JP3084358B2 - 杜仲葉茶葉及びその製造方法 - Google Patents

杜仲葉茶葉及びその製造方法

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JP3084358B2 JP08310641A JP31064196A JP3084358B2 JP 3084358 B2 JP3084358 B2 JP 3084358B2 JP 08310641 A JP08310641 A JP 08310641A JP 31064196 A JP31064196 A JP 31064196A JP 3084358 B2 JP3084358 B2 JP 3084358B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、杜仲木の葉から製
造した茶葉即ち杜仲葉茶葉とその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より杜仲木の樹皮は中国古来の生薬
として珍重され、その薬効成分が注目されている。しか
して最近になり樹皮だけではなく、杜仲木の葉即ち杜仲
葉にも、ミネラル等の金属元素や、薬効成分としてのゲ
ニポシド酸や、多くのビタミン等の薬効成分が大量に含
まれていることが判明したことから、これらの成分の相
乗効果による薬効が特に注目され、更に、最近の健康食
品への関心の高まりから、この杜仲葉は健康食品の食材
や漢方薬として、更には杜仲葉茶葉として加工され、缶
入り飲料やこの茶葉を粉砕して増量剤と混合して錠剤状
の粒状食品として販売されたり、又は一般家庭での茶葉
として盛んに利用されるに至っている。
【0003】杜仲葉茶葉は、従来からある日本茶、中国
茶の茶葉の加工工程と同様に、初めに杜仲木から杜仲葉
を摘み取り、その杜仲葉を、加工場へ運び、そこで蒸
煮、細断、粗揉、乾燥、精揉、焙煎等の諸工程を経て茶
葉とする。また、粉末状の杜仲葉茶葉は、従来の日本茶
における抹茶用の葉を製造する方法と同様に、上記焙煎
工程の後に杜仲葉茶葉を、石臼等の粉末製造用道具や粉
砕機により、粉末状に砕くことにより製造されている。
更に缶入り飲料に製造する場合には、この茶葉を煎じて
茶葉成分を抽出後、この茶葉成分を含む液体を缶に封入
し、殺菌工程を経ることにより製造している。
【0004】しかしながら、杜仲木の葉である杜仲葉
は、杜仲木から摘み取られると、その時から該葉に含ま
れている酵素等の生理活性物質によって急速に自己消化
作用即ち「蒸れ」現象を開始し、含有されている薬効成
分等が分解を始め、この自己消化作用の結果、摘まれた
葉の色は生木にあるときの葉のような緑色から迅速に茶
褐色に変色することは知られている。
【0005】またこの杜仲葉を加工場で蒸煮すると、そ
の蒸煮熱により酵素等の生理活性物質は失活し、自己消
化作用は阻害され又は停止され、このとき、薬効成分の
分解や変色は中断されるが、その後の細断や粗揉工程途
中で、杜仲葉に含有されている薬効成分はそこに含まれ
ている水分と共に葉の表面に滲出し、これが空気中の酸
素と接触し、変質することも知られている。
【0006】更に、乾燥、精揉、焙煎の工程で、杜仲葉
が空気中の酸素と接触したり、これらの工程における温
度・時間等の要因で、該葉の薬効成分の分解や褐色化が
一層進行することも知られている。
【0007】その結果、これまでの方法において加工さ
れた杜仲葉茶葉は、色彩が緑茶様ではなく紅茶様の色を
帯び、更にそこに含まれる杜仲葉茶100g当たりの薬
効成分は、最大でも、例えば、ビタミンCが100m
g,ゲニポシド酸が1000mgである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしてこれまでの杜
仲葉茶葉の製造方法においては以下のような種々の課題
があった。即ち、摘葉作業員は、無造作に杜仲木からそ
の葉を摘み取り、その摘み取った葉を、通常、主に竹等
で製作した篭や容器に中に隙間なく一杯に押し込んでい
た。このためその葉は、篭や容器の中で、「蒸れ」現象
を発生し、この「蒸れ」現象に伴う発熱で一層自己消化
作用が促進され、また、無造作な杜仲葉の摘み取りによ
り、葉に傷を付けたり葉を折ったりした場合、その傷や
折れた箇所から樹液が滲出し、この樹液が空気中の酸素
に触れて酸化分解され、茶葉の持つ薬効成分の分解が促
進され、更にこの葉の褐色化が進行し、多くの日本人が
潜在的に持っているお茶のイメージである緑色からは遥
かに遠いものとなっているという課題がある。
【0009】また、摘み取られた杜仲葉は可及的速やか
に蒸煮し、自己消化作用を進行させる酵素等の生気活性
物質を失活させ、この自己消化作用を阻害し、杜仲葉に
含まれる成分を安定化させる必要がある。しかし、杜仲
葉を摘み取る場所と蒸煮を行う場所とは一般に離れてい
ることが多く、通常は、摘み取った杜仲葉は遠くの加工
場まで運搬しなければならない。この運搬途中で更に
「蒸れ」が促進され、自己消化作用が進行し、一層、薬
効成分の分解が促進され、また褐色化が進行するという
課題がある。
【0010】更に、杜仲葉は従来の日本茶や中国茶に使
用される原料葉とは異なり、葉の形状がかなり大きく、
葉の葉脈も太く大きい。従って摘み取った葉をその大き
さのまま蒸煮機に入れて蒸すと、太く大きい葉脈の中心
部までを均一に加熱することは出来ない。また、葉の周
辺部の薄いところや葉脈の細いところは過剰の熱を受
け、杜仲葉に含まれる薬効成分が熱変化したり、減少す
るという課題がある。
【0011】また、従来の杜仲葉茶葉の製造工程におい
ては、該葉を蒸煮して冷却した後、当該葉を2〜5mm
幅に細断し、粗揉や乾燥を行う。蒸煮・冷却の終了した
杜仲葉は極めて多くの水分を含み、粗揉や乾燥の間に、
杜仲葉に含まれる薬効成分は水分と共に葉の表面に滲出
する。そして葉の表面に滲出した薬効成分は空気中の酸
素により酸化分解されたり、葉の褐色化が更に促進され
る。
【0012】また茶葉固有の青臭みを取り、茶葉特有の
芳香を出し、完全な水分の除去により保存に耐えるよう
にするため、焙煎工程を必要としているが、従来から行
われている焙煎方法では、長い時間を要したり、加熱ム
ラが生じたり、褐色化や、薬効成分の熱変化が促進する
という課題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ため、本件発明においては、杜仲葉の摘み取り、摘み取
った杜仲葉の輸送、蒸煮、焙煎及び粉砕の工程で発生す
る問題を総合的に解決するため、以下の方法を採用す
る。
【0014】摘み取った葉が自己消化作用を発生し、さ
らにその発熱に伴って自己消化作用を促進されるという
課題を解決するため、摘み取った杜仲葉を入れる容器は
金属針金製の目の粗い容器とし、通風を良くし、蒸れを
防止する。また杜仲葉を摘み取る際に、葉に傷を付けた
り葉を折ったりすると、傷や折れた箇所から樹液が滲出
し、この樹液が空気に触れて酸化分解されるという課題
を解決するため、杜仲葉は丁寧に扱い、折れたり傷つけ
たりしないようにする。また折れたり傷ついた葉は別の
容器に集積し、必要に応じて廃棄する。
【0015】摘み取られた杜仲葉の運搬途中において更
に「蒸れ」が促進され、自己消化作用が進行するという
課題を解決するため、摘み取られた杜仲葉を可及的速や
かに10°C以下に、好ましくは1〜4°Cまで急速に
冷却することである。更に、冷却された杜仲葉を10°
C以下に、好ましくは1〜4°Cに保温出来る保冷車を
使用して加工場まで運搬する。しかし1°Cより低い温
度にすると摘み取った葉が凍結するので避けなければな
らない。
【0016】摘み取った葉をその大きさのまま蒸煮機に
入れて蒸すと、太く大きい葉脈の中心部まで均一に加熱
出来ず、葉の周辺部の薄いところや葉脈の細いところは
過剰の熱を受け、杜仲葉に含まれる薬効成分が熱変化し
たり、減少するという課題を解決するため、蒸煮工程の
前に、細断機で杜仲葉を例えば2cm間隔に荒切りす
る。杜仲葉をこのように荒切り細断をすることにより、
細断された杜仲葉同士が適度に絡まり、葉と葉の間隔が
保たれ、蒸煮機の中で杜仲葉の間を蒸気が通り易く、蒸
煮工程での蒸しムラを防ぐことが出来る。
【0017】蒸煮・冷却が終了した杜仲葉は極めて多く
の水分を含み、その後の2〜5mm幅の細断工程や粗揉
工程や乾燥工程の間に、杜仲葉に含まれる薬効成分は水
分と共に葉の表面に滲出し、この葉の表面に滲出した薬
効成分が空気中の酸素により酸化されたり、褐色化が更
に促進されるという課題を解決するため、水分の多い間
は約2cm幅の荒切り状態を維持し、従来の2〜5mm
幅より広い細断幅の状態で所定の作業を行うことによ
り、空気に接触する切断面積を少なくし、薬効成分の滲
出を少なくする。
【0018】更に従来から行われている電気、石油等を
使用した焙煎方法では多くの時間を要したり、加熱ムラ
を生じやすく、褐色化や、薬効成分の熱変化が進行する
という課題を解決するため、遠赤外線を放射する加熱媒
体を取り付けた焙煎機を使用し焙煎を行う。この遠赤外
線による焙煎により、均一な焙煎が出来、しかも、時間
を短縮出来るため、褐色化の進行や、薬効成分の熱変化
を少なくする。
【0019】このように、従来の製造方法においては仲
葉茶が褐色を帯び、しかも、酸化や熱分解により薬効成
分の低下をもたらしていたことに鑑み、杜仲葉の摘み取
り、摘み取った杜仲葉の輸送、蒸煮、焙煎及び粉砕の各
工程で発生する問題点を解決し、総合的に組み合わせた
製造工程を確立することにより、杜仲葉が本来有してい
る緑色を出来る限り保持し、しかも、薬効成分を、これ
までの杜仲葉茶に比較して著しく改良した高い薬効成分
を含有する杜仲葉茶葉及びその製造方法をを提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施例に
ついて例示的に述べる。初めに適度に生育した杜仲木よ
り杜仲葉を摘み取る。摘み取った杜仲葉を金属針金製の
目の粗い容器に入れ、通風を良くして蒸れないようにす
る。また、杜仲葉を摘み取る際には、乱雑に取り扱って
葉に傷を付けたり葉を折ったりすると、傷や折れた箇所
から樹液が滲出し、この樹液が空気中の酸素に触れて酸
化分解を発生するので、杜仲葉は丁寧に扱い、折ったり
傷付けたりしないようにする。もし不用意に杜仲葉が折
れたり傷付けられたりした場合には、それらの葉は、別
の容器に収容し、必要に応じて廃棄する。
【0021】次に、摘み取られた杜仲葉は、自己消化作
用の発生を防止するため、可及的速やかに(例えば専用
の冷却室又は保冷車の保冷室へ運び入れ)、これを10
°C以下好ましくは1〜4°Cの温度まで急速に冷却す
る。こうして冷却された杜仲葉を、例えば保冷車を使用
しその温度を保持したまま加工場まで運搬する。この
際、摘み取った葉が凍結するので避けるため、杜仲葉が
1°Cより低い温度にならないように注意する必要があ
る。
【0022】加工場に運搬された杜仲葉を約2cm間隔
の回転デイスクを取り付けた細断機で荒切りし、これを
蒸煮機で蒸煮する。このように杜仲葉を約2cm幅に荒
切りすることにより、荒切りされた杜仲葉同士が適当に
絡まり、葉と葉とが所定の間隔に保たれ、蒸煮機の中で
杜仲葉の間を蒸気が通り易く、蒸煮工程での蒸しムレを
防ぐことが出来る。
【0023】次に、この荒切りされた杜仲葉を連続蒸煮
機に投入して、97〜98°Cで1.5〜2分間の短時
間で蒸煮し、蒸煮された杜仲葉を連続的に通風冷却室に
送り込んで強制的に室温まで冷却する。
【0024】次に、この冷却された杜仲葉を粗乾燥す
る。第1段階の粗乾燥として、葉に含まれている水分の
多い間は約100°Cの温風で水分を蒸発させる。適度
な乾燥の後、第2段階の粗乾燥として60°C付近の低
温乾燥に切り替え、葉同士が互いに付着しなくなり、か
つ肉眼的な判断で乾燥していると認められる程度まで乾
燥する。
【0025】次に、この粗乾燥した杜仲葉を約5mm幅
に細断する。この細断した杜仲葉を粗揉しながら更に乾
燥する。上記2段階の粗乾燥工程により、杜仲葉を約5
mm幅に細断しても、その細断面からの薬効成分等の滲
出はほとんど見られない。その後、更に、精揉しながら
精乾燥を行う。
【0026】次いで、加熱媒体として遠赤外線を使用し
た焙煎機を使用して焙煎し、茶葉特有の青臭みを取り除
いたり、特有の芳香を醸し出すまで焙煎を続け、杜仲葉
茶葉が長期保存に耐える水分含有量になるまで更に乾燥
する。
【0027】なお、また、本件発明によって製造された
茶葉から粉末状の杜仲葉茶葉を製造する場合には、これ
までの日本茶における抹茶用の葉を製造する方法と同様
に、上記焙煎工程の後に杜仲葉茶葉を、石臼等の粉末製
造用道具や粉砕機により、粉末状に砕くことにより製造
されている。更に缶入り飲料に製造する場合には、この
茶葉を煎じて茶葉成分を抽出後、この茶葉成分を含む液
体を缶に封入し、殺菌工程を経ることにより製造する。
【0028】
【発明の効果】本発明においては、杜仲葉を摘葉した
後、さらにその運搬途中で、摘み取った杜仲葉を10°
C以下好ましくは1〜4°Cまで急速に冷却し、冷却さ
れた杜仲葉をその温度に保持したまま保冷車等を使用し
て加工場まで運搬するという杜仲葉の低温管理を行なっ
ている。このため、「蒸れ」が促進されたり、自己消化
作用が進行するという課題が解決され、また、このよう
な低温管理することにより、自己消化作用を極めて小さ
くでき、茶葉の褐色化と薬効成分の減少という課題を解
決出来た。
【0029】蒸煮工程の前に、杜仲葉を例えば約2cm
間隔に荒切りすることにより、細断された杜仲葉同士が
適当に絡まり、葉と葉との間隔が保たれ、蒸煮機の中で
杜仲葉の間を蒸気が通り易く、蒸煮工程での蒸しムラを
防ぐことで、短時間の蒸煮が可能となり、蒸煮中に薬効
成分が減少するという課題を解決出来る。また、約2c
m幅のままで粗乾燥を行う。このため茶葉が従来の2〜
5mm幅より広いため、全体の切断面積が少なく、薬効
成分の滲出や空気中の酸素との接触を少なくでき、茶葉
の褐色化と薬効成分減少を解決出来た。
【0030】焙煎工程では遠赤外線を放射する加熱媒体
を取り付けた焙煎機を使用する。これにより従来から行
われている焙煎方法における、長時間を要し、加熱ムラ
を生じ、褐色化が進行し、薬効成分の熱変化が進行する
という課題を解決した。即ち杜仲木の葉は、2.5〜2
5ミクロンの遠赤外線の放射を受けると、その物質を構
成する分子固有の振動周波数で共鳴吸収したり、散乱に
よる減衰も加わって、熱放射のエネルギーに変わり、効
率良く吸収する。また、熱放射は、空気にはほとんど吸
収されずに伝搬するので、被加熱物表面に到達して吸収
され、杜仲葉内部で直ちに熱エネルギーに変換する。こ
の結果、極めて短時間の内に均一に加熱焙煎出来、茶葉
の褐色化と薬効成分の減少という課題を解決出来るので
ある。
【0031】このような新規な製造工程により製造した
結果、本件発明による杜仲葉茶葉では、杜仲葉茶葉10
0g当たりに含まれるゲニポシド酸を3200mg、ビ
タミンCを162mg含有し、色差計法による反射色
で、Lが53.6,aが−9.5,bが22.1であ
り、ほぼ通常の緑茶の葉の色合いと同様の色合いを有す
る杜仲葉茶葉(日本食品分析センター第0S59091
393−001号分析試験結果による)の製造が可能と
なった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 2/38 A61K 35/78 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 100g当たり約3200mgのゲニポ
    シド酸及び約162mgのビタミンCを含有し、色差計
    法による反射色が、概ね、Lが53.6で、aが−9.
    5で、bが22.1である色合いを有している杜仲葉茶
    葉。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の杜仲葉茶葉を製造する
    方法であって、 傷つけないように摘葉した杜仲木の葉を通風の良い搬送
    容器に入れ搬送時の蒸れを防止すること、 該杜仲木の葉を可及的速やかに10°C以下の温度に冷
    却すること、 この温度を維持したまま該葉を茶葉加工場所へ運搬する
    こと、 杜仲木の葉を約2cmの幅に荒切り裁断すること、 次いで該葉を97〜98°Cの温度で、90〜120秒
    程度蒸煮すること、 該蒸煮した杜仲木の葉を室温まで急速に冷却すること、 該冷却した杜仲葉を約100°Cの温風で行う第1の段
    階及び約60°Cの温風で行う第2の段階からなる粗乾
    燥工程により粗乾燥すること、 その後該杜仲葉を約5mm以下の幅に細断すること、 細断した杜仲葉を粗揉しながら粗乾燥し次いで精揉しな
    がら精乾燥すること、 次いで遠赤外線を熱源として焙煎すること、 の諸工程から成る杜仲葉茶葉の製造方法。
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