JP3081993U - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

Info

Publication number
JP3081993U
JP3081993U JP2001003200U JP2001003200U JP3081993U JP 3081993 U JP3081993 U JP 3081993U JP 2001003200 U JP2001003200 U JP 2001003200U JP 2001003200 U JP2001003200 U JP 2001003200U JP 3081993 U JP3081993 U JP 3081993U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
stator core
brushless motor
holder
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001003200U
Other languages
English (en)
Inventor
善男 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2001003200U priority Critical patent/JP3081993U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3081993U publication Critical patent/JP3081993U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオテープレコーダやディスクドライブな
どに用いられるブラシレスモータにおいて、別部品を用
いずに、ステータコアの巻線と配線基板との間に間隙を
確保する。 【解決手段】 ステータコア1を形成している重なり状
の複数枚の鋼板15…のうちの配線基板5の最も近くに
位置している鋼板15aの円環状内周部の内周縁に脚片
21を折曲げ形成し、この脚片21を配線基板5に突き
合わせる。脚片21に一体に設けた半田付け片23を配
線基板5に半田付けする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ブラシレスモータ、特に巻線を装備したステータコアが配線基板に 搭載されているブラシレスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のブラシレスモータは、ビデオテープレコーダ、ディスクドライブ、そ の他の電気機器に用いられている。
【0003】 図6の左半分は従来のブラシレスモータの外観を表した平面図、図6の右半分 はそのステータコア1や配線基板5を表した平面図、図7は配線基板5に対する ステータコア1の取付構造を示した部分拡大側面図である。
【0004】 このブラシレスモータにおいて、ステータコア1は、内周部12が円環状に形 成されかつ外周部の複数箇所に具備された突出部13のそれぞれに巻線14を装 備している。また、このステータコア1は、複数枚の鋼板15を重ね合わせるこ とによって形成されている。そして、このステータコア1を配線基板5に搭載し た状態では、図7のように、ステータコア1と配線基板5との間にスペーサとし て作用するホルダー4を介在させてあり、このホルダー4によって巻線14と配 線基板5との間に間隙aを確保し、巻線14や配線基板5などの損傷を回避して いる。また、配線基板5とステータコア1とは、配線基板5の挿通孔51に挿通 した締付ねじ6をステータコア1に形成したねじ孔16にねじ込んで締め付ける ことによって固定されており、その締付ねじ6の締付作用によってホルダー4が 配線基板5とステータコア1との間で挾圧固定されている。
【0005】 なお、7はロータマグネット、71はロータマグネット7が取り付けられたロ ータヨークである。
【0006】 一方、特開平5−199721号公報(先行例1)には、ステータコアと配線 基板とをホルダーを介して固定したブラシレスモータについての記述がある。ま た、実開昭62−129283号公報(先行例2)には、ハウジングの凸部にス テータコアを固定することによって、ステータコアの巻線とハウジングとの間に 間隙を確保したブラシレスモータについての記述がある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
図6や図7で説明した従来のブラシレスモータや先行例1に見られるブラシレ スモータのように、ステータコアの巻線と配線基板との間に間隙を確保して巻線 などの損傷を防ぐために、ステータコアや配線基板とは別部品であるホルダーを 用いたものでは、そのホルダーが余分に必要になってそれだけコスト高になる。 また、図6や図7で説明した従来のブラシレスモータでは、締付ねじ6を用いて ホルダー4を配線基板ときステータコア1との間に保持させているので、締付ね じ6が余分に必要になってそれだけコスト高になる。
【0008】 一方、先行例2のように、ハウジングの凸部にステータコアを固定するように したものでは、ハウジングの形状が複雑になってやはりコスト高になる。
【0009】 本考案は以上の状況の下でなされたものであり、ステータコアや配線基板とは 別部品であるホルダーを余分に用いることなく、ステータコアの巻線とそのステ ータコアを搭載した配線基板との間に間隙を確保して巻線や配線基板の損傷を防 ぐことのできるブラシレスモータを提供することを目的とする。
【0010】 また、本考案は、部品点数の削減や構造の簡略化を通じてコストダウンを図る ことのできるブラシレスモータを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るブラシレスモータは、ステータコアに装備された巻線と配線基板 との間に間隙を形成するためのホルダーを介して上記ステータコアが上記配線基 板に搭載されている。そして、上記ホルダーが上記ステータコアに一体に連設さ れている。このため、ホルダーとステータコアとで一部品が形成されるようにな るので、従来に比べて部品点数が削減され、それだけコストダウンを達成しやす くなる。
【0012】 本考案では、上記ホルダーが、ステータコアを形成している鋼板に一体に連設 された板片部の基部を折り曲げることによって形成された脚片でなることが望ま しい。これによれば、ステータコアを形成している鋼板を打抜き加工などによっ て製作するときに、ホルダーとして役立つ板片部やホルダーとしての脚片を併せ て形成することができるようになって、いっそうコストダウンを図りやすくなる 。
【0013】 本考案では、上記板片部が、その鋼板の円環状の内周部の内周縁から内側に向 けて突き出されていることが望ましい。これによれば、鋼板の円環状の内周部を 打抜き加工などによって形成するときに生じる廃材の一部がホルダーとして役立 つ板片部として活用されることになるので、材料歩留りが向上していっそうコス トダウンを図りやすくなる。
【0014】 本考案では、上記脚片に突設された半田付け片が、上記配線基板に具備された 孔部に差し込まれてその配線基板に半田付けされていることが望ましい。これに よれば、配線基板とその配線基板に半田付けされた半田付け片との半田付け箇所 によってステータコアが配線基板の定位置に固定されることになるので、図7で 説明した締付ねじ6を用いる必要がなくなり、そのことが部品点数の削減につな っがってコストダウンをいっそう図りやすくなる。
【0015】 本考案では、上記脚片の端縁が配線基板に突き合わせ状に重ね合わされる重な り縁として形成されていることが望ましい。これによれば、ホルダーとしての脚 片が配線基板に対してぐらつきにくくなるので、ステータコアと配線基板の取付 状態が安定する。
【0016】 本考案では、上記ステータコアが複数枚の鋼板を重ね合わせてなり、それらの 鋼板のうちの上記配線基板の最も近くに位置している鋼板に上記脚片が連設され ていることが望ましい。これによれば、ホルダーとしての脚片を、ステータコア の内側に突き出さないように形成することができるので、ステータコアの内側の 他部品の配置スペースが狭められない利点がある。
【0017】 本考案では、ステータコアに装備された巻線と配線基板との間に間隙を形成す るためのホルダーを介して上記ステータコアが上記配線基板に搭載されているブ ラシレスモータにおいて、上記ホルダーが、上記ステータコアを形成している重 なり状の複数枚の鋼板のうちの上記配線基板の最も近くに位置している鋼板の円 環状内周部の内周縁の複数箇所のそれぞれから内側に向けて一体に突き出された 板片部の基部を折り曲げることによって形成された脚片でなり、この脚片の端縁 が配線基板に突合せ状に重ね合わされる重なり縁として形成されていると共に、 その脚片に突設された半田付け片が、上記配線基板に具備された孔部に差し込ま れてその配線基板に半田付けされている、という構成を採用することが可能であ る。これによれば、上記した各作用が発揮されるほか、ホルダーとしての複数の 脚片の作用によって、スペースコアと配線基板との取付状態が安定する。
【0018】
【考案の実施の形態】
図1の左半分は本考案に係るブラシレスモータの外観を表した平面図、図1の 右半分はそのステータコア1や配線基板5を表した平面図、図2は配線基板5に 対するステータコア1の取付構造を示した部分拡大側面図、図3は図2のIII −III線に沿う部分の概略断面図、図4はステータコアを形成している鋼板1 5aの裏面図、図5は脚片21の概略斜視図である。
【0019】 このブラシレスモータにおいて、ステータコア1は、内周部12が円環状に形 成されかつ外周部の複数箇所に具備された突出部13のそれぞれに巻線14を装 備している。また、このステータコア1は、複数枚の鋼板15を重ね合わせるこ とによって形成されている。
【0020】 そして、図3のように、ステータコア1を形成している重なり状の複数枚の鋼 板15…のうち、配線基板5の最も近くに位置する鋼板15aの円環状内周部の 内周縁に折曲形成された脚片21の重なり縁としての端縁22が、配線基板5に 突合せ状に重ね合わされている。また、図4のように脚片21の端縁中央部に幅 狭の半田付け片23が突設されていて、この半田付け片23が、図2及び図3の ように配線基板5に具備された孔部52に差し込まれてその配線基板5に半田付 けされている。8は半田付け箇所を示している。
【0021】 上記脚片21は、鋼板15aの円環状内周部12の内周縁の等角度おきの複数 箇所(図例では3箇所)に備わっている。この脚片21は、図7で説明したホル ダー4と同じ役割を担っている。すなわち、ステータコア1の巻線14とそのス テータコア1を搭載した配線基板5との間に間隙aを確保して巻線14や配線基 板5の損傷を防ぐ役割を担っている。
【0022】 上記したホルダーとしての脚片21は、鋼板15aの円環状の内周部を打抜き 加工するときに、図4に仮想線で示した板片部25を内周部と一体に形成し、こ うして形成した板片部25の基部を直角又は略直角に折り曲げることによって形 成されている。こうすることにより、鋼板15aの円環状の内周部を打抜き加工 などによって形成するときに生じる廃材の一部がホルダーとして役立つ板片部2 5として活用されるようになり、材料歩留りが向上してコストダウンが促進され る。なお、半田付け片23は板片部25と一体に打抜き加工によって形成されて いる。
【0023】 なお、7はロータマグネット、71はロータマグネット7が取り付けられたロ ータヨークである。
【0024】 この実施形態のブラシレスモータによれば、ホルダーとしての脚片21がステ ータコア1に一体に備わっているので、ホルダーとしての脚片21とステータコ ア1とが一部品を形成し、しかも、図7で説明した締付ねじ6が不要になる。ま た、上記したように、鋼板15aの円環状の内周部を打抜き加工などによって形 成するときに生じる廃材の一部がホルダーとして役立つ板片部25やホルダーと しての脚片21として活用されているので、従来に比べて部品点数が削減され、 しかも、材料歩留りも向上して大幅なコストダウンが達成される。
【0025】 それにもかかわらず、脚片21の重なり縁としての端縁22が配線基板5に突 き合わせ状に重ね合わされているので、ホルダーとしての脚片21が配線基板に 対してぐらつかず、ステータコア1と配線基板5の取付状態が安定する。また、
【0026】 さらに、ステータコア1の複数枚の鋼板15…のうちの配線基板5の最も近く に位置している鋼板15aに脚片21が連設されているので、この脚片21でス テータコア1で取り囲まれたスペースが狭められない。その結果、ステータコア 1の内側の他部品の配置スペースが狭められない利点がある。
【0027】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、ステータコアの巻線と配線基板との間に間隙 を確保するためのホルダーをステータコアに一体に連設してあるので、ステータ コアや配線基板とは別部品であるホルダーを余分に用いる必要がなくなって、ブ ラシレスモータを安価に提供することが可能になる。
【0028】 また、配線基板などに上記間隙を確保するための余分の部品を取り付ける必要 もないので、部品点数の削減や構造の簡略化を通じてコストダウンを図ることが 可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】左半分は本考案に係るブラシレスモータの外観
を表した平面図、右半分はそのステータコアなどを表し
た平面図である。
【図2】配線基板に対するステータコアの取付構造を示
した部分拡大側面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う部分の概略断面
図である。
【図4】ステータコアを形成している鋼板の裏面図であ
る。
【図5】脚片の概略斜視図である。
【図6】左半分は従来のブラシレスモータの外観を表し
た平面図、右半分はそのステータコアなどを表した平面
図である。
【図7】従来のブラシレスモータでの配線基板に対する
ステータコアの取付構造を示した部分拡大側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ステータコア 5 配線基板 14 巻線 15,15a 鋼板 21 脚片 22 端縁(重なり縁) 23 半田付け片 25 板片部 52 孔部 a 間隙

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコアに装備された巻線と配線基
    板との間に間隙を形成するためのホルダーを介して上記
    ステータコアが上記配線基板に搭載されているブラシレ
    スモータにおいて、 上記ホルダーが、上記ステータコアを形成している重な
    り状の複数枚の鋼板のうちの上記配線基板の最も近くに
    位置している鋼板の円環状内周部の内周縁の複数箇所の
    それぞれから内側に向けて一体に突き出された板片部の
    基部を折り曲げることによって形成された脚片でなり、
    この脚片の端縁が配線基板に突合せ状に重ね合わされる
    重なり縁として形成されていると共に、その脚片に突設
    された半田付け片が、上記配線基板に具備された孔部に
    差し込まれてその配線基板に半田付けされていることを
    特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 ステータコアに装備された巻線と配線基
    板との間に間隙を形成するためのホルダーを介して上記
    ステータコアが上記配線基板に搭載されているブラシレ
    スモータにおいて、 上記ホルダーが上記ステータコアに一体に連設されてい
    ることを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 上記ホルダーが、ステータコアを形成し
    ている鋼板に一体に連設された板片部の基部を折り曲げ
    ることによって形成された脚片でなる請求項2に記載し
    たブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 上記板片部が、その鋼板の円環状の内周
    部の内周縁から内側に向けて突き出されている請求項3
    に記載したブラシレスモータ。
  5. 【請求項5】 上記脚片に突設された半田付け片が、上
    記配線基板に具備された孔部に差し込まれてその配線基
    板に半田付けされている請求項3又は請求項4に記載し
    たブラシレスモータ。
  6. 【請求項6】 上記脚片の端縁が配線基板に突き合わせ
    状に重ね合わされる重なり縁として形成されている請求
    項3ないし請求項5のいずれかに記載したブラシレスモ
    ータ。
  7. 【請求項7】 上記ステータコアが複数枚の鋼板を重ね
    合わせてなり、それらの鋼板のうちの上記配線基板の最
    も近くに位置している鋼板に上記脚片が連設されている
    請求項3ないし請求項6のいずれかに記載したブラシレ
    スモータ。
JP2001003200U 2001-05-22 2001-05-22 ブラシレスモータ Expired - Fee Related JP3081993U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003200U JP3081993U (ja) 2001-05-22 2001-05-22 ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003200U JP3081993U (ja) 2001-05-22 2001-05-22 ブラシレスモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3081993U true JP3081993U (ja) 2001-11-22

Family

ID=43214728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001003200U Expired - Fee Related JP3081993U (ja) 2001-05-22 2001-05-22 ブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3081993U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3107177B2 (ja) 電動機のステータ
JP2008301634A (ja) モータ
WO1984001061A1 (en) Stator for motor
JP2000341897A (ja) モータ
JP3711252B2 (ja) クローポール型ステッピングモータ
JP2007189785A (ja) 回転電機のステータ、そのステータの製造方法及びそのステータに用いるハウジング
JP3081993U (ja) ブラシレスモータ
JP2000333388A (ja) 固定子
EP1184959B1 (en) Brush holder for dynamo-electric machine
JP2003199270A (ja) 回転電機のステータコア
JP2003274583A (ja) 回転形モータのステータコア構造およびステータの製造方法
KR101261084B1 (ko) 모터
JP5144205B2 (ja) リニアモータ
KR101193431B1 (ko) 스테이터 부재 및 모터
JPH0511754U (ja) 回転電機の固定子鉄心
JP2008199856A (ja) ステータコア、回転電機および回転電機ユニット
JP3839269B2 (ja) コア装置
JP4250369B2 (ja) 回転機
JPH03284145A (ja) 回転電機用積層鉄心
JP2766388B2 (ja) 永久磁石モータ
JP2005237161A (ja) 永久磁石モータ
JP2835091B2 (ja) モータの固定子鉄心の製造方法
US7148601B2 (en) Built-up stator assembly
JPH11187610A (ja) 偏平型振動モータの電機子
JPS5866874U (ja) パルスモ−タ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees