JP3081136B2 - 移動式防雷シェルター - Google Patents

移動式防雷シェルター

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JP3081136B2
JP3081136B2 JP07199292A JP19929295A JP3081136B2 JP 3081136 B2 JP3081136 B2 JP 3081136B2 JP 07199292 A JP07199292 A JP 07199292A JP 19929295 A JP19929295 A JP 19929295A JP 3081136 B2 JP3081136 B2 JP 3081136B2
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政弘 金子
浩二 鶴
剛男 高嶋
守 児玉
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Osaka Denki Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川敷に設けられ
たゴルフ場、運動場、その他の遊戯施設に設置される、
防雷シェルターの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴルフコースにおいては、防雷の
ためのシェルターの設置が一般化しつつあるなかで、建
設省所管の河川敷に設けられたゴルフコースにあって
は、行政の指導により、洪水が予知される通報がなされ
た場合には、一切の構造物を河川敷から速やかに撤収す
ることが義務付けられている。
【0003】したがって、河川敷に設置される防雷シェ
ルターでは、洪水通報時には、ボルトによる組立構造
を採用し、分解してトラックに積載・撤収するか、小
型化を図り、屋根に吊り上げ用フックを装備して、荷役
重機により吊り上げてトラックに積載・撤収し、天候回
復後、撤収作業と逆の手順により防雷シェルターを元の
位置に設置し直す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような防雷シェ
ルターの撤収作業は法定撤収時間を遵守するために急を
要し、かつ、複数名の作業者と日常は不必要な荷役重機
やシェルター分解用各種工具を必要とする煩雑な作業で
あるとともに、撤収すべき防雷シェルターは通常複数棟
であることから、荷役重機やトラックがそれぞれの設置
場所と保管場所の間を何度も行き来しなければならず、
さらに、本来ゴルフコースの管理者には不必要な荷役重
機や特殊車両の運転免許の取得が必要となる。
【0005】また、組立式防雷シェルターの場合は、保
管場所での部材の区分のための各種部材の員数確認に時
間と労力を必要とし、さらに、大型トラックの進入可能
な通路が防雷シェルター設置場所の必要条件となるた
め、シェルターの最適設置を困難にする場合もあるな
ど、様々な問題がある。
【0006】本発明の目的は、上述の課題を解決し、設
置、撤収、および、復元に必要な時間が大幅に短縮され
るとともに、必要な労力が大幅に削減され、かつ、作業
に当たって特別の荷役重機を必要としない防雷シェルタ
ーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本発明は、等電位部材によって囲まれた空間を
し、接地により雷電流の大地帰還機能を有する防雷シェ
ルターにおいて、該防雷シェルターの下部に、車輪によ
る走行機構と、該走行機構の車輪を据付面から浮かせる
と同時に据付脚部を据付面に接触させる据付脚部付ジャ
ッキと、牽引車両に連結される牽引機構とを設けると共
に、前記据付脚部付ジャッキの据付脚部に係留ボルト用
長穴を形成し、設置時に設置場所に埋め込まれている係
留金具に前記据付脚部を、前記係留ボルト用長穴に係留
ボルトを通してナットで締結することにより係留する
とを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある、移動式防雷シェルターの正面図であり、図2は、
同じく移動式防雷シェルターの側面図である。
【0009】一般に防雷シェルターは、屋根材、柱、床
材などが主に導電性の等電位部材によって構成され、こ
れらが機械的に連結されるとともに電気的に接続されて
おり、設置により防雷シェルター内には等電位部材によ
って囲まれた空間が形成されるとともに、接地により雷
電流の大地帰還機能を有する。すなわち、図1および図
2に示すように、移動式防雷シェルター1における本体
部Mでは、屋根2、柱3、床4、間柱5、腰板6、格子
7は互いに電気的かつ機械的に接続され、ファラデー・
ケージ理論により雷電流を安全に大地に帰還する構造と
される。柱3には接地端子14が設けられている。
【0010】このように、移動式防雷シェルター1の本
体部Mは従来のものと基本的に同様であるが、本体部M
の下部には台車部Cが設けられ、これにより移動式防雷
シェルター1全体が移動可能とされる。
【0011】図3は、同じく移動式防雷シェルター1
の、台車部Cを示す上面図である。台車部Cは、台車フ
レーム8、車輪9a,9b、ナックル機構10、牽引棹
11、柱受台12、および、据付脚部付ジャッキ13か
ら構成される。
【0012】移動式防雷シェルター1の本体部Mの4本
の柱3は、それぞれ台車部Cの4個の柱受台12に接続
され、不図示のねじなどにより相互に堅固に固定され
る。
【0013】台車部Cは台車フレーム8に2個の前輪9
aと2個の後輪9bが取り付けられているが、うち後輪
9bは後車軸15bに回転自由に取り付けられているの
みであるが、前輪9aには、前車軸15aの両端部に設
けられた水平回転軸16に前輪9aの回転軸が接続され
るとともに、左右の前輪9aのそれぞれ内側に固定され
る2個の腕17と牽引棹11とが中継棹18により互い
に連結されることによりナックル機構10が形成され
る。
【0014】ナックル機構10は、移動式防雷シェルタ
ー1がジープなどの車両によって牽引される場合、車両
の進行方向に従って前輪9aの進行方向を左右に一定角
度αの範囲で自在に変えることにより、円滑な牽引を可
能とするための機構である。
【0015】牽引棹11は、図1の点線に示すように、
その先端に牽引車両に接続するための連結器19を有す
るとともに、牽引棹11の台車フレーム8の近傍に上下
方向に回転可能な自在継手20を有し、前述のナックル
機構10と併せて、カーブや坂道などで自在に、ジープ
などの車両により牽引可能とされる。
【0016】据付脚部付ジャッキ13は、人力操作によ
り据付脚部の上下方向位置が調整可能なねじ式ジャッキ
であり、移動式防雷シェルター1を所定の位置に移動し
た後据付脚部を地面に接触させるとともに、車輪9a,
9bを地面から遊離させてタイヤの経年劣化を防止す
る。
【0017】使用中の横風(突風)や地震等の振動によ
る移動式防雷シェルター1の設置位置ずれや転倒を防止
するために、係留機構が設けられる。その一例を図4,
5に示す。図4に示されるように、据付脚部付ジャッキ
13の据付脚部21はねじ軸22に対して回転自在に取
り付けられており、係留ボルト用長穴23を有してい
る。一方、図5に示されるように、設置場所には係留金
具24が埋め込まれた状態になるようにコンクリート平
打ち施工がなされる。係留金具24は、外筒25、外筒
25に固定されたナット26及び外筒25の回転を防ぐ
十字形の回り止め27からなるものである。係留金具2
4は据付脚部付ジャッキ13の数(例えば4個)とその
位置に対応した場所に埋め込まれている。移動式防雷シ
ェルター1が設置位置に据え付けられると、係留ボルト
28が係留ボルト用長穴23を通してナット26に締結
される。29はコンクリート平打ち設置面、30は地面
である。
【0018】移動式防雷シェルター1の設置に当たって
は、ジープなどの車両に牽引して設置現場まで移動して
所定の設置位置が決定されると、据付脚部付ジャッキ1
3を作動させてねじ軸22を延伸し、水平レベルを調整
して据え付ける。その後接地端子14に接地電線を接続
して、接地工事を実施し、係留ボルト28をナット26
に締結することにより係留を行って、防雷シェルターの
設置が完了する。
【0019】洪水警報などの発出に伴い、防雷シェルタ
ーの撤収が必要な場合は、接地電線を取り外すととも
に、係留ボルト28を外し、据付脚部付ジャッキ13に
より据付脚部21を上昇させて4個の車輪9a,9bの
タイヤを地面に下ろし、ジープなどの車両により牽引し
て簡便に退避地への撤収を行う。天候の回復後は、撤収
時と同様ジープなどの車両による牽引で設置場所に移動
し、新設時と同様に据付脚部付ジャッキ13を作動させ
て移動式防雷シェルター1を所定の位置に据え付ける。
【0020】なお、車輪は2個でもよく、この場合はナ
ックル機構10は必要としない。また、車輪は1個の前
輪9aと2個の後輪9bとで3輪車に構成してもよく、
この場合前輪9aは台車フレーム8の取付軸に対して自
由に回転可能とする。
【0021】また、据付脚部付ジャッキ13としては、
ねじ式のみならず、リンク式などを用いることができ
る。
【0022】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明、防雷
シェルターの下部に、車輪による走行機構と、該走行機
構の車輪を据付面から浮かせると同時に据付脚部を据付
面に接触させる据付脚部付ジャッキと、牽引車両に連結
される牽引機構とを設けると共に、前記据付脚部付ジャ
ッキの据付脚部に係留ボルト用長穴を形成し、設置時に
設置場所に埋め込まれている係留金具に前記据付脚部
を、前記係留ボルト用長穴に係留ボルトを通してナット
で締結することにより係留するようにし、以て、設置、
撤収、復元のための移動時には、係留ボルトとナットの
締結を外し、係留を行わない状態で、据付脚部付ジャッ
キの作動により走行機構の車輪を据付面に接触させると
同時に据付脚部を据付面から浮かせ、牽引機構に牽引車
両を連結し、牽引車両による牽引にて移動させるように
したものであるので、設置、撤収、および、復元に必要
な時間を大幅に短縮することができるとともに、必要な
労力を大幅に削減することができ、かつ、作業に当たっ
て特別の荷役重機を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である、移動式防雷シェ
ルターの正面図である。
【図2】同じく移動式防雷シェルターの側面図である。
【図3】同じく移動式防雷シェルター1の、台車部を示
す上面図である。
【図4】同じく移動式防雷シェルター1の、据付脚部付
ジャッキの据付脚部を示す斜視図である。
【図5】同じく移動式防雷シェルター1の、係留機構を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 移動式防雷シェルター 2 屋根 3 柱 4 床 5 間柱 6 腰板 7 格子 8 台車フレーム 9 車輪 9a 前輪 9b 後輪 10 ナックル機構 11 牽引棹 12 柱受台 13 据付脚部兼係留機構 14 接地端子 15a 前車軸 15b 後車軸 16 水平回転軸 17 腕 18 中継棹 19 連結器 20 自在継手 21 据付脚部 22 ねじ軸 23 係留ボルト用長穴 24 係留金具 25 外筒 26 ナット 27 回り止め 28 係留ボルト 29 コンクリート平打ち設置面 30 地面 C 台車部 M 本体部 α 角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−64739(JP,A) 実開 昭62−203366(JP,U) 実開 昭62−166959(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 9/14 E04H 1/12 E04B 1/343

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等電位部材によって囲まれた空間を
    し、接地により雷電流の大地帰還機能を有する防雷シェ
    ルターにおいて、該防雷シェルターの下部に、車輪によ
    る走行機構と、該走行機構の車輪を据付面から浮かせる
    と同時に据付脚部を据付面に接触させる据付脚部付ジャ
    ッキと、牽引車両に連結される牽引機構とを設けると共
    に、前記据付脚部付ジャッキの据付脚部に係留ボルト用
    長穴を形成し、設置時に設置場所に埋め込まれている係
    留金具に前記据付脚部を、前記係留ボルト用長穴に係留
    ボルトを通してナットで締結することにより係留する
    とを特徴とする移動式防雷シェルター。
  2. 【請求項2】 据付脚部付ジャッキを人力操作のねじ式
    ジャッキとした請求項1記載の移動式防雷シェルター。
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