JP3081160B2 - 略球体ブロック製造方法及び装置 - Google Patents

略球体ブロック製造方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略球体ブロック製
造方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自然石(玉石)は安価で最も身近
な建設資材として今日まで重要な役割を果して来た。更
に最近では自然景観指向が強まるなかで各種の公共事業
に自然石を用いる工法が盛んに採用されつつある。しか
しながら、球形をした自然石は既に枯渇状態にあり、ま
た環境保全の面からも自然玉石に依存することは困難な
状況となってきた。そこで、直径100mm〜500m
m程度の球形をなすコンクリートブロックを効率よく量
産する製造設備を開発し、これによって生産されるコン
クリート玉石を自然玉石の代替品として低コストで供給
することができれば、旧来の自然玉石利用による生態系
保護工法が、自然産物の乱獲による環境破壊を抑制しな
がら推進できる手段として極めて効果的である。
【0003】従来、球形ブロックを量産しようとする試
みは極めて少なく、したがって、球体ブロック製造装置
も殆ど存在しない。過去の経験から一般的な装置を用い
て、球形ブロックの成型を試みその機能確認を行った。
図10はその概略図である。この装置は、振動台31の
上に下半球型枠32と中間の余盛型枠33を装着し、更
に加圧装置を備えた上半球型枠34で構成されるもので
ある。
【0004】まず、図11に示すように、下半球型枠3
2と中間余盛型枠33をセットした状態の中に、計量し
たコンクリート材料Aを投入し、上半球型枠34に加圧
をかけることと振動台31の振動とを併用しながら球形
ブロックBに成型している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来装置を用い
て成型した結果、以下のような問題点が確認された。
【0006】従来装置では正しい球形のブロックを成型
することは困難であった。まず、振動を受けるコンクリ
ート材料の上面には平坦になろうとする自然作用が働
き、加圧側上半球の頂部に欠円bが生じた(図12)。
このことは、振動締め固め効果が加圧による成型能力よ
り大きいことを意味している。
【0007】上記の問題解消対策として、振動を微小に
押え、加圧力を増大して成型を試みた(振動<加圧
力)。その結果、コンクリート中の粗骨材に割裂破砕現
象が起きた。これは、強力な外部圧力によって相互の粗
骨材間に過大の圧縮応力が生じ粗骨材が割裂したもので
ある。この方法によれば、球形ブロックの品質面に欠陥
が生ずることが確認された。又、この方法によれば、成
型所要時間も著しく増大し生産性の面で実用性に欠ける
ことが確認された。
【0008】そこで、本発明は、例えばコンクリート材
料、主としてポーラスコンクリート材料を用いた正しい
球形で良質な球形ブロックを製造する場合に有効であ
り、かつ比較的小径の球形ブロック(直径15〜25c
m)まで広範囲な成型能力を有する略球体ブロック製造
方法及び装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図の如く、機枠1と、縦長の筒形本体筒2と、該
本体筒2のほぼ中心を前記機枠1に揺動自在に支持する
水平方向の揺動中心軸Cと、前記本体筒2にその縦中心
線方向に摺動自在に内嵌された半球キャップ形移動型3
と、該移動型3の中心孔3aを貫通し基端部4aを前記
本体筒2に遊動自在に吊る下げられた第1ピンP1と、
前記移動型3に対向する半球キャップ形とされ、かつ本
体筒2の先端部に着脱自在に取り付けられ、かつ第1ピ
ンP1の先端4bと嵌合する一部5aを有する着脱型5
と、前記移動型3を所定量往復移動させる加圧シリンダ
ー7と、前記本体筒2の一部に前記移動型3の移動範囲
に開口された材料投入口8と、前記本体筒2に装着され
た振動モータ9と、前記本体筒2を揺動中心軸Cの周り
に揺動させるために本体筒2と機枠1の間に設けられた
揺動手段11と、を具えている。
【0010】上記課題解決手段において、本体筒2の下
部に着脱型5を装着し、次に振動モータを作動して本体
筒2を振動しながら材料投入口8にブロック材料を所定
量投入し、次に加圧シリンダーを作動して移動型3が着
脱型5に近接するまで移動し、次に水平方向の揺動中心
軸Cの周りに反転揺動して本体筒2を正立姿勢2Aから
逆立姿勢2Bとし、次にまた反転して本体筒2を正立姿
勢2Aとし、加圧シリンダーを加圧停止しかつ振動モー
タを停止し、次に着脱型5と略球形ブロックDを取り外
す。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。まず、図1〜8に基づいて実施例の略
球体ブロック製造装置を説明する。
【0012】この装置は、上板1a付きの機枠1と、縦
長の円筒形本体筒2と、該本体筒2のほぼ中心を前記機
枠1に揺動自在に支持する水平方向の揺動中心軸Cと、
前記本体筒2にその縦中心線方向に摺動自在に内嵌され
た半球キャップ形移動型3と、該移動型3の中心孔3a
を5mmの隙を有して貫通し球形基端部4aを前記本体
筒2に遊動自在に吊る下げられた第1ピンP1(下が細
くなる僅かなテーパーを有している)と、前記移動型3
に対向する半球キャップ形とされ本体筒2の先端部に着
脱自在に取り付けられかつ第1ピンP1の先端4bと嵌
合するテーパー孔5a(第1ピンP1の横揺れ防止孔)
と第2ピン用のピン孔5bを有する着脱型5とを具えて
いる。
【0013】そして、前記第1ピンP1と直角でかつ互
いにも直角をなしかつ互いにいずれに対しても干渉する
ことなしに前記着脱型5を本体筒2に着脱可能に取り付
けるクランプ手段兼用の第2ピンP2及び第3ピンP3
と、第2ピンP2用で本体筒2の先端受環6と、第3ピ
ンP3用で本体筒2の第3ピン孔2cとを具えている。
【0014】さらに、前記移動型3を所定量往復移動さ
せる加圧手段として本体筒2底部と移動型3の間に装着
された加圧シリンダー7と、前記本体筒2の一部に前記
移動型3の移動範囲に開口されたホッパー形材料投入口
8と、前記本体筒2を振動させるよう装着された振動手
段としての振動モーター9と、前記着脱型5を着脱する
ために往復移動する着脱皿10aを有する着脱手段とし
ての着脱シリンダー10と、前記本体筒2を揺動中心軸
Cの周りに揺動させるために本体筒2と機枠1の間に設
けられた揺動手段11と、前記第2ピンP2と第3ピン
P3をそれぞれ着脱するよう機枠1に装着された先端係
合片12a,12b付ピンシリンダー12A,12B
と、前記ピンシリンダー12A,12Bを支軸12c,
12dの周りに起伏するために機枠1の下部に装着され
た起伏シリンダー13A,13Bと、前記揺動中心軸C
を支持する上板1aと機枠1の上部間に介装された防振
ゴム手段14とを具えている。
【0015】前記揺動手段11は、本体筒2をその移動
型3が下位の正立姿勢2Aと、移動型3が上位の逆立姿
勢2と、正立姿勢2Aと逆立姿勢2Bの中間姿勢である
傾斜姿勢2Cとの間に揺動させるためのものであり、正
逆回転及び速度調整が可能なモーター11a、中心軸C
に固定されたスプロケット11bと、両者を連結する1
1cから構成されている。
【0016】また、前記加圧シリンダー7の圧力は、
0.5トン〜1.5トンが適当である。実験の結果、移
動型3に加える圧力は、2トン未満とする必要がある。
2トンを越えると「振動占め固め効果<加圧力」となっ
て、粗骨材の破砕現象が起きる傾向が見られる。そこ
で、加圧シリンダー7として、エアー圧4.5Kg/平
方cm、内径80mmのエアーシリンダー(ストローク
450mm)を2本使用すると、移動型3の加圧力はお
およそ450Kgとなる。また、球形ブロックDを成型
するコンクリートがポーラスコンクリートのように特殊
な配合の場合(450Kg程度)と、普通性状のコンク
リートの場合(1トン程度)、又は成型直径寸法(20
0〜500mm)などの条件により、加圧力を調整する
必要がある。したがって、加圧シリンダー7は、0.4
〜1.5トンの範囲で加圧力のコントロールが可能な機
能を備えたエアーシリンダー又は油圧シリンダーとな
る。
【0017】また、前記振動モータ9は200V、25
0W、振動数3,450VPM,遠心力360kgfが
適している。これも、前記と同様、成型条件により可変
装置(インバーター振動機)を取り付けるのが望まし
い。例えば、振動モータ9は200V、550W、最大
振動数3,450VPM 遠心力800kgf程度まで
コントロールが可能なインバータ制御方式である。
【0018】前記揺動手段11は、タイマー設定による
振動減速モータ11aにより正逆回転制御で本体筒2を
反転させる。前記防振ゴム手段14は、座板の直径75
mm,ゴム直径65mm,標準荷重230kg,ばね定
数440kg/cmのものを使用する。
【0019】次に、球体ブロック製造方法を説明する。
まず、正立姿勢2Aに固定された本体筒2の開放してい
る下部に着脱型5を装着する。すなわち,着脱シリンダ
ー10を上昇させて、その着脱皿10a上の着脱型5を
本体筒2の下部に嵌合し、第1ピンP1のとがった先端
4bに着脱型5のテーパー孔5aを嵌合し、本体筒2の
先端受環6に、ピンシリンダー12Aに係合した第2ピ
ンP2を嵌入し、かつ本体筒2のピン孔2cにピンシリ
ンダー12Bに係合した第3ピンP3を嵌入し、着脱シ
リンダー10を下降する。
【0020】次に、図8のように、揺動手段11を作動
して本体筒2を傾斜姿勢2Cにし、3秒待機し、振動モ
ータ9を作動しながら材料投入口8にポーラスコンクリ
ート材料を所定量投入し(5秒)、次に、加圧シリンダ
ー7を作動して移動型3を着脱型5に近接させる移動を
開始すると同時に揺動手段11により本体筒2を正立姿
勢2Aにする(5秒)。次に正立姿勢2Aで3〜5秒待
機して移動型3を着脱型5に当て、次に、揺動手段11
により反転作動して本体筒2を逆立姿勢2Bとし(7〜
8秒)、その逆立姿勢2Bで3〜5秒待機し、次にまた
反転して本体筒2を正立姿勢2Aとし(7〜8秒)その
正立姿勢2Aで振動を保持し(3秒)、それまで継続し
ていた加圧シリンダー7の加圧と振動モータ9の作動を
同時に停止し、加圧シリンダー7により移動型3を着脱
型5から離間し、同時に着脱シリンダー10を上昇させ
てその着脱皿10aを着脱型5に当接させ(2秒)、起
伏シリンダー13A,13Bを作動してピンシリンダー
12A,12Bを水平姿勢にすると同時にそのピストン
ロッドを伸長して先端係合片12a,12bをそれぞれ
第2ピンP2と第3ピンP3の頭部に係合してからピス
トンロッドを短縮することにより第2ピンP2と第3ピ
ンP3を球形ブロックDから抜出し(2秒)、次ぎに着
脱シリンダー10を下降させると、着脱型5と球形ブロ
ックDが一体的に下降して、その自重により球形ブロッ
クDは、第1ピンP1から抜き出し(2秒)、球形ブロ
ックDを球体ブロック製造装置から取り出す。以下上記
の作動を繰り返し多数の球形ブロックDを製造する。
【0021】このブロックDは、河川護岸ブロック、ま
たは、渓谷等に設ける土砂流失防止堤や、涌き水の多い
地形に用いる土留擁壁、さらに、水中に沈めることによ
って、魚巣、魚礁、藻礁として使用できる多孔質ブロッ
クDであり、本願出願人は、特願平8ー157926号
で、このブロックとその構築物をすでに提案した。
【0022】すなわち、上記の先願技術は、図9ーA,
B,Cの如く、多孔質略球形ブロックDは、本体21
と、該本体21の表面から内部に水や空気を通すために
形成された多数の空隙22と、該ブロック本体21の複
数個を第一方向Xに連続させるために本体21の中心部
に形成され僅かにテーパー形成されたた第一貫通孔23
aと、該ブロック本体21の複数個を第二方向Yに連続
させるためにブロック本体21の中心部よりずれて形成
された第二貫通孔23bと、該ブロック本体21の複数
個を第三方向Zに連続させるためにブロック本体21の
中心部よりずれて形成された第三貫通孔23cとから構
成され、前記第一、第二、第三方向X,Y,Zは、互い
に交叉することなく直交する方向とされている。
【0023】そして、ブロック本体21の複数を第二、
第三方向Y,Zに連接し、前記第二貫通孔23bと、第
三貫通孔23cにそれぞれ長ボルト24b,24cを通
し、該長ボルト24b,24cの両端をナット25で締
めて平面的に固定した構築物を、図9ーDのように河川
の護岸として使用する。
【0024】また、ブロック本体21の複数を第一、第
二、第三方向X,Y,Zに連接し、前記第一貫通孔23
aと、第二貫通孔23bと、第三貫通孔23cにそれぞ
れ長ボルトを通し、該長ボルトの両端をナットで締めて
立体的に固定した構築物を、河川の護岸や渓谷等の土砂
流失防止堤として使用する。
【0025】すなわち、図中のEは、略球形ブロックD
の構築物を河川の堤防に設置した後、覆土し、芝等の植
物を植えたものである。同じくF,G、Hは、略球形ブ
ロックDの構築物を、河川の水底、水中、水上に積み上
げて設置することにより、水流を制御したり、水質を浄
化するものである。また、水中生物の棲家(産卵、孵
化、休息、採餌、避難、営巣)としたものである。
【0026】なお、上記においては、球形ブロックD
は、真球のコンクリートブロックとしたが、ブロック
は、例えば、楕円球、これらの球に近い多面体状の略球
体でもよく、コンクリートの代わりに砂利、モルタル、
低発泡プラスチック等を用いてもよい。
【0027】また、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論であり、本発明で
は、図示しないが、揺動手段11の代わりに、本体筒に
手動ハンドルを設け、本体筒の揺動を手動にて行っても
良い。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、本体筒の下部に着脱型を装着し、次に振動手段を作
動して本体筒を振動しながら材料投入口にブロック材料
を所定量投入し、次に加圧手段を作動して移動型が着脱
型に近接するまで移動し、次に水平方向の揺動中心軸の
周りに反転揺動して本体筒を正立姿勢から逆立姿勢と
し、次にまた反転して本体筒を正立姿勢とし、加圧手段
を加圧停止しかつ振動手段を停止し、次に着脱型と略球
形ブロックを取り外すことを特徴とする略球体ブロック
製造方法及び装置に関するものである。
【0029】したがって、本発明では、本体筒を振動さ
せながら、正立姿勢から逆立姿勢とし、次にまた反転し
て本体筒を正立姿勢とするので、球形ブロックに欠円部
分のような品質面に欠陥が生ずることがなく、成型所要
時間も著しく減少でき、ポーラスコンクリート材料を用
いた正しい球形で良質な球形ブロックを製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の略球体ブロック製造装置の一実施例を
示す全体断面図
【図2】同じく逆立姿勢の断面図
【図3】同じく本体筒の斜視図
【図4ーA】同じく着脱型装着状態の本体筒、移動型、
着脱型の断面図
【図4ーB】同じく着脱型の離型状態の本体筒、移動
型、着脱型の断面図
【図5】同じく第1ピン、着脱型の拡大断面図
【図6】同じく第1ピン、第2ピン、第3ピンとピンシ
リンダーの平面図
【図7】同じく第2ピンとピンシリンダーの側面図
【図8】同じく成型工程を示す図
【図9ーA】同じく球形ブロックの斜視図
【図9ーB】同じく球形ブロックの正面図
【図9ーC】同じく球形ブロックの構築物の平面図
【図9ーD】同じく球形ブロック構築物の使用状態説明
【図10】従来の球体ブロック製造装置のコンクリート
材料投入状態断面図
【図11】同じく加圧振動状態断面図
【図12】同じく球形ブロックの正面図
【符号の説明】
D 球形ブロック P1 第1ピン P2 第2ピン P3 第3ピン C 揺動中心軸 1 機枠 2 本体筒 3 移動型 3a 移動型の中心孔 4a 基端部 5 着脱型 7 加圧シリンダー 8 材料投入口 9 振動モータ 10 着脱シリンダー 11 揺動手段 12A,12B ピンシリンダー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体筒の下部に着脱型を装着し、次に振
    動手段を作動して本体筒を振動しながら材料投入口にブ
    ロック材料を所定量投入し、次に加圧手段を作動して移
    動型が着脱型に近接するまで移動し、次に水平方向の揺
    動中心軸の周りに反転揺動して本体筒を正立姿勢から逆
    立姿勢とし、次にまた反転して本体筒を正立姿勢とし、
    加圧手段を加圧停止しかつ振動手段を停止し、次に着脱
    型と略球形ブロックを取り外すことを特徴とする略球体
    ブロック製造方法。
  2. 【請求項2】 本体筒の下部に着脱型を装着すると同時
    に、第1ピンの先端に着脱型の一部を嵌合し、次に振動
    手段を作動して本体筒を振動しながら材料投入口にブロ
    ック材料を所定量投入し、次に加圧手段を作動して移動
    型が着脱型に近接するまで移動し、次に水平方向の揺動
    中心軸の周りに反転揺動して本体筒を正立姿勢から逆立
    姿勢とし、次にまた反転して本体筒を正立姿勢とし、加
    圧手段を加圧停止しかつ振動手段を停止し、次に着脱型
    と略球形ブロックを取り外すことを特徴とする略球体ブ
    ロック製造方法。
  3. 【請求項3】 着脱シリンダーを上昇させて、その着脱
    皿上の着脱型を本体筒の下部に装着すると同時に、第1
    ピンの先端に着脱型の一部を嵌合し、着脱シリンダーを
    下降させ、次に振動モータを作動して傾斜姿勢の本体筒
    を振動しながら材料投入口にブロック材料を所定量投入
    し、次に加圧シリンダーを作動して移動型が着脱型に近
    接するまで移動し、次に水平方向の揺動中心軸の周りに
    反転揺動して本体筒を正立姿勢から逆立姿勢とし、次に
    また反転して本体筒を正立姿勢とし、加圧シリンダーを
    加圧停止しかつ振動モータを停止し、次に着脱シリンダ
    ーを上昇させてその着脱皿を着脱型に当接させ、次に着
    脱シリンダーを下降させて、着脱型と略球形ブロックを
    一体的に下降して、その自重により略球形ブロックは第
    1ピンから抜き出すことを特徴とする略球体ブロック製
    造方法。
  4. 【請求項4】 機枠1と、 縦長の筒形本体筒2と、 該本体筒2のほぼ中心を前記機枠1に揺動自在に支持す
    る水平方向の揺動中心軸Cと、 前記本体筒2にその縦中心線方向に摺動自在に内嵌され
    たキャップ形移動型3と、 該移動型3の中心孔3aを貫通し基端部4aを前記本体
    筒2に遊動自在に吊る下げられた第1ピンP1と、 前記移動型3に対向するキャップ形とされ、かつ本体筒
    2の先端部に着脱自在に取り付けられ、かつ第1ピンP
    1の先端4bと嵌合する一部5aを有する着脱型5と、 前記移動型3を所定量往復移動させる加圧シリンダー7
    と、 前記本体筒2の一部に前記移動型3の移動範囲に開口さ
    れた材料投入口8と、 前記本体筒2に装着された振動モータ9と、 前記本体筒2を揺動中心軸Cの周りに揺動させるために
    本体筒2と機枠1の間に設けられた揺動手段11と、を
    具えていることを特徴とする略球体ブロック製造装置。
  5. 【請求項5】 着脱型5を着脱するために上下方向に往
    復移動する着脱皿10aを有する着脱シリンダー10を
    具えていることを特徴とする請求項4記載の略球体ブロ
    ック製造装置。
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