JP3081774B2 - テクスチャーパターンメモリ回路 - Google Patents

テクスチャーパターンメモリ回路

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Memory System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テクスチャーマッピン
グに用いられるテクスチャーパターンメモリ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】3次元コンピュータグラフィックスの質
感表現の代表的手法としてテクスチャーマッピングがあ
る。テクスチャーマッピングは3次元形状の表面に別途
定義された木目模様や大理石模様のテクスチャーパター
ンを張り付けて(マッピング)、物体の質感を表現する
技術である。
【0003】3次元形状に2次元画像をマッピングする
ためには、いくつか手法があるが、代表的なものとして
「UVマッピング」がある。UVマッピングの例を図2
4に基づいて説明する。
【0004】まず、マッピングの対象となる形状表面を
2次元のUV座標系で表す。このときテクスチャーパタ
ーン、およびディスプレイの2次元座標系それぞれST
座標系、XY座標系としておく。
【0005】ディスプレイ座標系(X,Y)に表示され
る3次元形状表面の点(U,V)の色や輝度は、これに
対応するテクスチャーパターンの座標系(S,T)とそ
の周辺や色や輝度を演算して(フィルタリングして)決
定する。マッピング時には、この(X,Y)→(U,
V)→(S,T)という座標変換を行なう。
【0006】テクスチャーパターンとしては、写真や絵
をイメージスキャナーで入力したものや、プログラムで
生成させたものが使用される。マッピング形状が幾何学
的にそれほど複雑でない場合は、(U,V)と(S,
T)はポリゴンの各頂点に適当なU,V値やS,T値を
与え、ポリゴン内部の値は線形補間でもとめる。
【0007】実際には、図25に示すように、テクスチ
ャーパターンを格納したテクスチャーパターンメモリ5
1からフレームメモリ53へのマッピングは、フレーム
メモリ53へのベクトル描画の描画パターンとしてテク
スチャーパターンをフィルタリングしたものを用いるこ
とにより実現している。この時フレームメモリ53への
描画は座標X,Yで行なわれ、テクスチャーパターンメ
モリ51からの読み出しは、線形補間でS,T座標を求
めて行なう。
【0008】すなわち、描画制御部54からテクスチャ
ーパターンメモリ51に対してS,T座標の読出し指示
が行なわれ、また、フレームメモリ53に対してX,Y
座標の書き込み指示が行なわれる。すると、テクスチャ
ーパターンメモリ51からS,T座標とその周辺の色や
輝度が読み出され、それらを書き込み演算装置52によ
りフィルタリングした結果がフレームメモリ53に書き
込まれる。そして、フレームメモリ53の内容は、ディ
スプレイ55上に表示される。
【0009】フィルタ処理では、ディスプレイ上に表示
されるテクスチャーを連続したテクスチャーパターンに
見えるように加工する。この処理を行なわないで、
(S,T)座標のデータのみで単純に色や輝度を決定す
ると、3次元形状に貼られた絵が飛び飛びの絵になりギ
ザギザした(ジャギの発生した)映像になってしまう。
【0010】このようなフィルタリングにはいくつか方
式があり、代表的なものとしてS,T座標の周辺の色や
輝度を平均して使用するものがある。この方法を図26
をもとにして説明する。以下、ピクセルとはフレームメ
モリの1ドットを、テクセルとはテクスチャーパターン
メモリの1ドットを表すものとする。
【0011】本来、ピクセルに貼りつけるべき色または
輝度は、図26に示すように、(S,T)を中心とした
斜線部の色または輝度の平均となる。斜線部の大きさは
(X,Y)座標上の1ピクセルを(X,Y)→(U,
V)→(S,T)の変換によりテクスチャーパターン上
での投影した大きさで、貼りつける3次元形状の面の傾
きや大きさにより異なる。また、(S,T)はテクセル
の中心に位置するとは限らない。これは、(S,T)は
変換して求めるため、整数値にはなり得ないからであ
る。
【0012】簡単な書き込み演算装置52では、図に示
した(S,T)に近いテクセルを4つ選びその輝度の合
計を4で割り演算結果とする。実際の回路では、(S,
T)座標の読みだし指示で、(S,T)に近い4つのテ
クセルを選ぶのは不可能なので、図の9つのテクセルす
べてのテクセルデータを、つまり(S,T)を整数化し
た場合の(S,T)座標周辺のテクセルデータ全てを、
書き込み演算装置52へ出力する方法をとる。以下、
(S,T)は整数化された変換結果の(S,T)座標を
表すものとする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このようにテクスチャ
ーパターンメモリから複数のテクセルデータを読み出す
には次の方法がある。 (1)複数アクセス法 図27に、この方法を実行するテクスチャーパターンメ
モリのブロック図を示す。この回路では、クロック信号
を入力されたカウンタ56により、オフセット出力回路
57の出力であるオフセット値を順に変更して、それを
加算器58で(S,T)座標値に加えて、アドレス変換
手段59に出力する。アドレス変換手段59でアドレス
を演算することにより、テクスチャーパターンメモリ6
0のアドレスにアクセスする。こうしてアドレスを順次
変えることにより、複数のアクセスでテクスチャーパタ
ーンメモリ60から複数のテクセルデータを読み出す。
しかし、この方法では、メモリへのアクセス回数が多
く、時間がかかる。例えば、9つのテクセルデータを得
るためには、メモリへのアクセス回数が9回も必要にな
ってしまう。
【0014】(2)複数メモリ法 図28に、この方法を実行するテクスチャーパターンメ
モリのブロック図を示す。テクスチャーパターンメモリ
61〜65には、同一のテクスチャーパターンを(S,
T)座標をずらして格納してある。これにより、1つの
アドレスで全テクスチャーパターンメモリ61〜65に
アクセスすることにより複数の座標のテクセルデータを
得ることができるように工夫されている。しかし、この
方法では、同一内容の同じテクスチャーパターンを複数
持つため、大量にメモリを必要とし、コストが増加す
る。例えば、9つのテクセルデータを得るには、メモリ
が9倍にもなる。
【0015】(3)複数アクセス・複数メモリ法 図29に、この方法を実行するテクスチャーパターンメ
モリのブロック図を示す。これは、図27や図28の構
成を組み合わせたもので、同じ番号のブロック同じ機能
をもつ。この方法により、メモリへのアクセス回数とメ
モリの量を減らすことが可能になる。例えば、9つのテ
クセルデータを得るためには、メモリのアクセス回数が
3回で済み、メモリも3倍持つだけで良くなる。しか
し、この方法は、複数アクセス法と複数メモリ法のそれ
ぞれの中間の効果しか得られず、複数アクセス法に比較
しメモリ数が増加し、複数メモリ法に比較しアクセス回
数が増加している。
【0016】本発明の目的は、以上の課題を解決すべ
く、1回のアクセスにより複数のテクセルを得ることが
でき、メモリ効率が良く高速にアクセスできるテクスチ
ャーパターンメモリ回路を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、(S,
T)座標値に、ある値を加算減算する加算器と減算器
と、(S,T)座標値により、前記加算器の出力と前記
(S,T)座標値、及び前記減算器の出力と前記(S,
T)座標値からそれぞれ選択する各セレクタと、前記セ
レクタの出力と前記(S,T)座標値からそれぞれ指定
アドレスを演算する各アドレス変換手段と、前記アドレ
ス変換手段からの指定アドレスに対してそれぞれテクセ
ルデータを読み出し又は書き込む各メモリと、を備えた
テクスチャーパターンメモリ回路である。そして、前記
メモリの順次(S,T)座標値のテクセルデータを格納
し、(S,T)座標値の入力により、フレームメモリに
書き込むピクセル値の演算に必要な(S,T)座標値及
びその周辺座標値のテクセルデータを含む複数のテクセ
ルデータを出力することを特徴とする。
【0018】第2の発明は、第1の発明のテクスチャー
パターンメモリ回路であって、加算器と減算器は、S又
はT座標値にある値を加算減算し、セレクタは、S又は
T座標値のどちらかの座標値によって、前記加算器の出
力と前記S又はT座標値、及び前記減算器の出力と前記
S又はT座標値からそれぞれ選択することを特徴とす
る。
【0019】第3の発明は、第1の発明のテクスチャー
パターンメモリ回路であって、アドレス変換手段内に加
算器、減算器及びセレクタを論理的に組み込んだことを
特徴とする。
【0020】第4の発明は、第1の発明のテクスチャー
パターンメモリ回路であって、(S,T)座標値から指
定アドレスを演算するアドレス変換手段のうち同一の演
算処理を行うものを、一つにまとめたことを特徴とす
る。
【0021】第5の発明は、第1の発明のテクスチャー
パターンメモリ回路であって、(S,T)座標値から指
定アドレスを演算するアドレス変換手段から、同一の指
定アドレスが入力されるメモリを、一つにまとめたこと
を特徴とする。
【0022】第6の発明は、第1の発明のテクスチャー
パターンメモリ回路に、 (S,T)座標値の入力によ
り、前記メモリから出力される複数のテクセルデータか
ら、必要なテクセルデータを選択し出力するテクセルセ
レクタを追加した構成である。そして、(S,T)座標
値の入力により、フレームメモリに書き込むピクセル値
の演算に必要な(S,T)座標値及びその周辺座標値の
テクセルデータを出力することを特徴とする。
【0023】第7の発明は、第6の発明のテクスチャー
パターンメモリ回路であって、テクセルセレクタは、4
入力1出力のセレクタからなり、選択したテクセルデー
タを同時に出力することを特徴とする。
【0024】第8の発明は、第6の発明のテクスチャー
パターンメモリ回路であって、テクセルセレクタは、
(S,T)座標値とテクセルセレクト信号の入力によ
り、前記メモリの出力である複数のテクセルデータか
ら、必要なテクセルデータを選択し、テクセルセレクト
信号の入力によりテクセルバスに選択的に出力すること
を特徴とする。
【0025】第9の発明は、第6の発明のテクスチャー
パターンメモリ回路であって、テクセルセレクタは、
(S,T)座標値とテクセルセレクト信号の入力からゲ
ート信号を発生するゲート信号発生手段と、該ゲート信
号により、複数のテクセルデータのうち1つのテクセル
データを、1テクセルデータ幅のテクセルバスに出力す
る複数のテクセルデータ選択ゲートと、を備えたことを
特徴とする。
【0026】第10の発明は、第6の発明のテクスチャ
ーパターンメモリ回路であって、メモリがデータ出力を
許可/禁止できる入力端子を有し、テクセルセレクタが
(S,T)座標値とテクセルセレクト信号の入力により
ゲート信号を発生するゲート信号発生手段を有し、該ゲ
ート信号を前記メモリの入力端子に入力することによ
り、必要なテクセルデータを1テクセルデータ幅のテク
セルバスに選択的に出力させることを特徴とする。
【0027】第11の発明は、第6の発明のテクスチャ
ーパターンメモリ回路に、(S,T)座標値により書き
込むメモリを選択し書き込み信号を送信するライトセレ
クタと、書き込み動作時のみメモリに入力するためのラ
イトデータゲートとを有する書き込み手段を追加して備
えたことを特徴とする。
【0028】第12の発明は、(S,T)座標値に、あ
る値を加算減算する加算器及び減算器と、(S,T)座
標値により、前記加算器の出力と前記(S,T)座標
値、及び前記減算器の出力と前記(S,T)座標値から
それぞれ選択する各セレクタと、該セレクタの出力と前
記(S,T)座標値をそれぞれ入力する各第11の発明
のテクスチャーパターンメモリ回路からなるメモリと、
を備えたテクスチャパターンメモリ回路である。そし
て、前記メモリの同一アドレス毎に順次(S,T)座標
値のテクセルデータを格納し、(S,T)座標値の入力
により、フレームメモリに書き込むピクセル値の演算に
必要な(S,T)座標値及びその周辺座標値のテクセル
データを含む複数のテクセルデータを出力することを特
徴とする。
【0029】第13の発明は、(S,T)座標値に、あ
る値を加算減算する加算器及び減算器と、(S,T)座
標値により、前記加算器の出力と前記(S,T)座標
値、及び前記減算器の出力と前記(S,T)座標値から
それぞれ選択する各セレクタと、該セレクタの出力と前
記(S,T)座標値をそれぞれ入力する第11の発明の
テクスチャーパターンメモリ回路からなる各メモリと、
該メモリの出力である複数のテクセルデータから、フレ
ームメモリに書き込むピクセル値の演算に必要なテクセ
ルデータを選択し、出力するテクセルセレクタと、
(S,T)座標値により書き込む前記メモリを選択し書
き込み信号を送信するライトセレクタと、書き込み動作
時のみ前記メモリに入力するためのライトデータゲート
とを有する書き込み手段と、を備えたテクスチャーパタ
ーンメモリ回路である。そして、前記テクスチャーパタ
ーンメモリ回路のメモリに順次(S,T)座標値のテク
セルデータを格納し、(S,T)座標値の入力により、
フレームメモリに書き込むピクセル値の演算に必要な
(S,T)座標値及びその周辺座標値のテクセルデータ
を出力するたことを特徴とする。
【0030】第14の発明は、第13のテクスチャーパ
ターンメモリ回路であって、メモリは、第11のテクス
チャーパターンメモリ回路のメモリを、更に第12のテ
クスチャーパターンメモリ回路に置き換えることにより
再帰的に構成されることを特徴とする。
【0031】第15の発明は、第13又は14記載のテ
クスチャーパターンメモリ回路であって、テクセルセレ
クタと書き込み手段を、一つにまとめたことを特徴とす
る。
【0032】
【作用】第1、2、3、4、及5の発明のテクスチャー
パターンメモリ回路によれば、加算器と減算器の各出力
と前記(S,T)座標値のいずれか一方を選択するセレ
クタの出力から指定アドレスを演算するアドレス変換手
段とを有する。これらアドレス変換手段に対応して複数
のメモリが存在して、アドレス変換手段からアドレス指
定を受ける。(S,T)座標値から指定アドレスを演算
するアドレス変換手段からは、各メモリに対して同一の
アドレスを指定することになる。基本的には、このアド
レスの各メモリに、フレームメモリに書き込むピクセル
値の演算に必要な(S,T)座標値及びその周辺座標値
のテクセルデータが順に格納されていれば、1回のアク
セスでこれらを読み出すことができる。
【0033】しかし、(S,T)座標値によっては、同
一アドレス内に、必要な座標値のテクセルデータがある
とは限らない。加算器及び減算器とセレクタを用いて、
(S,T)座標値により、必要なテクセルデータが同一
アドレスに有る場合は、そのまま(S,T)座標値をア
ドレス変換手段に入力する。必要なテクセルデータが同
一アドレスに無い場合は、必要なテクセルデータが格納
されるアドレスを指定できる座標値を示すように、加算
器及び減算器で(S,T)座標値にある値を加算減算し
て、アドレス変換手段に出力する。こうして、このテク
スチャーパターンメモリ回路からは、必要なテクセルデ
ータを含む複数のテクセルデータを出力できる。
【0034】また、第3、4及び5の発明においては、
加算器・減算器及びセレクタ、アドレス変換手段あるい
はメモリを減らすことができ、回路を小規模にできる。
【0035】第6、7、8、9、10及び11の発明の
テクスチャーパターンメモリ回路においては、テクセル
セレクタにより、第1の発明のテクスチャーパターンメ
モリ回路から出力された複数のテクセルデータから、フ
レームメモリに書き込むピクセル値の演算に必要なテク
セルデータのみを選択し、出力することができる。
【0036】また、第7の発明においては、テクセルセ
レクタをピクセル値の演算に必要な(S,T)座標の周
辺座標値と該座標値のテクセルデータを同時に出力する
構成とするから、フレームメモリへ書き込むスピードを
向上できる。
【0037】また、第8、9及び10の発明において、
テクセルセレクタが、テクセルセレクト信号により、テ
クセルデータバス上にどのテクセルデータを出力するか
を決定する。つまり、同時に全てのテクセルデータを出
力するのではなく、順に一定量のテクセルデータを送信
できるようにする。こうして、高速大量データをやり取
りすれば、テクセルデータバスの信号のビット幅は小さ
くなるので、信号同士のクロストークや付加容量等によ
るノイズを抑えることができる。
【0038】第11の発明のテクスチャーパターンメモ
リ回路において、第6の発明のテクスチャーパターンメ
モリ回路に、書き込み手段を追加している。ピクセル値
の演算に必要な(S,T)座標値とその周辺座標値のテ
クセルデータを同時に出力する構成とするため、各メモ
リの同一アドレスへ順にテクセルデータを書き込むこと
ができる。テクセルセレクタを備えて、テクスチャーパ
ターンメモリから出力されたテクセルデータから、フレ
ームメモリに書き込むピクセル値の演算に必要なテクセ
ルデータのみを選択することができ、高速アクセスが可
能で非常にメモリ効率が良い。
【0039】第12の発明のテクスチャーパターンメモ
リ回路において、メモリに第11の発明のテクスチャー
パターンメモリ回路を使用しているから、1回のアクセ
スで出力できるテクセルデータが多く、多量のテクセル
データを1度に得ることができる。
【0040】第13の発明のテクスチャーパターンメモ
リ回路は、第11の発明のテクスチャーパターンメモリ
回路からなるメモリと、テクセルセレクタとを有するか
ら、さらに多量のテクセルデータから必要なデータを選
択できる。
【0041】第14の発明のテクスチャーパターンメモ
リ回路は、第11の発明のテクスチャーパターンメモリ
回路の構成要素であるメモリを、更に第12の発明のテ
クスチャーパターンメモリ回路に置き換えたものである
から、1回のアクセスで、極めて多量のテクセルデータ
を得ることができ、高速アクセスが可能で非常にメモリ
効率が良い。
【0042】第15の発明のテクスチャーパターンメモ
リ回路において、第13及び14の多段構成のテクセル
セレクタや書き込み手段をひとつにまとめるから、回路
を小規模化できる。
【0043】
【実施例】図1に本発明のテクスチャーパターンメモリ
回路の原理説明図を示す。このテクスチャーパターンメ
モリ回路1は、同一アドレスを複数のテクセルデータに
割り付けるマルチテクスチャーパターンメモリ2と、該
マルチテクスチャーパターンメモリ2へテクスチャーパ
ターンを書き込むための書き込み手段3と、前記マルチ
テクスチャーパターンメモリ2から出力された複数のテ
クセルデータLの中から必要な座標のテクセルデータN
を選択するテクセルセレクタ4とからなる。
【0044】このテクスチャーパターンメモリ回路1
は、マルチテクスチャーパターンメモリ2により1回の
アクセスで複数のテクセルデータLを得ることができ、
テクセルセレクタ4で、その複数のテクセルデータから
必要なテクセルデータNを選択することにより、メモリ
効率が良く高速にアクセスできる。こうして、フレーム
メモリに書き込むテクセル値の演算に必要なテクセルデ
ータを得ることを可能としている。
【0045】(第1実施例)図2は、本発明に係るテク
スチャーパターンメモリ回路の第1実施例を示すブロッ
ック図である。このテクスチャーパターンメモリ回路
は、(S,T)座標値の入力により(S,T),(S−
1,T),(S+1,T)座標のテクセルデータNA1
〜NA3を得る回路である。この回路は、図1と同様
に、マルチテクスチャーパターンメモリ2Aと、書き込
み手段3Aと、テクセルセレクタ4Aからなる。
【0046】マルチテクスチャーパターンメモリ2A
は、加算器5Aと、減算器6Aと、セレクタ7A,8A
と、第1〜4アドレス変換手段9A1〜9A4と、第1〜
4メモリ10A1〜10A4とからなる。加算器5AはS
値に4を加え、その値と元のS値とをセレクタ7Aで選
択し、第1アドレス変換手段9A1に出力する。また、
減算器6AはS値から4を減じて、その値と元のS値を
セレクタ8Aで選択し、第4アドレス変換手段9A4
入力する。T値はそのまま第1及び第4アドレス変換手
段9A1,9A4に入力する。第2及び第3アドレス変換
手段9A2,9Aには、S値及びT値をそのまま入力
する。そして第1〜4アドレス変換手段9A〜9A4
から第1〜4メモリ10A1〜10A4にアドレスを入力
する。
【0047】この実施例においては、アドレス変換手段
9A1 ,9A4 内に加算器、減算器及びセレクタを論理
的に組み込んだものを用いてもよい。この方が、部品点
数を減らすことができ、回路を小規模化でき、小型化や
回路の組み立て性を向上できる利点がある。
【0048】書き込み手段3Aは、ライトセレクタ11
Aと、ライトデータゲート12Aとからなる。ライトセ
レクタ11Aは、Sの下位2ビットにより、書き込むべ
き第1〜4メモリ10A1〜10A4を選択し、それらに
書き込み信号WEを送信する。ライトデータゲート12
Aは、書き込みデータを書き込み動作時にのみ第1〜4
メモリ10A1〜10A4に書き込みデータを入力する。
【0049】このライトセレクタ11Aは、例えば図3
に示すような回路である。これはSの下位2ビットが0
0、01、10、11の場合に、それぞれ出力端子から
書き込み信号WEを出力するようになっている。図に示
すように、Sの下位2ビットをB0、B1とし、書き込
み信号をWとすると、この回路構成は、次のようにな
る。00の出力は、B0,B1,Wを反転入力するNA
NDゲートの出力である。01の出力は、B0を非反転
入力しB1,Wを反転入力するNANDゲートの出力で
ある。10の出力は、B1を非反転入力しB0,Wを反
転入力するNANDゲートの出力である。11の出力
は、B0,B1を非反転入力し,Wを反転入力するNA
NDゲートの出力である。
【0050】テクセルセレクタ4Aは、図4に示すよう
に、3つの4入力1出力のセレクタからなる。マルチテ
クスチャーパターンメモリ2Aから出力される4つのテ
クセルデータLA1〜LA4から(S,T),(S−1,
T),(S+1,T)座標のテクセルデータNA1〜N
3を選択するセレクタである。図2のbは、テクセル
データのビット幅を表している。
【0051】さて、第1〜4メモリ10A1〜10A4
は、4つのテクスチャーパターンが格納される。第1メ
モリ10A1には(S,T)=(4n,m)、第2メモ
リ10A2には(S,T)=(4n+1,m)、第3メ
モリ10A3には(S,T)=(4n+2,m)、第4
メモリ10A4には(S,T)=(4n+3,m)の座
標のテクセルデータが格納される(ここでn,mは整数
である)。
【0052】格納テクセルデータの詳細を図で表したも
のが図5及び図6である。図5は、各メモリのアドレス
と座標の関係を示す。同図はSの最大値(Smaxと表
す)が256の場合を示し、第1〜4メモリ10A1
10A4のアドレスに(S,T)座標を対応させてテク
セルデータを格納する。Tを一定として、第1〜4メモ
リ10A1〜10A4に、順にSをSmaxまで増加しなが
ら割り付けて行く。従って、第1〜4メモリ10A1
10A4は、Smax/4までのアドレスをT一定のときに
割り振る。例えば、T=0の場合、(0,0)のテクセ
ルデータを第1メモリ10A1に格納し、(1,0)の
テクセルデータを第2メモリ10A2に格納し、以下順
に格納して、(255,0)のテクセルデータを第4メ
モリ10A4に格納する。同様に、T=1の場合も、同
様に格納して行く。
【0053】図6に、(S,T)座標平面と各メモリの
アドレスの関係を示す。横軸にS値、縦軸にT値を取る
と、図5からそこに第1〜4メモリ10A1〜10A4
アドレスは図6のように割り振られることになる。ここ
で、枠内の標記は、(メモリ番号)−(メモリアドレ
ス)を表す。
【0054】以下、このテクスチャーパターンメモリ回
路の動作を説明する。アドレス変換手段9A1〜9A4
(S,T)座標値の入力があるとアドレス値ADを出力
する。ADは以下のような式で表される。 AD=T×Smax+Sup ここで、SmaxはSの最大値(テクスチャープレーンの
大きさで決まる)、SupはSの下位2ビットを強制的に
00とした値である。アドレス変換手段9Aは一般的な
回路なので、詳しい説明は省略する。また、アドレス変
換手段9AはSmaxの値のとり方によっては、省略する
ことも可能である。
【0055】(S,T)座標値の入力値(s0,t0)
はアドレス変換手段9A1〜9A4でメモリ10A1〜1
0A4のアドレスに変換され、第1〜4メモリ10A1
10A4に入力される。S値の下位2ビットが11の場
合は、加算器5Aにより、S値に4を加えた座標値をア
ドレス変換した結果が、第1メモリ10A1に入力され
る。また、S値の下位2ビットが00の場合は、減算器
6Aにより、S値から4を減じた座標値をアドレス変換
した結果が、第4メモリ10A4に入力される。これら
の選択はセレクタ7A,8Aで実現される。
【0056】こうして設定されるアドレスは、S値の下
位2ビットが00あるいは11以外は、第1〜4メモリ
10A1〜10A4に(S,T)座標値の入力値(s0,
t0)に基づいた同一アドレスが指定される。図5に示
すように、同一アドレスの第1〜4メモリ10A1〜1
0A4にはS値に1ずつ加算した(S,T)座標値が割
り付けてあるので、マルチテクスチャーパターンメモリ
2Aの4つのメモリ10A1〜10A4の出力テクセルデ
ータLA1〜LA4は必ず(S−1,T)と(S,T)と
(S+1,T)の各座標値のテクセルデータを含む。
【0057】たとえば、(S,T)=(12,5)とす
ると、各メモリ10A1〜10A4の出力テクセルデータ
LA1〜LA4は、 第1メモリ:(S,T)=(12,5)のテクセルデー
タ 第2メモリ:(S,T)=(13,5)のテクセルデー
タ 第3メモリ:(S,T)=(14,5)のテクセルデー
タ 第4メモリ:(S,T)=(11,5)のテクセルデー
タ となり、(S−1,T)=(11,5)、(S,T)=
(12,5)、(S+1,T)=(13,5)を含んで
いる。ここで、第4メモリだけ値が不連続なのは、Sの
下位2ビットが00なので、第4メモリへのアドレスは
減算器6Aを通っているためである。
【0058】他に例をあげると、(S,T)=(13,
5)とすると、 メモリ1:(S,T)=(12,5)のテクセルデータ メモリ2:(S,T)=(13,5)のテクセルデータ メモリ3:(S,T)=(14,5)のテクセルデータ メモリ4:(S,T)=(15,5)のテクセルデータ となる。
【0059】また、(S,T)=(15,5)とする
と、 メモリ1:(S,T)=(16,5)のテクセルデータ メモリ2:(S,T)=(13,5)のテクセルデータ メモリ3:(S,T)=(14,5)のテクセルデータ メモリ4:(S,T)=(15,5)のテクセルデータ となる。ここでもメモリ1だけ値が不連続なのは、Sの
下位2ビットが11なので、メモリ1へのアドレスは加
算器5Aを通っているためである。
【0060】テクセルセレクタ4Aは、これらの4つの
テクセルデータLA1〜LA4から(S−1,T)、
(S,T),(S+1,T)のテクセルデータNA1
NA3を選択する。このとき、セレクト信号としてS値
の下位2ビットを使用する。
【0061】本発明において肝要なのは、図2のように
マルチテクスチャーパターンメモリ2Aを構成すること
により、非常に簡単にテクセルセレクタ4Aを構成でき
るところにある。すなわち、第1メモリ10A1には
(S,T)=(4n,m)、第2メモリ10A2には
(S,T)=(4n+1,m)、第3メモリ10A3
は(S,T)=(4n+2,m)、第4メモリ10A4
には(S,T)=(4n+3,m)の座標のテクセルデ
ータが格納されている。従って、S値の下位2ビットに
より、どのメモリに(S−1,T)、(S,T),(S
+1,T)のテクセルデータがあるか特定できるから、
3つの4入力1出力のセレクタを利用することにより、
所望のテクセルデータを選択できる。
【0062】また、テクセルセレクタ4Aや(ビット数
の小さい)加算器5A、減算器6Aは高速であり、さら
にテクセルデータNAを得るに当たり1回のメモリアク
セスしか必要としないので、高速にテクスチャーパター
ンを得ることに成功している。さらに、複数メモリ法と
異なり、同じ内容のメモリを複数使用しないのでメモリ
数が少ない点も優れている。
【0063】次に、メモリへの書き込みはライトセレク
タ11Aとメモリ10A1 〜10A4 への書き込み信号
WEを用いておこなうことができる。(S,T)座標値
を入力することにより各メモリ10A1〜10A4にアド
レスを指定し、書き込みデータをライトデータゲート1
4を通してメモリ10A1〜10A4へ入力する。この状
態で、4つのメモリの内のどれかが目的とする(s0,
t0)を指すので、ライトセレクタ11Aによりそのメ
モリだけを選択し、WE信号を入力すればよい。ここ
で、ライトデータゲート12Aは書き込時以外はディス
イネーブル(出力ハイインピーダンス)になるので、読
みだし時には影響しない。
【0064】(第2実施例)図7は、本発明に係るテク
スチャーパターンメモリ回路の第2実施例を示すブロッ
ク図を示す。このテクスチャーパターンメモリ回路は、
S,T値の入力により(S,T),(S−1,T),
(S+1,T),(S,T−1),(S−1,T−
1),(S+1,T−1),(S,T+1),(S−
1,T+1),(S+1,T+1)座標のテクセルデー
タNB1〜NB9を得る回路である。この回路は、図1と
同様に、マルチテクスチャーパターンメモリ2Bと、書
き込み手段3Aと、テクセルセレクタ4Bからなる。
【0065】マルチテクスチャーパターンメモリ2Bは
加算器5Bと、減算器6Bと、セレクタ7B,8Bと、
4つの第1実施例のテクスチャーパターンメモリ回路1
1〜1A4とからなる。加算器5BはT値に4を加え、
その値と元のT値とをセレクタ7Bで選択し、第1テク
スチャーパターンメモリ回路1A1に出力する。また、
減算器6BはT値から4を減じて、その値と元のT値を
セレクタ8Bで選択し、第4テクスチャーパターンメモ
リ回路1A4に出力する。S値はそのまま第1及び第4
テクスチャーパターンメモリ回路1A1,1A4に入力す
る。第2及び第3テクスチャーパターンメモリ回路1A
2,1A3には、S値及びT値をそのまま入力する。
【0066】書き込み手段3Aの構成は、図2の第1実
施例と同じなので、説明は省略する。また、テクセルセ
レクタ4Bは、図8に示すように、3つの4入力1出力
のセレクタを利用した構成である。
【0067】さて、第1テクスチャーパターンメモリ回
路1A1には(S,T)=(n,4m)座標のテクセル
データが格納され、第2テクスチャーパターンメモリ回
路1A2には(S,T)=(n,4m+1)座標のテク
セルデータが格納され、第3テクスチャーパターンメモ
リ回路1A3には(S,T)=(n,4m+2)座標の
テクセルデータが格納され、第4テクスチャーパターン
メモリ回路1A4には(S,T)=(n,4m+3)座
標のテクセルデータが格納される。
【0068】格納テクセルデータの詳細を図で表したも
のが図9〜図13である。図9〜図12は、各テクスチ
ャーパターンメモリ回路1A1〜1A4にある4つのメモ
リのアドレスと座標の関係を示す。T値をテクスチャー
パターンメモリ回路1A1〜1A4に順に割り振る。即
ち、第1テクスチャーパターンメモリ回路1A1にT=
1、第2テクスチャーパターンメモリ回路1A2にT=
2,第3テクスチャーパターンメモリ回路1A3にT=
3,第4テクスチャーパターンメモリ回路にT=4、更
に第1テクスチャーパターンメモリ回路1A1にT=5
という具合に順に割り振る。各テクスチャーパターンメ
モリ回路1A1〜1A4におけるメモリのアドレスと座標
の関係は、第1実施例において説明した通りである。図
13は(S,T)座標平面とメモリの関係を表した図で
ある。枠内の標記は、(テクスチャーパターンメモリ回
路の番号)−(メモリの番号)−(メモリアドレス)を
示す。
【0069】以下、このテクスチャーパターンメモリ回
路の動作を説明する。T値の下位2ビットが11の場合
は、加算器5BでT値に4加えた座標値をセレクタ7B
により第1テクスチャーパターンメモリ回路1A1に入
力する。また、T値の下位2ビットが00の場合は、減
算器6BでT値から4減じた座標値をセレクタ8Bによ
り第4テクスチャーパターンメモリ回路1A4に入力す
る。このようにすると第1実施例と同様の理由から、1
2個のテクセルデータLBのなかには必ず(S,T),
(S−1,T),(S+1,T),(S,T−1),
(S−1,T−1),(S+1,T−1),(S,T+
1),(S−1,T+1),(S+1,T+1)座標値
のテクセルデータNBが含まれるようになる。
【0070】テクセルセレクタ4Bは、12個のテクセ
ルデータLBから(S,T),(S−1,T),(S+
1,T),(S,T−1),(S−1,T−1),(S
+1,T−1),(S,T+1),(S−1,T+
1),(S+1,T+1)座標のテクセルデータNB1
〜NB9 を、T値の下位2ビットから選択する。
【0071】こうして、(S,T)のテクセルデータと
当該テクセルの接する近傍のテクセルデータ8つとの合
計9つのテクセルデータを、1回のアクセスで得ること
ができ、且つメモリを重複して使用することがないの
で、高速アクセスが可能で非常にメモリ効率が良い。
【0072】また、図5の第2実施例では書き込み手段
3A及びテクセルセレクタ4Bが、テクスチャーパター
ンメモリ回路1A1〜1A4の書き込み手段3A及びテク
セルセレクタと2段構成となっているので、これらをそ
れぞれ1つにまとめることにより、回路を小規模化、簡
略化するとともに、さらに高速化が可能となる。
【0073】(第3実施例)図1の第1実施例では、テ
クスチャーパターンメモリ回路2Aに4つのメモリ10
1〜10A4を使用している。この様になっているのは
それぞれのメモリ10A1〜10A4への入力アドレスを
別々に指示できるようにするためである。ここで、第2
メモリ10A2と第3メモリ10A3に注目すると入力ア
ドレスは全く同じであることに気づく。つまり、第2メ
モリ10A2と第3メモリ10A3はデータ出力幅が2テ
クセルデータ分の1つのメモリにできることになる。こ
のような考えで、マルチテクスチャーパターンメモリ2
Aのメモリのブロックを減らしたものを、第3実施例と
して以下に示す。
【0074】図14は、本発明に係るテクスチャーパタ
ーンメモリ回路の第3実施例を示すブロック図である。
このテクスチャーパターンメモリ回路1Dは、S,T値
の入力により(S,T),(S−1,T),(S+1,
T),(S,T−1),(S−1,T−1),(S+
1,T−1),(S,T+1),(S−1,T+1),
(S+1,T+1)座標のテクセルデータNBを得る回
路である。この回路は、基本的には第2実施例とほぼ同
じ構成であるので、対応する部分に同一符号を付し、詳
しい説明は省略する。
【0075】このテクスチャーパターンメモリ回路1D
は、メモリに図15に示すテクスチャーパターンメモリ
回路1Cを用いたところに特長がある。このテクスチャ
ーパターンメモリ回路1Cは、基本的には第1実施例と
ほぼ同じ構成であるので、対応する部分に同一符号を付
し、詳しい説明は省略する。第1及び第3メモリ10C
1,10C3は、第1実施例に用いた第1及び第4メモリ
10A1,10A4と同一のメモリである。これらメモリ
にアドレスを出力する第1及び第3アドレス変換手段9
1,9C3 は、第1実施例の第1及び第4アドレス変
換手段9A1,9A4 と同じものである。第2メモリ1
0C2は、前記メモリと異なり、ビット幅が2倍になっ
ており、メモリ1つで第1実施例の第2及び第3メモリ
10A2,10A3を合わせた機能を有する。これによ
り、メモリブロックを4つから3つに減らしている。こ
のため、第2メモリ10C2にアドレスを出力する第2
アドレス変換手段9C2 も第1実施例の第2及び第3ア
ドレス変換手段9A2,9A3を合わせた機能を有する。
その他の構成は第1実施例と変わりない。
【0076】図14の第1及び第3テクスチャーパター
ンメモリ回路1C1,1C3は、図15のテクスチャーパ
ターンメモリ回路1Cと同じものである。第2テクスチ
ャーパターンメモリ回路1C2は図15のテクスチャー
パターンメモリ回路1Cのテクセルデータのビット幅を
2倍にしたものである。従って、第2テクスチャーパタ
ーンメモリ回路1C2のメモリは、図15のテクスチャ
ーパターンメモリ回路1Cの各メモリのビット数を2倍
にしたものである。従って、第2実施例と比較すると、
マルチテクスチャーパターンメモリとしてのテクスチャ
ーパターンメモリ回路を4つから3つに減らし、メモリ
全体では16ブロック必要であったものを9ブロックま
で減らしている。
【0077】第3実施例での格納テクセルデータの詳細
を図で表したものが図16〜19である。図16〜図1
8はメモリアドレスと座標の関係を示し、図19は
(S,T)座標平面とメモリの関係を表した図である。
図9〜13に示す第2実施例の格納テクセルデータに比
較して、ビット幅が変わったためメモリに格納されるテ
クセルデータの位置が変わっているが、全体の構成に変
わりはない。従って、マルチテクスチャーパターンメモ
リ2Dの出力は、第2実施例のマルチテクスチャーパタ
ーンメモリ2Bと全く変わりないので、テクセルセレク
タ4Bは第2実施例と同じものとなる。
【0078】以下に、マルチテクスチャーパターンメモ
リのメモリブロックの容量をa、データビット幅をbと
して、それぞれの必要メモリブロック数を示す。 容量a,ビット幅b:4メモリブロック 容量2a,ビット幅2b:2メモリブロック 容量4a,ビット幅4b:1メモリブロック こうして、容量の大きいメモリブロックを用いて、メモ
リブロック数を減らすことができる。例えば、容量a、
データビット幅bのメモリM1と容量2a、データビッ
ト幅2bのメモリM2が存在したとしよう。このとき、
第2実施例のマルチテクスチャーパターンメモリ2Bで
はメモリM1を16個必要とするが、第3実施例ではメ
モリM1を4つとメモリM2を5つで実現できる。
【0079】こうして、第3実施例のテクスチャーパタ
ーンメモリ回路を使うことにより、アドレス変換手段や
アドレス変換手段を減らし、マルチテクスチャーパター
ンメモリを小さな回路規模で、実現することが可能とな
り、小型化や組み立て性の向上が図れる。
【0080】(実施例4)図2の第1実施例では、テク
セルセレクタ4Aを使用することにより3つのテクセル
データNAの出力を得ている。いま、1つのテクセルデ
ータのビット幅を仮に24ビットとすると、テクセルセ
レクタ4Aの出力は72ビットにもなってしまう。この
24ビットという値はテクセルデータとしては一般的な
数値であり、テクセルセレクタ2Aの出力が72ビット
もの幅になる可能性は大きい。実際に回路を製作する場
合、高速データ信号を72ビット分配線することが難し
い場合がある。同じ速度で動作する信号線が近くに何本
もある場合、その信号同士のクロストークや付加容量が
問題になるからである。このような場合、ビット幅を小
さくし、出力をバス化することにより高速大量データの
やりとりをする方法がある。これにより、ビット幅を小
さくすれば、前記のような高速回路設計の問題は少なく
なる。
【0081】以下に示す第4実施例では、テクセルセレ
クタをデータバッファとゲート信号発生回路により構成
し、テクセルデータ出力部をバス化することを実現して
いる。図20に本発明に係るテクスチャーパターンメモ
リ回路の第4実施例のブロック図を示す。このテクスチ
ャーパターンメモリ回路1Eは、基本的には第1実施例
とほぼ同じ構成であるので、対応する部分に同一符号を
付し、詳しい説明は省略する。第1実施例ではテクセル
データ出力NAがビット幅3bあるのに対し、第4実施
例はビット幅bのテクセルデータバス出力NDになって
いることに特徴があり、テクセルセレクタ4Eは4つの
データバッファであるテクセルデータ選択ゲート15と
ゲート信号発生手段16により構成される。
【0082】ゲート信号発生手段16は、テクセルデー
タバス上にどのテクセルデータを出力するか決定するテ
クセルセレクト信号18と、S値の下位2ビットを入力
とし、4つのテクセルデータ選択ゲート15の内、どの
ゲートをオープンするかを決定するゲート信号G1〜G
4を出力する。また、アウトプットイネーブル(OE)
信号17が偽値で入力された場合には、すべてのゲート
信号を偽値とし、テクセルデータバスをハイインピーダ
ンスとするようにしている。テクセルデータ選択ゲート
15はゲート信号が真値の時、テクセルデータをテクセ
ルデータバスへ流すようにしている。
【0083】ゲート信号発生手段の回路の一例を図21
に示す。テクセルセレクト信号の2ビットをTB0,T
B1とし、S値の下位2ビットをSB0,SB1とする
と、回路構成は以下のようになる。
【0084】TB1,TB0,SB1を反転入力し、S
B0を非反転入力するNANDゲートと、TB0を非反
転入力し、TB1,SB1,SB0を反転入力するNA
NDゲートと、TB0を反転入力し、TB1,SB1,
SB0を非反転入力するNANDゲートとを有し、これ
らNANDゲートの出力を反転入力するNORゲートの
出力をG1とする。
【0085】TB1,TB0,SB0を反転入力し、S
B1を非反転入力するNANDゲートと、TB1,SB
1を反転入力し、TB0,SB0を非反転入力するNA
NDゲートと、TB1を反転入力し、TB0,SB1,
SB0を非反転入力するNANDゲートとを有し、これ
らNANDゲートの出力を反転入力するNORゲートの
出力をG2とする。
【0086】TB1,TB0を反転入力し、SB1,S
B0を非反転入力するNANDゲートと、TB0,SB
1を非反転入力し、TB1,SB0を反転入力するNA
NDゲートと、TB0,SB1を反転入力し、TB1,
SB0を非反転入力するNANDゲートとを有し、これ
らNANDゲートの出力を反転入力するNORゲートの
出力をG3とする。
【0087】TB1,TB0,SB1,SB0を反転入
力するNANDゲートと、TB1を反転入力し、TB
0,SB1,SB0を非反転入力するNANDゲート
と、TB1,SB1を非反転入力し、TB0,SB0を
反転入力するNANDゲートとを有し、これらNAND
ゲートの出力を反転入力するNORゲートの出力をG4
とする。
【0088】このような構成のテクセルセレクタ4Eに
おいて、マルチテクスチャーパターンメモリ10A1
10A4 からの出力は次のように選択的に出力される。
テクセルセレクト信号18は2ビットで構成されてお
り、この値によりテクセルデータバス上に現れるデータ
は 00のとき:(S−1,T) 01のとき:(S,T) 10のとき:(S+1,T) 11のとき:不定 となる。ここで、数値はビットで記してある。
【0089】第4実施例では、テクセルデータバスへの
出力の切替にデータバッファであるテクセルデータ選択
ゲート15を使用したが、実際に用いるのRAM(ラン
ダムアクセス メモリ)はこの機能に相当するOE信号
入力を備えているので、マルチテクスチャーパターンメ
モリ上でデータ切替をすることもできる。この方法を使
った場合のテクスチャーパターンメモリ回路のブロック
図を図22に示す。図21のように、テクセルデータ選
択ゲート15を介さず、直接にメモリ10AE1〜10
AE4のOE信号入力にゲート信号発生手段16からゲ
ート信号を入力する。
【0090】第4実施例は、従来技術の複数アクセス法
と同じような結果のデータ列を発生する。しかし、バッ
ファによって切替える方式は、複数アクセス法の様にア
ドレスを演算し直す方式に較べ、アドレス演算の時間が
必要ない分、有意に高速である。さらに、複数アクセス
法のテクセルデータ出力順は回路により特定の順番にな
ってしまうが、第4実施例はテクセルセレクト信号によ
り選択的に複数のテクセルをアクセスできるという利点
がある。
【0091】またテクセルセレクタ4Aの出力をバス化
して、出力のビット幅を小さくすることが可能となり、
その信号同士のクロストークや付加容量を抑えることが
できる。従って、高速大量データのやりとりをしても、
回路のノイズを軽減することができる。
【0092】(第5実施例)図23に本発明に係るテク
スチャーパターンメモリ回路の第5実施例のブロック図
を示す。このテクスチャーパターンメモリ回路1Hは、
第4実施例のテクセルデータバス化操作を第2実施例に
対して行なったものである。第2実施例に対応する部分
には同一符号を付して、説明を省略する。
【0093】マルチテクスチャーパターンメモリ2Hの
テクスチャーパターンメモリ回路1E1〜1E4は、第4
実施例のテクスチャーパターンメモリ回路である。テク
スチャーパターンメモリ1E1〜1E4には、4ビットで
構成されるテクセルセレクト信号18の下位2ビットが
入力される。また、テクスチャーパターンメモリ回路1
1〜1E4のOE信号として、ゲート信号発生手段16
のゲート信号G1〜G2が入力される。
【0094】ゲート信号発生手段16は、第4実施例と
同じものであり、テクセルセレクト信号18Fの上位2
ビットがセレクト信号として入力される。テクセルセレ
クト信号18Fによるテクセルデータバスの出力は、 0000のとき:(S−1,T−1) 0001のとき:(S,T−1) 0010のとき:(S+1,T−1) 0100のとき:(S−1,T) 0101のとき:(S,T) 0110のとき:(S+1,T) 1000のとき:(S−1,T+1) 1001のとき:(S,T+1) 1010のとき:(S+1,T+1) となる。また、記述されていないセレクト信号の場合は
出力不定となる。
【0095】こうして、第4実施例と同様に、出力をバ
ス化することが可能になり、回路のノイズを軽減するこ
とができる。
【0096】また、第5実施例の図23ではゲート信号
発生回路が第4実施例のものと第5実施例のものと2段
構成になっているので、これを1つにまとめることによ
り、さらに高速化が可能となる。
【0097】以上、本発明の実施例について述べたが、
本発明の構成はこれらに限られるものではない。実施例
において、マルチテクスチャーパターンメモリのメモリ
をテクスチャーパターンメモリ回路に置き換え2段構成
にしたものが記載されているが、更にメモリをテクスチ
ャーパターンメモリ回路に置き換え、また更にメモリを
テクスチャーパターンメモリ回路に置き換えて多段構成
とすることができる。こうすることにより、1回のアク
セスで非常に多数のテクセルデータを出力することがで
き、ピクセル値の演算に非常に多数のテクセルデータを
必要とする場合には有効で、メモリの効率化と高速化を
図ることができる。当然、書き込み手段及びテクセルセ
レクタも多段構成となるため、これらをひとつにまとめ
て回路の小規模化、簡略化を行うとともに、高速化を図
る。
【0098】
【発明の効果】本発明のテクスチャーパターンメモリ回
路によれば、(S,T)座標値の入力による1回のアク
セスにより、各メモリからフレームメモリに書き込むピ
クセル値の演算に必要な(S,T)座標の周辺座標値と
該座標値のテクセルデータとを出力することができるか
ら、高速アクセスが可能で、且つメモリに同じテクセル
データを重複して格納することがないから、非常にメモ
リ効率が良い。
【0099】また、第3、4及び5の発明においては、
加算器及び減算器、アドレス変換手段あるいはメモリを
減らすことができ、回路を小規模でき、小型化、組み立
て性の向上、コストダウンを図ることができる。
【0100】また、第7の発明においては、テクセルセ
レクタをピクセル値の演算に必要な(S,T)座標の周
辺座標値と該座標値のテクセルデータを同時に出力する
構成とするから、フレームメモリへ書き込むスピードを
向上できる。
【0101】また、第8、9、及び10の発明におい
て、テクセルセレクタが、テクセルセレクト信号によ
り、テクセルデータバス上にどのテクセルデータを出力
するかを決定するから、テクセルデータバスのビット幅
を制限することができ、高速大量データをやり取りして
も、信号同士のクロストークや付加容量等によるノイズ
を抑えることができる。
【0102】第11、12、13、14及び15の発明
において、ライトセレクタとライトデータゲートからな
る書き込み手段を備えているから、各メモリの同一アド
レスへ順にテクセルデータを書き込むことができる。
【0103】第12及び13の発明において、メモリに
第11の発明のテクスチャーパターンメモリ回路を使用
して2段構成としているから、1回のアクセスで出力で
きるテクセルデータが多く、多量のテクセルデータを1
度に得ることができ、高速アクセスが可能で非常にメモ
リ効率が良い。
【0104】第14の発明において、第11の発明のテ
クスチャーパターンメモリ回路のメモリを更に第12の
テクスチャパターンメモリ回路に置き換えることにより
多段構成としているから、1回のアクセスで、極めて多
量のテクセルデータを得ることができ、高速アクセスが
可能で非常にメモリ効率が良い。
【0105】第15の発明のテクスチャーパターンメモ
リ回路において、第13及び14の発明の多段構成のテ
クセルセレクタや書き込み手段をひとつにまとめるか
ら、回路を小規模化し、小型化、組み立て性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテクスチャーパターンメモリ回路
の原理説明図である。
【図2】本発明に係るテクスチャーパターンメモリ回路
の第1実施例を示すブロック図である。
【図3】第1実施例の書き込み手段のライトセレクタを
示す論理回路図である。
【図4】第1実施例のテクセルテクセルセレクタを示す
ブロック図である。
【図5】第1実施例のマルチテクスチャーパターンメモ
リにおけるメモリのアドレスと(S,T)座標の関係を
示す説明図である。
【図6】第1実施例のマルチテクスチャーパターンメモ
リにおけるメモリのアドレスと(S,T)座標平面の関
係を示す説明図である。
【図7】本発明に係るテクスチャーパターンメモリ回路
の第2実施例を示すブロック図である。
【図8】第2実施例のテクセルセレクタを示すブロック
図である。
【図9】第2実施例の第1テクスチャーパターンメモリ
回路におけるメモリのアドレスと(S,T)座標の関係
を示す説明図である。
【図10】第2実施例の第2テクスチャーパターンメモ
リ回路におけるメモリのアドレスと(S,T)座標の関
係を示す説明図である。
【図11】第2実施例の第3テクスチャーパターンメモ
リ回路におけるメモリのアドレスと(S,T)座標の関
係を示す説明図である。
【図12】第2実施例の第4テクスチャーパターンメモ
リ回路におけるメモリのアドレスと(S,T)座標の関
係を示す説明図である。
【図13】第2実施例のマルチテクスチャーパターンメ
モリにおけるメモリのアドレスと(S,T)座標平面の
関係を示す説明図である。
【図14】本発明に係るテクスチャーパターンメモリ回
路の第3実施例を示すブロック図である。
【図15】第3実施例のマルチテクスチャーパターンメ
モリに用いているテクスチャーパターンメモリ回路を示
すブロック図である。
【図16】第3実施例のマルチテクスチャーパターンメ
モリに用いている第1テクスチャーパターンメモリ回路
におけるメモリのアドレスと(S,T)座標の関係を示
す説明図である。
【図17】第3実施例のマルチテクスチャーパターンメ
モリに用いている第2テクスチャーパターンメモリ回路
におけるメモリのアドレスと(S,T)座標の関係を示
す説明図である。
【図18】第3実施例のマルチテクスチャーパターンメ
モリに用いている第3テクスチャーパターンメモリ回路
におけるメモリのアドレスと(S,T)座標の関係を示
す説明図である。
【図19】第3実施例のマルチテクスチャーパターンメ
モリに用いているテクスチャーパターンメモリ回路のメ
モリのアドレスと(S,T)座標平面の関係を示す説明
図である。
【図20】本発明に係るテクスチャーパターンメモリ回
路の第4実施例を示すブロック図である。
【図21】第4実施例のテクセルセレクタに用いるゲー
ト信号発生手段の論理回路図である。
【図22】OE信号入力付のメモリを用いた第4実施例
のテクスチャーパターンメモリ回路を示すブロック図で
ある。
【図23】本発明に係るテクスチャーパターンメモリ回
路の第5実施例を示すブロック図である。
【図24】従来のテクスチャーマッピングの説明図であ
る。
【図25】従来のテクスチャーマッピング装置の一例を
示すブロック図である。
【図26】書き込み演算のためのテクセルデータ読み出
しの説明図である。
【図27】複数アクセス法のテクスチャーパターンメモ
リ回路のブロック図である。
【図28】複数メモリ法のテクスチャーパターンメモリ
回路のブロック図である。
【図29】複数アクセス・複数メモリ法のテクスチャー
パターンメモリ回路のブロック図である。
【符号の説明】
1A テクスチャーパターンメモリ回路 2A マルチテクスチャーパターンメモリ 3A 書き込み手段 4A テクセルセレクタ 5A 加算器 6A 減算器 7A,8A セレクタ 9A1〜9A4 アドレス変換手段 10A1〜10A4 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−291767(JP,A) 特開 平1−291387(JP,A) 特開 平3−278146(JP,A) 特開 昭64−76363(JP,A) 特開 昭61−80435(JP,A) 特開 昭64−76496(JP,A) 特開 昭64−88655(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 15/00 G06F 12/00 580 G06F 12/06 521 G06T 1/60 G06T 11/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定アドレスに対してそれぞれテクセル
    データを読み出し又は書き込む(第1の所定値)個のメ
    モリと、 テクスチャーパターンの(S,T)座標値において、整
    数からなるS値又はT値のいずれか一方に対し、前記第
    1の所定値を加算する加算器と前記第1の所定値を減算
    する減算器と、 前記加算器の出力と加算前の元のS値又はT値とのいず
    れか一方を選択する第1のセレクタと、前記減算器の出
    力と減算前の元のS値又はT値とのいずれか一方を選択
    する第2のセレクタと、 前記第1のセレクタ出力と前記(S,T)座標値から前
    記メモリに入力される指定アドレスを演算する前記(第
    1の所定値)個のアドレス変換手段と、 を備え、 前記アドレス変換手段は、前記第1のセレクタ出力と前
    記加算器に入力されなかった方のS値又はT値とから一
    つのメモリに指定する前記指定アドレスを演算する第1
    のアドレス変換手段と、前記第2のセレクタ出力と前記
    減算器に入力されなかった方のS値又はT値とから他の
    一つのメモリに指定する前記指定アドレスを演算する第
    2のアドレス変換手段と、前記(S,T)座標値から残
    りのメモリに指定する前記指定アドレスを演算する第3
    のアドレス変換手段とからなり、 (S,T)座標値が入力されると、該(S,T)座標値
    が第1のアドレス変換手段から指定アドレスを指定され
    ているメモリに格納されている場合は、第1のセレクタ
    がS値又はT値を選択し、第2のセレクタが前記減算器
    の出力を選択し、(S,T)座標値が第2のアドレス変
    換手段から指定アドレスを指定されているメモリに格納
    されている場合は、第1のセレクタが前記加算器の出力
    を選択し、第2のセレクタがS値又はT値を選択し、
    (S,T)座標値が第3のアドレス変換手段から指定ア
    ドレスを指定されているメモリに格納されている場合
    は、第1及び第2のセレクタがS値又はT値を選択し、 フレームメモリに書き込むピクセル値の演算に必要な
    (S,T)座標値及びその周辺座標値を含むテクセルデ
    ータを前記(第1の所定値)個だけ出力することを特徴
    とするテクスチャーパターンメモリ回路。
  2. 【請求項2】 アドレス変換手段内に加算器、減算器及
    びセレクタを論理的に組み込んだことを特徴とする請求
    項1記載のテクスチャーパターンメモリ回路。
  3. 【請求項3】 (S,T)座標値から指定アドレスを演
    算するアドレス変換手段のうち同一の演算処理を行うも
    のを、一つにまとめたことを特徴とする請求項1記載の
    テクスチャーパターンメモリ回路。
  4. 【請求項4】 (S,T)座標値から指定アドレスを演
    算するアドレス変換手段から、同一の指定アドレスが入
    力されるメモリを、一つにまとめたことを特徴とする請
    求項1記載のテクスチャーパターンメモリ回路。
  5. 【請求項5】 指定アドレスに対してそれぞれテクセル
    データを読み出し又は書き込む(第1の所定値)個のメ
    モリと、 テクスチャーパターンの(S,T)座標値において、整
    数からなるS値又はT値のいずれか一方に対し、前記第
    1の所定値を加算する加算器と前記第1の所定値を減算
    する減算器と、 前記加算器の出力と加算前の元のS値又はT値とのいず
    れか一方を選択する第1のセレクタと、前記減算器の出
    力と減算前の元のS値又はT値とのいずれか一方を選択
    する第2のセレクタと、 前記第1のセレクタ出力と前記(S,T)座標値から前
    記メモリに入力される指定アドレスを演算する前記(第
    1の所定値)個のアドレス変換手段と、 (S,T)座標値の入力により、前記メモリから出力さ
    れる前記(第1の所定値)個のテクセルデータから、
    (S,T)座標値及びその周辺座標値のテクセルデータ
    を選択し出力するテクセルセレクタと、 を備え、 前記アドレス変換手段は、前記第1のセレクタ出力と前
    記加算器に入力されなかった方のS値又はT値とから一
    つのメモリに指定する前記指定アドレスを演算する第1
    のアドレス変換手段と、前記第2のセレクタ出力と前記
    減算器に入力されなかった方のS値又はT値とから他の
    一つのメモリに指定する前記指定アドレスを演算する第
    2のアドレス変換手段と、前記(S,T)座標値から残
    りのメモリに指定する前記指定アドレスを演算する第3
    のアドレス変換手段とからなり、 (S,T)座標値が入力されると、該(S,T)座標値
    が第1のアドレス変換手段から指定アドレスを指定され
    ているメモリに格納されている場合は、第1のセレクタ
    がS値又はT値を選択し、第2のセレクタが前記減算器
    の出力を選択し、(S,T)座標値が第2のアドレス変
    換手段から指定アドレスを指定されているメモリに格納
    されている場合は、第1のセレクタが前記加算器の出力
    を選択し、第2のセレクタがS値又はT値を選択し、
    (S,T)座標値が第3のアドレス変換手段から指定ア
    ドレスを指定されているメモリに格納されている場合
    は、第1及び第2のセレクタがS値又はT値を選択し、 フレームメモリに書き込むピクセル値の演算に必要な
    (S,T)座標値及びその周辺座標値のテクセルデータ
    を出力することを特徴とするテクスチャーパターンメモ
    リ回路。
  6. 【請求項6】 テクセルセレクタは、前記第1の所定値
    と同数の入力と1出力のセレクタを複数用いて構成さ
    れ、選択したテクセルデータを同時に出力することを特
    徴とする請求項5記載のテクスチャーパターンメモリ回
    路。
  7. 【請求項7】 テクセルセレクタは、入力された(S,
    T)座標値とテクセルセレクト信号の入力により、前記
    メモリの出力である複数のテクセルデータから、必要な
    テクセルデータを選択し、テクセルセレクト信号の入力
    によりテクセルバスに選択的に出力することを特徴とす
    る請求項5記載のテクスチャーパターンメモリ回路。
  8. 【請求項8】 テクセルセレクタは、 (S,T)座標値と、テクセルバス上にどのテクセルデ
    ータを出力するか決定するテクセルセレクト信号との入
    力からゲート信号を発生するゲート信号発生手段と、 該ゲート信号により、複数のテクセルデータのうち1つ
    のテクセルデータを、1テクセルデータ幅のテクセルバ
    スに出力する複数のテクセルデータ選択ゲートと、 を備えたことを特徴とする請求項5記載のテクスチャー
    パターンメモリ回路。
  9. 【請求項9】 メモリは、データ出力を許可/禁止でき
    る入力端子を有し、テクセルセレクタは、(S,T)座
    標値と、テクセルバス上にどのテクセルデータを出力す
    るか決定するテクセルセレクト信号の入力によりゲート
    信号を発生するゲート信号発生手段を有し、 該ゲート信号を前記メモリの入力端子に入力することに
    より、必要なテクセルデータを1テクセルデータ幅のテ
    クセルバスに選択的に出力させることを特徴とする請求
    項5記載のテクスチャーパターンメモリ回路。
  10. 【請求項10】 指定アドレスに対してそれぞれテクセ
    ルデータを読み出し又は書き込む(第1の所定値)個の
    メモリと、 テクスチャーパターンの(S,T)座標値において、整
    数からなるS値又はT値のいずれか一方に対し、前記第
    1の所定値を加算する加算器と前記第1の所定値を減算
    する減算器と、 前記加算器の出力と加算前の元のS値又はT値とのいず
    れか一方を選択する第1のセレクタと、前記減算器の出
    力と減算前の元のS値又はT値とのいずれか一方を選択
    する第2のセレクタと、 前記第1のセレクタ出力と前記(S,T)座標値から前
    記メモリに入力される指定アドレスを演算する前記(第
    1の所定値)個のアドレス変換手段と、 (S,T)座標値の入力により、前記メモリから出力さ
    れる前記(第1の所定値)個のテクセルデータから、
    (S,T)座標値及びその周辺座標値の(第2の所定
    値)個のテクセルデータを選択し出力するテクセルセレ
    クタと、 (S,T)座標値により、該(S,T)座標値のテクセ
    ルデータを有する前記メモリを選択し書き込み信号を送
    信するライトセレクタと、 書き込み動作時のみメモリに入力するためのライトデー
    タゲートとを有する書き込み手段と、 を備え、 前記アドレス変換手段は、前記第1のセレクタ出力と前
    記加算器に入力されなかった方のS値又はT値とから一
    つのメモリに指定する前記指定アドレスを演算する第1
    のアドレス変換手段と、前記第2のセレクタ出力と前記
    減算器に入力されなかった方のS値又はT値とから他の
    一つのメモリに指定する前記指定アドレスを演算する第
    2のアドレス変換手段と、前記(S,T)座標値から残
    りのメモリに指定する前記指定アドレスを演算する第3
    のアドレス変換手段とからなり、 (S,T)座標値が入力されると、該(S,T)座標値
    が第1のアドレス変換手段から指定アドレスを指定され
    ているメモリに格納されている場合は、第1のセレクタ
    がS値又はT値を選択し、第2のセレクタが前記減算器
    の出力を選択し、(S,T)座標値が第2のアドレス変
    換手段から指定アドレスを指定されているメモリに格納
    されている場合は、第1のセレクタが前記加算器の出力
    を選択し、第2のセレクタがS値又はT値を選択し、
    (S,T)座標値が第3のアドレス変換手段から指定ア
    ドレスを指定されているメモリに格納されている場合
    は、第1及び第2のセレクタがS値又はT値を選択し、 フレームメモリに書き込むピクセル値の演算に必要な
    (S,T)座標値及びその周辺座標値の(第2の所定
    値)個のテクセルデータを出力することを特徴とするテ
    クスチャーパターンメモリ回路。
  11. 【請求項11】 指定アドレスに対してそれぞれテクセ
    ルデータを読み出し又は書き込む請求項10記載のテク
    スチャーパターンメモリ回路からなる(第3の所定値)
    個のメモリと、 テクスチャーパターンの(S,T)座標値において、整
    数からなるS値又はT値のいずれか一方に対し、前記第
    3の所定値を加算する加算器と前記第3の所定値を減算
    する減算器と、 前記加算器の出力と加算前の元のS値又はT値とのいず
    れか一方を選択する第1のセレクタと、前記減算器の出
    力と減算前の元のS値又はT値とのいずれか一方を選択
    する第2のセレクタと、 前記第1のセレクタ出力と前記(S,T)座標値から前
    記メモリに入力される指定アドレスを演算する前記(第
    3の所定値)個のアドレス変換手段と、 を備え、 前記アドレス変換手段は、前記第1のセレクタ出力と前
    記加算器に入力されなかった方のS値又はT値とから前
    記指定アドレスを演算する第1のアドレス変換手段と、
    前記第2のセレクタ出力と前記減算器に入力されなかっ
    た方のS値又はT値とから前記指定アドレスを演算する
    第2のアドレス変換手段と、前記(S,T)座標値から
    前記メモリに入力される指定アドレスを演算する前記第
    1及び第2のアドレス変換手段以外の残りの第3のアド
    レス変換手段とからなり、 (S,T)座標値が入力されると、該(S,T)座標値
    が第1のアドレス変換手段から指定アドレスを指定され
    ているメモリに格納されている場合は、第1のセレクタ
    がS値又はT値を選択し、第2のセレクタが前記減算器
    の出力を選択し、(S,T)座標値が第2のアドレス変
    換手段から指定アドレスを指定されているメモリに格納
    されている場合は、第1のセレクタが前記加算器の出力
    を選択し、第2のセレクタがS値又はT値を選択し、
    (S,T)座標値が第3のアドレス変換手段から指定ア
    ドレスを指定されているメモリに格納されている場合
    は、第1及び第2のセレクタがS値又はT値を選択し、 フレームメモリに書き込むピクセル値の演算に必要な
    (S,T)座標値及びその周辺座標値を含む(第2の所
    定値)×(第3の所定値)個のテクセルデータを出力す
    ることを特徴とするテクスチャーパターンメモリ回路。
  12. 【請求項12】 指定アドレスに対してそれぞれテクセ
    ルデータを読み出し又は書き込む請求項10記載のテク
    スチャーパターンメモリ回路からなる(第3の所定値)
    個のメモリと、 テクスチャーパターンの(S,T)座標値において、整
    数からなるS値又はT値のいずれか一方に対し、前記第
    3の所定値を加算する加算器と前記第3の所定値を減算
    する減算器と、 前記加算器の出力と加算前の元のS値又はT値とのいず
    れか一方を選択する第1のセレクタと、前記減算器の出
    力と減算前の元のS値又はT値とのいずれか一方を選択
    する第2のセレクタと、 前記第1のセレクタ出力と前記(S,T)座標値から前
    記メモリに入力される指定アドレスを演算する前記(第
    3の所定値)個のアドレス変換手段と、 (S,T)座標値の入力により、前記メモリから出力さ
    れる(第2の所定値)×(第3の所定値)個のテクセル
    データから、(S,T)座標値及びその周辺座標値のテ
    クセルデータを選択し出力するテクセルセレクタと、 (S,T)座標値により書き込むメモリを選択し書き込
    み信号を送信するライトセレクタと、 書き込み動作時のみメモリに入力するためのライトデー
    タゲートとを有する書き込み手段と、 を備え、 前記アドレス変換手段は、前記第1のセレクタ出力と前
    記加算器に入力されなかった方のS値又はT値とから一
    つのメモリに指定する前記指定アドレスを演算する第1
    のアドレス変換手段と、前記第2のセレクタ出力と前記
    減算器に入力されなかった方のS値又はT値とから他の
    一つのメモリに指定する前記指定アドレスを演算する第
    2のアドレス変換手段と、前記(S,T)座標値から残
    りのメモリに指定する前記指定アドレスを演算する第3
    のアドレス変換手段とからなり、 (S,T)座標値が入力されると、該(S,T)座標値
    が第1のアドレス変換手段から指定アドレスを指定され
    ているメモリに格納されている場合は、第1のセレクタ
    がS値又はT値を選択し、第2のセレクタが前記減算器
    の出力を選択し、(S,T)座標値が第2のアドレス変
    換手段から指定アドレスを指定されているメモリに格納
    されている場合は、第1のセレクタが前記加算器の出力
    を選択し、第2のセレクタがS値又はT値を選択し、
    (S,T)座標値が第3のアドレス変換手段から指定ア
    ドレスを指定されているメモリに格納されている場合
    は、第1及び第2のセレクタがS値又はT値を選択し、 フレームメモリに書き込むピクセル値の演算に必要な
    (S,T)座標値及びその周辺座標値のテクセルデータ
    を出力することを特徴とするテクスチャーパターンメモ
    リ回路。
  13. 【請求項13】 メモリは、それを構成する請求項10
    のテクスチャーパターンメモリ回路のメモリを、更に請
    求項11のテクスチャーパターンメモリ回路に置き換え
    ることにより多段構成されることを特徴とする請求項1
    2記載のテクスチャーパターンメモリ回路。
  14. 【請求項14】 テクセルセレクタと書き込み手段を、
    一つにまとめたことを特徴とする請求項12又は13記
    載のテクスチャーパターンメモリ回路。
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