JP3082816B2 - 氷蓄熱システム - Google Patents
氷蓄熱システムInfo
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- JP3082816B2 JP3082816B2 JP05101330A JP10133093A JP3082816B2 JP 3082816 B2 JP3082816 B2 JP 3082816B2 JP 05101330 A JP05101330 A JP 05101330A JP 10133093 A JP10133093 A JP 10133093A JP 3082816 B2 JP3082816 B2 JP 3082816B2
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- storage tank
- heat storage
- air
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば空調用冷熱源、
地域冷暖房用冷熱源等に適用される氷蓄熱システムに関
する。
地域冷暖房用冷熱源等に適用される氷蓄熱システムに関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種、氷蓄熱システムに於ける
蓄熱槽の排気は、直接、大気に放出していたり、又は実
開昭６２−１１７４３５号に示されるように、排気管を
空気供給装置の吸込側に接続する等の方法を用いてい
る。
蓄熱槽の排気は、直接、大気に放出していたり、又は実
開昭６２−１１７４３５号に示されるように、排気管を
空気供給装置の吸込側に接続する等の方法を用いてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
蓄熱槽の排気を直接大気に放出する方法では、蓄熱槽外
部の大気の持つ熱量、及び空気供給装置を駆動するため
の動力の一部が変換された熱量が蓄熱槽内に取り込まれ
るという問題がある。
蓄熱槽の排気を直接大気に放出する方法では、蓄熱槽外
部の大気の持つ熱量、及び空気供給装置を駆動するため
の動力の一部が変換された熱量が蓄熱槽内に取り込まれ
るという問題がある。
【０００４】又、その問題を改善するために考えられ
た、蓄熱槽の排気管を空気供給装置の吸込側に接続する
方法では、空気供給装置を駆動するための動力の一部が
変換された熱量が蓄熱槽内に取り込まれるという問題が
ある。
た、蓄熱槽の排気管を空気供給装置の吸込側に接続する
方法では、空気供給装置を駆動するための動力の一部が
変換された熱量が蓄熱槽内に取り込まれるという問題が
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述した問題を解決する
ために本発明に於いては、以下に述べるような手段を設
ける。即ち、本発明に係る氷蓄熱システムは、図１に示
すように、水を冷却して氷を製造する製氷装置１と、氷
を蓄えておく蓄熱槽２と、冷熱を取り出して利用する冷
熱取り出し回路３と、蓄熱槽２の下部より空気を吐出さ
せて冷水８を攪拌させる空気吐出管６と、その空気を供
給するための空気供給装置４と、蓄熱槽２内の空気を排
出させるための排気管７と、空気供給装置４と空気吐出
管６との間に設置されて蓄熱槽２の排気と空気供給装置
４出口の空気を熱交換させる熱交換装置５とを有して構
成される。
ために本発明に於いては、以下に述べるような手段を設
ける。即ち、本発明に係る氷蓄熱システムは、図１に示
すように、水を冷却して氷を製造する製氷装置１と、氷
を蓄えておく蓄熱槽２と、冷熱を取り出して利用する冷
熱取り出し回路３と、蓄熱槽２の下部より空気を吐出さ
せて冷水８を攪拌させる空気吐出管６と、その空気を供
給するための空気供給装置４と、蓄熱槽２内の空気を排
出させるための排気管７と、空気供給装置４と空気吐出
管６との間に設置されて蓄熱槽２の排気と空気供給装置
４出口の空気を熱交換させる熱交換装置５とを有して構
成される。
【０００６】
【作用】上述した本発明の構成によるシステムの作用は
以下に述べる通りである。本発明に於いては蓄熱槽外部
の大気の持つ熱量及び空気供給装置を駆動するための動
力の一部が変換された熱量が蓄熱槽内に取り込まれるの
を改善するために、空気供給装置の吐出側に熱交換器を
設置して、蓄熱槽排気と熱交換させることにより、上述
した熱量を排気として外気に放出する。
以下に述べる通りである。本発明に於いては蓄熱槽外部
の大気の持つ熱量及び空気供給装置を駆動するための動
力の一部が変換された熱量が蓄熱槽内に取り込まれるの
を改善するために、空気供給装置の吐出側に熱交換器を
設置して、蓄熱槽排気と熱交換させることにより、上述
した熱量を排気として外気に放出する。
【０００７】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図１は本発明に係る氷蓄熱システムの構成を示す
ブロック図である。図１に於いて、１は水を冷却して氷
を製造する製氷装置であり、コンプレッサ、コンデンサ
等を有してなる。
する。図１は本発明に係る氷蓄熱システムの構成を示す
ブロック図である。図１に於いて、１は水を冷却して氷
を製造する製氷装置であり、コンプレッサ、コンデンサ
等を有してなる。
【０００８】２は氷を蓄えておく蓄熱槽であり、内部に
冷水８を蓄え、製氷装置１につながる冷媒循環路（蒸発
器）、及び空気吐出管等を設けてなる。３は冷熱を取り
出して利用するための冷熱取り出し回路である。
冷水８を蓄え、製氷装置１につながる冷媒循環路（蒸発
器）、及び空気吐出管等を設けてなる。３は冷熱を取り
出して利用するための冷熱取り出し回路である。
【０００９】４は蓄熱槽２の下部より空気を吐出させて
蓄熱槽２内の冷水８を攪拌させるための空気供給装置で
ある。５は蓄熱槽２の排気と空気供給装置４の出口空気
を熱交換させるための熱交換装置である。
蓄熱槽２内の冷水８を攪拌させるための空気供給装置で
ある。５は蓄熱槽２の排気と空気供給装置４の出口空気
を熱交換させるための熱交換装置である。
【００１０】６は熱交換装置５を介して空気供給装置４
から供給された空気を蓄熱槽２の下部より空気を吐出さ
せて蓄熱槽２内の冷水８を攪拌させるための空気吐出管
である。
から供給された空気を蓄熱槽２の下部より空気を吐出さ
せて蓄熱槽２内の冷水８を攪拌させるための空気吐出管
である。
【００１１】７は蓄熱槽２内の空気を熱交換装置５を介
して排出させるための排気管である。本発明に係る氷蓄
熱システムは、図１に示すように、水を冷却して氷を製
造する製氷装置１と、氷を蓄えておく蓄熱槽２と、冷熱
を取り出して利用する冷熱取り出し回路３と、蓄熱槽下
部より空気を吐出させて冷水８を攪拌させる空気吐出管
６と、その空気を供給するための空気供給装置４と、蓄
熱槽内の空気を排出させるための排気管７と、空気供給
装置と空気吐出管の間に設置されて蓄熱槽の排気と空気
供給装置出口の空気を熱交換させる熱交換装置５とを有
し、蓄熱槽２の排気と空気供給装置４出口の空気を熱交
換させる熱交換装置５を介して、空気吐出管６より冷水
８を攪拌させるための空気が蓄熱槽２下部より吐出され
る構成としている。
して排出させるための排気管である。本発明に係る氷蓄
熱システムは、図１に示すように、水を冷却して氷を製
造する製氷装置１と、氷を蓄えておく蓄熱槽２と、冷熱
を取り出して利用する冷熱取り出し回路３と、蓄熱槽下
部より空気を吐出させて冷水８を攪拌させる空気吐出管
６と、その空気を供給するための空気供給装置４と、蓄
熱槽内の空気を排出させるための排気管７と、空気供給
装置と空気吐出管の間に設置されて蓄熱槽の排気と空気
供給装置出口の空気を熱交換させる熱交換装置５とを有
し、蓄熱槽２の排気と空気供給装置４出口の空気を熱交
換させる熱交換装置５を介して、空気吐出管６より冷水
８を攪拌させるための空気が蓄熱槽２下部より吐出され
る構成としている。
【００１２】上記した実施例の構成によれば、空気供給
装置４の吐出側に熱交換器５を設置して、蓄熱槽２の排
気と熱交換させることにより、蓄熱槽２外部の大気の持
つ熱量、及び空気供給装置４を駆動するための動力の一
部変換熱量が蓄熱槽２内に取り込まれるという熱効率上
の無駄を改善でき、蓄熱槽２に取り込まれる熱量を従来
の構成に比して小さくし、冷水として取り出せる熱量を
大きくして、省エネルギ化が図れる。
装置４の吐出側に熱交換器５を設置して、蓄熱槽２の排
気と熱交換させることにより、蓄熱槽２外部の大気の持
つ熱量、及び空気供給装置４を駆動するための動力の一
部変換熱量が蓄熱槽２内に取り込まれるという熱効率上
の無駄を改善でき、蓄熱槽２に取り込まれる熱量を従来
の構成に比して小さくし、冷水として取り出せる熱量を
大きくして、省エネルギ化が図れる。
【００１３】即ち、今、蓄熱槽２外部の大気の温度をｔ
o ｋ、蓄熱槽２の排気温度をｔi ｋ、蓄熱槽２の下部よ
り吐出する空気の量をＧkg／ｈ、空気供給装置４の動力
をＬＷi 、空気の比熱をＣＫ／kgＷとすると、空気供給
装置４の吐出空気の温度ｔcＫ、及び蓄熱槽２へ取り込
まれる熱量ＱＷは、蓄熱槽２の排気を直接、大気へ放出
する場合、 ｔｃ＝ｔo ＋Ｌc ／Ｇ …（１） Ｑ＝（ｔo −ｔi ）Ｇ／Ｃ＋Ｌ …（２） 蓄熱槽２の排気を空気供給装置４の吸込側に接続する場
合 ｔ′c ＝ｔi ＋Ｌc ／Ｇ …（３） Ｑ′＝Ｌ …（４） 本発明のシステムの場合、熱交換後の温度をｔE Ｋ、熱
交換装置の温度効率をηとすると、 ｔ″c ＝ｔo ＋Ｌc ／Ｇ …（５） ｔE ＝（ｔ″c −ｔi ）（１−η）＋ｔi ＝（１−η）ｔ″c ＋ηｔi …（６） Ｑ″＝｛（１−η）ｔc ＋ηｔi −ｔi ｝Ｇ／Ｃ ＝（１−η）（ｔ″c −ｔi ）Ｇ／Ｃ ＝（１−η）（ｔo −Ｌc ／Ｇ−ｔi ）Ｇ／Ｃ ＝（１−η）｛（ｔo −ｔi ）Ｇ／Ｃ＋Ｌ｝ …（７） よって温度効率ηが、 （１−η）｛（ｔo ＋ｔi ）Ｇ／Ｃ＋Ｌ｝＜Ｌ …（８） （１−η）＜Ｌ／｛（ｔo ＋ｔi ）Ｇ／Ｃ＋Ｌ｝ η＞１−Ｌ／｛（ｔo ＋ｔi ）Ｇ／Ｃ＋Ｌ｝ のとき、蓄熱槽に取り込まれる熱量が上述した従来の方
法に比較して小さくなり、冷水として取り出せる熱量が
大きくなる。すなわち、省エネルギとなる効果を有す
る。
o ｋ、蓄熱槽２の排気温度をｔi ｋ、蓄熱槽２の下部よ
り吐出する空気の量をＧkg／ｈ、空気供給装置４の動力
をＬＷi 、空気の比熱をＣＫ／kgＷとすると、空気供給
装置４の吐出空気の温度ｔcＫ、及び蓄熱槽２へ取り込
まれる熱量ＱＷは、蓄熱槽２の排気を直接、大気へ放出
する場合、 ｔｃ＝ｔo ＋Ｌc ／Ｇ …（１） Ｑ＝（ｔo −ｔi ）Ｇ／Ｃ＋Ｌ …（２） 蓄熱槽２の排気を空気供給装置４の吸込側に接続する場
合 ｔ′c ＝ｔi ＋Ｌc ／Ｇ …（３） Ｑ′＝Ｌ …（４） 本発明のシステムの場合、熱交換後の温度をｔE Ｋ、熱
交換装置の温度効率をηとすると、 ｔ″c ＝ｔo ＋Ｌc ／Ｇ …（５） ｔE ＝（ｔ″c −ｔi ）（１−η）＋ｔi ＝（１−η）ｔ″c ＋ηｔi …（６） Ｑ″＝｛（１−η）ｔc ＋ηｔi −ｔi ｝Ｇ／Ｃ ＝（１−η）（ｔ″c −ｔi ）Ｇ／Ｃ ＝（１−η）（ｔo −Ｌc ／Ｇ−ｔi ）Ｇ／Ｃ ＝（１−η）｛（ｔo −ｔi ）Ｇ／Ｃ＋Ｌ｝ …（７） よって温度効率ηが、 （１−η）｛（ｔo ＋ｔi ）Ｇ／Ｃ＋Ｌ｝＜Ｌ …（８） （１−η）＜Ｌ／｛（ｔo ＋ｔi ）Ｇ／Ｃ＋Ｌ｝ η＞１−Ｌ／｛（ｔo ＋ｔi ）Ｇ／Ｃ＋Ｌ｝ のとき、蓄熱槽に取り込まれる熱量が上述した従来の方
法に比較して小さくなり、冷水として取り出せる熱量が
大きくなる。すなわち、省エネルギとなる効果を有す
る。
【００１４】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の氷蓄熱シス
テムによれば、空気供給装置の吐出側に熱交換器を設置
して、蓄熱槽排気と熱交換させる構成としたことによ
り、蓄熱槽外部の大気の持つ熱量及び空気供給装置を駆
動するための動力の一部変換熱量が蓄熱槽内に取り込ま
れる熱効率上の無駄を改善することができ、蓄熱槽に取
り込まれる熱量を小さくし冷水として取り出せる熱量を
大きくして、省エネルギ化を図ることができる。
テムによれば、空気供給装置の吐出側に熱交換器を設置
して、蓄熱槽排気と熱交換させる構成としたことによ
り、蓄熱槽外部の大気の持つ熱量及び空気供給装置を駆
動するための動力の一部変換熱量が蓄熱槽内に取り込ま
れる熱効率上の無駄を改善することができ、蓄熱槽に取
り込まれる熱量を小さくし冷水として取り出せる熱量を
大きくして、省エネルギ化を図ることができる。
【図１】本発明の実施例に係るシステム構成を示すブロ
ック図。
ック図。
１…製氷装置、２…蓄熱槽、３…冷熱取り出し回路、４
…空気供給装置、５…熱交換装置、６…空気吐出管、７
…排気管、８…冷水。
…空気供給装置、５…熱交換装置、６…空気吐出管、７
…排気管、８…冷水。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 5/00 F25C 1/00
Claims (1)
- 【請求項１】 水を冷却して氷を製造する製氷装置と、
氷を蓄えておく蓄熱槽と、冷熱を取り出して利用する冷
熱取り出し回路と、蓄熱槽内の冷水の伝熱を促進させる
ために蓄熱槽下部より空気を吐出させて冷水を攪拌させ
る空気吐出管と、空気吐出管に空気を供給するための空
気供給装置と、蓄熱槽内の空気を排出するための排気管
と、空気供給装置と空気吐出管との間に設置されて蓄熱
槽の排気と空気供給装置出口の空気を熱交換する熱交換
装置とを具備してなることを特徴とする氷蓄熱システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05101330A JP3082816B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 氷蓄熱システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05101330A JP3082816B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 氷蓄熱システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06313591A JPH06313591A (ja) | 1994-11-08 |
| JP3082816B2 true JP3082816B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=14297826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05101330A Expired - Fee Related JP3082816B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 氷蓄熱システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3082816B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP05101330A patent/JP3082816B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06313591A (ja) | 1994-11-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000523 |
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