JP3083792U - 吊るして使用する筆箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】机上での作業、学習能力を高める為、筆箱に収
納された鉛筆類や文房具の取り出し、収納を容易に、且
つ迅速にできるようにしようとしたものである。 【解決手段】筆箱体（１）の後方側面板（２）を、天板
（３）と直角を保つようにして、連結する。天板（３）
の上には、接着具（４）を設置する。以上のような構造
をもつ蓋のない筆箱を机裏面の適当な所に吊るす状態を
保つように、接着具（４）にて筆箱体（１）を机の裏面
に貼着する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、筆箱類に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、筆箱類は机の引出しの中などに置いて、使用するには、机上に取出し、 蓋を開け、鉛筆等を取り出し使用すのが普通である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

パソコンを置いた面積の小さい机や机全体に紙面を広げて、製図等の作業をす る時など、筆箱は机上に置けないので、机上以外で、手近な所に置こうとしたも のである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

このため、机裏面の適当な所である机の縁に筆箱を吊り下げて、使用しようと したものである。 いま、その筆箱につき、その構造を説明すると、筆箱体（１）の後方側面板（２ ）を、天板（３）と直角を保つようにして、天板（３）に連結する。 天板（３）の上には、接着具（４）を設置する。

【０００５】

【作用】

本案は、以上のような構造であり、その使用には、机裏面の適当な所である机 の縁に、筆箱体（１）を接着具（４）にて貼着せしめ、筆箱を吊り下げて使用す る。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について、説明する。 筆箱体（１）の後方側面板（２）を、天板（３）と直角を保つようにして、天 板（３）に連結する。 天板（３）の上には、接着具（４）を設置する。 以上のように構成されてなる筆箱を使用するには、机裏面の前面部または側面 部での適当な所の机の縁に、筆箱体（１）の向き、が外側になるようにして、接 着具（４）を机の裏面に、押し付け、天板（３）を机の裏面に貼着せしめる。 天板（３）が机の裏面に貼着とれると、蓋のない筆箱体（１）は外方を向いて机 の裏面下に吊るされる状態になる。 接着具（４）の替わりに、ビス等を使ってもよいが、筆箱体（１）に入れるもの は、軽量な品々であり、接着具（４）が剥がれる虞は少ない。

【０００７】

【考案の効果】

机の裏面での、前面部、右、左面部に設置された本案の筆箱があれば、使用す る人の手近にあり、蓋もない筆箱から鉛筆類、消しゴム、定規などを取り出し、 取り入れるのは極めて容易で、机上での作業や学習能力を高めるものである。 又、棚の天上部などに吊るし、小物を入れ、或いは電話台の下につけ、利用す ることもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の使用状態を示す参考図

【図２】本考案の筆箱体（１）を机の裏面に貼着せしめ
た状態を示す参考図

【符号の説明】

１ 筆箱体 ２ 側面板 ３ 天板 ４ 接着具 ５ 鉛筆 ６ 机 ７ 脚

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】筆箱体（１）の後方側面板（２）を、天板
   （３）と直角を保つようにして、天板（３）に連結す
   る。天板（３）の上には、接着具（４）を設置する。以
   上のように構成されてなる吊るして使用する筆箱