JP3083286U - 増毛装具 - Google Patents

増毛装具

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JP3083286U
JP3083286U JP2001004493U JP2001004493U JP3083286U JP 3083286 U JP3083286 U JP 3083286U JP 2001004493 U JP2001004493 U JP 2001004493U JP 2001004493 U JP2001004493 U JP 2001004493U JP 3083286 U JP3083286 U JP 3083286U
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JP
Japan
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hair
mesh band
frame
bulging portion
head
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Application number
JP2001004493U
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Inventor
忠博 武本
Original Assignee
シャポード株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭部の立体的弯曲によくフィットし、ずれが
生じず安定して装着可能で頭頂部の薄毛をよく補充でき
るようにした増毛装具を提供することである。 【解決手段】 増毛装具1は、フレーム10とこのフレ
ーム10に植毛された天然毛または人工毛20より成
る。フレーム10はほぼ楕円形又は卵形の輪郭をなす広
巾のメッシュ帯11とこのメッシュ帯11の長軸方向に
掛け渡された複数の弾性線状体12より成り、メッシュ
帯11と弾性線状体12の両方に植毛されている。前記
メッシュ帯11の一端部には、内側方向に円弧状に突出
する膨出部11aが形成され、この膨出部11aは肌色
になっている。また、フレーム10はほぼ凹球面状に成
形されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
この考案は、安定して装着でき頭部によくフィットするおしゃれ用増毛装具に 関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開2000−34612号公報には、人工毛を植え付けた複数の弾性 線状部材を保持部材にほぼ平行に取り付けた増毛装具が開示されている。しかし ながら、この増毛装具は、弾性線状部材のみに人工毛を植え付けてあるため、増 毛のボリューム感に乏しく、また弾性を有する線状部材は、その一端または両端 だけしか保持部材で保持されていないため、間隔が不整になったり、横ずれが生 じ、安定して頭部に装着することができず、位置ずれが生じ易い欠点がある。さ らに、頭部の立体的球面状弯曲にフィットしない問題がある。
【0003】
【考案の課題】
一方、環状にした線状ベース内に、格子状や亀甲状に線状部材をかけ渡した増 毛装具もあるが、これも頭部の立体的球面状弯曲にフィットしない問題がある。
【0004】 上記のほか、一般に女性は頭頂部から前頭部の毛が希薄になる傾向があり、そ の部分を重点的に補充するものが望まれているが、そのようなものは見当たらな い。
【0005】 そこで、この考案の課題は、頭部の立体的球面状弯曲によくフィットし、ずれ が生じず安定して装着可能で頭頂部の薄毛をよく補充できる増毛装具を提供する ことである。
【0006】
【課題の解決手段】
上記の課題を解決するため、この考案の増毛装具は、ほぼ凹球面状フレームと この凹球面状フレームに支持された天然毛または人工毛より成り、前記フレーム をほぼ楕円形又は卵形の輪郭にしたフレキシブルで伸縮性のないメッシュ帯とこ のメッシュ帯の長軸方向に掛け渡した複数の弾性線状体によって形成し、このメ ッシュ帯と弾性線状体の両方に植毛し、前記メッシュ帯の一端部に内側方向に突 出する膨出部を設けたのである。
【0007】 前記膨出部一帯を肌色にしておくのが好ましい。また、前記メッシュ帯の巾を 10〜20mm、膨出部の最大巾を25〜40mm程度にしておくのがよい。
【0008】
【実施の形態】
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示すように 、この考案の増毛装具1は、フレーム10と、このフレーム10に植毛された天 然毛または人工毛20より成る。前記フレーム10は、メッシュ帯でほぼ楕円形 又は卵形の輪郭に形成されたベース11と、このベース11の長軸方向に掛け渡 された複数の弾性線状体12より成り、このベース11及び弾性線状体12のい ずれにも植毛されている。前記ベース11は、フレキシブルであるが伸縮性のな い材料で形成され、その巾は10〜20mm程度であって、頭頂部から前頭部に 対応する部分には、ベース11の内側方向に最大巾25〜40mm程度(メッシ ュ帯を含め)の凸円形膨出部11aが設けられ、この膨出部11a一帯(メッシ ュ帯11を含む)は頭皮とほぼ同色の肌色にしてある。勿論、この部分11aに も植毛されている。そして、前記ベース10の両側部及び両端部の4ヶ所に、増 毛装具1を頭部に取り付けるための係止具13が設けられ、頭部にしっかりと装 着できるようになっている。
【0009】 前記フレーム10は、図2に示すように、頭部の弯曲に対応してほぼ凹球面状 に成形され、頭部によくフィットするようになっている。
【0010】
【考案の効果】
この考案によれば、以上のように、増毛装具の天然毛または人工毛を植毛した フレームを、広巾で伸縮性のないメッシュ帯で形成し、このフレームをほぼ凹球 面状にしたので、頭部によくフィットし、かつ安定して装着することができ、フ レームのベースと弾性線状体の両方に植毛したのでボリューム感があり、特に頭 頂部から前頭部に対応する部分のベースに膨出部を設けてより多量の植毛を可能 にしたので、頭部の薄毛部分を補うことができる。
【0011】 また、前記膨出部を肌色にしたので、増毛装具の装着が目立たず、自然な感覚 を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】増毛装具の一例を示す裏面図である。
【図2】増毛装具のフレームを示す(イ)横断面図、
(ロ)縦断面図である。
【符号の説明】
1 増毛装具 10 フレーム 11 ベース 11a 膨出部 12 弾性線状部 13 係止具 20 天然毛または人工毛

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ凹球面状フレームとこのフレームに
    支持された天然毛または人工毛より成り、前記フレーム
    はほぼ楕円形又は卵形の輪郭をなすフレキシブルで伸縮
    性のないメッシュ帯とこのメッシュ帯の長軸方向に掛け
    渡された複数の弾性線状体によって形成され、このメッ
    シュ帯と弾性線状体の両方に植毛され、前記メッシュ帯
    の一端部に内側方向に突出する膨出部が形成された増毛
    装具。
  2. 【請求項2】 前記膨出部一帯が肌色に形成された請求
    項1に記載の増毛装具。
  3. 【請求項3】 前記メッシュ帯の巾が10〜20mm、
    膨出部の最大巾がメッシュ帯を含んで25〜40mmで
    ある請求項1又は2に記載の増毛装具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016204819A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 浩 金 かつら、かつら固定具、およびかつらの製作方法

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