JP3082136U - 運送工具と交通施設に応用される夜間安全表示構造 - Google Patents

運送工具と交通施設に応用される夜間安全表示構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間走行の安全を高める運送工具と交通施設
に応用される夜間安全表示構造の提供。 【解決手段】 運送工具の外部に露出したパーツ例えば
リム、ブレート、或いは道路標線表面に発光層を設け、
並びに発光層の表面に一層の発光層磨耗防止の耐磨ワニ
スを塗布する。該発光層は太陽光、灯光の発生する光エ
ネルギーを吸収し、並びに夜間や視界の悪い雨の時に、
吸収したエネルギーを可視光の型式で釈放し、運転時の
視界を良好とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の運送工具と交通施設に応用される夜間安全表示構造に係り、特 に、発光材料の結合を運用した考案であり、発光材料の、夜間或いは雨天等の視 界不良の環境で、光を釈放する特性を利用し、運転をさらに安全とする、安全表 示構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
意外な事故の多くは、運転時の視界不良によりもたらされる。例えば雨天或い は夜間に照明設備が不足したり或いは夕暮れの道路を走る時には、ドライバーは 非常に注意しなければ事故の発生を防止できない。
【0003】 この問題に対して、運送工具及び交通施設には大量に反射板が運用され、夜間 に光源を受け取り反射し、表示の効果を達成している。しかし、反射板はただ受 光できる状況下でのみ作用を発生し、且つ反射角度上の制限があり、このため効 果上、その欠点が存在していた。車体に取り付けられる反射板は、日中に車両が 暗い道(例えばトンネル内)に進入した時に、多くのドライバーが車のライトを 付けるのが間に合わなかったり或いは点灯するのを忘れるのに加え、路上に照明 設備が設けられてなかったり、また照明設備があっても、損壊したり起動してい ない時、反射板は作用を発生することができない。この状況で、走行中のドライ バーの視界が不良となり、走行の安全に厳重な影響が生じた。このほか、直接道 路標線に反射板を取り付けた例では、反射板が路面に設置されているため、直接 走行する車両に轢かれて磨耗し、反射能力が減衰したり破裂損壊し、このため経 常的或いは定時に検査修理を行ったり交換しなければならなかった。このため、 道路上で反射板の修理や交換作業が行われているのをよく目にするが、この作業 を行う時には、道路を封鎖して経路を変更しなければならず、交通の流暢性に影 響を与えるだけでなく、道路縮減により道が渋滞する不便を形成した。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ゆえに、本考案の主要な目的は、一種の運送工具と交通施設に応用される夜間 安全表示構造を提供し、夜間の走行或いは明るくない環境で、十分に光線を発生 し、走行の安全を確保できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、運送工具の外部に露出したパーツ或いは道路標線表面に発 光層が設けられ、並びに発光層の表面に一層の発光層磨耗防止の耐磨ワニスが塗 布され、該発光層が太陽光、灯光の発生する光エネルギーを吸収し、並びに夜間 や暗い時に、吸収したエネルギーを可視光の形式で釈放し、運転時の視界を良好 とすることを特徴とする、運送工具と交通施設に応用される夜間安全表示構造と している。 請求項2の考案は、前記発光層が、Al23 、SrCO3 、HBO3 、EU を適当な比率で組成してなる結晶体とされたことを特徴とする、請求項1に記載 の運送工具と交通施設に応用される夜間安全表示構造としている。 請求項3の考案は、前記発光層に、樹脂、インク、繊維或いは塗料のいずれか が混入されたことを特徴とする、請求項1に記載の運送工具と交通施設に応用さ れる夜間安全表示構造としている。 請求項4の考案は、前記耐磨ワニスが透明シリコン樹脂とされたことを特徴と する、請求項1に記載の運送工具と交通施設に応用される夜間安全表示構造とし ている。
【0006】
【考案の実施の形態】
上述の目的を達成するため、本考案は一種の運送工具と交通施設に応用される 夜間安全表示構造を提供する。それは、夜間に光を発生する特性を有する発光材 料を利用し、走行時に更に安全であるようにする。前述の発光材料は、太陽光或 いは灯光照射時に、光エネルギーを吸収して蓄積保存し(この過程をトリガと称 する)、トリガ停止後に、吸収したエネルギーを相当長い時間内に可視光の形式 を以て釈放する。本考案は、運送工具の外部に露出したパーツ(例えばリム、プ レート等)或いは道路標線表面に発光材料及びその他の必要な材料で組成された 発光層を塗布し、並びに発光材料の表面をさらに一層の発光層の磨耗を防止する 耐磨ワニスで被覆する。発光層が太陽光、灯光が発生する光エネルギーを吸収し 、並びに夜間や暗い状態で、吸収したエネルギーを可視光の形式で釈放する特性 を利用し、夜間や暗い時にセルフ発光することにより、表示の効果を達成し、走 行の安全を高める。
【0007】 特に、本考案の運用するのは、トリガ停止後に、いかなるエネルギーも必要と せずに10時間以上もの発光を行える長時間効果の発光材料である。このほか、 このような長時間効果の発光材料は、いかなる放射性元素も含まず、環境保護問 題を形成しない。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の好ましい実施例の側面断面図である。本考案は運送工具と交通 施設に応用される夜間安全表示構造であり、それは運送工具の外部に露出したパ ーツ10或いは道路標線表面に一層の発光層20を塗布した後に、さらに発光層 20の表面に一層の耐磨ワニス30を塗布し、そのうち、発光層20は、Al23 、SrCO3 、HBO3 、EUを適当な比率で組成してなる結晶体とされ、 完全に放射性物質を含まず、高輝度持久発光特性を有する。耐磨ワニス30は透 明シリコン樹脂の類の材料或いはその他の保護膜を形成可能な材料とされ、発光 層20が直接外部に露出するのを防止し、発光層20が擦られてその発光効果に 影響が出るのを防止する。
【0009】 発光層20の特性は以下のとおりである。 1.発光層の総α比活動度、総β比活性度はいずれも土壌や糧食より小さく、 人体に対して安全無害である。 2.発光時間が長い。即ち受光トリガ後に、10時間以上の発光を維持可能で 、例えば日中太陽のトリガ後に、夜間から明朝まで発光を持続する。 3.輝度が高い。即ち発光層の開始輝度(トリガ停止後30秒から1分)でリ ン光材料使用のものの数倍以上の輝度を達成する。 4.熱安定性が良好である。高温500度以下で、本材料の発光性能には影響 がなく、且つ温度が低くなるほど発光性能が良好となる。
【0010】
【考案の効果】
これから分かるように、発光層を運送工具或いは交通施設に塗布して応用する 時、夜間や暗い時に持久性の高輝度を発揮し、良好な表示効果を獲得する。また 、発光層が車体のリム、プレート等に塗布された時は、その発光表示効果を透過 し、周囲の車のドライバーに明確に該車の所在位置を知らしめる。しかし、もし 交通標線或いはその他の標識二死用されると、ドライバーが明らかに道路状況及 び標識上の指示、禁止内容を了解でき、運転時に更に安全となる。
【0011】 以上は、発光層20を運送工具或いは交通施設に運用して表示効果を達成する 構造である。伝統的な反射板を設ける方式に較べ、本考案の発光層20は自発性 の発光効果を有し、良好な表示効果を有する。本考案中、この実施例を以て発光 層20を説明しているが、用途はこれに限定されるわけではなく、以下にこれに ついて説明する。 1.発光層に樹脂、インク、繊維或いは塗料などを混入することにより、各種 の発光ワニス、発光繊維を製造できる。本材料は夜間に別エネルギー源を必要と する光源を使用せずに、夜間や暗い時の装飾に使用でき、幻想的な特殊な効果を 提供する。そのうち、塗料或いはインクの混合比は、必要に応じて調整され、樹 脂を混入する時は重量の10〜30%程度とされ、インクを混入する時はインク 重量の50〜100%、ワニス混入時にはワニス重量の30%程度とされ、混入 比率が高くなるほどその輝度は高くなり、且つ塗膜が厚くなるほどさらに良好と なる。 2.位置識別に使用できる。即ち、発光層を電器スイッチ、ロック、鍵、消火 器などの表面に塗布して位置識別に供することができる。 3.節電材料として使用できる。即ち、発光層を階段、歩道、映画館のシート 番号部分に塗布することにより、節電材料として使用できる。 4.発光層を無供電の農村に応用したり、或いは電力供給が緊張状態にある地 区に応用し、明かりとして使用し、日中の太陽光のエネルギーを保存することで 夜間に使用できる。 5.装飾用に使用できる。発光層を舞台、ファッション、看板などに使用して 、独特の装飾効果を発揮できる。 6.夜光時計に使用できる。即ち、発光層を時計に使用し、文字盤を夜間でも 明らかに見えるようにする。
【0012】 本考案の請求範囲に基づきなしうる変化及び修飾は、いずれも本考案の請求範 囲に属する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の側面断面図である。
【符号の説明】
10 パーツ 20 発光層 30 耐磨ワニス

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運送工具の外部に露出したパーツ或いは
    道路標線表面に発光層が設けられ、並びに発光層の表面
    に一層の発光層磨耗防止の耐磨ワニスが塗布され、該発
    光層が太陽光、灯光の発生する光エネルギーを吸収し、
    並びに夜間や暗い時に、吸収したエネルギーを可視光の
    形式で釈放し、運転時の視界を良好とすることを特徴と
    する、運送工具と交通施設に応用される夜間安全表示構
    造。
  2. 【請求項2】 前記発光層が、Al23 、SrCO
    3 、HBO3 、EUを適当な比率で組成してなる結晶体
    とされたことを特徴とする、請求項1に記載の運送工具
    と交通施設に応用される夜間安全表示構造。
  3. 【請求項3】 前記発光層に、樹脂、インク、繊維或い
    は塗料のいずれかが混入されたことを特徴とする、請求
    項1に記載の運送工具と交通施設に応用される夜間安全
    表示構造。
  4. 【請求項4】 前記耐磨ワニスが透明シリコン樹脂とさ
    れたことを特徴とする、請求項1に記載の運送工具と交
    通施設に応用される夜間安全表示構造。
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