JP3083252B2 - マグネットキャッチ - Google Patents
マグネットキャッチInfo
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- JP3083252B2 JP3083252B2 JP07240733A JP24073395A JP3083252B2 JP 3083252 B2 JP3083252 B2 JP 3083252B2 JP 07240733 A JP07240733 A JP 07240733A JP 24073395 A JP24073395 A JP 24073395A JP 3083252 B2 JP3083252 B2 JP 3083252B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はマグネットキャッ
チに関し、特にたとえば、複写機の上蓋や家具の扉など
の開閉する部材と本体との接合部分に取り付けられ、開
閉する部材に取り付けられた吸着片を磁力によって吸着
して閉止する場合などに用いられるマグネットキャッチ
に関する。
チに関し、特にたとえば、複写機の上蓋や家具の扉など
の開閉する部材と本体との接合部分に取り付けられ、開
閉する部材に取り付けられた吸着片を磁力によって吸着
して閉止する場合などに用いられるマグネットキャッチ
に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、この発明の背景となる従来のマ
グネットキャッチの使用状態を示す斜視図である。この
マグネットキャッチ1は、図9に示すように、たとえば
キャビネットなどの家具の本体aの観音開きする扉bの
上隅部に対向する位置に埋め込まれるようにして設けら
れる。扉bの上隅部には、扉bを閉じた際に、マグネッ
トキャッチ1の当接面と対向するようにして、たとえば
鉄などの磁性体からなる吸着片cが固着されている。し
たがって、扉bを閉じた際には、マグネットキャッチ1
の当接面と吸着片cとが面接触し、マグネットキャッチ
1の磁力によって吸着片cが吸着されることにより、扉
bが家具の本体aに対して閉止される。
グネットキャッチの使用状態を示す斜視図である。この
マグネットキャッチ1は、図9に示すように、たとえば
キャビネットなどの家具の本体aの観音開きする扉bの
上隅部に対向する位置に埋め込まれるようにして設けら
れる。扉bの上隅部には、扉bを閉じた際に、マグネッ
トキャッチ1の当接面と対向するようにして、たとえば
鉄などの磁性体からなる吸着片cが固着されている。し
たがって、扉bを閉じた際には、マグネットキャッチ1
の当接面と吸着片cとが面接触し、マグネットキャッチ
1の磁力によって吸着片cが吸着されることにより、扉
bが家具の本体aに対して閉止される。
【0003】図10は従来のマグネットキャッチの一例
を示す斜視図であり、図11は、その線XI−XIにお
ける断面図である。このマグネットキャッチ1は、底を
有する円筒状のハウジング2を含む。ハウジング2の一
方端には、磁石体3を膨出させるための開口部が形成さ
れ、その周縁にはフランジ部2aが形成される。開口部
から膨出された磁石体3の一端面が、吸着片cと面接触
して吸着片cを吸着するための当接面となる。また、ハ
ウジング2の外表面には、ネジ山2bが螺旋状に形成さ
れ、さらにハウジング2の他方端には、棒状の雄ネジ2
cが一体に形成される。これらのネジ山2bおよび雄ネ
ジ2cは、マグネットキャッチ1を家具の本体aにねじ
込むようにして埋め込み固定するためのものである。そ
して、ハウジング2の内部には、略円柱状の磁石体3が
固定的に収納される。図10に示すように、磁石体3
は、所定の肉厚を有する断面矩形の板状のマグネット3
aを含む。マグネット3aは、それぞれ断面弓形の一対
のヨーク3bおよび3cによって挟持される。ヨーク3
bおよび3cは、ハウジング2の内壁面に固着される。
を示す斜視図であり、図11は、その線XI−XIにお
ける断面図である。このマグネットキャッチ1は、底を
有する円筒状のハウジング2を含む。ハウジング2の一
方端には、磁石体3を膨出させるための開口部が形成さ
れ、その周縁にはフランジ部2aが形成される。開口部
から膨出された磁石体3の一端面が、吸着片cと面接触
して吸着片cを吸着するための当接面となる。また、ハ
ウジング2の外表面には、ネジ山2bが螺旋状に形成さ
れ、さらにハウジング2の他方端には、棒状の雄ネジ2
cが一体に形成される。これらのネジ山2bおよび雄ネ
ジ2cは、マグネットキャッチ1を家具の本体aにねじ
込むようにして埋め込み固定するためのものである。そ
して、ハウジング2の内部には、略円柱状の磁石体3が
固定的に収納される。図10に示すように、磁石体3
は、所定の肉厚を有する断面矩形の板状のマグネット3
aを含む。マグネット3aは、それぞれ断面弓形の一対
のヨーク3bおよび3cによって挟持される。ヨーク3
bおよび3cは、ハウジング2の内壁面に固着される。
【0004】また、図12は従来のマグネットキャッチ
の他の例を示す斜視図であり、図13は、その線XII
I−XIIIにおける断面図である。このマグネットキ
ャッチ1′は、底を有する円筒状のハウジング2を含
む。ハウジング2の一端の開口部の周縁には、フランジ
部2aが形成される。この場合には、ハウジング2が家
具などの本体aの所望の位置に圧入され、フランジ部2
aが本体aに対して固着されることにより、マグネット
キャッチ1が家具などの本体aに固定される。また、フ
ランジ部2aから開口部中心方向へ向かって突き出すよ
うにして、抜止防止爪2dが一体に形成される。抜止防
止爪2dは、磁石体3がハウジング2から抜け出すこと
を防止するためのものである。
の他の例を示す斜視図であり、図13は、その線XII
I−XIIIにおける断面図である。このマグネットキ
ャッチ1′は、底を有する円筒状のハウジング2を含
む。ハウジング2の一端の開口部の周縁には、フランジ
部2aが形成される。この場合には、ハウジング2が家
具などの本体aの所望の位置に圧入され、フランジ部2
aが本体aに対して固着されることにより、マグネット
キャッチ1が家具などの本体aに固定される。また、フ
ランジ部2aから開口部中心方向へ向かって突き出すよ
うにして、抜止防止爪2dが一体に形成される。抜止防
止爪2dは、磁石体3がハウジング2から抜け出すこと
を防止するためのものである。
【0005】そして、ハウジング2の内部には、略円柱
状の磁石体3が変位可能に収納される。すなわち、この
磁石体3の長さは、磁石体3を収納するためのハウジン
グ2の内部の深さよりも短く形成され、磁石体3の直径
は、ハウジング2の内径よりも若干小さく形成される。
また、この磁石体3は、所定の肉厚を有する断面矩形の
板状のマグネット3aを含む。マグネット3aは、それ
ぞれ断面弓形の一対のヨーク3bおよび3cによって挟
持される。ヨーク3bおよび3cの外表面には、磁石体
3がハウジング2内部から抜け出ることを防止するため
に抜止防止爪2dに引っ掛かるようにして断面L字形状
の肩部4が形成される。
状の磁石体3が変位可能に収納される。すなわち、この
磁石体3の長さは、磁石体3を収納するためのハウジン
グ2の内部の深さよりも短く形成され、磁石体3の直径
は、ハウジング2の内径よりも若干小さく形成される。
また、この磁石体3は、所定の肉厚を有する断面矩形の
板状のマグネット3aを含む。マグネット3aは、それ
ぞれ断面弓形の一対のヨーク3bおよび3cによって挟
持される。ヨーク3bおよび3cの外表面には、磁石体
3がハウジング2内部から抜け出ることを防止するため
に抜止防止爪2dに引っ掛かるようにして断面L字形状
の肩部4が形成される。
【0006】また、ハウジング2の内部の磁石体3の他
端側には、たとえばスポンジなどの弾性体からなるクッ
ション材5が収納される。クッション材5によって、磁
石体3がハウジング2の開口部の方へ向かって付勢され
る。したがって、磁石体3が、ハウジング2の内部へ向
かって押し込まれた際の衝撃が、クッション材5によっ
て吸収され、扉bのいわゆる荒閉まりが防止される。ま
た、その後、クッション材5の復元力によって、磁石体
3が元の位置に戻り得る。
端側には、たとえばスポンジなどの弾性体からなるクッ
ション材5が収納される。クッション材5によって、磁
石体3がハウジング2の開口部の方へ向かって付勢され
る。したがって、磁石体3が、ハウジング2の内部へ向
かって押し込まれた際の衝撃が、クッション材5によっ
て吸収され、扉bのいわゆる荒閉まりが防止される。ま
た、その後、クッション材5の復元力によって、磁石体
3が元の位置に戻り得る。
【0007】さらに、図14は、従来のマグネットキャ
ッチのさらに他の例を示す断面図である。このマグネッ
トキャッチ1″は、図12に示したものと同様の構造を
有するが、抜け止め機構において異なる。すなわち、こ
のマグネットキャッチ1″のハウジング2の内側壁に
は、断面コの字形状の凹部6が形成される。凹部6の長
さは、磁石体3がハウジング2の長手方向へ変位できる
ように若干長めに形成される。そして、ヨーク3bおよ
び3cの外表面には、磁石体3がハウジング2内部から
抜け出ることを防止するために凹部6に引っ掛かるよう
にして断面三角形状の突部7が形成される。突部7が凹
部6内で長手方向に変位できる範囲内で磁石体3は、ハ
ウジング2に対して変位する。
ッチのさらに他の例を示す断面図である。このマグネッ
トキャッチ1″は、図12に示したものと同様の構造を
有するが、抜け止め機構において異なる。すなわち、こ
のマグネットキャッチ1″のハウジング2の内側壁に
は、断面コの字形状の凹部6が形成される。凹部6の長
さは、磁石体3がハウジング2の長手方向へ変位できる
ように若干長めに形成される。そして、ヨーク3bおよ
び3cの外表面には、磁石体3がハウジング2内部から
抜け出ることを防止するために凹部6に引っ掛かるよう
にして断面三角形状の突部7が形成される。突部7が凹
部6内で長手方向に変位できる範囲内で磁石体3は、ハ
ウジング2に対して変位する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、扉bが歪む
などして変形した場合や、扉bと家具の本体aとの取り
付け部にズレ、ガタ、変形などが生じた場合には、扉b
が本体aに対して平行に閉まらなくなる場合がある。ま
た、扉bが本体aに対して平行に閉まったとしても、マ
グネットキャッチの取り付けに歪みがある場合がある。
これは複写機などの上蓋と本体との関係においても同様
である。
などして変形した場合や、扉bと家具の本体aとの取り
付け部にズレ、ガタ、変形などが生じた場合には、扉b
が本体aに対して平行に閉まらなくなる場合がある。ま
た、扉bが本体aに対して平行に閉まったとしても、マ
グネットキャッチの取り付けに歪みがある場合がある。
これは複写機などの上蓋と本体との関係においても同様
である。
【0009】しかしながら、図10および図11に示す
マグネットキャッチ1は、磁石体3がハウジング2およ
びその埋め込まれた家具などの本体aに対して固定的に
設けられているものである。したがって、上述のような
場合には、吸着片cが磁石体3の当接面に対して斜めに
当接するようになり、磁石体3の当接面と吸着片cとが
面接触しなくなる。そのため、吸着片cを十分に吸着す
ることができず、扉bを閉止することができなくなる。
同様に、図12〜図14に示すマグネットキャッチ1′
および1″では、磁石体3とハウジング2との間の間隔
分だけ磁石体3は斜めに微動はするものの、平行に閉ま
らない扉bの吸着片cの傾きに追従することはできず、
磁石体3の端面と吸着片cとが面接触しなくなる。その
ため、吸着片cを十分に吸着することができず、扉bを
閉止することができなくなる。
マグネットキャッチ1は、磁石体3がハウジング2およ
びその埋め込まれた家具などの本体aに対して固定的に
設けられているものである。したがって、上述のような
場合には、吸着片cが磁石体3の当接面に対して斜めに
当接するようになり、磁石体3の当接面と吸着片cとが
面接触しなくなる。そのため、吸着片cを十分に吸着す
ることができず、扉bを閉止することができなくなる。
同様に、図12〜図14に示すマグネットキャッチ1′
および1″では、磁石体3とハウジング2との間の間隔
分だけ磁石体3は斜めに微動はするものの、平行に閉ま
らない扉bの吸着片cの傾きに追従することはできず、
磁石体3の端面と吸着片cとが面接触しなくなる。その
ため、吸着片cを十分に吸着することができず、扉bを
閉止することができなくなる。
【0010】それゆえに、この発明の主たる目的は、開
閉する部材を吸着して確実に閉止することができるマグ
ネットキャッチを提供することである。
閉する部材を吸着して確実に閉止することができるマグ
ネットキャッチを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、一方端に平
らな当接面が形成され、側面に当接面と連なる球状面を
備える磁石体と、一方端に少なくとも磁石体の最大径よ
りも小さく、当接面の直径よりも大きな直径を有する開
口部を備え、磁石体の当接面を開口部から膨出させなが
ら、磁石体を転動可能に収納するハウジングと、ハウジ
ング内の磁石体の当接面と反対側に収納され、磁石体の
他方端を支持しつつ、磁石体が転動した際に当接面がハ
ウジング内に入り込んでしまわないように、磁石体の転
動を制限するための支持部材とを含む、マグネットキャ
ッチである。
らな当接面が形成され、側面に当接面と連なる球状面を
備える磁石体と、一方端に少なくとも磁石体の最大径よ
りも小さく、当接面の直径よりも大きな直径を有する開
口部を備え、磁石体の当接面を開口部から膨出させなが
ら、磁石体を転動可能に収納するハウジングと、ハウジ
ング内の磁石体の当接面と反対側に収納され、磁石体の
他方端を支持しつつ、磁石体が転動した際に当接面がハ
ウジング内に入り込んでしまわないように、磁石体の転
動を制限するための支持部材とを含む、マグネットキャ
ッチである。
【0012】また、支持部材は、少なくともハウジング
の内径よりも小さな直径を有する基板と、基板の表面か
ら突き出すようにして設けられた突起部とを含み、磁石
体の他方端には、突起部に対応した小窪部が形成され
て、突起部の先端が小窪部に嵌合されてもよい。
の内径よりも小さな直径を有する基板と、基板の表面か
ら突き出すようにして設けられた突起部とを含み、磁石
体の他方端には、突起部に対応した小窪部が形成され
て、突起部の先端が小窪部に嵌合されてもよい。
【0013】さらに、支持部材は、少なくとも前記ハウ
ジングの内径よりも小さな直径を有する基板と、前記基
板の表面に形成された凹部とを含み、磁石体の他方端に
は、基板の凹部へ向かって突き出すようにして脚部材が
一体的に形成されて、脚部材の先端が凹部内で支持され
てもよい。
ジングの内径よりも小さな直径を有する基板と、前記基
板の表面に形成された凹部とを含み、磁石体の他方端に
は、基板の凹部へ向かって突き出すようにして脚部材が
一体的に形成されて、脚部材の先端が凹部内で支持され
てもよい。
【0014】また、磁石体の他方端には、磁石体の球状
面となめらかに連なる面を備え、かつその先端部が丸め
られた略三角錐状の脚部材が一体的に形成され、支持部
材の表面には、少なくとも脚部材の丸められた先端部の
曲率半径よりも大きな曲率半径を有する凹面が形成され
て、脚部材の先端部が滑動可能に凹面で支持されてもよ
い。
面となめらかに連なる面を備え、かつその先端部が丸め
られた略三角錐状の脚部材が一体的に形成され、支持部
材の表面には、少なくとも脚部材の丸められた先端部の
曲率半径よりも大きな曲率半径を有する凹面が形成され
て、脚部材の先端部が滑動可能に凹面で支持されてもよ
い。
【0015】さらに、この発明のマグネットキャッチ
は、ハウジング内部の支持部材の磁石体と反対側に収納
され、支持部材および磁石体を開口部の方へ向かって付
勢するための弾性体を含むことが好ましい。
は、ハウジング内部の支持部材の磁石体と反対側に収納
され、支持部材および磁石体を開口部の方へ向かって付
勢するための弾性体を含むことが好ましい。
【0016】また、磁石体は、マグネットと、マグネッ
トを挟持するようにして配置される一対のヨークとを含
んでもよい。
トを挟持するようにして配置される一対のヨークとを含
んでもよい。
【0017】
【作用】磁石体は、一方端に平らな当接面を有し、側面
に当接面と連なる球状面を備えている。また、ハウジン
グは、その一方端に少なくとも磁石体の最大径よりも小
さく、当接面の直径よりも大きな直径を有する開口部を
備えている。そのため、磁石体は、開口部から抜け出す
ことなく当接面を膨出させながら、くるくると転動して
当接面の向きを変えることができる。その際、支持部材
によって、磁石体の他方端が支持されながら転動が制限
されるので、磁石体が転動しすぎることなく、当接面が
ハウジング内に入り込んでしまわない。
に当接面と連なる球状面を備えている。また、ハウジン
グは、その一方端に少なくとも磁石体の最大径よりも小
さく、当接面の直径よりも大きな直径を有する開口部を
備えている。そのため、磁石体は、開口部から抜け出す
ことなく当接面を膨出させながら、くるくると転動して
当接面の向きを変えることができる。その際、支持部材
によって、磁石体の他方端が支持されながら転動が制限
されるので、磁石体が転動しすぎることなく、当接面が
ハウジング内に入り込んでしまわない。
【0018】また、支持部材が基板と突起部とを含み、
磁石体の他方端には、突起部に対応した小窪部が形成さ
れ、突起部の先端が小窪部に嵌合された場合には、その
突起部の先端を中心として、嵌合がはずれない範囲内で
転動する。こうして、磁石体の他方端が支持されながら
転動が制限されるので、磁石体が転動しすぎることな
く、当接面がハウジング内に入り込んでしまわない。
磁石体の他方端には、突起部に対応した小窪部が形成さ
れ、突起部の先端が小窪部に嵌合された場合には、その
突起部の先端を中心として、嵌合がはずれない範囲内で
転動する。こうして、磁石体の他方端が支持されながら
転動が制限されるので、磁石体が転動しすぎることな
く、当接面がハウジング内に入り込んでしまわない。
【0019】さらに、支持部材が基板と凹部とを含み、
磁石体の他方端には、基板の凹部へ向かって突き出すよ
うにして脚部材が一体的に形成され、脚部材の先端を凹
部内で支持された場合には、磁石体の転動に伴い脚部材
が凹部内で変位する。そして、支持部材が凹部の内側面
に至るとそれ以上変位できないので、磁石体の他方端
は、支持部材によって支持されながら転動が制限される
こととなる。したがって、磁石体が転動しすぎることな
く、当接面がハウジング内に入り込んでしまわない。
磁石体の他方端には、基板の凹部へ向かって突き出すよ
うにして脚部材が一体的に形成され、脚部材の先端を凹
部内で支持された場合には、磁石体の転動に伴い脚部材
が凹部内で変位する。そして、支持部材が凹部の内側面
に至るとそれ以上変位できないので、磁石体の他方端
は、支持部材によって支持されながら転動が制限される
こととなる。したがって、磁石体が転動しすぎることな
く、当接面がハウジング内に入り込んでしまわない。
【0020】また、磁石体の他方端に磁石体の球状面と
なめらかに連なる面を備え、かつその先端部が丸められ
た略三角錐状の脚部材が一体的に形成され、支持部材の
表面には、少なくとも脚部材の丸められた先端部の曲率
半径よりも大きな曲率半径を有する凹面が形成されて、
脚部材の先端部が滑動可能に凹面で支持された場合に
は、磁石体が転動する際に脚部材の先端部が支持部材の
凹面上を滑動する。滑動する脚部材の先端部は、支持部
材の凹面の端に至ると、ハウジングの内側壁とぶつかる
ためそれ以上滑動できない。したがって、磁石体の他方
端が支持されながら転動が制限されるので、磁石体が転
動しすぎることなく、当接面がハウジング内に入り込ん
でしまわない。
なめらかに連なる面を備え、かつその先端部が丸められ
た略三角錐状の脚部材が一体的に形成され、支持部材の
表面には、少なくとも脚部材の丸められた先端部の曲率
半径よりも大きな曲率半径を有する凹面が形成されて、
脚部材の先端部が滑動可能に凹面で支持された場合に
は、磁石体が転動する際に脚部材の先端部が支持部材の
凹面上を滑動する。滑動する脚部材の先端部は、支持部
材の凹面の端に至ると、ハウジングの内側壁とぶつかる
ためそれ以上滑動できない。したがって、磁石体の他方
端が支持されながら転動が制限されるので、磁石体が転
動しすぎることなく、当接面がハウジング内に入り込ん
でしまわない。
【0021】さらに、弾性体によって、支持部材および
磁石体を開口部の方へ向かって付勢した場合には、磁石
体がハウジングの内部へ向かって押し込まれた際の衝撃
が、弾性体によって吸収され、扉のいわゆる荒閉まりが
防止される。また、その後、弾性体の復元力によって、
磁石体が元の位置に戻る。
磁石体を開口部の方へ向かって付勢した場合には、磁石
体がハウジングの内部へ向かって押し込まれた際の衝撃
が、弾性体によって吸収され、扉のいわゆる荒閉まりが
防止される。また、その後、弾性体の復元力によって、
磁石体が元の位置に戻る。
【0022】また、磁石体は、マグネットと、マグネッ
トを挟持するようにして配置される一対のヨークとを含
んでもよい。特に、1対のヨークの間に間隙を設けた場
合には、磁力による吸着力を強めることができる。
トを挟持するようにして配置される一対のヨークとを含
んでもよい。特に、1対のヨークの間に間隙を設けた場
合には、磁力による吸着力を強めることができる。
【0023】
【発明の効果】この発明のマグネットキャッチによれ
ば、固定されたハウジングに対して磁石体の当接面の向
きを様々な向きに変化させることができる。そのため、
扉などの開閉する部材が家具などの本体に対して平行に
閉まらない場合や、マグネットキャッチの取り付けが歪
んだ場合にも、開閉する部材の傾きに対応して磁石体が
転動するので、当接面が開閉する部材に取り付けられた
吸着片と面接触し、磁力によって吸着して、確実に開閉
する部材を閉止することができる。
ば、固定されたハウジングに対して磁石体の当接面の向
きを様々な向きに変化させることができる。そのため、
扉などの開閉する部材が家具などの本体に対して平行に
閉まらない場合や、マグネットキャッチの取り付けが歪
んだ場合にも、開閉する部材の傾きに対応して磁石体が
転動するので、当接面が開閉する部材に取り付けられた
吸着片と面接触し、磁力によって吸着して、確実に開閉
する部材を閉止することができる。
【0024】また、この発明のマグネットキャッチの磁
石体の転動は、当接面がハウジングの開口部から常に膨
出した状態でなされ、当接面がハウジング内に入り込ん
でしまうことがない。そのため、当接面がハウジング内
へ入り込んでしまう場合には必要となるであろう当接面
を開口部へ膨出させるための操作の必要がなく、いつで
もマグネットキャッチを使用することができるので利便
性が良い。
石体の転動は、当接面がハウジングの開口部から常に膨
出した状態でなされ、当接面がハウジング内に入り込ん
でしまうことがない。そのため、当接面がハウジング内
へ入り込んでしまう場合には必要となるであろう当接面
を開口部へ膨出させるための操作の必要がなく、いつで
もマグネットキャッチを使用することができるので利便
性が良い。
【0025】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施例であ
るマグネットキャッチを示す斜視図であり、図2はその
線II−IIにおける断面図である。このマグネットキ
ャッチ10は、両端が開口した円筒状のハウジング12
を含む。ハウジング12は、たとえば真鍮などの金属や
樹脂などの非磁性体材料から形成される。ハウジング1
2の一端縁は、ハウジング12の内側方向に斜めに曲げ
入れられて、平面環状の第1の抜止防止爪12aとして
形成される。また、ハウジング12の他端縁は、ハウジ
ング12の内側方向に、後述する磁石体の球状面に沿う
ように断面円弧状に曲げ入れられて、平面環状の第2の
抜止防止爪12bとして形成される。第1の抜止防止爪
12aおよび第2の抜止防止爪12bによって、ハウジ
ング12の両端の開口部の口径がそれぞれ絞られるた
め、ハウジング12の内部に収納されるものが勝手に抜
け出さない。さらに、ハウジング12の他端の第2の抜
止防止爪12bで囲まれた開口部12cは、後述する磁
石体22の当接面28を膨出させるため、少なくとも磁
石体22の最大径よりも小さく、当接面28の直径より
も大きな直径を有するように形成される。
るマグネットキャッチを示す斜視図であり、図2はその
線II−IIにおける断面図である。このマグネットキ
ャッチ10は、両端が開口した円筒状のハウジング12
を含む。ハウジング12は、たとえば真鍮などの金属や
樹脂などの非磁性体材料から形成される。ハウジング1
2の一端縁は、ハウジング12の内側方向に斜めに曲げ
入れられて、平面環状の第1の抜止防止爪12aとして
形成される。また、ハウジング12の他端縁は、ハウジ
ング12の内側方向に、後述する磁石体の球状面に沿う
ように断面円弧状に曲げ入れられて、平面環状の第2の
抜止防止爪12bとして形成される。第1の抜止防止爪
12aおよび第2の抜止防止爪12bによって、ハウジ
ング12の両端の開口部の口径がそれぞれ絞られるた
め、ハウジング12の内部に収納されるものが勝手に抜
け出さない。さらに、ハウジング12の他端の第2の抜
止防止爪12bで囲まれた開口部12cは、後述する磁
石体22の当接面28を膨出させるため、少なくとも磁
石体22の最大径よりも小さく、当接面28の直径より
も大きな直径を有するように形成される。
【0027】また、マグネットキャッチ10は、たとえ
ば真鍮などの金属や樹脂などの非磁性体材料からなる円
板状の底板14を含む。底板14は、図2に示すよう
に、ハウジング12内部に収納され、第1の抜止防止爪
12aによって支持される。底板14に対して、第1の
抜止防止爪12aの側を下とし、その反対側を上とし
て、以下の説明をする。ハウジング12内の底板14の
上には、弾性体としてたとえば発砲ポリウレタンスポン
ジや発砲ネオプレンなどからなるクッション材18が配
置される。クッション材18の底板14と対向した面に
は、たとえばFRPなどからなる薄板状の補強材16が
固着されて裏打ちされる。そして、クッション材18
は、補強材16が底板14に当接するようにして、底板
14の上に載置される。
ば真鍮などの金属や樹脂などの非磁性体材料からなる円
板状の底板14を含む。底板14は、図2に示すよう
に、ハウジング12内部に収納され、第1の抜止防止爪
12aによって支持される。底板14に対して、第1の
抜止防止爪12aの側を下とし、その反対側を上とし
て、以下の説明をする。ハウジング12内の底板14の
上には、弾性体としてたとえば発砲ポリウレタンスポン
ジや発砲ネオプレンなどからなるクッション材18が配
置される。クッション材18の底板14と対向した面に
は、たとえばFRPなどからなる薄板状の補強材16が
固着されて裏打ちされる。そして、クッション材18
は、補強材16が底板14に当接するようにして、底板
14の上に載置される。
【0028】ハウジング12内のクッション材18の上
には、後述する磁石体22を支持し、かつ転動を制限す
るための、断面逆T字形状の支持部材20が配置され
る。支持部材20は、非磁性体材料からなり、たとえば
POMなどの樹脂から形成される。支持部材20は、円
板状の基板20aとその中央部から上方へ突き出すよう
にして形成される突部20bとが一体に形成されてな
る。突部20bの先端は、丸められてなめらかな球面を
有する。基板20aの直径は、ハウジング12内で支持
部材20が動けるように余裕を持たせるため、ハウジン
グ12の内径よりも少し小さめに形成される。したがっ
て、支持部材20は、後述する磁石体22がハウジング
12内で転動した際に、ハウジング12内で変位するこ
とできるので、磁石体22の転動をより大きくかつスム
ーズに行うことができる。
には、後述する磁石体22を支持し、かつ転動を制限す
るための、断面逆T字形状の支持部材20が配置され
る。支持部材20は、非磁性体材料からなり、たとえば
POMなどの樹脂から形成される。支持部材20は、円
板状の基板20aとその中央部から上方へ突き出すよう
にして形成される突部20bとが一体に形成されてな
る。突部20bの先端は、丸められてなめらかな球面を
有する。基板20aの直径は、ハウジング12内で支持
部材20が動けるように余裕を持たせるため、ハウジン
グ12の内径よりも少し小さめに形成される。したがっ
て、支持部材20は、後述する磁石体22がハウジング
12内で転動した際に、ハウジング12内で変位するこ
とできるので、磁石体22の転動をより大きくかつスム
ーズに行うことができる。
【0029】そして、ハウジング12の内部には、略球
状の磁石体22が転動可能に収納される。この磁石体2
2は、磁性体からなる略球状のヨーク24を含む。ヨー
ク24の支持部材20と対向する端面には、支持部材2
0の突部20bを嵌合するための小さな窪みである小窪
部26が形成される。小窪部26は、突部20bの先端
の丸みに対応した断面円弧状の滑らかな曲面を有する。
そのため、支持部材20の突部20bが小窪部26に嵌
合された磁石体22は、突部20bの先端を中心とし
て、かつ突部20bの先端が小窪部26の表面を滑べり
動くようにして、ハウジング12内で転動する。また、
ハウジング12が円筒形状で、しかも磁石体22が略球
状であるため、磁石体22は、360°いずれの方向へ
も転動することができる。さらに、ヨーク24の小窪部
26と反対側の端面には、平面円形で平らな当接面28
が形成される。当接面28は、従来と同様に、扉などの
開閉する部材に取り付けられた吸着片と面接触して吸着
するためのものである。
状の磁石体22が転動可能に収納される。この磁石体2
2は、磁性体からなる略球状のヨーク24を含む。ヨー
ク24の支持部材20と対向する端面には、支持部材2
0の突部20bを嵌合するための小さな窪みである小窪
部26が形成される。小窪部26は、突部20bの先端
の丸みに対応した断面円弧状の滑らかな曲面を有する。
そのため、支持部材20の突部20bが小窪部26に嵌
合された磁石体22は、突部20bの先端を中心とし
て、かつ突部20bの先端が小窪部26の表面を滑べり
動くようにして、ハウジング12内で転動する。また、
ハウジング12が円筒形状で、しかも磁石体22が略球
状であるため、磁石体22は、360°いずれの方向へ
も転動することができる。さらに、ヨーク24の小窪部
26と反対側の端面には、平面円形で平らな当接面28
が形成される。当接面28は、従来と同様に、扉などの
開閉する部材に取り付けられた吸着片と面接触して吸着
するためのものである。
【0030】磁石体22は、ハウジング12の開口部1
2cから抜け出さないように、当接面28近傍の球状面
が第2の抜止防止爪12bの内側面で押さられつつ、当
接面28が開口部12cから膨出される。この場合、第
2の抜止防止爪12bが、当接面28近傍の球状面に沿
ってフィットするように断面円弧状に形成されているの
で、磁石体22は、第2の抜止防止爪12bで押さえら
れかつ当接面28を開口部12cから膨出させながら、
ハウジング12内で転動することができる。転動する
際、磁石体22は、第2の抜止防止爪12bおよびその
近傍のハウジング12の内側面と、支持部材20の突部
20bとの2点において支持される。
2cから抜け出さないように、当接面28近傍の球状面
が第2の抜止防止爪12bの内側面で押さられつつ、当
接面28が開口部12cから膨出される。この場合、第
2の抜止防止爪12bが、当接面28近傍の球状面に沿
ってフィットするように断面円弧状に形成されているの
で、磁石体22は、第2の抜止防止爪12bで押さえら
れかつ当接面28を開口部12cから膨出させながら、
ハウジング12内で転動することができる。転動する
際、磁石体22は、第2の抜止防止爪12bおよびその
近傍のハウジング12の内側面と、支持部材20の突部
20bとの2点において支持される。
【0031】また、ヨーク24には、図2図示上下方向
に延びる断面矩形の収納溝30が形成される。収納溝3
0は、ヨーク24の当接面28から小窪部26近傍に至
るまで切り込まれるようにして形成され、当接面28お
よびそれに連なる側面の球状面に開口する。したがっ
て、ヨーク24は、一対の平面弓形の部材が、収納溝3
0を間に挟んで対向し、小窪部26近傍でつながった状
態となる。そして、収納溝30には、所定の肉厚の板状
のマグネット32が、当接面28に磁極が現れる向きで
嵌め込まれるようにして収納される。
に延びる断面矩形の収納溝30が形成される。収納溝3
0は、ヨーク24の当接面28から小窪部26近傍に至
るまで切り込まれるようにして形成され、当接面28お
よびそれに連なる側面の球状面に開口する。したがっ
て、ヨーク24は、一対の平面弓形の部材が、収納溝3
0を間に挟んで対向し、小窪部26近傍でつながった状
態となる。そして、収納溝30には、所定の肉厚の板状
のマグネット32が、当接面28に磁極が現れる向きで
嵌め込まれるようにして収納される。
【0032】図3は、図1に示す実施例の動作状況を示
す断面図解図である。このマグネットキャッチ10は、
従来と同様に、ハウジング12が、ねじ込み、圧入、接
着などの公知の方法で、たとえば家具や複写機などの本
体に固着される。そして、扉などの開閉する部材bが、
図2に示す状態にある当接面28に対して斜めに接近し
てきた場合には、図3に示すように磁石体22が転動
し、開閉する部材bに取り付けられた吸着片cと面接触
して、マグネット32の磁力によって吸着する。したが
って、このマグネットキャッチ10によれば、開閉する
部材bが斜めに閉まるようになった場合や、マグネット
キャッチ10の取り付け自体が歪んだ場合にも、その傾
きに対応することができ、吸着片cを吸着して開閉する
部材bを確実に閉止することができる。
す断面図解図である。このマグネットキャッチ10は、
従来と同様に、ハウジング12が、ねじ込み、圧入、接
着などの公知の方法で、たとえば家具や複写機などの本
体に固着される。そして、扉などの開閉する部材bが、
図2に示す状態にある当接面28に対して斜めに接近し
てきた場合には、図3に示すように磁石体22が転動
し、開閉する部材bに取り付けられた吸着片cと面接触
して、マグネット32の磁力によって吸着する。したが
って、このマグネットキャッチ10によれば、開閉する
部材bが斜めに閉まるようになった場合や、マグネット
キャッチ10の取り付け自体が歪んだ場合にも、その傾
きに対応することができ、吸着片cを吸着して開閉する
部材bを確実に閉止することができる。
【0033】また、小窪部26に支持部材20の突部2
0bが嵌合して引っ掛かっているため、その嵌合が外れ
ない範囲内において、磁石体22は、転動することがで
きる。したがって、磁石体22が転動しすぎて、当接面
28がハウジング内に入り込んだり隠れてしまう不都合
がない。そのため、当接面28がハウジング12内へ入
り込んでしまう場合には、たとえば指で磁石体22を転
動させて当接面28を膨出させるというような操作が必
要であるが、このマグネットキャッチ10によればその
必要はなく、いつでも使用状態にあるので利便性が良
い。
0bが嵌合して引っ掛かっているため、その嵌合が外れ
ない範囲内において、磁石体22は、転動することがで
きる。したがって、磁石体22が転動しすぎて、当接面
28がハウジング内に入り込んだり隠れてしまう不都合
がない。そのため、当接面28がハウジング12内へ入
り込んでしまう場合には、たとえば指で磁石体22を転
動させて当接面28を膨出させるというような操作が必
要であるが、このマグネットキャッチ10によればその
必要はなく、いつでも使用状態にあるので利便性が良
い。
【0034】さらに、図4は、図1に示す実施例の他の
動作状況を示す断面図解図である。このマグネットキャ
ッチ10は、柔軟性を有するクッション材18によっ
て、支持部材20および磁石体22がハウジング12の
開口部12cの方へ向かって付勢される。そのため、磁
石体22が、図4に一点鎖線の矢印で示すようにハウジ
ング12の内部へ向かって押し込まれた際の衝撃が、ク
ッション材18によって吸収され、開閉する部材のいわ
ゆる荒閉まりが防止される。また、その後、クッション
材18の復元力によって、磁石体22が元の位置に戻
る。したがって、通常時においては、磁石体22は、ク
ッション材18の付勢力によって第2の抜止防止爪12
bに対して押しつけられているので、外力が加わらない
限り勝手に転動してしまうことがない。さらに、磁石体
22が転動した際に、クッション材18は、支持部材2
0の変位に応じて柔軟に変形するので、磁石体22の転
動をより大きくかつスムーズに行うことができる。
動作状況を示す断面図解図である。このマグネットキャ
ッチ10は、柔軟性を有するクッション材18によっ
て、支持部材20および磁石体22がハウジング12の
開口部12cの方へ向かって付勢される。そのため、磁
石体22が、図4に一点鎖線の矢印で示すようにハウジ
ング12の内部へ向かって押し込まれた際の衝撃が、ク
ッション材18によって吸収され、開閉する部材のいわ
ゆる荒閉まりが防止される。また、その後、クッション
材18の復元力によって、磁石体22が元の位置に戻
る。したがって、通常時においては、磁石体22は、ク
ッション材18の付勢力によって第2の抜止防止爪12
bに対して押しつけられているので、外力が加わらない
限り勝手に転動してしまうことがない。さらに、磁石体
22が転動した際に、クッション材18は、支持部材2
0の変位に応じて柔軟に変形するので、磁石体22の転
動をより大きくかつスムーズに行うことができる。
【0035】なお、クッション材18としては、上述の
材料に限らず、たとえばスプリングを用いてもよい。ま
た、ハウジング12には、従来と同様に、外表面にネジ
山を螺旋状に設けてもよく、雄ネジを一体に設けてもよ
い。さらに、フランジ部を一体に設けてもよい。
材料に限らず、たとえばスプリングを用いてもよい。ま
た、ハウジング12には、従来と同様に、外表面にネジ
山を螺旋状に設けてもよく、雄ネジを一体に設けてもよ
い。さらに、フランジ部を一体に設けてもよい。
【0036】また、図5は、この発明の他の実施例を示
す断面図であり、図6は、その動作状況を示す断面図解
図である。図5に示すマグネットキャッチ10′は、図
1に示したものと比べて、支持部材20および磁石体2
2において相違する。図5に示す実施例の支持部材20
は、円板状の基板20aとその周縁部から上方へ突き出
すようにして形成される突部20bとが一体に形成され
る。したがって、この支持部材20は、断面凹字形状に
形成され、その中心が後述する脚部材34aおよび34
bの先端を支持するための凹部20cとなる。
す断面図であり、図6は、その動作状況を示す断面図解
図である。図5に示すマグネットキャッチ10′は、図
1に示したものと比べて、支持部材20および磁石体2
2において相違する。図5に示す実施例の支持部材20
は、円板状の基板20aとその周縁部から上方へ突き出
すようにして形成される突部20bとが一体に形成され
る。したがって、この支持部材20は、断面凹字形状に
形成され、その中心が後述する脚部材34aおよび34
bの先端を支持するための凹部20cとなる。
【0037】また、図5に示す実施例の磁石体22は、
側面に球状面を備える一対のヨーク24aおよび24b
を含む。一対のヨーク24aおよび24bは、中間に断
面矩形のマグネット32を挟持しながら対向して配置さ
れ、マグネット32の磁力によって一体的に保持され
る。なお、このマグネット32の平面形状は、矩形その
他の多角形でも円形でもよい。図5に示すように、一対
のヨーク24aおよび24bの間に、適宜の間隔が設け
られることにより、マグネット32の磁力による吸着力
が強まる。
側面に球状面を備える一対のヨーク24aおよび24b
を含む。一対のヨーク24aおよび24bは、中間に断
面矩形のマグネット32を挟持しながら対向して配置さ
れ、マグネット32の磁力によって一体的に保持され
る。なお、このマグネット32の平面形状は、矩形その
他の多角形でも円形でもよい。図5に示すように、一対
のヨーク24aおよび24bの間に、適宜の間隔が設け
られることにより、マグネット32の磁力による吸着力
が強まる。
【0038】そして、ヨーク24aおよび24bの支持
部材20と対向する端面には、それぞれ支持部材20の
凹部20cへ向けて突出するように、断面矩形の脚部材
34aおよび34bが一体に形成される。脚部材34a
および34bの先端は、支持部材20の凹部20cに当
接されて支持される。この場合、図5に示すように、脚
部材34aおよび34bは、支持部材20の凹部20c
の内径よりもすこし小さな径内に収まるように形成され
る。したがって、足部材34aおよび34bと支持部材
20の凹部20cの内側面との間には、余裕(間隔)が
生じるので、その余裕の範囲内ですなわち脚部材34a
および34bの先端が凹部20c内からはずれない範囲
内で、図6に一点鎖線で示すように磁石体22は転動す
ることができる。しかも、この実施例では、図6に示す
ように、柔軟なクッション材18が変形することによ
り、磁石体22は、より大きくスムーズに転動すること
ができる。こうして、磁石体22の他方端が支持されな
がら転動が制限されるので、磁石体22が転動しすぎる
ことなく、当接面28がハウジング内に入り込んでしま
わない。このように、図5および図6に示したマグネッ
トキャッチ10′でも、上述した図1の実施例と同様の
効果を得ることができる。
部材20と対向する端面には、それぞれ支持部材20の
凹部20cへ向けて突出するように、断面矩形の脚部材
34aおよび34bが一体に形成される。脚部材34a
および34bの先端は、支持部材20の凹部20cに当
接されて支持される。この場合、図5に示すように、脚
部材34aおよび34bは、支持部材20の凹部20c
の内径よりもすこし小さな径内に収まるように形成され
る。したがって、足部材34aおよび34bと支持部材
20の凹部20cの内側面との間には、余裕(間隔)が
生じるので、その余裕の範囲内ですなわち脚部材34a
および34bの先端が凹部20c内からはずれない範囲
内で、図6に一点鎖線で示すように磁石体22は転動す
ることができる。しかも、この実施例では、図6に示す
ように、柔軟なクッション材18が変形することによ
り、磁石体22は、より大きくスムーズに転動すること
ができる。こうして、磁石体22の他方端が支持されな
がら転動が制限されるので、磁石体22が転動しすぎる
ことなく、当接面28がハウジング内に入り込んでしま
わない。このように、図5および図6に示したマグネッ
トキャッチ10′でも、上述した図1の実施例と同様の
効果を得ることができる。
【0039】さらに、図7は、この発明のさらに他の実
施例を示す断面図であり、図8は、その動作状況を示す
断面図解図である。このマグネットキャッチ10″は、
非磁性体材料からなる円筒状のハウジング12を含む。
ハウジング12の他端縁は、ハウジング12の内側方向
に、後述する磁石体22の球状面に沿うように断面円弧
状に曲げ入れられて、平面環状の第2の抜止防止爪12
bとして形成される。また、ハウジング12の外側面に
は、螺旋状にネジ山12dが形成される。
施例を示す断面図であり、図8は、その動作状況を示す
断面図解図である。このマグネットキャッチ10″は、
非磁性体材料からなる円筒状のハウジング12を含む。
ハウジング12の他端縁は、ハウジング12の内側方向
に、後述する磁石体22の球状面に沿うように断面円弧
状に曲げ入れられて、平面環状の第2の抜止防止爪12
bとして形成される。また、ハウジング12の外側面に
は、螺旋状にネジ山12dが形成される。
【0040】また、マグネットキャッチ10″は、非磁
性体材料からなる平面円板状で断面凹字形状の底板14
を含む。底板14は、図8に示すように、ハウジング1
2の一端部に固着される。ハウジング12内の底板14
の凹部14aには、弾性体としてのスプリングからなる
クッション材18が配置される。図7および図8に示す
実施例では、クッション材18の収納スペースを最小限
にして全体の小型化をはかるために、小さなスペースで
も所望の付勢力の得られる円錐コイル型のスプリングが
用られる。
性体材料からなる平面円板状で断面凹字形状の底板14
を含む。底板14は、図8に示すように、ハウジング1
2の一端部に固着される。ハウジング12内の底板14
の凹部14aには、弾性体としてのスプリングからなる
クッション材18が配置される。図7および図8に示す
実施例では、クッション材18の収納スペースを最小限
にして全体の小型化をはかるために、小さなスペースで
も所望の付勢力の得られる円錐コイル型のスプリングが
用られる。
【0041】ハウジング12内のクッション材18の上
には、磁石体22を支持し、かつ転動を制限するための
平面円形の支持部材20が配置される。支持部材20
は、非磁性体材料からなり、その表面に断面円弧状の凹
面20cを備える。凹面20cの曲率半径は、少なくと
も後述する磁石体22の脚部材34aおよび34bの先
端が形成する曲率半径よりも大きく形成される。また、
支持部材20の直径は、上述の各実施例と同様に、ハウ
ジング12内で支持部材20が動けるように余裕を持た
せるため、ハウジング12の内径よりも少し小さめに形
成される。
には、磁石体22を支持し、かつ転動を制限するための
平面円形の支持部材20が配置される。支持部材20
は、非磁性体材料からなり、その表面に断面円弧状の凹
面20cを備える。凹面20cの曲率半径は、少なくと
も後述する磁石体22の脚部材34aおよび34bの先
端が形成する曲率半径よりも大きく形成される。また、
支持部材20の直径は、上述の各実施例と同様に、ハウ
ジング12内で支持部材20が動けるように余裕を持た
せるため、ハウジング12の内径よりも少し小さめに形
成される。
【0042】また、図7および図8に示す実施例の磁石
体22は、側面に球状面を備える一対のヨーク24aお
よび24bを含む。一対のヨーク24aおよび24b
は、中間に断面矩形のマグネット32を挟持しながら対
向して配置され、マグネット32の磁力によって一体的
に保持される。図7および図8に示すように一対のヨー
ク24aおよび24bの間に、適宜の間隔が設けられる
ことにより、マグネット32の磁力による吸着力が強ま
る。
体22は、側面に球状面を備える一対のヨーク24aお
よび24bを含む。一対のヨーク24aおよび24b
は、中間に断面矩形のマグネット32を挟持しながら対
向して配置され、マグネット32の磁力によって一体的
に保持される。図7および図8に示すように一対のヨー
ク24aおよび24bの間に、適宜の間隔が設けられる
ことにより、マグネット32の磁力による吸着力が強ま
る。
【0043】さらに、磁石体22は、ハウジング12の
開口部12cから抜け出さないように、当接面28近傍
の球状面が第2の抜止防止爪12bの内側面で押さられ
つつ、当接面28が開口部12cから膨出される。この
場合、第2の抜止防止爪12bが、当接面28近傍の球
状面に沿ってフィットするように断面円弧状に形成され
ているので、磁石体22は、第2の抜止防止爪12bで
押さえられかつ当接面28を開口部12cから膨出させ
ながら、ハウジング12内で転動することができる。
開口部12cから抜け出さないように、当接面28近傍
の球状面が第2の抜止防止爪12bの内側面で押さられ
つつ、当接面28が開口部12cから膨出される。この
場合、第2の抜止防止爪12bが、当接面28近傍の球
状面に沿ってフィットするように断面円弧状に形成され
ているので、磁石体22は、第2の抜止防止爪12bで
押さえられかつ当接面28を開口部12cから膨出させ
ながら、ハウジング12内で転動することができる。
【0044】ヨーク24aおよび24bの支持部材20
と対向する端面には、それぞれ支持部材20の凹面20
cへ向けて突出するように、断面略三角錐状の脚部材3
4aおよび34bがそれぞれ一体に形成される。図7お
よび図8に示すように、ヨーク24aおよび24bの側
面と脚部材34aおよび34bの側面とがなめらかに連
続的に連なるように形成されるので、この実施例の磁石
体22は、当接面28側に球状面を備え、他端側がやや
細くなった断面略鶏卵状に形成される。そして、脚部材
34aおよび34bの先端は、少なくとも支持部材20
の凹面20cの曲率半径よりも、小さな曲率半径を有す
るように丸められて形成される。そして、脚部材34a
および34bの先端は、支持部材20の凹面20cに当
接されて滑動可能に支持される。
と対向する端面には、それぞれ支持部材20の凹面20
cへ向けて突出するように、断面略三角錐状の脚部材3
4aおよび34bがそれぞれ一体に形成される。図7お
よび図8に示すように、ヨーク24aおよび24bの側
面と脚部材34aおよび34bの側面とがなめらかに連
続的に連なるように形成されるので、この実施例の磁石
体22は、当接面28側に球状面を備え、他端側がやや
細くなった断面略鶏卵状に形成される。そして、脚部材
34aおよび34bの先端は、少なくとも支持部材20
の凹面20cの曲率半径よりも、小さな曲率半径を有す
るように丸められて形成される。そして、脚部材34a
および34bの先端は、支持部材20の凹面20cに当
接されて滑動可能に支持される。
【0045】図7および図8に示すマグネットキャッチ
10″では、ハウジング12が円筒形状で、しかも磁石
体22が略鶏卵状であるため、磁石体22は、360°
いずれの方向へも転動することができる。磁石体22
は、転動する際、平面環状の第2の抜止防止爪12bお
よびその近傍のハウジング12の内側面と、後述する支
持部材20の凹面20cとの2点において支持される。
また、通常時においては、磁石体22は、クッション材
18の付勢力によって第2の抜止防止爪12bに対して
押しつけられているので、外力が加わらない限り勝手に
転動してしまうことがない。さらに、クッション材18
は、柔軟に変形しうるので、磁石体22の転動の際の、
磁石体22および支持部材20の位置の変化に柔軟に対
応することができる。
10″では、ハウジング12が円筒形状で、しかも磁石
体22が略鶏卵状であるため、磁石体22は、360°
いずれの方向へも転動することができる。磁石体22
は、転動する際、平面環状の第2の抜止防止爪12bお
よびその近傍のハウジング12の内側面と、後述する支
持部材20の凹面20cとの2点において支持される。
また、通常時においては、磁石体22は、クッション材
18の付勢力によって第2の抜止防止爪12bに対して
押しつけられているので、外力が加わらない限り勝手に
転動してしまうことがない。さらに、クッション材18
は、柔軟に変形しうるので、磁石体22の転動の際の、
磁石体22および支持部材20の位置の変化に柔軟に対
応することができる。
【0046】また、磁石体22が転動する際には、脚部
材34aおよび34bの先端部が支持部材20の凹面2
0c上を滑動する。滑動する脚部材34aおよび34b
の先端部は、支持部材20の凹面20cの端に至ると、
ハウジング12の内側壁とぶつかるためそれ以上滑動で
きない。したがって、磁石体22の他方端が支持されな
がら転動が制限されるので、磁石体22が転動しすぎる
ことなく、当接面28がハウジング12内に入り込んで
しまわない。このように、図7および図8に示したマグ
ネットキャッチ10″でも、上述した図1の実施例と同
様の効果を得ることができる。
材34aおよび34bの先端部が支持部材20の凹面2
0c上を滑動する。滑動する脚部材34aおよび34b
の先端部は、支持部材20の凹面20cの端に至ると、
ハウジング12の内側壁とぶつかるためそれ以上滑動で
きない。したがって、磁石体22の他方端が支持されな
がら転動が制限されるので、磁石体22が転動しすぎる
ことなく、当接面28がハウジング12内に入り込んで
しまわない。このように、図7および図8に示したマグ
ネットキャッチ10″でも、上述した図1の実施例と同
様の効果を得ることができる。
【図1】この発明の一実施例であるマグネットキャッチ
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図1に示す線II−IIにおける断面図であ
る。
る。
【図3】図1に示す実施例の動作状況を示す断面図解図
である。
である。
【図4】図1に示す実施例の他の動作状況を示す断面図
解図である。
解図である。
【図5】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図6】図5に示す実施例の動作状況を示す断面図解図
である。
である。
【図7】この発明のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図8】図7に示す実施例の動作状況を示す断面図解図
である。
である。
【図9】この発明の背景となる従来のマグネットキャッ
チの使用状態を示す斜視図である。
チの使用状態を示す斜視図である。
【図10】従来のマグネットキャッチの一例を示す斜視
図である。
図である。
【図11】図10に示す線XI−XIにおける断面図で
ある。
ある。
【図12】従来のマグネットキャッチの他の例を示す斜
視図である。
視図である。
【図13】図12に示す線XIII−XIIIにおける
断面図である。
断面図である。
【図14】従来のマグネットキャッチのさらに他の例を
示す断面図である。
示す断面図である。
10 マグネットキャッチ 12 ハウジング 12a 第1の抜止防止爪 12b 第2の抜止防止爪 14 底板 16 補強材 18 クッション材 20 支持部材 20a 基板 20b 突部 22 磁石体 24 ヨーク 26 小窪部 28 当接面 30 収納溝 32 マグネット
Claims (6)
- 【請求項1】 一方端に平らな当接面が形成され、側面
に前記当接面と連なる球状面を備える磁石体、 一方端に少なくとも前記磁石体の最大径よりも小さく、
前記当接面の直径よりも大きな直径を有する開口部を備
え、前記磁石体の前記当接面を前記開口部から膨出させ
ながら、前記磁石体を転動可能に収納するハウジング、
および前記ハウジング内の前記磁石体の前記当接面と反
対側に収納され、前記磁石体の他方端を支持しつつ、前
記磁石体が転動した際に前記当接面が前記ハウジング内
に入り込んでしまわないように、前記磁石体の転動を制
限するための支持部材を含む、マグネットキャッチ。 - 【請求項2】 前記支持部材は、少なくとも前記ハウジ
ングの内径よりも小さな直径を有する基板と、前記基板
の表面から突き出すようにして設けられた突起部とを含
み、 前記磁石体の他方端には、前記突起部に対応した小窪部
が形成されて、 前記突起部の先端が前記小窪部に嵌合される、請求項1
に記載のマグネットキャッチ。 - 【請求項3】 前記支持部材は、少なくとも前記ハウジ
ングの内径よりも小さな直径を有する基板と、前記基板
の表面に形成された凹部とを含み、 前記磁石体の他方端には、前記基板の前記凹部へ向かっ
て突き出すようにして脚部材が一体的に形成されて、 前記脚部材の先端が前記凹部内で支持される、請求項1
に記載のマグネットキャッチ。 - 【請求項4】 前記磁石体の他方端には、前記磁石体の
前記球状面となめらかに連なる面を備え、かつその先端
部が丸められた略三角錐状の脚部材が一体的に形成さ
れ、 前記支持部材の表面には、少なくとも前記脚部材の丸め
られた前記先端部の曲率半径よりも大きな曲率半径を有
する凹面が形成されて、 前記脚部材の前記先端部が滑動可能に前記凹面で支持さ
れる、請求項1に記載のマグネットキャッチ。 - 【請求項5】 前記ハウジング内部の前記支持部材の前
記磁石体と反対側に収納され、前記支持部材および前記
磁石体を前記開口部の方へ向かって付勢するための弾性
体を含む、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のマグ
ネットキャッチ。 - 【請求項6】 前記磁石体は、マグネットと、前記マグ
ネットを挟持するようにして配置される一対のヨークと
を含む、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のマグネ
ットキャッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07240733A JP3083252B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | マグネットキャッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07240733A JP3083252B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | マグネットキャッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0960390A JPH0960390A (ja) | 1997-03-04 |
JP3083252B2 true JP3083252B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=17063897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07240733A Expired - Fee Related JP3083252B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | マグネットキャッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083252B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4943868B2 (ja) * | 2007-01-22 | 2012-05-30 | 株式会社久力製作所 | 引戸のマグネットキャッチャー |
JP5002486B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2012-08-15 | 三洋電機株式会社 | リモートコントローラ装置 |
EP2518247B1 (en) * | 2011-04-27 | 2017-06-14 | Aga Rangemaster Limited | A door catch assembly |
WO2016051589A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | 株式会社フジクラ | 光ファイバ再被覆装置 |
JP6758483B2 (ja) * | 2017-04-07 | 2020-09-23 | 三菱電機株式会社 | 映像表示装置 |
JP2021076769A (ja) * | 2019-11-12 | 2021-05-20 | 株式会社リコー | 開閉装置、画像形成装置 |
-
1995
- 1995-08-24 JP JP07240733A patent/JP3083252B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0960390A (ja) | 1997-03-04 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |