3084779 U JP3084779 U JP 3084779U JP 2001006160 U JP2001006160 U JP 2001006160U JP 2001006160 U JP2001006160 U JP 2001006160U JP 3084779 U JP3084779 U JP 3084779U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shank
- hand tap
- holding body
- wrench
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば自動車のエンジンルーム内の如き狭く
て入り組んだ場所に配設されている被加工物に当該場所
にてめねじを形成することができるようにしたハンドタ
ップを提供する。 【解決手段】 円柱状のシャンク(1)の一端(1a)
にめねじ形成刃(3)を設け、該シャンクの他端(1
b)に四角柱状部(5)を形成してなるハンドタップに
おいて、該シャンクにおける円柱状部(21)と四角柱
状部とに対応させて連続する中央孔(23)を形成した
保持体(25)を該シャンクの前記他端側より該シャン
クに外嵌し、該保持体はレンチ(27)に把持されるに
適した六角筒状をなすと共に該保持体には該保持体を該
シャンクに進退不能に固定するための固定手段(29)
を備えさせたことを特徴とするハンドタップ。
て入り組んだ場所に配設されている被加工物に当該場所
にてめねじを形成することができるようにしたハンドタ
ップを提供する。 【解決手段】 円柱状のシャンク(1)の一端(1a)
にめねじ形成刃(3)を設け、該シャンクの他端(1
b)に四角柱状部(5)を形成してなるハンドタップに
おいて、該シャンクにおける円柱状部(21)と四角柱
状部とに対応させて連続する中央孔(23)を形成した
保持体(25)を該シャンクの前記他端側より該シャン
クに外嵌し、該保持体はレンチ(27)に把持されるに
適した六角筒状をなすと共に該保持体には該保持体を該
シャンクに進退不能に固定するための固定手段(29)
を備えさせたことを特徴とするハンドタップ。
Description
【0001】
本考案は、手作業によりめねじを形成するためのハンドタップ(手回しタップ) に関するものであり、例えば自動車のエンジンルーム内の如き狭くて入り組んだ 場所に配設されている部材、部品、部分等の被加工物に当該場所にてめねじを形 成することができるようにしたハンドタップに係るものである。
【0002】
ハンドタップとしては、図6に示すように、円柱状のシャンク1の一端1aにめ ねじ形成刃3を設け、該シャンク1の他端1bに四角柱状部5を形成してなるも のが既に使用されている。
【0003】 この従来のハンドタップにより被加工物7にめねじを形成する際には、ハンドタ ップにおける四角柱状部5に対応する嵌入孔9を備えたブロック11の両端に長 いハンドル杆13、13を取り付けてなるタップ回し15(図7参照)が用いら れる。即ち、図6に示すように、タップ回し15におけるブロック11の嵌入孔 9にハンドタップの四角柱状部5を嵌入し、各ハンドル杆13、13を手で回転 させることによりハンドタップを回転させるのである。
【0004】
上記従来のハンドタップにおいては、四角柱状部5をタップ回し15におけるブ ロック11の嵌入孔9に嵌入した状態でタップ回し15のハンドル杆13、13 を回転させなければならないのであるが、タップ回し15のハンドル杆13、1 3は長いため、該ハンドル杆13、13を例えば自動車のエンジンルーム内の如 き狭くて入り組んだ場所で回転させることはできない場合が多い。即ち、このよ うな場所では、長いハンドル杆13、13をブロック11の嵌入孔9を回転中心 として回転させ得るような空間が殆どないのである。
【0005】 なお、ハンドタップの四角柱状部5をレンチにより把持した状態でハンドタップ を該レンチにより回転させることも一応可能ではあるが、この場合にはレンチに より把持し得るハンドタップの部位はシャンク1の前記他端1bに備えられた短 い四角柱状部5に限られており、ハンドタップにおけるレンチによる把持可能部 位の自由度がない。従って、例えば自動車のエンジンルーム内の如き狭くて入り 組んだ場所おいては、上記従来のハンドタップをレンチにより回転させることも 不可能な場合が多い。
【0006】 本考案は、上記従来のハンドタップにおける上述の如き問題を解決し、例えば自 動車のエンジンルーム内の如き狭くて入り組んだ場所に配設されている被加工物 に当該場所にてめねじを形成することができるようにしたハンドタップを提供し ようとしてなされたものである。
【0007】
上記課題を解決するために、本考案は下記のハンドタップを提供する。
【0008】 (1)円柱状のシャンクの一端にめねじ形成刃を設け、該シャンクの他端に四角 柱状部を形成してなるハンドタップにおいて、 該シャンクにおける円柱状部と四角柱状部とに対応させて連続する中央孔を形成 した保持体を該シャンクの前記他端側より該シャンクに外嵌し、該保持体はレン チに把持されるに適した六角筒状をなすと共に該保持体には該保持体を該シャン クに進退不能に固定するための固定手段を備えさせたことを特徴とするハンドタ ップ(請求項1)。
【0009】 (2)前記固定手段として、前記保持体には該保持体を内外に貫くねじ穴を備え させ、該ねじ穴にねじを螺合させる(請求項2)。
【0010】
[請求項1のハンドタップ] 保持体の中央孔はシャンクの四角柱状部に対応する断面四角形部を備えており、 該断面四角形部にシャンクの四角柱状部が嵌入されるため、保持体はシャンクに 対して回転不能である。また、保持体は固定手段によりシャンクに対し進退不能 に固定されている。
【0011】 ハンドタップを使用する際には、シャンクに外嵌された六角筒状の保持体にお ける任意の部位をレンチ(好ましくはラチェットレンチ)により把持し、該レン チを一定方向に繰り返し回動させることによりシャンクを回転させる。レンチは 保持体におけるいかなる部位を把持してもよいため、使用場所における障害物を 避けるために最も適した部位を選んで保持体を把持すればよい。
【0012】 [請求項2のハンドタップ] 保持体をシャンクに対し進退不能に固定する際には、ねじ穴に螺合されたねじを 締め付ける。
【0013】
次に、本考案の実施の形態を添付図面に従って説明する。 本考案によるハンドタップは、円柱状のシャンク1の一端1aにめねじ形成刃3 を設け、該シャンク1の他端1bに四角柱状部5を形成してなる点において、上 記従来のハンドタップと共通している。
【0014】 以下、本考案の特徴をなす点について説明する。 シャンク1における円柱状部21と四角柱状部5とに対応させて連続する中央孔 23を形成した保持体25を該シャンク1の前記他端1b側より該シャンク1に 外嵌する。保持体25の中央孔23は、シャンク1の円柱状部21に対応する断 面円形部23aとシャンク1の四角柱状部5に対応する断面四角形部23bとを 連続的に形成してなるものである。
【0015】 保持体25はレンチ27に把持されるに適した六角筒状をなす。
【0016】 更に、保持体25には該保持体25をシャンク1に進退不能に固定するための固 定手段29を備えさせる。
【0017】 前記固定手段29として、保持体25には該保持体25を内外に貫くねじ穴31 を備えさせ、該ねじ穴31にねじ33を螺合させる。ねじ穴31は中央孔23の 断面四角形部23bに臨ませて形成することが望ましい。
【0018】 図5における符号35に示すものは保持体25に嵌着した延長部(ソケット) である。このように保持体25に延長部35を嵌着したときには、レンチ27は 該延長部35における任意の部位を把持してもよい。
【0019】
以上説明したように、本考案によれば、シャンクに外嵌された六角筒状の保持体 における任意の部位をレンチにより把持し、該レンチを一定方向に繰り返し回動 させることによりシャンクを回転させることができる。しかして、レンチは保持 体におけるいかなる部位を把持してもよいため、使用場所における障害物を避け るために最も適した部位を選んで保持体を把持することができる。従って、例え ば自動車のエンジンルーム内の如き狭くて入り組んだ場所に配設されている被加 工物についても、当該場所にてめねじを形成することが可能となる。
【図1】本考案によるハンドタップの一例を示す斜視図
である。
である。
【図2】保持体の断面図である。
【図3】図2のIII−III線における断面図であ
る。
る。
【図4】図2のIV−IV線における断面図である。
【図5】本考案によるハンドタップの使用状態を示す断
面図である。
面図である。
【図6】従来のハンドタップの使用状態を示す側面図で
ある。
ある。
【図7】タップ回しの側面図である。
1 シャンク 1a 一端 1b 他端 3 めねじ形成刃 5 四角柱状部 7 被加工物 9 嵌入孔 11 ブロック 13 ハンドル杆 15 タップ回し 21 円柱状部 23 中央孔 23a 断面円形部 23b 断面四角形部 25 保持体 27 レンチ 29 固定手段 31 ねじ穴 33 ねじ 35 延長部
Claims (2)
- 【請求項1】 円柱状のシャンクの一端にめねじ形成刃
を設け、該シャンクの他端に四角柱状部を形成してなる
ハンドタップにおいて、 該シャンクにおける円柱状部と四角柱状部とに対応させ
て連続する中央孔を形成した保持体を該シャンクの前記
他端側より該シャンクに外嵌し、該保持体はレンチに把
持されるに適した六角筒状をなすと共に該保持体には該
保持体を該シャンクに進退不能に固定するための固定手
段を備えさせたことを特徴とするハンドタップ。 - 【請求項2】 前記固定手段として、前記保持体には該
保持体を内外に貫くねじ穴を備えさせ、該ねじ穴にねじ
を螺合させたことを特徴とする請求項1のハンドタッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006160U JP3084779U (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | ハンドタップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006160U JP3084779U (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | ハンドタップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3084779U true JP3084779U (ja) | 2002-03-29 |
Family
ID=43236241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001006160U Expired - Lifetime JP3084779U (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | ハンドタップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3084779U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101444051B1 (ko) * | 2014-01-21 | 2014-09-23 | 최종민 | 탭용 커넥터 |
-
2001
- 2001-09-19 JP JP2001006160U patent/JP3084779U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101444051B1 (ko) * | 2014-01-21 | 2014-09-23 | 최종민 | 탭용 커넥터 |
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