JP3082285U - 反射式超音波による水入り容器内の異物検出装置 - Google Patents
反射式超音波による水入り容器内の異物検出装置Info
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- JP3082285U JP3082285U JP2001004410U JP2001004410U JP3082285U JP 3082285 U JP3082285 U JP 3082285U JP 2001004410 U JP2001004410 U JP 2001004410U JP 2001004410 U JP2001004410 U JP 2001004410U JP 3082285 U JP3082285 U JP 3082285U
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビン、ＰＥＴ，金属、紙と多種類ある容器
中の内容異物の検査を、内容液においても色、濃度の差
がある中で検出する。しかも、従来の２倍以上の高速で
行う。 【解決手段】容器の内容物が水分なので、容器毎水中搬
送し、水中透過の特徴を持つ超音波を使用し、内容物と
異物との物質音響インピーダンスの差と、透過厚さの差
との演算で検出する手段で解決する。
中の内容異物の検査を、内容液においても色、濃度の差
がある中で検出する。しかも、従来の２倍以上の高速で
行う。 【解決手段】容器の内容物が水分なので、容器毎水中搬
送し、水中透過の特徴を持つ超音波を使用し、内容物と
異物との物質音響インピーダンスの差と、透過厚さの差
との演算で検出する手段で解決する。
Description
【０００１】
本考案は、非破壊検査の分野に属するものである。
【０００２】
従来、容器はガラス製品が多く、可視光の画像処理で間に合っていた。その後 、ＰＥＴ容器が出始め、これも可視光検査でカバーできた。所が、最近内容液に コーヒー、乳製品等の不透明なものが多くなり、可視光では検出できなくなって きた。その上、容器も紙パック、金属ボトルと不透明の材料が出てきたので、私 達もＸ線使用で対応してきた。しかし充填容器でのＸ線検査は、よほど質量の大 きい金属しか検出できない。結果、現在では、空容器、内容物の事前検査しか対 応策がなく、充填機からの脱落物、又は外部からの落下混入には打つ手がなく、 無検査で市販に出している状態である。
【０００３】
内容液の濃度、色に無関係に異物が検出できる事。 容器の種類を問わない事。 高速搬送が可能で、スピード８０ｍ／ｍｉｎに対応できる事。
【０００４】
従来、食品を水中に通すなどという手段は検査装置では考えられなかった。し かし、充填後の容器は、内容液が漏れて付着している場合が多いので、キャップ 締め直後水洗いするのである。故に、容器を水中に通す事は何ら問題がない。 検査用超音波は、空気中はほとんど伝播しないので、水中を通す事を利用し、減 衰を少なくした。そして、材料によって物質音響インピーダンスが異なるので容 器を透過できるパワーを使えば、容器と同じ物質が中にあっても透過距離、言い 換えれば厚さの差によって識別でき、まして物質音響インピーダンスの大きい物 は容易に検出できる。所が、最近の製造ラインはだんだんスピードが上がり、現 在では１分間に１０００本位が常識になってきた。透過型では死角が多いので何 回も検査が必要になる。そこで今回、底からの反射型で実験した所、検査可能で 、反射型ならば一度の検査で済むので高速検出が可能である。
【０００５】
考案の実施の形態について、図面をもとにして説明する。 図１の導入コンベアで搬送されてきた導入容器の首部を、首部圧着搬送コン ベアで挟み搬送し、水槽の水に通す。この際、電子走査型の超音波投射 ・受信器からスキャンパルスで底から上に向けて投射し、その反射パルスを同 じ超音波信号発生受信器で拾い、信号切換え等を超音波増幅演算検査器▲１０ ▼で行う。水中を進行する容器’は、図２の電子走査方向▲１３▼の様に、進 行方向と直角な方向にスキャンされ、底面からの画像がとれる。再び図１でこの 画像を、超音波増幅演算検査機▲１０▼で異物▲１２▼を検出したら、異物混入 品排出装置▲１５▼を動作させ、ラインから排除する。充填容器の製造スピード が８０ｍ／ｍｉｎと速いので、高速で水流を作るため殺菌装置付水循環ポンプ▲ １４▼で８０ｍ／ｍｉｎの水流を作る。殺菌も同時に行う。検査が終わった容器 ’はコンベアーで次へ送出される。
【０００６】
最近、各業界が価格破壊で低利潤が常識となり、利益を確保するためには製造 の高速化しかない状態に追い込まれている。高速での内容異物検査は難しいのが 現状で、手段がなく、製造担当者は心配を抱えている状態である。本装置の出現 は、消費者の安全確保と製造の品質保証上、効果は大である。
【図１】本装置の動作説明図である。
【図２】本装置のモニター図である。
【符号の説明】 導入コンベア 送出コンベア 導入容器 ’ 水中を進行する容器 ” 送出容器 首部圧着搬送コンベア 首部圧着搬送コンベア 水槽 水 電子走査型の超音波投射・受信器 超音波信号発生受信器 ▲１０▼ 超音波増幅演算検査器 ▲１１▼ 画像モニター ▲１２▼ 異物 ▲１３▼ 電子走査方向 ▲１４▼ 殺菌装置付水循環ポンプ ▲１５▼ 異物混入品排出装置
Claims (1)
- 【請求項１】 食品、飲料、調味料、化粧品、薬品等、
水が入っている容器内の異物を検査する手段として、 １． 超音波伝送のため、水流のある水槽内に容器の首
部をつかみ搬送する手段。 ２． 電子走査式超音波を、容器の底から投射する手
段。 ３． 容器の下から上向きに投射した超音波の反射波を
受信し、物質の音響インピーダンス差から内容液内の異
物を検出する手段。 ４． 検出された異物入り容器を、ラインから排除する
手段。 以上の構成を有する、反射式超音波による水入り容器内
の異物検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001004410U JP3082285U (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 反射式超音波による水入り容器内の異物検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001004410U JP3082285U (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 反射式超音波による水入り容器内の異物検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3082285U true JP3082285U (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=43215001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001004410U Expired - Lifetime JP3082285U (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 反射式超音波による水入り容器内の異物検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3082285U (ja) |
-
2001
- 2001-05-30 JP JP2001004410U patent/JP3082285U/ja not_active Expired - Lifetime
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