JP3084428U - 階段の踏板 - Google Patents

階段の踏板

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JP3084428U
JP3084428U JP2001005765U JP2001005765U JP3084428U JP 3084428 U JP3084428 U JP 3084428U JP 2001005765 U JP2001005765 U JP 2001005765U JP 2001005765 U JP2001005765 U JP 2001005765U JP 3084428 U JP3084428 U JP 3084428U
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JP
Japan
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stairs
main body
wood
plate
slicing
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Application number
JP2001005765U
Other languages
English (en)
Inventor
武 上ケ嶋
Original Assignee
山口 冨美子
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階段の踏板は表目を平滑にし塗装をして構成
されている。しかし、非常に滑りやすく、後から滑り止
めを取付ける必要があるなどの問題があった。 【解決手段】 階段の踏板本体2と、表面板3と、凹凸
4から構成され、階段の踏板本体2は、木材を所定厚さ
でスライスした単板2A、2A..が積層接着された板
に構成され、表面板3は、所定厚さにスライスした単板
で構成されていると共に、階段の踏板本体2の表面に貼
られ、凹凸4は、表面板3に木質の欠けなどによるトゲ
が発生しない状態で浮出された木目により形成された凹
部4A1、凸部4B1から構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、新規な構成を有する階段の踏板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の階段の踏板は、下記のような構成となっている。 階段の踏板の表目を平滑にし、これに塗装をして構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 見た目は手触りが良く奇麗に仕上がるが、非常に滑りやすく、後から滑り止め を取付ける必要があったが、安全性は乏しい。 また、平滑なため木材の質感が損なわれ殺伐としていた。
【0004】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、 その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は下記のようになるものである。 すなわち、本考案のものは、階段の踏板本体2と、表面板3と、凹凸4から構 成され、階段の踏板本体2は、カラマツなどの木材を所定厚さでスライスした単 板2A、2A..が積層接着された板に構成され、表面板3は、広葉樹などを所 定厚さにスライスした単板で構成されていると共に、階段の踏板本体2の表面に 貼られ、凹凸4は、表面板3に木質の欠けなどによるトゲが発生しない状態で浮 出された木目により形成された凹部4A1、凸部4B1から構成されていると共 に、着色及び塗装仕上が施されている階段の踏板である。
【0006】 この場合、下記のように構成することができる。 階段の踏板本体2は、カラマツなどの低コストの木材をスライスした単板2A 、2A..を接着剤を付け重ねプレスをし、適当な厚さの板に構成され、表面板 3は、広葉樹を薄くスライスした単板で構成されていると共に、階段の踏板本体 2の表面にプレスした状態で貼られ、表面板3を金属ブラシ5で荒加工して浮出 された凹凸4における凹部4A、凸部4Bは、サンディングシーラ6を含浸させ 乾燥させたのち、樹脂ブラシ7にて切削研磨されている。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。 1は本考案の階段の踏板で、階段の踏板本体2と、表面板3と、凹凸4から構 成されている。
【0008】 A.階段の踏板本体2は、カラマツなどの木材を所定厚さにスライスした単板 2A、2A..が積層接着された板に構成されている。 より詳しくは、階段の踏板本体2は、例えば、カラマツなどの低コストの木材 をスライスした単板2A、2A..を接着剤を付け重ねプレスをし、適当な厚さ の板に構成されている。 このように低コストの木材を使用することにより、製造コストを安価にするこ とができる。
【0009】 B.表面板3は、広葉樹などを所定厚さにスライスした単板で構成されている と共に、階段の踏板本体2の表面に貼られている。 より詳しくは、表面板3は、広葉樹を薄くスライスした単板で構成されている と共に、階段の踏板本体2の表面にプレスした状態で貼られている。
【0010】 C.凹凸4は、表面板3に木質の欠けなどによるトゲが発生しない状態で浮出 された木目により形成された凹部4A1、凸部4B1から構成されていると共に 、着色及び塗装仕上が施されている。 より詳しくは、凹凸4は、表面板3を金属ブラシ5で荒加工して凹部4A、凸 部4Bを浮出したのち、サンディングシーラ6を含浸させ乾燥し、樹脂ブラシ7 にて再度表面板を切削研磨して、当該表面板に浮出された木目により形成された 凹部4A1、凸部4B1から構成されている。 凹凸4は着色及び塗装仕上されている。 図4を参照して、金属ブラシ5で荒加工され浮出された凹部4A、凸部4Bは 、木質の繊維が切れずに残り、表面の手触りが悪く、また、木質の欠け等が出る ためトゲ4C、4C..が発生する。 図7を参照して、サンディングシーラを含浸乾燥させてから切削研磨を行い、 トゲ4C、4C..などを除去した凹部4A1、凸部4B1を得る。 このように、表面板の木目を金属ブラシで荒加工、樹脂ブラシにて切削研磨す ることにより凹凸がはっきりと表れ、肌触りが大変よくなり、なおかつ、滑りに くく自然の素材感を充分に引き出すことができる。
【0011】 なお、この階段の踏板は、寸法を変更することで、上り框、式台に使用するこ とができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 1.表面に凹凸が設けられているので、従来の商品より滑りにくくすることが できる。 すなわち、従来の階段の踏板は、表面が滑りやすいため足掛け手前側に滑り止 めなどを取付ける必要があったが、本考案のものによれば、従来の2倍位の摩擦 を起こすことができるので、昇り降りを確実にすることが容易となる。 2.木質の素材感を引出すことができる。 すなわち、木質系住居が見直されている現況の中で、素材感のあふれた表面を 特性とすることができるので、素材の自然さが伝わり肌触りがよく、特に高齢者 が安心して使用できる。 3.このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないので組立が容易である、 経済的である、などの効果をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】階段の踏板の状態を示す斜視図である。
【図2】金属ブラシで処理している状態を示す斜視図で
ある。
【図3】金属ブラシで処理された表面にサンディングシ
ーラを吹付けしている状態を示す斜視図である。
【図4】A−A線における要部拡大断面図である。
【図5】サンディングシーラを吹付け後、樹脂ブラシで
処理している状態を示す斜視図である。
【図6】樹脂ブラシで処理された状態を示す斜視図であ
る。
【図7】B−B線における要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 階段の踏板 2 階段の踏板本体 3 表面板 4 凹凸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段の踏板本体(2)と、表面板(3)
    と、凹凸(4)から構成され、階段の踏板本体(2)
    は、カラマツなどの木材を所定厚さでスライスした単板
    (2A、2A..)が積層接着された板に構成され、表
    面板(3)は、広葉樹などを所定厚さにスライスした単
    板で構成されていると共に、階段の踏板本体(2)の表
    面に貼られ、凹凸(4)は、表面板(3)に木質の欠け
    などによるトゲが発生しない状態で浮出された木目によ
    り形成された凹部(4A1)、凸部(4B1)から構成
    されていると共に、着色及び塗装仕上が施されているこ
    とを特徴とする階段の踏板。
  2. 【請求項2】 階段の踏板本体(2)は、カラマツなど
    の低コストの木材をスライスした単板(2A、2
    A..)を接着剤を付け重ねプレスをし、適当な厚さの
    板に構成され、表面板(3)は、広葉樹を薄くスライス
    した単板で構成されていると共に、階段の踏板本体
    (2)の表面にプレスした状態で貼られ、表面板(3)
    を金属ブラシ(5)で荒加工して浮出された凹凸(4)
    における凹部(4A)、凸部(4B)は、サンディング
    シーラ(6)を含浸させ乾燥させたのち、樹脂ブラシ
    (7)にて切削研磨されている請求項1記載の階段の踏
    板。
JP2001005765U 2001-08-31 2001-08-31 階段の踏板 Expired - Lifetime JP3084428U (ja)

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