JP3083129U - ペット用供養具 - Google Patents

ペット用供養具

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JP3083129U
JP3083129U JP2001004365U JP2001004365U JP3083129U JP 3083129 U JP3083129 U JP 3083129U JP 2001004365 U JP2001004365 U JP 2001004365U JP 2001004365 U JP2001004365 U JP 2001004365U JP 3083129 U JP3083129 U JP 3083129U
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隆章 溝口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ペットの遺骨、遺影、遺品などをコンパクトに
収納し、家庭内でいつでも心行くまで供養を行なうこと
ができ、しかも、供養を営まないときには、文箱のごと
き体裁のよい外観を呈し、他人に違和感を与えないペッ
ト用供養具を提供する。 【解決手段】開口部が蓋体2にて隠蔽可能な箱体1内
に、遺骨を収容する納骨室3を設けるとともに、該納骨
室3の上部に開閉可能でかつペットの遺影を表した中蓋
兼遺影板5を設け、納骨室3以外の部位には香炉などを
収容可能な小物入れ室4,4を設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はペット用の供養具に関する。
【0002】
【従来の技術】
犬、猫、小鳥などで代表されるペット(愛玩動物)はその姿や動作によって人 の心を和ませ、長年飼うことにより、家族の一員といっていいほどの親近感を抱 くようになることはよく体験するところである。 しかし、ペットの寿命は一般的に人間のそれに比べて短く、また、屋外で遊ん でいるようなときに不慮の死をとげることも少なくない。このように可愛がって いたペットの死亡は、その親密の度合いが密であるほど飼い主にとって大きな精 神的ダメージとなる。
【0003】 このようなことから、可愛がっていたペットが死んだ場合に、人間の場合と同 じように荼毘に付したり葬儀を行なうすることも行われているが、その後につい ては、家庭内で飼い主が心行くまで手軽に供養を行なえる手段が従来なく、やむ なく、寺に遺骨を預けて供養に出向いたりしなければならない不便さがあった。
【0004】
【考案が解決しようする問題点】
本考案は前記のような問題点を解消するためになされたもので、その目的とす るところは、ペットの遺骨、遺影、遺品などをコンパクトに収納し、家庭内でい つでも心行くまで供養を行なうことができ、しかも、供養を営まないときには、 文箱のごとき体裁のよい外観を呈し、他人に違和感を与えないペット用供養具を 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、開口部が蓋体にて隠蔽可能な箱体内に、遺 骨を収容する納骨室を設けるとともに、該納骨室の上部に開閉可能でかつペット の遺影を表した中蓋兼遺影板を設け、納骨室以外の部位には香炉などを収容可能 な小物入れ室を設けたことを特徴としている。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。 図1ないし図5は本考案によるペット用供養具の一実施例を示している。 1は所要の深さの箱体、2は蓋体1の開口部を覆う蓋体であり、それら箱体1 と蓋体2は図示するものでは木質からなり、全体に多層の漆塗り面100,20 0が施されており、蓋体2の表面にはさらに金箔等による模様面201が施され ている。
【0007】 前記箱体1には、墓として機能する比較的大きな納骨室3と、それよりも手前 に比較的小さな複数の小物入れ室4,4が配されており、前記納骨室3は開閉自 在な中蓋兼遺影板5により常態において覆われている。小物入れ室4,4は着脱 可能な小蓋6,6により常態において覆われている。
【0008】 構造を詳細に説明すると、箱体1の内部には、開口部に近いレベルに位置する 面板部10’に納骨室用の主凹嵌部10と小物入れ室4,4を形成した中枠1a が嵌合固定されている。前記中枠1aはこの実施例では木質からなり、全体に多 層の漆塗り面が施され、面板部10’には金箔等による装飾101が施されてい る。
【0009】 前記主凹嵌部10の内部には桐などの材質からなる内箱12が配置されており 、該内箱12は同材質でかつ装飾金具を施した蓋13によって閉じられるように なっている。内箱12には、直接もしくは陶器などからなる容器Aに納められた ペットの遺骨が納められるようになっている。もちろん、首輪、鈴などの遺品を 納めてもよい。
【0010】 前記中蓋兼遺影板5は後側下面部分が前記主凹嵌部10の壁とヒンジ5aによ って連結され、開閉可能になっている。中蓋兼遺影板5は下面が水平状をなすが 、上面51は前方に向かって所要の角度で前傾するように漸次厚みが薄くなって おり、その傾斜した上面51にはペットの遺影Bが表示されている。本考案にお いて、「遺影」とは生前の姿のほか亡くなったペットの生年月日や没年その他の 記録を含むものである。
【0011】 遺影Bの施し方は任意であり、図4(a)のように中蓋兼遺影板5に浅い凹面 52を形成してここに写真(絵画類も含む。以下同じ)bを貼着してもよいし、 図4(b)のように、中蓋兼遺影板5に写真bを配して透明プラスチック膜53 にて被覆することで定着してもよい。あるいは図示しないが、写真などを中蓋兼 遺影板5に転写し、焼き付けてもよい。 また、遺影Bは、上面側だけでなく図4(c)のように、下面54にも施して もよい。その場合、外面側と内面側の遺影は異なるものであってもよいし、異な るペットのそれであってもよい。
【0012】 小物入れ室4,4は、たとえば香炉Cや生前ペットが愛好していた好物などを 供える容器Dなど任意のものを収容し得るよう所定の広さと深さに作られている 。
【0013】 図示するものは本考案の一例であり、他に種々の構成を採用しうる。 1)蓋体2は箱体1から着脱されるようになっているが、これに代えて図7のよ うに箱体1とヒンジ8で連結していてもよい。 2)実施例では箱体1、蓋体2などの材質を漆塗りを施した木質系としているが 、プラスチックや陶磁器で構成してもよい。
【0014】
【実施例の作用】
本考案によるペット用供養具は、あらかじめ中蓋兼遺影板5にペットの遺影B を表し、ペットの遺骨や遺品を内箱12に納めて蓋13をかぶせ、中蓋兼遺影板 5を閉じる。これで納骨室3は隠される。そして、蓋体2を箱体1にかぶせる。 この状態が図1(a)と図2であり、図1(a)からわかるように、あたかも 文箱のような外観を呈するので、卓上など一目に触れるところに配しておいても 体裁がよく、家人以外の部外者の目に触れても違和感を与えない。
【0015】 供養に際しては、蓋体2を取り外し、小物入れ室4,4を手前に向ける。 この状態で箱内を見れば、図1(b)と図3のように、ペットの遺影Bが表わさ れた中蓋兼遺影板5が目視される。中蓋兼遺影板5は前方に向けて下傾している ので、図1(b)のように、真上からでなく斜め前方から見てもペットの遺影B の全体を十分に見ることができる。 そして、小物入れ室4,4の小蓋6,6を開ければ、香炉Cや容器Dが現われ るので、可愛いがっていたペットの遺影Bを目視しながら、心行くまで供養を営 むことができる。万一、図1(b)の状態で他の人の目に触れても、納骨室内が 見えないので、違和感や不快感を与えることがない。
【0016】 中蓋兼遺影板5を開けば、図4のように中蓋兼遺影板5が起立し、図5のよう に蓋13で装飾された内箱12が現われるので、蓋13を取り外すことによりペ ットの遺骨や遺品などを見ることができる。また、納骨室が2重構造となってい るので、湿気などによる遺骨の変質を抑制することができる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明した本考案の請求項1によるときには、開口部が蓋体2にて隠蔽可能 な箱体1内に、遺骨を収容する納骨室3を設けるとともに、該納骨室3の上部に 開閉可能でかつペットの遺影を表した中蓋兼遺影板5を設け、納骨室以外の部位 には香炉などを収容可能な小物入れ室4,4を設けたので、ペットの遺骨や遺品 などを納めた墓的機能と、生前のペットの姿を表した記念碑的的機能、および葬 祭機能とをコンパクトな構造にまとめることができ、家庭内において、ペットの 生前の姿を偲びながら随時供養することができる。
【0018】 また、ペットの遺骨や遺品などを納めた納骨室3が中蓋兼遺影板5で通常覆わ れているので、蓋体2の開放状態で他人に視認されても、違和感などを生じさせ ることがない。さらに供養時以外で蓋体2をかぶせた状態では、全体が文箱のよ うな外観的を呈するので体裁がよく、卓上などに配置しておいても、他人に違和 感や不快感をいだかさせることがないなどのすぐれた効果が得られる。
【0019】 請求項2によれば、中蓋兼遺影板5が前方に向け下がり斜面となっているので 、供養をする際に、箱体の真上から覗かずとも供養する姿勢のままペットの遺影 を十分に視認することができるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案によるペット用供養具の一実施
例を閉じ状態で示す斜視図、(b)はその開放状態を示
す斜視図である。
【図2】本考案によるペット用供養具の閉じ状態の縦断
側面図である。
【図3】蓋体を開放した状態の部分切欠平面図である。
【図4】(a)(b)(c)は中蓋兼遺影板への遺影装
着状態の例を示す部分的断面図である。
【図5】中蓋兼遺影板を開放した状態を示す縦断側面図
である。
【図6】中蓋兼遺影板を開放した状態を示す部分切欠平
面図である。
【図7】本考案の他の例を示す部分的側面図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 蓋体 3 納骨室 4 小物入れ室 5 中蓋兼遺影板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部が蓋体2にて隠蔽可能な箱体1内
    に、遺骨を収容する納骨室3を設けるとともに、該納骨
    室3の上部に開閉可能でかつペットの遺影を表した中蓋
    兼遺影板5を設け、納骨室3以外の部位には香炉などを
    収容可能な小物入れ室4,4を設けたことを特徴とする
    ペット用供養具。
  2. 【請求項2】中蓋兼遺影板5が、前方に向け下がり斜面
    となっている請求項1に記載のペット用供養具。
JP2001004365U 2001-07-03 2001-07-03 ペット用供養具 Expired - Fee Related JP3083129U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019154522A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 株式会社アテスエ 納骨容器

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