JP3083553U - 外装材及びその組立構造物 - Google Patents
外装材及びその組立構造物Info
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- JP3083553U JP3083553U JP2001004800U JP2001004800U JP3083553U JP 3083553 U JP3083553 U JP 3083553U JP 2001004800 U JP2001004800 U JP 2001004800U JP 2001004800 U JP2001004800 U JP 2001004800U JP 3083553 U JP3083553 U JP 3083553U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 主として間伐材などの原木を、木棚や看板支
柱などの外装材として、一定期間の安定した有効利用が
図られるようにするための提案。 【解決手段】 円形又は角形の断面積を30cm2〜8
00cm2となした長さ50cm〜200cmの木材、
該木材の中心部に直径2cm〜20cmの円孔をその全
体長の1/3以上に穿設し、該円孔内に合成樹脂で成形
した芯棒材を嵌着させ、且つ少なくともその片端を一定
長さ突出させたものとするのであり、芯棒材の突出端部
を、適宜他の別材に穿設した円孔に挿入させて必要な組
立構造物にする。芯棒材はポリプロピレンの再生樹脂を
使用する。
柱などの外装材として、一定期間の安定した有効利用が
図られるようにするための提案。 【解決手段】 円形又は角形の断面積を30cm2〜8
00cm2となした長さ50cm〜200cmの木材、
該木材の中心部に直径2cm〜20cmの円孔をその全
体長の1/3以上に穿設し、該円孔内に合成樹脂で成形
した芯棒材を嵌着させ、且つ少なくともその片端を一定
長さ突出させたものとするのであり、芯棒材の突出端部
を、適宜他の別材に穿設した円孔に挿入させて必要な組
立構造物にする。芯棒材はポリプロピレンの再生樹脂を
使用する。
Description
【0001】
本考案は主として公園や遊歩道の棚、又は橋梁などの欄杆、或いは看板などに 使用される外装材及びその組立構造物に関する。
【0002】
間伐材は専ら成長過程のものであることから、その強度不足から細かくチップ に切断されたり、オガ粉などとしての用途以外には廃棄処分されるものとなって いる。
【0003】
本考案は上記の如き間伐材を、その原木の状態で一定期間の安定した有効利用 が図られるようにするものである。
【0004】
本考案は、円形又は角形の断面積を凡そ30cm2〜800cm2となした長 さ凡そ50cm〜200cmの木材を、その木材の中心部に直径凡そ2cm〜2 0cmの円孔をその全体長の凡そ1/3以上に穿設し、該円孔内に合成樹脂で成 形した芯棒材を嵌着させ、且つ少なくともその先端を一定長さに突出させたもの とする。 而して、上記芯棒材の突出部を他の別材に穿設した円孔に挿入して適宜一体化 した組立てが行われるようにする。 このさい、上記合成樹脂による芯棒材は専らポリプロピレンの再生樹脂を成形 したものを使用し、全体的に安価で経済性が得られるようにするのである。
【0005】
図面は本考案品実施の形態を示すものであって、図1のAは外部材として丸棒 材1となした中心部をその長さ方向へ凡そ1/3程度の円孔2を穿設したものを 示し、同Bは同じく全長に亘って円孔2’を穿設した丸棒材1’を示す。 上記に於ける断面積は凡そ30cm2〜800cm2となされるものであり、 且つ長さは凡そ50cm〜200cmとなされる。このさい、多用されるものは 専ら断面積を80cm2〜400cm2、長さを50cm〜150cmとなした ものである。 なお、図面では外部材として丸棒材を示したが方形などの角部材となしても良 い。
【0006】 図2A,B,Cは上記丸棒部材1,1’の円孔2,2’内へ嵌着させる内部材 としての芯棒材3,3’,3”であって、専らポリプロピレン樹脂(例えばペッ トボトル)による再生樹脂を使用し、上記円孔2の直径に見合う外形寸法に成形 し、嵌入止着されるものである。
【0007】 図3A,B,Cは図1の丸棒材1,1’と図2の芯棒材3,3’,3”を、嵌 入止着させた例を示すものである。該図面で見られる通り、芯棒材3,3’,3 ”は丸棒材1,1’に対し、少なくともその片端部が一定長の突出状態にあるよ うに嵌入させるのであり、Cは両端部を突出させたものを示す。このさい、芯棒 材3の嵌入を丸棒材1の全長の凡そ1/3以上とすることは、後述する組立構造 物としての使用に於いて必要な安定した一定強度が得られるようにするためのも のである。
【0008】 図4A,Bは組立てのさいに使用される別材の斜視図であって、上記再生樹脂 などを使用し中央に上記突出した芯棒材3を嵌入可能にさせる円孔4を形成した 基礎台座5,5’である。 該基礎台座5,5’は土中へ直接或いは土中に構築した基礎コンクリート部材 内へ埋設させるのであり、そのための必要寸法を含めて適宜な形状や長さに設計 されるものである。
【0009】 図5は上記部材を使用して作成した看板(案内板)6の例を示すものであり、 各支柱や横梁部材などに上記製品を適宜採用する。 図6は木棚7の使用例である。本考案品に係る組立構造物は上記例に限らずベ ンチその他の所謂外装用材として、簡便に多用されるのである。
【0010】
本考案品は、専ら間伐材を使用するために安価であり、且つその中心部を一定 大きさ寸法に部分的、或いは全面的にくり抜くと共に、該部に再生樹脂からなる 芯棒材を嵌入止着させるものとなしたことから、強度的に非常に優れたものとな るのである。即ち、本考案者の実験結果から言えば、曲げ強さや圧縮強度が2倍 以上にアップした。而して、外装材としての苛酷な風雨にも充分に耐えて耐用年 数も同じく2倍以上に向上した。 又、芯棒材の使用は組立てが簡便且つ安定した状態に行われるものとなる。な お、該芯棒材は専らペットボトルなどの再生樹脂製品であることから、資源の有 効利用化を図れる上で貢献するのであり、他面外周の木質部が朽廃したりしても 、該芯棒材は再度の使用が可能であり、外部材の取り換えのみでも良い。外部材 の木質感は鋼材やプラスティック製品となした従来品の外装材に比べ、自然環境 に大変良く適合したものになるのである。
【図1】本考案に於ける外装材としての丸棒材例を示す
ものである。
ものである。
【図2】内装材として芯棒材を示すものである。
【図3】上記丸棒材の円孔に芯棒材を嵌着した状態を示
すものである。
すものである。
【図4】基礎台座例を示すものである。
【図5】案内板の組立例を示すものである。
【図6】木棚の組立例を示すものである。
1 丸棒材 2 円孔 3 芯棒材 4 円孔 5 基礎台座 6 案内板 7 木棚
Claims (3)
- 【請求項1】 円形又は角形の断面積を30cm2〜8
00cm2となした長さ50cm〜200cmの木材、
該木材の中心部に直径2cm〜20cmの円孔をその全
体長の1/3以上に穿設し、該円孔内に合成樹脂で成形
した芯棒材を嵌着させ、且つ少なくともその片端を一定
長さ突出させたものとなしたことを特徴とする外装材。 - 【請求項2】 芯棒材はポリプロピレンの再生樹脂を使
用したことを特徴とする請求項1記載の外装材。 - 【請求項3】 請求項1記載の外装材に於ける芯棒材の
突出端部を、適宜他の別材に穿設した円孔に挿入して一
体化してなる組立構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001004800U JP3083553U (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 外装材及びその組立構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001004800U JP3083553U (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 外装材及びその組立構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3083553U true JP3083553U (ja) | 2002-02-08 |
Family
ID=43235061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001004800U Expired - Fee Related JP3083553U (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 外装材及びその組立構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083553U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100430261B1 (ko) * | 1995-09-21 | 2004-07-16 | 시프라 페턴트엔트위크렁스-운트 베테일리강스게젤샤프트 엠베하 | 원편기 |
-
2001
- 2001-07-23 JP JP2001004800U patent/JP3083553U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100430261B1 (ko) * | 1995-09-21 | 2004-07-16 | 시프라 페턴트엔트위크렁스-운트 베테일리강스게젤샤프트 엠베하 | 원편기 |
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