JPH062618U - 磁石による吊り下げ型筆記具置き - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁力によって筆記具などを吊り下げて使用で
きるようにすることが目的である。 【構成】（イ） 筆記具（１）の後方端または、筆記具
を装着した筆記具キャップ（２）の先端に磁石部（３）
を設ける。 （ロ） 支持部（５）に鉄棒部（４）を設ける。 以上の如く構成された鉄棒部（４）に磁石部（３）を磁
力によって吸引させ筆記具を垂直に吊り下げる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、文房具における筆記具置きに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、筆記具の置き方は、ペン皿や筆入れなどのように横にして置く方法、ペ ン立てのように上部から挿入して立てて置く方法等であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

磁力によって筆記具等を垂直に吊り下げて使用できるようにすることが課題で ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ） 筆記具（１）の後方端または、筆記具を装着した筆記具キャップ（２ ）の先端に、磁石部（３）を設ける。 （ロ） 支持部（５）に鉄棒部（４）を設ける。 以上の如く構成された鉄棒部（４）に磁石部（３）を磁力によって吸引させ筆 記具を垂直に吊り下げる。

【０００５】

【作用】

筆記具（１）の後方端または、筆記具を装着した筆記具キャップ（２）の先端 に磁石部（３）を設けることによって、筆記具（１）を容易に鉄製の物質に垂直 に吊り下げておく事ができる。

【０００６】

【実施例】

本考案の実施例を図に従って説明すると、図１のように （イ） 筆記具（１）の後方端または、筆記具を装着した筆記具キャップ（２ ）の先端に磁石部（３）を設ける。 （ロ） 支持部（５）に鉄棒部（４）を設ける。 以上の如く構成された鉄棒部（４）に磁石部（３）を磁力によって吸引させ筆 記具を垂直に吊り下げる。 （ハ） 本考案の鉄棒部を磁石にかえてもよい。 （ニ） 本考案の磁石部を鉄で設け、鉄棒部を磁石にしてもよい。 （ホ） 鉄棒部（２）を図５のような形状にしてもよい。 （ヘ） 筆記具だけでなくペン型の、糊、消しゴム、修正液容器等に利用して もよい。

【０００７】

【考案の効果】

筆記具を磁力で垂直に吊り下げておくという方法は、従来の筆記具にはなかっ たものであり、機能としても、次のような利点がある。 （ア） 使用したい筆記具ががすぐ分かる。 （イ） 図のように鉄部の接触部が曲面の場合、筆記具を吊り下げたときに、 筆記具がブランコのような動きをするので視覚的にも特徴がある。 （ウ） 使用後もまた磁石の磁力によって容易に吊り下げておくことができる 。 （エ） 筆記具先端が下を向いている場合、筆記具を取ってそのままの状態で すぐに書くことができる。 （オ） ボールペンや鉛筆、シャープペンシルなどは、先端を下にして吊り下 げても先端部が接触していないので先端部を痛めない。 以上のような効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案実施例の斜視図。

【図２】本考案実施例のＡ−Ａ縦断面図。

【図３】本考案実施例のＢ−Ｂ縦断面図。

【図４】本考案実施例のＣ−Ｃ縦断面図。

【図５】本考案使用例の斜視図。

【符号の説明】

（１） 筆記具 （２） 筆記具キャップ （３） 磁石部 （４） 鉄棒部 （５） 支持部 （６） 支持台 （７） 保護部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ） 筆記具（１）の後方端または、筆
   記具を装着した筆記具キャップ（２）の先端に、磁石部
   （３）を設ける。 （ロ） 支持部（５）に鉄棒部（４）を設ける。 以上の如く構成された鉄棒部（４）に磁石部（３）を磁
   力によって吸引させ筆記具を垂直に吊り下げたことを特
   徴とする磁石による吊り下げ型筆記具置き。