JP3083733U - 二足歩行する玩具 - Google Patents

二足歩行する玩具

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JP3083733U JP2001005004U JP2001005004U JP3083733U JP 3083733 U JP3083733 U JP 3083733U JP 2001005004 U JP2001005004 U JP 2001005004U JP 2001005004 U JP2001005004 U JP 2001005004U JP 3083733 U JP3083733 U JP 3083733U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロボットの歩行を模倣し、また歩行の際に良好
なバランスを保って転倒しない二足歩行する玩具を提供
する。 【解決手段】脚部同作用ギアボックス26で二本の脚1
5間の上げ、前方移動、着地の交替動作を行い、また腕
動作用ギアボックス25で頭部13及び二本の腕14の
揺れ動く模倣動作を提供し、玩具11が前進歩行する
際、該脚部動作用ギアボックス26と胴体12の後殻体
17間は、凸輪板77の推移、及び平衡筒24の重力平
衡の作用で、該脚部15が完全に地面を離れ、且つ良好
なバランスを保ちながら前進歩行するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は二足歩行する玩具に係り、特に二足で平衡を保って自立歩行する玩具 に関わる。
【0002】
【従来の技術】
公知構造の歩行する玩具においては通常、動物の形態及び動作が模倣されて作 成されている。動物が歩行する様子を模倣した玩具は、四足の玩具が多くを占め 、内部の伝動構造の連結によって四足歩行する玩具が提供されており、歩行の際 は脚が地面を離れることがなく、完全に地面に接した状態で摺動するように歩行 する。 また二足で歩行する玩具においても同様に、二本の足が地面を摺動するように して歩行すること、並びに玩具胴体の後方で地面との接触点を設けて玩具が転倒 することが防止されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
歩行する際に脚が地面を完全に離れ、且つ重心を失って転倒することのない二 足歩行する玩具を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
脚部動作用のギアボックスが脚部を連動して上げ、前方への移動、並びに着地 の動作を提供し、胴体部分が脚部後方の凸輪板の押し上げを受けて、胴体の重心 が素早くもう一方に移動するようにし、同時に胴体後方の並行筒によって歩行す る玩具全体の重心のバランスをとり、玩具が歩行時に転倒することを防ぐ。また 脚部動作用のギアボックスは殻体の前後二本の短軸と胴体前後殻体の軸孔とを連 結させ、脚部動作用のギアボックスが脚部を連動して動作させて、胴体が左右に 揺れ動く際、胴体と脚部間の動く角度を調整する。
【0005】 脚部動作用のギアボックス殻体両側にはそれぞれ伝動軸及び短軸を設置し、該 伝動軸を偏心輪と嵌設し、該偏心輪の外柱面と足部殻体の柱孔とを嵌設し、殻体 外側に設けた長形スライド溝を脚部動作用ギアボックスの短軸と嵌設し、脚部動 作用ギアボックス両側の偏心輪で脚部殻体を連動させて上げ、移動、並びに下降 の動作を行なうようにする。
【0006】 脚部動作用のギアボックス両側に嵌設した偏心輪外縁には支軸を設け、該支軸 はアーム板至端部の円孔と嵌設し、アーム板のもう一端の円孔を膝下の短軸上に 嵌設し、脚部動作用ギアボックス両側の偏心輪が回転する際、アーム板が膝下を 引っ張って揺れ動く動作を提供し、膝下が大腿の動きに合わせて上げ、前方への 移動、並びに着地の動作を行うようにする。
【0007】 胴体の上方殻体には腕動作用のギアボックスを設置し、該腕動作用のギアボッ クスから体の両側の両回転軸にはそれぞれ伝動円盤を設置し、該伝動板の外側に はそれぞれ偏心軸を設置し、また該偏心軸は末端を腕内縁連動桿のガイド溝中に 嵌設し、腕動作用のギアボックスが伝動円盤と連動して回転動作を進行し、伝動 円盤に設置された偏心軸が腕を前後に揺らす動作を提供するようにする。
【0008】 腕動作用のギアボックスの片側にて伝動板と腕連動桿間の殻体上にガイド溝を 設置し、該ガイド溝には移動板を設置し、該移動板植えには縦向きのスライド溝 が設けられ、偏心軸が内部を横断して貫通しており、該移動板の上方に設けられ た該偏軸を頭部の連動桿と連結させて、該移動板が伝動円盤に伴って回転すると き、該偏心軸が該移動板を引っ張ってガイド溝に沿って移動動作をするようにし 、上方の円軸が頭部を左右に揺れ動くようにする。
【0009】 腕、頭部内縁に設置した連動桿は、弾性を有して平行な剛性線を設け、一端は 環状を呈して腕及び頭部回転至端部に螺設固定し、腕や頭部が揺れ動く動作をし 、外界から等の阻止する力がかかった際にも、伝動円盤の偏心軸は動作し続ける ことができる構造により、腕や頭部と伝動円盤間の連結に影響を来さないように する。
【0010】 胴体の後端には平衡筒を設置し、該平衡筒の内部には重力球を設け、玩具が前 進歩行中、脚部のうち一本が着地した後、且つもう一本の脚が前に脚を上げる前 に、胴体の上げられる側ではない方の脚の凸輪板を押し上げ、重心がもう一方に 偏り、該平衡筒内の重力球は迅速に位置を移動することで、歩行する玩具の重心 が着地する脚に素早く移動し、二足歩行する玩具が平衡を保って前進するように する。
【0011】
【考案実施の形態】
本考案によると、図1から図3に示すように、本考案は主に胴体12の殻体内 部に設けられた二つのギアボックス25,26を有し、脚部動作用である該ギア ボックス26により、一組の連動される脚部15の左,右大腿20,21、及び 左,右膝下22,23に対して上げ,前移,並びに地面との接触の交替動作を行 う。 また腕動作用である該ギアボックス25によって頭部13及び二つの腕14を 連動して動作させ、玩具が前進する際に、該脚部動作用のギアボックス26と胴 体12の後殻体間にて、凸輪板77の推移及び平衡筒24の重力バランスにより 、歩行する玩具11が前進する際に一方の脚部が完全に地面を離れても、玩具が 重心を失ってバランスを崩し、倒れることがないようになっている。
【0012】 該二足歩行する玩具11は、胴体12の二つの殻体16,17間に二組のギア ボックス25,26、並びに平衡筒24が設置され、その内該腕動作用のギアボ ックス25は該胴体12の二つの殻体16,17間の上方定位溝27中にて固定 されており、該ギアボックス25両側面の伝動円盤39,47の偏心軸40,4 8で両側の左,右腕18,19の連動桿45,85を動かし、行進する際の腕の 動きを模倣している。 伝動円盤39と連動桿45間においては、移動板37が設けられ、該移動板3 7はガイド溝38中に設置されており、上方と頭部13の連動桿33とが連結し て、伝動円盤39の偏心軸40が該移動板37を該ガイド溝38に沿って一定位 置範囲で移動するよう連動させ、該移動板37上方の円軸35は連動桿33を連 動することで動作させ、該頭部13が左右に動く様子を模倣している。
【0013】 図1から図4、及び図7,8に示すように、該歩行する玩具11の胴体12の 二つの殻体16,17間に設けられた定位溝27には、該腕動作用のギアボック ス25の箱体がねじで固定されており、伝動円盤39と連動桿45間には移動板 37が設けられており、該移動板37はガイド溝38中に設けられており、上方 が頭部13の連動桿33と連結しており、該伝動円盤39の偏心軸40が該移動 板37を連動して該ガイド溝38に沿って定位移動し、該移動板37上方の円軸 35が該連動桿33を連動して動かし、頭部が左右に動く様子を模倣して該頭部 13を動かしている。
【0014】 図1から4及び図7,8に示すように、該歩行する玩具11の胴体12の二つ の殻体16,17間には定位溝27が設置され、腕動作用の該ギアボックス25 は殻体をその中に設置して更にねじで固定し、腕動作用の該ギアボックス25の 移動を制限している。 腕動作用の該ギアボックス25殻体の両側位置には、それぞれ伝動円盤39, 47が設けられて該ギアボックス25の回転軸構造と連結しており、よって該ギ アボックス25が両側の該伝動円盤39,27に回転駆動力を供給する。 また該ギアボックス25両側に連結している該伝動円盤39,47は、その円 盤の外周にそれぞれ偏心軸40,48が設けられており、該二つの偏心軸40, 48は回転軸中心の両側の相対した位置に設置されており、その内の一つである 該伝動円盤39の偏心軸40は長めに設計されており、該伝動円盤39の偏心軸 40が該移動板37のスライド溝41を貫通しており、外側至端が左腕18の連 動桿85の二つの平行な剛性線51のガイド溝52中に挿設されている。 該伝動円盤39の偏心軸40で同時に該移動板37を連動させて移動させ、並 びに左腕18を連動させている。もう一方の伝動円盤47の偏心軸48は、外側 至端が直接該右腕19の連動桿45の二つの平行な剛性線51間のガイド溝52 中に挿設されており、該伝動円盤47の偏心軸48が右腕19を連動させている 。
【0015】 図3から図6に示すように、ロボットを模倣した外観を有する胴体12の二つ の殻体16,17上方中央位置にはそれぞれ半円型の定位溝31が設けられ、該 定位溝31は頭部13の短軸30をその中に枢設しており、該頭部13は短軸3 0を中心として、該ギアボックス25の側面の該移動板37の引張作用によって 左右に揺れ動くようになっている。 該二つの殻体16,17上方中央に枢設された定位溝30は、該短軸の直径及 び高さが該定位溝31に合わせて設置されており、また該短軸30の下方には直 径が大きめなストッパーリング29が設けられており、該短軸30を該二つの殻 体16,17の定位溝31中に枢設しており、該頭部13が該定位溝31中で旋 回するべく制限している。 該ストッパーリング29の下方には直径が小さめの軸部53が設けられ、該軸 部53の下方には連動桿33が嵌設される軸34が設けられ、該軸34の下方に は連動桿33が螺設固定され、該連動桿33と該頭部13の軸部53を連結させ ている。 該軸34に螺設固定されている連動桿33は、その外側に二つの平行する剛性 線を有し、該二つの平行する剛性線間のガイド溝は該移動板37上方の円軸35 が挿設されるようになっており、該移動板37が引っ張られて移動する際は、該 連動桿33を連動して揺らし、また該頭部13が左右に揺れ動く作用を提供して いる。 該頭部13下方の連動桿33を引っ張ることで揺り動かす円軸35は、該移動 板37の上方に設置され、該移動板37は平板状態で設置され、該殻体17の定 位溝27の片側の二つのガイドアーム板間に挿設されている。該二つのガイドア ーム板の内側にはガイド溝38が設けられており、該移動板37をその中に挿設 しており、該移動板37の内側位置には縦向きのスライド溝41が設けられてい る。該スライド溝41の幅及び長さは該伝動円盤39の片側の偏芯軸40の直径 及び旋回の最大移動距離に設定されており、該伝動円盤39が回動する際、該移 動板37は直接該偏心軸40の引っ張りを受けて該ガイド溝38に沿って前進或 いは後退して摺動し、また該頭部13が左右に動く作用も提供されている。 該移動板37は該円軸35で該連動桿33の二つの平行剛性線に挿設され、該 移動板37の円軸35上方には更に直径が大きめの定位円板36が設けられ、該 二つの平行する剛性線が該頭部13が進行する際に左右に揺れ動く範囲を制限し ており、よって緩んだり外れたりすることがないようになっている。
【0016】 図3、4,7,8に示すように、ロボットのデザインをした胴体12の二つの 殻体16,17の両側の肩部は、それぞれの半円柱形孔が組み合わされて柱孔7 9,80(図3)となっている。 該柱孔79,80内にはそれぞれ直径が小さめの環状を呈した位置決めリング 板83,43が設けられており、該胴体部分12両側の左,右腕18,19に設 置され、また該腕の片側にはそれぞれ軸部84,44を有し、該軸部84,44 上に設置された直径の小さめの円軸82,42は、更に二つの殻体16,17の 柱孔79,80中の環状を呈した位置決めリング板83,43内に挿通されて、 該左右腕18,19が該二つの殻体16,17の両側の肩部の柱孔79,80中 の左右腕18,19の円軸82,42と、柱孔79,89中の位置決めリング板 83,84とを定位させ、左右腕18,19が外に外れることを防止している。
【0017】 左右腕18,19の軸部84,44の至端部の偏心を呈した位置より、軸86 ,46が延伸しており、該軸86,46の片側には定位柱50A,50Bが設けら れている。該軸86,46はそれぞれ連動桿85,45の環部81A,81bがそ の中に嵌設されるようになっており、該軸86,36の外側中心には螺旋が設け られており、円盤87A,87Bが嵌設されるときに、ねじが該円盤87A,87B の中心孔に貫通するようになっており、該連動桿85,45の環部81A,81B が外側に向かって外れるのを防止している。 該左右18,19の軸86,46に嵌設される連動桿85,45は、一端に多 環状の環部81A,81Bが設けられ、その中央通孔は軸86,46中に嵌設され 、外側は円盤87A,87Bがねじで螺設固定された後、連動桿85,45が外側 に外れるのを制限している。 該軸86,46に嵌設された連動桿85,45の二つの端は該軸86,46と 定位柱50A,50Bの間の空間で交差し、更にその先で二つの平行な剛性線51 A,51Bが外側に向かって延伸している。 該二つの平行な剛性線51A,51Bの間の空間では、ギアボックス25両側の 伝動円盤39,47外側の偏心軸40,48が、該二つの平行な剛性線51A, 51Bの間の空間にて偏心軸40,48のガイド溝52に挿設され、該ギアボッ クス25の両側の伝動円盤39,47が偏心軸40,48を連動させて円周運動 をさせる際、ガイド溝52に沿ってガイドされ、並びに左右腕18,19に交替 して前後に揺れ動く動作を提供している。
【0018】 二つの殻体16,17上方に設置された頭部13及び両側の左右腕18,19 において、従来では玩具の歩行時或いは児童が遊んでいる際に、歩行する玩具1 1の頭部13や左右腕18,19などを引っ張ったりすることで、玩具が破損し てしまうことがあった。 しかし左右腕18,19内の連動桿85,34は、多環状の環部81A,81B で軸86,46中に嵌設され、外側は交差した後に更に外側に向かって二つの平 行する剛性線51A,51Bが設けられ、平行な剛性線で動きをガイドする他に、 比較的大きな力で引っ張られたりしても、該二つの平行な剛性線の内の一本が有 る程度の角度にまで推移しても、伝動円盤の偏心軸はそのまま二本の平行な剛性 線51A,51Bの間のガイド溝52の空間を保っており、引っ張られる力がなく なるとき、腕は元の状態にまで戻るようになっており、即ち引っ張りによって玩 具が破損することも防止している。
【0019】 該二つの殻体16,17の定位溝27中の腕動作用のギアボックス25は、両 側の伝動円盤39,47の旋回によって扁芯軸40,48を連動して円周運動を 行なわせる。該偏心軸40は移動板37及び左腕18内の連動桿85と連結し、 また該偏心軸48は右腕19内の連動桿45と連結しており、同時に胴体12の 左右方向における旋回の際の連動、また左右腕18,19が前後に運動する動作 をも連動させている。
【0020】 図1,3,9,10に示すように、歩行する玩具11の胴体12の二つの殻体 16,17は、下方の空間中央位置にそれぞれ、軸孔56A,56Bが設けられ、 二つの軸孔56A,56B間には殻体の短軸55A,55Bが脚部動作用のギアボッ クス26に挿設されるようになっている。 該二つの殻体16,17を螺設固定して一体と成ったとき、該脚部動作用のギ アボックス26は二つの殻体16,17間に螺設固定され、該脚部動作用のギア ボックス26は前後に設置された短軸55A,55Bが二つの殻体16,17の軸 孔56A,56Bと枢設され、該ギアボックス26が動力を提供する際、両側の左 右大腿20,21の前進動作及び上方の胴体12が左右に傾斜する平衡の動作を 提供しており、該玩具11が歩行する際に倒れたりしないようになっている。
【0021】 該殻体16,17下方のギアボックス26は、該ギアボックス26の殻体の両 側にはそれぞれ伝動軸57及び短軸61が設けられ、該伝動軸57が内部の歯車 と連結しており、該脚部15の動作に必要な動力を提供している。 該伝動軸57の外側には偏心輪58が嵌設されており、該偏心輪58の円盤上 には偏心状態の支軸59が設置されており、該ギアボックス26が動力を提供す る際、偏心輪58が電動軸57を回転軸とし、偏心の状態で揺れ動き、該偏心輪 58外側に設けられた支軸59は、該伝動軸57を中心として、円周運動を行う 。
【0022】 該ギアボックス26両側の偏心輪58,短軸61がそれぞれ該脚部15左右大 腿20,21内殻板62の柱孔65及びスライド溝64と嵌設され、その内、該 ギアボックス26の両側に嵌設された内殻板62スライド溝62は、長円形状の 溝であって、内殻板62を嵌合した後、短軸61中心をねじで螺設して固定し、 内殻板62のスライド溝64と短軸61が外れるのを防止している。 該内殻板62を該ギアボックス26殻体の片側に螺設し、該短軸61を脚部1 5の揺れ動く位置の導軸とし、該内殻板62の柱孔65をギアボックス26殻体 の片側の偏心輪に嵌設し、該柱孔65は偏心輪58の直径及び高さに合わせて設 置され、嵌設して一体になる際、該柱孔65の内環縁と偏心輪58の輪面は同一 平面上位置するようにする。
【0023】 該ギアボックス26殻体の両側に嵌設された左右大腿20,21はそれぞれ、 内外殻板62,63より組み立てられており、その内、内殻板62の一端には該 ギアボックス26殻体の側面に嵌設される孔65及びスライド溝64が設けられ ており、もう一端には円柱形状の殻体が設置され、円柱殻体の中央には円軸71 が設けられている。 内外殻板75,76が組み立てられてなる左右膝下22,23は、組み立てら れた一端は薄い円盤状の盤面を呈しており、その中央には貫通した円孔73が設 けられていて、該円孔73は該左右膝下22,23の殻体を、内殻板62の円軸 71中に嵌設する個所を提供しており、それぞれ左右大腿20,21と左右膝下 22,23とを該円軸71を回転軸として連結させている。 該左右膝下22,23の内殻板75の側面にはスリット72が設けられており 、該スリット72の内縁面には更に短軸74が設けられている。該短軸74は偏 心位置に設置されて該アーム板66一端の円孔68と嵌設される個所を提供して おり、至端部はねじ70で螺設固定して該アーム板66と短軸74とが外れない ようにしている(図9)。 該脚部動作用ギアボックス26は殻体の前後短軸55A,55Bを二つの殻体1 6,17の軸孔56A,56B中に枢設しており、該ギアボックス26両側の左右 大腿20,21が偏心輪58の運動に伴って、左大腿20または右大腿21が予 定された一定の高さにまで至ったとき、後方の凸輪板77と殻体17下方の押し 上げ面78とが接触及び移動するようにしており、よって胴体12の重心がもう 一方にまで推移して、玩具11歩行時の平衡を保っている。
【0024】 図3,9,から図13に示すように、脚部動作用のギアボックス26の両側殻 体にはそれぞれ同じ中心線の短軸61が設けられ、内部より歯車が外側の伝動軸 57A,57Bに連結しており、該伝動軸57A,57Bが同じ中心線上に位置して いることにより、該ギアボックス26両端は同じ方向の回転をし、同期した速度 にて回転を提供している。 該ギアボックス26両側に位置する伝動軸にはそれぞれ偏心輪58A,58Bが 嵌設され、該偏心輪58A,58B外縁にはそれぞれ支軸59A,59Bが設けられ 、二つの支軸の中心点59AC,59BCと伝動軸中心点57AC,57BCとは常に同 一直線上に位置し、例えば支軸中心点59ACが伝動軸中心点57AC下方に位置す るとき、該支軸中心点59BCは伝動軸中心点57BCの上方に位置し、二つの支軸 中心点59AC,59BCは同一直線V―V上に位置する。
【0025】 該ギアボックス26両側の伝動軸57A,57B上の偏心輪58A,58Bは、該 伝動軸57A,57Bの回転に伴って傾いて揺れ動く動作を行ない、該動作は伝動 軸中心点57AC,57BCを中心とし、該伝動軸57A,57Bの回転に伴って円周 運動を行う。 該伝動軸57A,57B上の二つの偏心軸中心点58AC,58BCはそれぞれ支軸 中心点59AC,59BCと同じ側に位置し、例えば支軸中心点59AC,59BCが連 結して一つの垂直線V−Vとなったとき、二つの偏心軸中心点58AC,58BCは垂 直線V1−V1となり、該垂直線V−Vの右側は平行位置を停止、即ち偏心輪の中心点 58ACは支軸中心点59AC右側上方の垂直線V1−V1上に位置し、もう一つの偏 心輪の中心点58BCは支軸中心点59BC右側下方の垂直線V1−V1上に位置し、 二つの偏心輪の中心点58AC,58BCが垂直線V1−V1を成すとき、該垂直線V1 −V1はちょうど支軸中心点59AC,59BCと連結して垂直線V−V間にて二本の垂 直な平行線となる。 該ギアボックス26両側の伝動軸57A,57B回転時に、伝動軸中心点57AC ,57BCを中心とし、支軸中心点59AC,59BCは円周C2に沿って円周運動を 行う。該ギアボックス26両側の伝動軸57A,57B外側にはそれぞれ偏心輪5 8A,58Bが嵌設され、該偏心輪58A、58Bの円盤上の偏心状態の支軸59A ,59Bが該ギアボックス26が動力を提供するとき、偏心輪58A,59Bは伝 動軸57A,57Bを回転軸として軸中心が偏って揺れ動く偏心運動が行われ、偏 心輪58A,58B外側に設置された支軸59A,59Bは伝動軸57A,57Bを中 心として円周運動を行う。
【0026】 該ギアボックス26両側の伝動軸57A,57Bを嵌設する偏心輪58A,58B においては、該偏心輪58A,58Bの輪面が左右大腿20,21の内殻板62上 の柱孔65と嵌合し、また内殻板62上のスライド溝64を脚部動作用の該ギア ボックス26殻体の短軸61に嵌設すると、該伝動軸57A,57Bが回転すると き、該内殻板62が該偏心輪58A,58Bが偏心輪面のガイド作用によって移動 するのと同時に、該内殻板62が該スライド溝64と短軸61間のガイド作用の 制限を受け、左右大腿20,21の揺れる動作が提供され、前方に上げられて揺 れる動作、及び後方に下げる動作を行うようになり、こうすることで大腿部の動 作を模倣する。 該ギアボックス26に設置された両側の偏心輪58外側の支軸59上のアーム 板66は、直接左右膝下22,23内殻板75の短軸74上に連結され、左右大 腿20,21が揺れ動く動作をして移動する際、左右膝下22,23が揺れ動く 角度に変化を来し、該左右膝下22,23と地面とが直接接触する面が平行な面 を呈し、脚部15が前進して地面と接触しようとするとき、最も平行に近い状態 で地面と接触して、玩具が転倒するのが防止されている。
【0027】 歩行する玩具11の胴体12の二つの殻体16,17内には、同時に脚部動作 用のギアボックス26及び腕動作用ギアボックス25が設置されており、身体の 重心は最も単純な二足歩行する玩具より高くなっているが、歩行する玩具11の 重心位置は完全に平衡位置を保っており、腕動作用ギアボックス25が頭部13 と腕14の動作を進行していたり、または脚部15が前進して揺れ動く動作を進 行している際であっても、いち早く重力の平衡を維持する。 このとき、該胴体12後方に設置された平衡筒24及び二つの大腿20,21 後方の凸輪板77は、瞬間的に作用を発揮し、偏心輪58が内殻板62を引っ張 り、傾いて位置を移動させ、脚部を上げる動作を進行する場合、該内殻板62後 方に設置された凸輪板77(図11、12、14参照)と、殻体17下方の押し 上げ面78とが接触を始め、次第に該殻体17の片側を上方へ押し上げるが、該 脚部15後方に設置された平衡筒24内部に設置された二つの鋼球(88A,8 8B)が該平衡筒24がまだ水平線にまで至らぬとき、胴体12の重心位置は脚 部15の局部の傾斜面の影響を受けてバランスを崩すことがない。 該凸輪板77が胴体12の殻体17を押し上げて上方へ移動させて水平位置に まで至らせると、該平衡筒24内の二つの鋼球88A,88Bはまだ移動を始めず 、該平衡筒24の水平線がもう一方に傾斜すると該平衡筒24内の鋼球88A, 88Bがもう一端にまで素早く転がって移動し、同時に胴体12の重心も着地し た脚部にまで移動する。
【0028】 図9から図13に示すように、歩行する玩具11の左膝下22が着地し、右膝 下23が脚を上げる動作を開始する際、該胴体12が右側へ傾き、脚部動作用の ギアボックス26両側の伝動軸57A,57Bが時計と逆方向に回転をするとき、 脚部動作用の該ギアボックス26が動力を両側の伝動軸57A,57Bに提供し、 その内片側の伝動軸である57Aは偏心軸中心点58ACを連動して円周C2に沿っ て円周運動を進行し、偏心輪中心点58ACが円周運動点AC1を起点とし、円周C 2に沿って動作する。同時に該ギアボックス26のもう一方である伝動軸57B が、偏心輪中心点58BCを連動させ、円周C2に沿って円周運動を行い、偏心輪 中心点58BCは円周運動点BCを起点とし、円周C2の方向に沿って円周運動点BC 2にまで動作する。
【0029】 図9から図11,14,15に示すように、歩行する玩具11の右膝下23が 本来の高い位置より地面に近い位置に移動して接触する際、偏心輪中心点58BC が円周運動点BC1から円周C2に沿って円周運動点BC2にまで移動する際、歩行す る玩具11の左膝下22はまだ地面と接触しておらず、偏心輪の中心点58ACは 、円周運動点AC1より円周運動点AC2の位置にまで移動し、内殻板62後方に設 けられた凸輪板77は該殻体17下方の押し上げ面78と既に接触しており、胴 体12の二つの殻体16,17は短軸55を中心とし、凸輪板77の押し上げと ともに移動して、反対側に向かって傾斜し、該胴体12が左大腿20方向に向か って傾斜して次第に水平へと推移する。 図20に示すように、凸輪板77が脚部15の底を推移させて水平を超えた際 、歩行する玩具11の右膝下23は既に地面と接触し、胴体12が平衡筒24の 二つの鋼球88A,88Bが転がって移動するのを受け、迅速に右膝下23まで傾 斜し、胴体の重心は着地している右膝下の底面上にまで推移し、よって胴体12 の重心が偏移して傾斜する。
【0030】 図9から図11,16,17に示すように、歩行する玩具11の右膝下23は 既に地面と接触しており、偏心軸中心点58BCは円周運動点BC2より円周C2に 沿って円周運動点BC3位置にまで移動し、歩行する玩具11の左膝下22は既に 地面より離れ、全体の重心は右膝下23によって支えられる。 図18,図9に示すように、歩行する玩具11の右膝下23と地面とが接触す る前に、偏心軸中心点58BCは円周運動点BC3より円周C2に沿って移動し、円周 運動点BC4にまで接近すると、右大腿21後方の凸輪板77と殻体17下方の押 し上げ面78とが接触する。 すると胴体12が左方向に向かって推移し、左膝下22と地面とが接触すると 、胴体12が水平位置にまで推移し、迅速に左膝下22方向に向かって傾斜し、 重心が左膝下22にまで移動する。右膝下23が移動を続け、偏心輪中心点58 BCは円周運動点BC3より円周C2に沿って円周運動点BC4まで至り、左膝下22が 略上向きに上げられた状態となる。
【0031】 歩行する玩具11全体の脚部15の運動模式は、図9から図11に示すように 、左右膝下22,23の円孔73と、左右大腿20,21の円軸71間に、回転 軸部が嵌設されてあり、左右膝下22,23上の偏心短軸74とアーム板66の 一端とが連結しており、アーム板66のもう一端は偏心輪58A,58Bの支軸5 9A,59Bにまで連結しており、また左右大腿20,21内殻板62のスライド 溝64がそれぞれ足部動作用のギアボックス26片側の短軸に嵌設されており、 定位軸によってスライド溝64のガイド作用が提供されている。 該内殻板62の柱孔65は偏心輪58上に嵌設され、偏心輪58が円周C2の 円周運動を進行し、左右大腿20,21を連動させて大腿の揺れ動く動作が模倣 されている。また偏心輪58支軸59上に嵌設されているアーム板66が左右膝 下22,23を引っ張って、水平に上げる動作及び降下の動作で膝下の動きの模 倣、並びに前進動作を行う。 また、胴体12後方に設置した平衡筒24内の二つの鋼球88A,88Bは胴体 12が左右大腿20,21後方の凸輪板77の推移によって水平位置にまで移動 する際、地面と接触している膝下上に向かって移動し、玩具11のバランスを良 好にしている。
【0032】
【考案の効果】
本考案によると、ロボットの歩行する様子を模倣した玩具において、脚部動作 用のギアボックスが二本の脚部の上げ、前方への移動、地面との接触の交替動作 を連動によって行い、また腕動作用のギアボックスが頭部及び二本の腕の動きを 連動によって行い、よって玩具が前進歩行する際、脚部動作用のギアボックスと 胴体の後殻体間での凸輪板の推移及び平衡筒の重心移動により平衡を保ち、歩行 する玩具が前進する際の脚部を完全に地面より離れさせても、歩行する際に重心 を失ってバランスが崩れない目的が達成された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案全体の斜視図である。
【図2】本考案全体の正面図である。
【図3】本考案全体の断面図である。
【図4】本考案における腕及び頭の動作構造を説明する
斜視図である。
【図5】本考案における頭部の動作を説明する平面図1
である。
【図6】本考案における頭部の動作を説明する平面図2
である。
【図7】本考案における腕の動作を説明する平面図1で
ある。
【図8】本考案における腕の動作を説明する平面図2で
ある。
【図9】本考案における脚と胴体間の構造を説明する分
解図である。
【図10】本考案における脚動作ギアボックスと脚部間
の伝動関係を説明する断面図である。
【図11】本考案における脚動作ギアボックスと脚部間
の運動形態を示す平面図である。
【図12】本考案における玩具歩行(前進)動作を説明
する側面図である。
【図13】図12の正面図である。
【図14】本考案における玩具歩行(前進)動作2の側
面図である。
【図15】図14の正面図である。
【図16】本考案における玩具歩行(前進)動作3の側
面図である。
【図17】図16の正面図である。
【図18】本考案における玩具歩行(前進)動作4の側
面図である。
【図19】図18の正面図である。
【図20】図13の背面図を断面で示した図である。
【符号の説明】
11 歩行する玩具 12 胴体 13 頭部 14 腕 15 脚 16 殻体 17 殻体 18 左腕 19 右腕 20 左大腿 21 右大腿 22 左膝下 23 右膝下 24 平衡筒 25 ギアボックス 26 ギアボックス 27 定位溝 28 定位溝 29 制限環 30 短軸 31 定位溝 32 定位円板 33 連動桿 34 軸 35 円軸 36 ガイド溝 37 伝動円盤 38 ガイド溝 39 伝動円盤 40 偏心軸 41 スライド溝 42 円軸 43 位置決めリング板 44 軸部 45 連動桿 46 軸 47 伝動円盤 48 偏心軸 49 枢接孔 50 定位柱 51 剛性線 52 ガイド溝 53 軸部 54 円盤 55 短軸 56 軸孔 57 伝動軸 58 偏心軸 59 支軸 60 壁面 61 短軸 62 内殻板 63 外殻板 64 スライド溝 65 柱孔 66 アーム板 67 円孔 68 円孔 69 ねじ 70 枢接端 71 円軸 72 スリット 73 円孔 74 短軸 75 内殻板 76 外殻板 77 凸輪板 78 押し上げ面 79 柱孔 80 柱孔 81 環部 82 円軸 83 位置決めリング板 84 軸部 85 連動桿 86 軸 87 円盤 88 鋼球

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットの外観を模倣して胴体、二本の
    腕、頭部、及び二本の脚を有していて且つロボットの歩
    行様式を模倣するべく、前後二つの殻体からなる胴体の
    殻体間に脚部動作用ギアボックス及び腕動作用ギアボッ
    クスを設けてなり、 脚部動作用ギアボックスは、二本の脚の上げ、前方移
    動、地面との接触の交替動作を連動して動作させるよう
    構成してなり、 また、腕動作用ギアボックスは、頭部及び二本の腕を連
    動して動作させるようボックス両側の回転軸にそれぞれ
    伝動円盤を連結し、該伝動円盤外側には偏心軸が設けら
    れており、 二本の腕は、その一端部が胴体の殻体両側の柱孔中に嵌
    設されており、また該軸部の位置にて小さめの直径の円
    軸と、二つの該殻体間の柱孔中の環状位置決めリング板
    とが嵌合していることで、腕の軸からの移動が制限され
    ると共に、 一端が該腕の軸部内側至端面に螺設固定さ
    れた腕連動桿を備え、 該伝動円盤と該腕連動桿との間の該殻体ガイド溝中に設
    けられており、板体上方には頭部の連結桿と連結する円
    軸を有し、また該板体には縦向きのスライド溝が設けら
    れ、該伝動円盤の偏心軸が該スライド溝を貫通している
    移動板を備えていて、 該スライド溝を貫通する偏心軸が上記の腕連動桿一端の
    ガイド溝に挿嵌されてなることにより、腕の動作を連動
    し、 また、頭部は、その下端の短軸が該胴体中央上方の定位
    溝中に嵌設されており、軸部の位置には一端が頭部軸部
    に螺接されてなる連動桿が嵌設され、該連動桿の他端の
    ガイド溝が該移動板上方の円軸に挿嵌されてなることに
    より、頭部の揺動動作を連動させてなることを特徴とす
    る二足歩行する玩具。
  2. 【請求項2】該腕内縁至端にて螺設された連動桿は、剛
    性線によって製造されており、その一端には多環状の環
    部が設けられ、中央通孔を該腕内縁の軸中に嵌設してお
    り、また外側は円盤がねじで螺設固定されており、もう
    一端は交差して再度二つの平行な剛性線が外側に向かっ
    て延伸しており、該二つの平行な剛性線間のガイド溝に
    該伝動円盤の偏心軸を挿嵌していることを特徴とする請
    求項1記載の二足歩行する玩具。
  3. 【請求項3】該胴体両側に枢設されている腕における内
    縁軸部の至端部位置に、それぞれ偏心状態の軸及び定位
    柱が設置され、該偏心状態の軸が連動桿の環部と嵌設さ
    れて、至端部がねじで円盤の中心孔を貫通しており、円
    盤を軸の至端部に螺設固定しており、該軸部至端部に設
    置された定位柱の両側より、交差した後の二本の平行な
    剛性線が平行に外側に延伸していることを特徴とする請
    求項1記載の二足歩行する玩具。
  4. 【請求項4】ロボットの外観を模倣して胴体、二本の
    腕、頭部、及び二本の脚を有していて且つロボットの歩
    行様式を模倣するべく、前後二つの殻体からなる胴体の
    殻体間に脚部動作用ギアボックス及び腕動作用ギアボッ
    クスを設けてなり、 腕動作用ギアボックスは頭部及び二本の腕を連動して動
    作させるようにしてなり、 該脚部動作用ギアボックスは、ボックスの前後短軸が該
    胴体両側の軸孔中に枢設されており、該箱体両側にはそ
    れぞれ短軸及び動力提供用の伝動軸を有し、該伝動軸の
    外側にはそれぞれ偏心輪が嵌設され、該偏心輪外側には
    偏心支軸が設けられてなり、 各脚は、内外の両殻板で組み立てられ、内殻板の一端中
    央個所には円軸が設置されて膝下の円孔と嵌設され、該
    内殻板のもう一端には柱孔及びスライド溝が設けられ
    て、それぞれギアボックスの偏心輪及び短軸と嵌合して
    いる二本の大腿と、 両端にはそれぞれ円孔が設けられ、一端の円孔は内殻板
    柱孔中に貫通して延伸した偏心輪外側の支軸と嵌合して
    おり、もう一端の円孔は該内殻板円軸に嵌設されている
    膝下上方のスリット内側の短軸と嵌設されているアーム
    板と、 内外の両殻体より組み立てられており、内殻板上方の殻
    体は大腿の二つの殻板間に嵌設され、上方の殻板は偏心
    位置に短軸が設けられ、更に該短軸はアーム板至端の円
    孔と嵌合している二本の膝下とから構成されてなること
    により、 脚を連動動作せしめることを特徴とする二足歩行する玩
    具。
  5. 【請求項5】該ギアボックス片側に設置された伝動軸上
    の偏心輪輪面が内殻板の柱孔と嵌設され、該偏心輪輪面
    が内殻板を連動して移動させることを特徴とする請求項
    4記載の二足歩行する玩具。
  6. 【請求項6】該ギアボックス片側の伝動軸上に嵌設され
    ている偏心輪は、大腿内殻板の柱孔と嵌設され、該柱孔
    の上方に設けられた長形スライド溝にて該長形スライド
    溝を該ギアボックス片側の短軸中に嵌設し、該偏心輪輪
    面で該内殻板を連動して動かす際、該内殻板のスライド
    溝が短軸に沿って一定の方向に動くことを特徴とする請
    求項4記載の二足歩行する玩具。
  7. 【請求項7】該ギアボックス片側に設置された伝動軸上
    の偏心輪は、輪面外縁の支軸でアーム板の一端の円孔と
    嵌設され、該アーム板のもう一端には膝下内殻板上方の
    短軸に嵌設され、偏心輪によって偏心した状態で回転運
    動をし、該アーム板が膝下を引っ張ることによって上
    げ、前進、及び降下の動作を行うことを特徴とする請求
    項4記載の二足歩行する玩具。
  8. 【請求項8】該ギアボックス両側に設置された伝動軸は
    同一線上に位置し、該二つの伝動軸上の偏心輪外側の輪
    面は偏心状態に輪面が設置されており、該ギアボックス
    両側の偏心輪は二本の支軸中心点が一直線状に連なるこ
    とで、該二つの偏心輪中心点も一直線状を呈し、該二つ
    の偏心輪中心点間の直線は二本の軸中心点間の直線の片
    側に位置し、二本の直線が平行状を呈していることを特
    徴とする請求項4記載の二足歩行する玩具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024036922A1 (zh) * 2022-08-16 2024-02-22 奥飞娱乐股份有限公司 电动功能盒和颗粒积木玩具

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