JP3081204U - 竹炭入り建築用材料 - Google Patents

竹炭入り建築用材料

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軍太郎 山田
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竹炭サークル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 臭・除湿効果を有する竹炭入り建築用材料を
提供する。 【解決手段】 竹炭を破砕して形成した竹炭塊と、該竹
炭塊を紙袋に小分け収納して形成した複数の竹炭パック
と、微細な通気孔が複数設けられ、略方形状に形成され
て平面袋状をなし、前記複数の竹炭パックが収納された
収納袋と、を備え、前記収納袋には複数に仕切られて各
々竹炭パックが収納された収納空間が形成され、かつ隣
り合う収納空間との間には裁断用ステッチが設けられて
なり、敷設する敷設スペースにあわせて前記裁断用ステ
ッチに沿って裁断可能としたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、竹炭の各種効能に着目した竹炭入り建築用材料に関するものである 。
【従来の技術】
竹炭は竹を焼いて炭にしたもので、この竹炭には縦横に細かい無数の孔が形成 される。
【0002】 その孔の数は、木炭に比べると2倍以上ともいわれ、孔の大きさは高性能の電 子顕微鏡でやっと確認できるほど小さいものとなっている。
【0003】 そして、竹炭の最も大きな特徴である消臭・除湿効果は、その無数の孔に臭い や湿気が吸着されることによってもたらされる。
【0004】 この竹炭の効能に着目して、近年においては竹炭が様々な製品へ応用されてい る。
【0005】 例えば、通気性のよい袋に竹炭を詰めたものを住まいの壁に掛けたり、床に置 くだけで、天然の空気清浄器として機能し、空気中の不純物を取り除くほか、脱 臭・除湿に優れた効果を発揮する。
【0006】 特に、脱臭剤として竹炭を冷蔵庫の中に入れておけば、庫内の不快な臭いを取 り除き、適当な湿度調節を行って、冷蔵庫内の食品の鮮度を保ち、腐敗の進行を 妨げることができる。
【0007】 また、竹炭を水の中で灰汁の強い山野草や野菜と一緒に漬けておけば、短時間 で灰汁抜きができる。
【0008】 さらに、ペットを飼っている家庭では、家の中のペットの臭いが気になるが、 竹炭を置いておくだけで、ペットの気になる臭いを消臭することができる。
【0009】 また、竹炭をポットの中に入れておけば、水中の塩素やトリハロメタンなどの 不純物を吸着しながら、竹炭のミネラル・カルシウム等の成分が水の中に溶け出 し、腐りにくいバランスのとれたミネラルウォーターを手軽につくることもでき る。
【0010】 さらに、炊飯時に竹炭を入れて炊くと、ふっくらとした美味しいご飯が炊き上 がり、保温時にもそのまま入れておけば、時間がたったご飯でも特有の臭いや変 色がなく美味しく食すことができる。
【0011】 また、竹炭のブロックを浴槽に入れておけば、浴槽の湯がアルカリ性となり、 肌に優しくなる上、湯冷めしにくくなるので、温泉に入ったように体をポカポカ と暖めてくれる。そして、毎日竹炭風呂に入っていたら、アトピー性皮膚炎、神 経痛・水虫がよくなったという反響も聞かれている。
【0012】 さらに、菊や蘭の栽培にも効果があり、花瓶の中に竹炭を1乃至2塊入れてお くと、水が腐らず、嫌な臭いもせず、花が水を吸い上げやすくなり、花が生き生 きとしてくる。
【0013】 一方、竹炭には蓄電性等の特質があり、枕に竹炭を使用することによっては人 間の生体電流(マイナスイオンとプラスイオン)のバランスを整える働きをもた らす。加えて遠赤外線と放湿・吸湿・通気性効果が心地よい睡眠を促し、不眠・ 頭痛・肩こり・冷え性を緩和する。
【0014】 このように、竹炭は多孔質性で特に強力な脱臭、吸湿効果により、除湿、排温 、調温、脱臭にきわめて効果を発揮するものである。
【0015】 ここで、本考案者はこの竹炭を用いた建築用材料を考案するに至った。
【0016】 前述のように竹炭は強力な脱臭、吸湿効果があり、除湿、排温、調温、脱臭に きわめて有効だからである。この竹炭入り建築用材料を例えば床面の下、壁の内 部、間仕切りの内部、天井の内部等に敷設すれば、除湿、排温、調温、脱臭がな されたきわめて快適な居住空間を提供することが出来る。
【考案が解決しようとする課題】
しかして、本考案は前記の要請に対処すべく案出されたものであり、前述した 竹炭の効果に着目し、これを建築用材料として使用したものであり、コストが安 価で、しかも竹炭の効果を最大限にあげることができ、さらには床面の下、壁の 内部、間仕切りの内部、天井の内部等において異なった大きさの敷設スペースで あってもこれを裁断用ステッチに沿って裁断することによりスムーズに敷設スペ ースに合わせて敷設できる竹炭入り建築用材料を提供することを目的とするもの である。
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本考案は以下のように構成されている。
【0017】 すなわち、本考案による竹炭入り建築用材料は、 竹炭を破砕して形成した竹炭塊と、 該竹炭塊を紙袋に小分け収納して形成した複数の竹炭パックと、 微細な通気孔が複数設けられ、略方形状に形成されて平面袋状をなし、前記複 数の竹炭パックが収納された収納袋と、 を備え、 前記収納袋には複数に仕切られて各々竹炭パックが収納された収納空間が形成 され、かつ隣り合う収納空間との間には裁断用ステッチが設けられてなり、 敷設する建物の敷設スペースにあわせて前記裁断用ステッチに沿って裁断可能 としたことを特徴とするものである。
【考案の実施の態様】
以下、本考案の実施の態様を図に基いて説明する。
【0018】 まず、竹炭を破砕して塊状の竹炭塊1を形成する。
【0019】 ここで、竹炭自体を製造する装置あるいは竹炭自体を製造する方法については なんら限定されない。
【0020】 また、塊状の竹炭塊1とする装置、また竹炭塊1を形成する方法についても何 ら限定されるものではない。
【0021】 この竹炭塊1は小形の紙袋8に小分け収納され、竹炭パック9とされる。この 竹炭パック9を大量に形成しておく。 次に、符号2は収納袋を示す。該収納袋2は、例えば不織布等で構成され、1 ミリメートル未満の微細な通気孔3が表面あるいは裏面の全体にわたって設けら れている。
【0022】 さらに、この収納袋2は、複数に仕切られ、複数の独立した収納空間4・・・ が設けられることとなる。
【0023】 そして、仕切られた隣り合う収納空間4,4の間には裁断用ステッチ5が所定 の幅を持って形成され、この裁断用ステッチ5に沿って裁断することにより前記 独立した収納空間4毎に切り離すことが可能となっている。
【0024】 尚、本実施例において、前記竹炭パック9の大きさは、この1個の収納空間4 に1つ入る程度の大きさとしてある。
【0025】 ここで、図2から理解されるように、竹炭パック9を内包して形成した建築用 材料は、略長方形状をなしている。
【0026】 そして、この建築用材料には十字状に裁断用ステッチ5が設けられて4つの収 納空間4が形成されている。
【0027】 よって、1つの竹炭入り建築材料を前記十字状に設けられた裁断用ステッチ5 に沿って切り離すことにより4つの小型の大きさにした建築材料にすることも出 来るし、2つの略中型の大きさにした建築材料にすることも出来る。また、切断 しないで1つの大きなサイズの建築用材料としても使用することが出来る。
【0028】 尚、本考案による竹炭入り建築材料の製造方法については何ら限定されないが 、例えば、長方形状の形状にした2枚の不織布を用意し、この不織布を重ね合わ せて、まず略凹状に縫い合わせ、さらに中間部分も縦方向に縫い合わせて、裁断 用ステッチ5を形成すると共に、該裁断用ステッチ5の両側に収納空間4,4を 形成し、この収納空間4,4内に前記竹炭パック9を収納する。次いで長手方向 の中間位置から、今度は横方向に裁断用ステッチ5を形成し、新しく形成した収 納空間4,4内に竹炭パック9を収納する。
【0029】 その後開口部を縫い合わせて閉じ、竹炭入り建築用材料とすればよい。
【0030】 しかして、このように形成された竹炭入り建築用材料を、例えばフローリング 等の床下、壁の内部、間仕切りの内部あるいは天井の内部等に敷設することが出 来る。
【0031】 ここで、この竹炭入り建築材料は、微細な孔である複数の通気孔3を有する収 納用袋2で竹炭塊1を収納してあるため、竹炭の有する各種の効果が該通気孔3 を通過して存分に発揮される。
【0032】 また、該竹炭入り建築材料は耐圧性に優れ、過大な荷重をかけても破れること はなく、さらに通気孔3の径は竹炭粉1よりも小径なので、該通気孔3を通過し て竹炭塊1が外部にこぼれることもない。
【0033】
【考案の効果】
かくして本考案は以上の構成よりなる。
【0034】 そして、本考案による竹炭入り建築材料であれば、製造コストが安価で、しか も竹炭の効果を最大限にあげることができ、さらには例えばフローリング等の床 下、壁の内部、間仕切りの内部あるいは天井の内部等において異なった大きさの 敷設スペースであってもこれを裁断用ステッチに沿って裁断することによりスム ーズに前記敷設スペースに合わせて敷設できる等優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による竹炭入り建築用材料を示す断面説
明図である。
【図2】本考案による竹炭入り建築用材料を示す正面説
明図である。
【図3】本考案による竹炭入り建築用材料の敷設状態を
示す説明図(その1)である。
【図4】本考案による竹炭入り建築用材料の敷設状態を
示す説明図(その1)である。
【符号の説明】
1 竹炭塊 2 収納用袋 3 通気孔 4 収納空間 5 裁断用ステッチ 8 紙袋 9 竹炭パック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竹炭を破砕して形成した竹炭塊と、 該竹炭塊を紙袋に小分け収納して形成した複数の竹炭パ
    ックと、 微細な通気孔が複数設けられ、略方形状に形成されて平
    面袋状をなし、前記複数の竹炭パックが収納された収納
    袋と、を備え、 前記収納袋には複数に仕切られて各々竹炭パックが収納
    された収納空間が形成され、かつ隣り合う収納空間との
    間には裁断用ステッチが設けられてなり、 敷設する敷設スペースにあわせて前記裁断用ステッチに
    沿って裁断可能としたことを特徴とする竹炭入り建築用
    材料。
JP2001002323U 2001-04-19 2001-04-19 竹炭入り建築用材料 Expired - Fee Related JP3081204U (ja)

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