JP3083589B2 - オゾン含有水の処理方法 - Google Patents
オゾン含有水の処理方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、膜処理等の浄化処理に
より、除菌、除ウイルス、除汚濁水を得る際に添加した
オゾンを、オゾン分解剤及び/又はオゾン吸着剤含有の
膜のような特定の膜、特に限外濾過膜又は精密濾過膜な
どの多孔膜で処理する方法に関する。より詳細には、本
発明は、膜処理水中にオゾンが含まれていると不都合の
ある、上下水道用水、製薬工業に用いる製造用水、食品
や飲料工業の用水、醗酵工業の仕込用水、半導体製造用
の超純水等の処理に有効なオゾン含有水の処理方法を提
供するものである。
より、除菌、除ウイルス、除汚濁水を得る際に添加した
オゾンを、オゾン分解剤及び/又はオゾン吸着剤含有の
膜のような特定の膜、特に限外濾過膜又は精密濾過膜な
どの多孔膜で処理する方法に関する。より詳細には、本
発明は、膜処理水中にオゾンが含まれていると不都合の
ある、上下水道用水、製薬工業に用いる製造用水、食品
や飲料工業の用水、醗酵工業の仕込用水、半導体製造用
の超純水等の処理に有効なオゾン含有水の処理方法を提
供するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、上水道のための浄水の場合に
は、河川水に凝固剤を添加し、凝集・沈澱させ、上澄水
を砂濾過後にオゾン接触池に導き、オゾン処理する。こ
の場合に、オゾンは、処理水中の有機物の低減化、臭い
の除去を行い、次亜塩素酸ソーダ処理などの殺菌処理で
死滅できない細菌やウイルスを殺す役目を果たすもので
ある。
は、河川水に凝固剤を添加し、凝集・沈澱させ、上澄水
を砂濾過後にオゾン接触池に導き、オゾン処理する。こ
の場合に、オゾンは、処理水中の有機物の低減化、臭い
の除去を行い、次亜塩素酸ソーダ処理などの殺菌処理で
死滅できない細菌やウイルスを殺す役目を果たすもので
ある。
【0003】ところで、オゾンが残留していると、上水
道、製薬工業、半導体工業などでは好ましくないので、
この残留オゾンを除去することが必要であり、従来は、
膜処理と別個に、活性炭濾過槽や金属酸化物などのオゾ
ン分解(触媒)層によりオゾン吸着及び/又は分解処理
を行っていたのが現状である。しかしながら、このよう
なオゾン処理により、供給水中のオゾンが除去される結
果として、処理システム中で細菌等の増殖を招く問題点
がある。
道、製薬工業、半導体工業などでは好ましくないので、
この残留オゾンを除去することが必要であり、従来は、
膜処理と別個に、活性炭濾過槽や金属酸化物などのオゾ
ン分解(触媒)層によりオゾン吸着及び/又は分解処理
を行っていたのが現状である。しかしながら、このよう
なオゾン処理により、供給水中のオゾンが除去される結
果として、処理システム中で細菌等の増殖を招く問題点
がある。
【0004】従って、さらに塩素などの消毒剤の注入を
行って浄化槽内の消毒せざるを得ず、余計な工程の付加
を要することになり、このため、人体に有害なトリハロ
メタンなどの発生増加を効率良く阻止するには不十分な
ものであった。
行って浄化槽内の消毒せざるを得ず、余計な工程の付加
を要することになり、このため、人体に有害なトリハロ
メタンなどの発生増加を効率良く阻止するには不十分な
ものであった。
【0005】このような問題点を解決するべく、特開昭
56−124405号公報、特開昭59−95989号
公報、特開昭63−93396号公報等には、逆浸透膜
への供給水をオゾン処理することで、その中の含有有機
物を分解し、また細菌等の微生物を殺菌する効果のある
ことを説明しており、膜の目づまり防止の効果を持つこ
とも記載されている。
56−124405号公報、特開昭59−95989号
公報、特開昭63−93396号公報等には、逆浸透膜
への供給水をオゾン処理することで、その中の含有有機
物を分解し、また細菌等の微生物を殺菌する効果のある
ことを説明しており、膜の目づまり防止の効果を持つこ
とも記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、オゾンが
供給水中の有機物分解、微生物の殺菌作用をも有するこ
とは公知である。また、オゾン処理水を膜濾過装置の供
給水とすると、微生物を殺菌して膜の目づまりを抑える
ことができることも公知である。また、残存オゾンが含
まれていると上水用水には不適であり、また、製薬工
業、食品、飲料工業等では、残存オゾンが製品に悪影響
を及ぼし、さらに醗酵工業では、培養する担体の殺菌源
となる。
供給水中の有機物分解、微生物の殺菌作用をも有するこ
とは公知である。また、オゾン処理水を膜濾過装置の供
給水とすると、微生物を殺菌して膜の目づまりを抑える
ことができることも公知である。また、残存オゾンが含
まれていると上水用水には不適であり、また、製薬工
業、食品、飲料工業等では、残存オゾンが製品に悪影響
を及ぼし、さらに醗酵工業では、培養する担体の殺菌源
となる。
【0007】さらに、半導体工業では、超純水によるウ
エハー洗浄の際にオゾンが残存すると、シリコンウエハ
ーの自然酸化膜の成長を助長することになる。以上のよ
うに、用水中に残存オゾンが存在すると、種々の悪影響
を及ぼす問題点を有している。このような課題の解決に
対して、従来の技術では、残存オゾン除去のためには、
オゾン処理工程の後に、残存オゾンの分解及び/又は吸
着工程と言う余分なプロセスが必要となる。
エハー洗浄の際にオゾンが残存すると、シリコンウエハ
ーの自然酸化膜の成長を助長することになる。以上のよ
うに、用水中に残存オゾンが存在すると、種々の悪影響
を及ぼす問題点を有している。このような課題の解決に
対して、従来の技術では、残存オゾン除去のためには、
オゾン処理工程の後に、残存オゾンの分解及び/又は吸
着工程と言う余分なプロセスが必要となる。
【0008】例えば、従来のオゾン分解及び/又は吸着
法として、活性炭処理、紫外線照射及び膜ガス化法など
が知られているが、余分の工程が要するなど、いまだ充
分なものではない。また、このオゾン含有水の処理によ
り、微生物の増殖のような二次的な問題の発生が起こ
り、その対応のため、新たなプロセスの付加なども必要
となる。
法として、活性炭処理、紫外線照射及び膜ガス化法など
が知られているが、余分の工程が要するなど、いまだ充
分なものではない。また、このオゾン含有水の処理によ
り、微生物の増殖のような二次的な問題の発生が起こ
り、その対応のため、新たなプロセスの付加なども必要
となる。
【0009】上記のように、膜濾過する場合、残存オゾ
ンの有害性を避けるために濾過水にオゾンの残存のない
こと、また、微生物が膜濾過だけで除去され、例えば活
性炭処理水中に認められるような量の微生物が濾過水中
に存在させない、オゾン含有水の処理技術の開発が要求
される。
ンの有害性を避けるために濾過水にオゾンの残存のない
こと、また、微生物が膜濾過だけで除去され、例えば活
性炭処理水中に認められるような量の微生物が濾過水中
に存在させない、オゾン含有水の処理技術の開発が要求
される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
ついて種々検討した結果、オゾン分解剤及び/又はオゾ
ン吸着剤、例えば活性炭を直接に含ませた膜を用いる
と、目づまりを生じることなく有効にオゾン含有水から
残存オゾンを除去できることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
ついて種々検討した結果、オゾン分解剤及び/又はオゾ
ン吸着剤、例えば活性炭を直接に含ませた膜を用いる
と、目づまりを生じることなく有効にオゾン含有水から
残存オゾンを除去できることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0011】すなわち、本発明は; オゾン含有水を
膜で濾過するに際して、膜構成材中にオゾン分解剤及び
/またはオゾン吸着剤を含んでいる膜を用いることを特
徴とする、オゾン含有水の処理方法であり、また 膜
が耐オゾン性のある限外濾過膜又は精密濾過膜である点
にも特徴を有する。
膜で濾過するに際して、膜構成材中にオゾン分解剤及び
/またはオゾン吸着剤を含んでいる膜を用いることを特
徴とする、オゾン含有水の処理方法であり、また 膜
が耐オゾン性のある限外濾過膜又は精密濾過膜である点
にも特徴を有する。
【0012】以下、本発明を具体的に説明する。本発明
のオゾン含有水の処理方法は、基本的に、活性炭などの
ようなオゾン分解剤及び/またはオゾン吸着剤を直接に
膜中に含有させた膜を用いることに最大の特徴を有し、
従来の活性炭層などの設置による手法に比して、使用す
る膜の目づまりがなくかつオゾン除去効率が向上すると
言う利点がある。
のオゾン含有水の処理方法は、基本的に、活性炭などの
ようなオゾン分解剤及び/またはオゾン吸着剤を直接に
膜中に含有させた膜を用いることに最大の特徴を有し、
従来の活性炭層などの設置による手法に比して、使用す
る膜の目づまりがなくかつオゾン除去効率が向上すると
言う利点がある。
【0013】本発明の方法に使用する膜素材としては、
耐オゾン性があるなら特に制限されないが、一般に有機
性及び/又は無機性の膜構成材を用いることができる。
ここで耐オゾン性とは、常温で数ppmのオゾン量に耐
えて、侵食されないことを指す。具体的には、該膜とし
て、例えば、有機高分子膜、セラミック膜或いはガラス
膜などを挙げることができる。
耐オゾン性があるなら特に制限されないが、一般に有機
性及び/又は無機性の膜構成材を用いることができる。
ここで耐オゾン性とは、常温で数ppmのオゾン量に耐
えて、侵食されないことを指す。具体的には、該膜とし
て、例えば、有機高分子膜、セラミック膜或いはガラス
膜などを挙げることができる。
【0014】耐オゾン性を有する有機高分子膜として
は、ポリフッ化ビニリデン、エチレン−テトラフルオロ
エチレン共重合体、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ
クロルトリフルオルエチレン、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体等のいずれか1種
またはそれらの2種以上の混合物を主体としたフッ素系
の樹脂よりなるフッ素系の膜や、該フッ素系の樹脂に少
量のポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリカーボ
ネートを含んだフッ素系を主体とする膜を挙げることが
できる。耐オゾン性を有する無機性膜としては、アルミ
ナ、ジルコニア等のセラミック膜、SUSの焼結体等の
膜、または珪素系のガラス膜などを挙げることができ
る。
は、ポリフッ化ビニリデン、エチレン−テトラフルオロ
エチレン共重合体、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ
クロルトリフルオルエチレン、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体等のいずれか1種
またはそれらの2種以上の混合物を主体としたフッ素系
の樹脂よりなるフッ素系の膜や、該フッ素系の樹脂に少
量のポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリカーボ
ネートを含んだフッ素系を主体とする膜を挙げることが
できる。耐オゾン性を有する無機性膜としては、アルミ
ナ、ジルコニア等のセラミック膜、SUSの焼結体等の
膜、または珪素系のガラス膜などを挙げることができ
る。
【0015】上記膜中に含ませるオゾン分解剤及び/ま
たはオゾン吸着剤としては、代表的には活性炭を挙げる
ことができるが、さらに、触媒的にオゾンを分解する作
用を持つ物質を挙げることができ、例えばニッケル、コ
バルト、銅、などの酸化物がある。これらの金属酸化物
は、炭酸ガス等により失活するので、濾過前に脱炭酸ガ
ス化を施す必要がある。また、マンガンなどの酸化物も
使用でき、これは炭酸ガス等により失活しない。
たはオゾン吸着剤としては、代表的には活性炭を挙げる
ことができるが、さらに、触媒的にオゾンを分解する作
用を持つ物質を挙げることができ、例えばニッケル、コ
バルト、銅、などの酸化物がある。これらの金属酸化物
は、炭酸ガス等により失活するので、濾過前に脱炭酸ガ
ス化を施す必要がある。また、マンガンなどの酸化物も
使用でき、これは炭酸ガス等により失活しない。
【0016】また、活性炭は、オゾンと接触すると反応
してオゾンを分解し、このオゾンは活性炭の細孔内に吸
着され蓄積して除去されるのである。特に、活性炭をシ
リカアルミナゲルなどの担体に固定させたものは、吸着
能が向上するので好ましい。膜構成材中に添加されるオ
ゾン分解剤及び/またはオゾン吸着剤の量は、膜の用途
に応じて種々変更でき、そのような機能を基材に付与で
きれば特に制限されないが、一般には、基材に対して4
00重量%程度まで添加可能であり、この値以上になる
と膜の機械的強度が弱くなり、また少なすぎると効果が
でない。好ましくは10〜100重量%である。
してオゾンを分解し、このオゾンは活性炭の細孔内に吸
着され蓄積して除去されるのである。特に、活性炭をシ
リカアルミナゲルなどの担体に固定させたものは、吸着
能が向上するので好ましい。膜構成材中に添加されるオ
ゾン分解剤及び/またはオゾン吸着剤の量は、膜の用途
に応じて種々変更でき、そのような機能を基材に付与で
きれば特に制限されないが、一般には、基材に対して4
00重量%程度まで添加可能であり、この値以上になる
と膜の機械的強度が弱くなり、また少なすぎると効果が
でない。好ましくは10〜100重量%である。
【0017】該オゾン分解剤及び/またはオゾン吸着剤
としては、その比面積を向上させる上で微粉砕されたも
のを用いるのが好ましく、その程度は数μm〜数10μ
m程度であり、好ましくは数μmである。
としては、その比面積を向上させる上で微粉砕されたも
のを用いるのが好ましく、その程度は数μm〜数10μ
m程度であり、好ましくは数μmである。
【0018】本発明のオゾン含有水の処理方法は、上記
のような、耐オゾン性素材とオゾン分解剤及び/又はオ
ゾン吸着剤とを構成材とした、多孔を有せしめた限外濾
過膜又は精密濾過膜などの多孔膜により、従来の課題が
解決するのである。勿論、本発明の方法は、場合により
従来のオゾン分解処理法を併用しても構わない。
のような、耐オゾン性素材とオゾン分解剤及び/又はオ
ゾン吸着剤とを構成材とした、多孔を有せしめた限外濾
過膜又は精密濾過膜などの多孔膜により、従来の課題が
解決するのである。勿論、本発明の方法は、場合により
従来のオゾン分解処理法を併用しても構わない。
【0018】このような多孔膜では、活性炭のようなオ
ゾン分解剤及び/又はオゾン吸着剤が微細孔内で露出し
た状態で存在し、供給水中に含有されているオゾンと接
触してオゾンを分解又は吸着するのである。
ゾン分解剤及び/又はオゾン吸着剤が微細孔内で露出し
た状態で存在し、供給水中に含有されているオゾンと接
触してオゾンを分解又は吸着するのである。
【0019】本発明の方法に適用されるオゾン分解剤及
び/またはオゾン吸着剤を含んでいる膜は、具体的には
限外濾過膜又は精密濾過膜のような多孔膜(フィルタ
ー)またはセラミックッフィルターの形態で供給される
ように製膜される。この膜の形状としては、中空状、管
状、シート又は平膜状など任意の形状を採用できる。
び/またはオゾン吸着剤を含んでいる膜は、具体的には
限外濾過膜又は精密濾過膜のような多孔膜(フィルタ
ー)またはセラミックッフィルターの形態で供給される
ように製膜される。この膜の形状としては、中空状、管
状、シート又は平膜状など任意の形状を採用できる。
【0020】該膜の製造法は、それ自体既知の多孔膜の
製造技術を適用することにより容易に行うことができ
る。プラスチック半透膜及び多孔膜の製膜法プラスチ
ック半透膜及び多孔膜の製造法としては、それ自体既知
のプラスチック半透膜及び多孔膜の製造技術を適用する
ことができ、例えば湿式製膜法、乾式製膜法、延伸製膜
法、中性子照射法などを挙げることができる。本発明に
使用する代表的な製膜法を具体的に説明する。
製造技術を適用することにより容易に行うことができ
る。プラスチック半透膜及び多孔膜の製膜法プラスチ
ック半透膜及び多孔膜の製造法としては、それ自体既知
のプラスチック半透膜及び多孔膜の製造技術を適用する
ことができ、例えば湿式製膜法、乾式製膜法、延伸製膜
法、中性子照射法などを挙げることができる。本発明に
使用する代表的な製膜法を具体的に説明する。
【0021】(イ)湿式製膜法;耐オゾン性ポリマーと
粉末状オゾン分解剤及び/またはオゾン吸着剤、非溶剤
を溶剤等中に溶解・分散し、吐出成形し、非溶剤からな
る凝固浴中で脱溶剤しながら製膜する。
粉末状オゾン分解剤及び/またはオゾン吸着剤、非溶剤
を溶剤等中に溶解・分散し、吐出成形し、非溶剤からな
る凝固浴中で脱溶剤しながら製膜する。
【0022】(ロ)乾式製膜法;耐オゾン性ポリマー
と、造孔剤、粉末状オゾン分解剤及び/またはオゾン吸
着剤、溶剤、可塑剤などを溶融し、吐出成形する。その
後、造孔剤、溶剤、可塑剤等を乾燥、トリクロルエタン
などで抽出して多孔膜を形成する。必要に応じて、延伸
加工を行ってもよい。上記製膜法に用いる溶剤として
は、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、トリメチルホスフェート、N−メチルピロリド
ン、ジエチルアセトアミド、テトラメチル尿素やアセト
ンなどの揮発性溶剤を挙げることができる。
と、造孔剤、粉末状オゾン分解剤及び/またはオゾン吸
着剤、溶剤、可塑剤などを溶融し、吐出成形する。その
後、造孔剤、溶剤、可塑剤等を乾燥、トリクロルエタン
などで抽出して多孔膜を形成する。必要に応じて、延伸
加工を行ってもよい。上記製膜法に用いる溶剤として
は、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、トリメチルホスフェート、N−メチルピロリド
ン、ジエチルアセトアミド、テトラメチル尿素やアセト
ンなどの揮発性溶剤を挙げることができる。
【0023】また、可塑剤としては、代表的にはフタル
酸ジオクチル、フタル酸ジブチルなどを挙げることがで
きる。また、非溶剤としては、水、メタノールなどのア
ルコール類;エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ポリプロピレングリコールなどのグリコール類;エーテ
ル類;ジオキサン類などを挙げることができる。
酸ジオクチル、フタル酸ジブチルなどを挙げることがで
きる。また、非溶剤としては、水、メタノールなどのア
ルコール類;エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ポリプロピレングリコールなどのグリコール類;エーテ
ル類;ジオキサン類などを挙げることができる。
【0024】 無機多孔膜の製膜法 (イ)多孔ガラス膜の製膜法 例えば、硼珪酸ガラス原料を溶融成形し、500〜65
0℃に熱処理して相分離させ、生成した硼酸ソーダに富
む相を硫酸などで酸抽出し、多孔ガラス粉体を得る。こ
の粉体単体、或いは必要に応じて他のガラス質体若しく
はセラミック体を混合したものをシート状に圧縮成形し
た後、800℃程度の高温で熱処理して無機ガラス多孔
膜を製造する。 (ロ)セラミック多孔質膜の製膜法 アルミナ、ジルコニアなどの粉体単体若しくはそれらの
混合物をシート状に圧縮成形した後、1400℃程度に
焼成することによりセラミック多孔質膜を製造する。
0℃に熱処理して相分離させ、生成した硼酸ソーダに富
む相を硫酸などで酸抽出し、多孔ガラス粉体を得る。こ
の粉体単体、或いは必要に応じて他のガラス質体若しく
はセラミック体を混合したものをシート状に圧縮成形し
た後、800℃程度の高温で熱処理して無機ガラス多孔
膜を製造する。 (ロ)セラミック多孔質膜の製膜法 アルミナ、ジルコニアなどの粉体単体若しくはそれらの
混合物をシート状に圧縮成形した後、1400℃程度に
焼成することによりセラミック多孔質膜を製造する。
【0025】
【作用】本発明のオゾン処理法は、オゾン分解剤及び/
またはオゾン吸着剤を直接に耐オゾン性の構成材に含ま
せた膜により、供給水中の残存オゾンを処理するように
したので、膜処理とオゾン処理とを同時に行うことがで
き、従来の活性炭層などの設置による手法に比して、使
用する膜の目づまりがなくかつオゾン除去効率が向上す
る。
またはオゾン吸着剤を直接に耐オゾン性の構成材に含ま
せた膜により、供給水中の残存オゾンを処理するように
したので、膜処理とオゾン処理とを同時に行うことがで
き、従来の活性炭層などの設置による手法に比して、使
用する膜の目づまりがなくかつオゾン除去効率が向上す
る。
【0026】本発明のオゾン処理法は、残留オゾンを含
む供給水からオゾン並びに微生物などを除去するのに適
用して有効である。特に、残留オゾンによる膜処理水中
にオゾンが含まれていると不都合のある、上下水道用
水、製薬工業に用いる製造用水、食品や飲料工業の用
水、醗酵工業の仕込用水、半導体製造用の超純水等の各
種工業排水の処理に有効である。
む供給水からオゾン並びに微生物などを除去するのに適
用して有効である。特に、残留オゾンによる膜処理水中
にオゾンが含まれていると不都合のある、上下水道用
水、製薬工業に用いる製造用水、食品や飲料工業の用
水、醗酵工業の仕込用水、半導体製造用の超純水等の各
種工業排水の処理に有効である。
【0027】
【実施例】本発明を以下の実施例により詳細に説明する
が、これらは本発明の範囲を制限するものではない。 <湿式成膜法>
が、これらは本発明の範囲を制限するものではない。 <湿式成膜法>
【実施例1】ポリフッ化ビニリデン(米国ペントウオル
ト社製 商品名「カイナール」;以下、PVDFと略称
する))20g、溶媒としてジメチルアセトアミド(D
MAc)60g、界面活性剤としてポリエチレングリコ
ール(PEG)−200 20g、粉末状活性炭(武田
薬品(株)製 白さぎ炭、数μの粒度)3gを混合し均
一な溶液を調製し、70℃に保温した。このポリマー溶
液を中空糸製造用環状ノズルからギヤポンプを用い、内
部凝固液として70℃の温水を中空部に流下し、70℃
の温水からなる凝固浴中に押出して、内径0.8mm、
外径1.3mmの中空糸膜を得た。
ト社製 商品名「カイナール」;以下、PVDFと略称
する))20g、溶媒としてジメチルアセトアミド(D
MAc)60g、界面活性剤としてポリエチレングリコ
ール(PEG)−200 20g、粉末状活性炭(武田
薬品(株)製 白さぎ炭、数μの粒度)3gを混合し均
一な溶液を調製し、70℃に保温した。このポリマー溶
液を中空糸製造用環状ノズルからギヤポンプを用い、内
部凝固液として70℃の温水を中空部に流下し、70℃
の温水からなる凝固浴中に押出して、内径0.8mm、
外径1.3mmの中空糸膜を得た。
【0028】この中空糸の透水量は0.4m3 /m2 ・
kg/cm2 ・25℃であった。また、人アルブミンの
0.05%溶液を流したところ、90%以上阻止する限
外ろ過膜であった。この膜をモジュール化し、オゾン2
ppm含有水または水道水を7kg/cm2 の圧力下で
濾過し、濾水中のオゾンを測定したところ、オゾンは検
出されなかった。
kg/cm2 ・25℃であった。また、人アルブミンの
0.05%溶液を流したところ、90%以上阻止する限
外ろ過膜であった。この膜をモジュール化し、オゾン2
ppm含有水または水道水を7kg/cm2 の圧力下で
濾過し、濾水中のオゾンを測定したところ、オゾンは検
出されなかった。
【0029】
【比較例1】活性炭を添加しない点を除いて、実施例1
と同一の操作で紡糸し、内径0.8mm、外径1.3m
mの中空糸膜を得た。この中空糸の透水量は0.3m3
/m2 ・kg/cm2 ・25℃であった。また、人アル
ブミンの0.05%溶液を流したところ、90%以上阻
止する限外ろ過膜であった。この膜をモジュール化し、
オゾン2ppm含有水または水道水を濾過し、濾水中の
オゾンを測定したところ、1.9ppmであった。
と同一の操作で紡糸し、内径0.8mm、外径1.3m
mの中空糸膜を得た。この中空糸の透水量は0.3m3
/m2 ・kg/cm2 ・25℃であった。また、人アル
ブミンの0.05%溶液を流したところ、90%以上阻
止する限外ろ過膜であった。この膜をモジュール化し、
オゾン2ppm含有水または水道水を濾過し、濾水中の
オゾンを測定したところ、1.9ppmであった。
【0030】
【実施例2】PVDF 18g、粉末状活性炭(白さぎ
炭)4g、平均分子量30,000のポリプロピレング
リコ−ル(以下、PPGと略称する)8g、DMAc7
0gを混合し、70℃の均一な溶液とする。この紡糸液
をギヤポンプで中空糸用ノズルに供給する。内部凝固液
に60℃の温水を流し、中空ノズルから吐出された糸を
60℃の水からなる凝固浴へ導き、内径7.1mm、外
径1.7mmの中空糸膜を得た。
炭)4g、平均分子量30,000のポリプロピレング
リコ−ル(以下、PPGと略称する)8g、DMAc7
0gを混合し、70℃の均一な溶液とする。この紡糸液
をギヤポンプで中空糸用ノズルに供給する。内部凝固液
に60℃の温水を流し、中空ノズルから吐出された糸を
60℃の水からなる凝固浴へ導き、内径7.1mm、外
径1.7mmの中空糸膜を得た。
【0031】この中空糸の透水量は2.1m3 /m2 ・
kg/cm2 ・25℃であった。96%エタノール中で
測定したバブリングポイントは3.0kg/cm2 であ
り、孔径0.1μmの精密濾過膜を得た。この膜をモジ
ュール化し、オゾンを3ppm含む富士川河川水の表流
水を0.3kg/cm2 の圧力で濾過した。濾水中のオ
ゾンは検出されなかった。
kg/cm2 ・25℃であった。96%エタノール中で
測定したバブリングポイントは3.0kg/cm2 であ
り、孔径0.1μmの精密濾過膜を得た。この膜をモジ
ュール化し、オゾンを3ppm含む富士川河川水の表流
水を0.3kg/cm2 の圧力で濾過した。濾水中のオ
ゾンは検出されなかった。
【0032】<乾式成膜法>
【実施例3】エチレン−テトラフルオロエチレン共重合
体(アフロンCOP Z−8820;以下ETFEと略
称する。))25容量%とクロロトリフルオロエチレン
オリゴマー(ダイフロイル #20約8量体)58容量
%とジメチルシリコン(信越シリコーン(株)製 KF
98 sp値6.2)12容量%と実施例1で使用した
粉末状活性炭5容量%とをヘンシェルミキサーで260
℃で十分に混合し、二軸押出機でペレット化した。
体(アフロンCOP Z−8820;以下ETFEと略
称する。))25容量%とクロロトリフルオロエチレン
オリゴマー(ダイフロイル #20約8量体)58容量
%とジメチルシリコン(信越シリコーン(株)製 KF
98 sp値6.2)12容量%と実施例1で使用した
粉末状活性炭5容量%とをヘンシェルミキサーで260
℃で十分に混合し、二軸押出機でペレット化した。
【0033】このペレットを二軸押出機に中空糸状紡口
を取付けた中空糸製造装置にて中空糸状に260℃で成
形した。成形した中空糸を50℃の1,1,1−トリク
ロルエタン中に1時間浸漬し、上記クロロトリフルオロ
エチレンオリゴマーを抽出した。その後、窒素雰囲気下
で180℃で3時間加熱し、1,1,1−トリクロルエ
タンを飛散させた。次いで、70℃、40%苛性ソーダ
水溶液中に一時間浸漬し、ジメチルシリコンを溶解抽出
させ、水洗し、乾燥させた。
を取付けた中空糸製造装置にて中空糸状に260℃で成
形した。成形した中空糸を50℃の1,1,1−トリク
ロルエタン中に1時間浸漬し、上記クロロトリフルオロ
エチレンオリゴマーを抽出した。その後、窒素雰囲気下
で180℃で3時間加熱し、1,1,1−トリクロルエ
タンを飛散させた。次いで、70℃、40%苛性ソーダ
水溶液中に一時間浸漬し、ジメチルシリコンを溶解抽出
させ、水洗し、乾燥させた。
【0034】得られたETFE膜は均質な三次元構造を
有しており、粉末状活性炭はこの構造体中に均一に分散
している。この中空糸膜は内径1.4mm、外径2.0
mmで、平均孔径は0.2μmであった。この膜の透水
量は1.5m3 /m2 ・kg/cm2 ・25℃であっ
た。この活性炭−ETFE中空糸膜をモジュール化し、
オゾン1ppm含ませた水道水を0.3kg/cm2 の
圧力で濾過した。濾水中のオゾン量を測定したが、未検
出であった。
有しており、粉末状活性炭はこの構造体中に均一に分散
している。この中空糸膜は内径1.4mm、外径2.0
mmで、平均孔径は0.2μmであった。この膜の透水
量は1.5m3 /m2 ・kg/cm2 ・25℃であっ
た。この活性炭−ETFE中空糸膜をモジュール化し、
オゾン1ppm含ませた水道水を0.3kg/cm2 の
圧力で濾過した。濾水中のオゾン量を測定したが、未検
出であった。
【0035】
【実施例4】ジメチルシリコン13容量%、フタル酸ジ
オクチル55容量%をヘンシェルミキサーで混合し、こ
れにPVDF28容量%、粉末状活性炭(白さぎ炭)4
容量%を添加し、260℃でヘンシェルミキサーで混合
した。この混合物を二軸押出機で混合し、ペレットとし
た。このペレットを二軸押出機に中空状紡口を取付けた
中空糸製造装置にて230℃で中空糸状に成形した。
オクチル55容量%をヘンシェルミキサーで混合し、こ
れにPVDF28容量%、粉末状活性炭(白さぎ炭)4
容量%を添加し、260℃でヘンシェルミキサーで混合
した。この混合物を二軸押出機で混合し、ペレットとし
た。このペレットを二軸押出機に中空状紡口を取付けた
中空糸製造装置にて230℃で中空糸状に成形した。
【0036】この中空糸を60℃の1,1,1−トリク
ロルエタン中に1時間浸漬し、フタル酸ジオクチルを抽
出した後、150℃の窒素下で3時間乾燥した。次い
で、70℃、30%苛性ソーダ水溶液中で1時間浸漬
し、ジメチルシリコンを溶解・抽出した後、水洗し、乾
燥した。得られた活性炭入り中空糸膜は、内径1.0m
m、外径1.6mmであり、平均孔径は0.5μm、透
水量は5m3 /m2 ・kg/cm2 ・25℃であった。
この膜をモジュール化し、オゾンを1ppm含む富士川
河川の表流水を0.3kg/cm2 の圧力で濾過した。
濾水中のオゾン量は検出されなかった。 <無機質膜の成膜法>
ロルエタン中に1時間浸漬し、フタル酸ジオクチルを抽
出した後、150℃の窒素下で3時間乾燥した。次い
で、70℃、30%苛性ソーダ水溶液中で1時間浸漬
し、ジメチルシリコンを溶解・抽出した後、水洗し、乾
燥した。得られた活性炭入り中空糸膜は、内径1.0m
m、外径1.6mmであり、平均孔径は0.5μm、透
水量は5m3 /m2 ・kg/cm2 ・25℃であった。
この膜をモジュール化し、オゾンを1ppm含む富士川
河川の表流水を0.3kg/cm2 の圧力で濾過した。
濾水中のオゾン量は検出されなかった。 <無機質膜の成膜法>
【0037】
【実施例5】SiO2 −B2 O3 −Na2O−Al2 O
3 の組成からなる硼珪酸ガラス原料に粉末状活性炭(白
さぎ炭)20重量%を混合し、この混合物を溶融成形
し、500℃で熱処理して相分離させ、生成した硼酸ガ
ラスリッチの相を95℃の硫酸で処理して浸出させて多
孔質ガラスを得た。この多孔質ガラスには、粉末状活性
炭が均一に分散していた。この多孔質ガラス粉末を用
い、常法に従って管束状の多孔質ガラス膜を作製し、オ
ゾン1ppm含ませた水道水を0.3kg/cm2 の圧
力で濾過した。濾水中のオゾン量を測定したが、未検出
であった。
3 の組成からなる硼珪酸ガラス原料に粉末状活性炭(白
さぎ炭)20重量%を混合し、この混合物を溶融成形
し、500℃で熱処理して相分離させ、生成した硼酸ガ
ラスリッチの相を95℃の硫酸で処理して浸出させて多
孔質ガラスを得た。この多孔質ガラスには、粉末状活性
炭が均一に分散していた。この多孔質ガラス粉末を用
い、常法に従って管束状の多孔質ガラス膜を作製し、オ
ゾン1ppm含ませた水道水を0.3kg/cm2 の圧
力で濾過した。濾水中のオゾン量を測定したが、未検出
であった。
【0038】
【実施例6】LiO2 −Al2 O3 −SiO2 の組成か
らなるセラミックス原料を1400℃で5時間焼成し
て、セラミックス粉末を得た。このセラミックス粉末と
市販のパイレックスガラス粉末とを重量比4;8で混合
し、この混合物粉末を常法に従って管束状の多孔質ガラ
ス膜を作製し、オゾン1ppm含ませた水道水を0.3
kg/cm2 の圧力で濾過した。濾水中のオゾン量を測
定したが、未検出であった。
らなるセラミックス原料を1400℃で5時間焼成し
て、セラミックス粉末を得た。このセラミックス粉末と
市販のパイレックスガラス粉末とを重量比4;8で混合
し、この混合物粉末を常法に従って管束状の多孔質ガラ
ス膜を作製し、オゾン1ppm含ませた水道水を0.3
kg/cm2 の圧力で濾過した。濾水中のオゾン量を測
定したが、未検出であった。
【0039】
【発明の効果】本発明の方法によると、オゾン分解剤及
び/又はオゾン吸着剤、例えば活性炭を直接に含ませた
膜を用いたので、目づまりを生じることなく有効にオゾ
ン含有水から残存オゾンを除去できる。本発明の方法
は、特に排水処理において、人体に有害なトリハロメタ
ンなどの有機ハロゲン化合物の発生源となる塩素を使用
しないか、又は塩素の使用量を極端に減らすことができ
るので、極めて効果的である。
び/又はオゾン吸着剤、例えば活性炭を直接に含ませた
膜を用いたので、目づまりを生じることなく有効にオゾ
ン含有水から残存オゾンを除去できる。本発明の方法
は、特に排水処理において、人体に有害なトリハロメタ
ンなどの有機ハロゲン化合物の発生源となる塩素を使用
しないか、又は塩素の使用量を極端に減らすことができ
るので、極めて効果的である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C02F 1/58 C02F 1/58 T (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/44 CDW B01D 61/14 500 B01D 69/02 B01D 71/00 C02F 1/28 C02F 1/58 WPI(DIALOG)
Claims (2)
- 【請求項1】 オゾン含有水を膜で濾過するに際して、
膜構成材中にオゾン分解剤及び/またはオゾン吸着剤を
含んでいる膜を用いることを特徴とする、オゾン含有水
の処理方法。 - 【請求項2】 膜が耐オゾン性のある限外濾過膜又は精
密濾過膜であることを特徴とする、請求項1記載のオゾ
ン含有水の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03135363A JP3083589B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | オゾン含有水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03135363A JP3083589B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | オゾン含有水の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04338283A JPH04338283A (ja) | 1992-11-25 |
JP3083589B2 true JP3083589B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=15149989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03135363A Expired - Fee Related JP3083589B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | オゾン含有水の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083589B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL9301716A (nl) * | 1993-10-06 | 1995-05-01 | X Flow Bv | Microfiltratie- en/of ultrafiltratiemembraan, werkwijze voor de bereiding van een dergelijk membraan, alsmede werkwijze voor het filtreren van een vloeistof met behulp van een dergelijk membraan. |
JP2001070937A (ja) * | 1999-09-06 | 2001-03-21 | Kurita Water Ind Ltd | 酸化剤含有水処理膜及び処理方法 |
CN103214064A (zh) * | 2013-05-14 | 2013-07-24 | 遵义市贵科科技有限公司 | 多级微滤处理城市生活污水的方法 |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP03135363A patent/JP3083589B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04338283A (ja) | 1992-11-25 |
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