JP3081021B2 - 内視鏡の撮像装置接続機構 - Google Patents
内視鏡の撮像装置接続機構Info
- Publication number
- JP3081021B2 JP3081021B2 JP03149117A JP14911791A JP3081021B2 JP 3081021 B2 JP3081021 B2 JP 3081021B2 JP 03149117 A JP03149117 A JP 03149117A JP 14911791 A JP14911791 A JP 14911791A JP 3081021 B2 JP3081021 B2 JP 3081021B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eyepiece
- imaging device
- bayonet
- endoscope
- adapter
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- Expired - Lifetime
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- Endoscopes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡の接眼部にカ
メラやテレビ撮像機など撮像装置を装着するための内視
鏡の撮像装置接続機構に関する。
メラやテレビ撮像機など撮像装置を装着するための内視
鏡の撮像装置接続機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内視鏡の撮像装置接続機構におい
ては、内視鏡の接眼部と撮像装置との接続部に、180
度又は120度間隔でバヨネット溝と、そのバヨネット
溝に係入されるように外方に突設されたバヨネット爪と
を設け、バヨネット爪の背面側の位置に固定用のばね部
材を設けて、接続部をその軸線方向に圧接させていた
(実開平1−105921号公報)。
ては、内視鏡の接眼部と撮像装置との接続部に、180
度又は120度間隔でバヨネット溝と、そのバヨネット
溝に係入されるように外方に突設されたバヨネット爪と
を設け、バヨネット爪の背面側の位置に固定用のばね部
材を設けて、接続部をその軸線方向に圧接させていた
(実開平1−105921号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の機構においては、バヨネット爪をバヨネット溝に
係入させたときに、接眼部側と撮像装置側とが、バヨネ
ット爪の面においてしか圧接されないので、接続部がが
たついたり、接続状態が傾いたりして、撮像装置側に投
影される画像がボケたりブレたりしてしまうことがあっ
た。
従来の機構においては、バヨネット爪をバヨネット溝に
係入させたときに、接眼部側と撮像装置側とが、バヨネ
ット爪の面においてしか圧接されないので、接続部がが
たついたり、接続状態が傾いたりして、撮像装置側に投
影される画像がボケたりブレたりしてしまうことがあっ
た。
【0004】そこで本発明は、画像のボケやブレ等のな
いように内視鏡の接眼部に撮像装置を安定して接続する
ことができる内視鏡の撮像装置接続機構を提供すること
を目的とする。
いように内視鏡の接眼部に撮像装置を安定して接続する
ことができる内視鏡の撮像装置接続機構を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の撮像装置接続機構は、内視鏡の接
眼部に撮像装置を装着するために上記接眼部及び撮像装
置にそれぞれ接続部を形成し、バヨネット溝と、上記バ
ヨネット溝に係入されるバヨネット爪とからなるバヨネ
ット機構によって上記両接続部を着脱可能に連結し得る
ようにした内視鏡の撮像装置接続機構において、上記バ
ヨネット爪が上記バヨネット溝に係入したときに、上記
接続部の軸線を中心とする環状の圧接面において上記接
眼部側と撮像装置側とを上記軸線方向に圧接させる環状
圧接手段を設けたことを特徴とする。
め、本発明の内視鏡の撮像装置接続機構は、内視鏡の接
眼部に撮像装置を装着するために上記接眼部及び撮像装
置にそれぞれ接続部を形成し、バヨネット溝と、上記バ
ヨネット溝に係入されるバヨネット爪とからなるバヨネ
ット機構によって上記両接続部を着脱可能に連結し得る
ようにした内視鏡の撮像装置接続機構において、上記バ
ヨネット爪が上記バヨネット溝に係入したときに、上記
接続部の軸線を中心とする環状の圧接面において上記接
眼部側と撮像装置側とを上記軸線方向に圧接させる環状
圧接手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2にお
いて、内視鏡の操作部1の下端部には、体腔内に挿入さ
れる可撓管2が連結され、照明窓及び観察窓などが設け
られた先端部本体3が可撓管2の先端に連結されてい
る。
いて、内視鏡の操作部1の下端部には、体腔内に挿入さ
れる可撓管2が連結され、照明窓及び観察窓などが設け
られた先端部本体3が可撓管2の先端に連結されてい
る。
【0007】接眼レンズ4を内蔵した接眼部5は操作部
1の上端部に突設されていて、先端部本体3の観察窓か
ら図示されていないイメージガイトファイババンドルを
経由して伝送されてきた被写体100の像を、接眼レン
ズ4を通して拡大して観察することができる。
1の上端部に突設されていて、先端部本体3の観察窓か
ら図示されていないイメージガイトファイババンドルを
経由して伝送されてきた被写体100の像を、接眼レン
ズ4を通して拡大して観察することができる。
【0008】また、接眼部5には、カメラ又はテレビ撮
像機など撮像装置30を接眼アダプタ10を介して接続
し、被写体100の画像を撮像装置30に投影すること
ができる。
像機など撮像装置30を接眼アダプタ10を介して接続
し、被写体100の画像を撮像装置30に投影すること
ができる。
【0009】図3は、接眼部5と接眼アダプタ10とを
示している。接眼部5の外周面は円形に形成されてい
て、その上半部が、接眼アダプタ10を接続するための
接続部5aに形成されている。接眼レンズ4の表面側に
は、カバーガラス6が嵌め込まれている。
示している。接眼部5の外周面は円形に形成されてい
て、その上半部が、接眼アダプタ10を接続するための
接続部5aに形成されている。接眼レンズ4の表面側に
は、カバーガラス6が嵌め込まれている。
【0010】また、図4にも示されるように、接眼部5
の上端部には、接眼アダプタ10のバヨネット爪11が
出入りできる形状の切り欠き7が、180度対称形に形
成され、さらに、切り欠き7内に入ったバヨネット爪1
1を接続部の軸回りに回転させてバヨネット爪11を係
入させるバヨネット溝9が、各切り欠き7につながって
接眼部5の端面8の裏側に形成されている。
の上端部には、接眼アダプタ10のバヨネット爪11が
出入りできる形状の切り欠き7が、180度対称形に形
成され、さらに、切り欠き7内に入ったバヨネット爪1
1を接続部の軸回りに回転させてバヨネット爪11を係
入させるバヨネット溝9が、各切り欠き7につながって
接眼部5の端面8の裏側に形成されている。
【0011】接眼アダプタ10のアダプタ本体12の上
半部には、撮像装置30に嵌合する筒状部12aが形成
され、撮像装置30側に係合させるためのピン13が側
面に突設されている。またアダプタ本体12の下半部に
は、内視鏡の接眼部4の外周に嵌合して接続される筒状
部12b(接続部)が形成されている。
半部には、撮像装置30に嵌合する筒状部12aが形成
され、撮像装置30側に係合させるためのピン13が側
面に突設されている。またアダプタ本体12の下半部に
は、内視鏡の接眼部4の外周に嵌合して接続される筒状
部12b(接続部)が形成されている。
【0012】接眼アダプタ10内に固定された円筒16
の下端外縁には、接眼部5の切り欠き7内に入る形状の
耳状の一対のバヨネット爪11が、180度対称に突出
形成されている。バヨネット爪11の形状は図5に示さ
れている。
の下端外縁には、接眼部5の切り欠き7内に入る形状の
耳状の一対のバヨネット爪11が、180度対称に突出
形成されている。バヨネット爪11の形状は図5に示さ
れている。
【0013】また、円筒16の外面に沿って、ドーナツ
状の環状体18が接眼アダプタ10の軸方向に摺動自在
に配置されており、90度間隔に配置された4本の圧縮
コイルスプリング19によって下方に(即ち、接眼部5
の方に向けて)付勢されている。17は、その環状体1
8の端面であり、接眼部5の端面8に圧接される圧接面
となる。
状の環状体18が接眼アダプタ10の軸方向に摺動自在
に配置されており、90度間隔に配置された4本の圧縮
コイルスプリング19によって下方に(即ち、接眼部5
の方に向けて)付勢されている。17は、その環状体1
8の端面であり、接眼部5の端面8に圧接される圧接面
となる。
【0014】20は、圧縮コイルスプリング19の一端
を受けるばね受けとなると共に、環状体18の摺動運動
のガイドとなるようにアダプタ本体12内に固設された
ピンである。
を受けるばね受けとなると共に、環状体18の摺動運動
のガイドとなるようにアダプタ本体12内に固設された
ピンである。
【0015】このように構成された接眼アダプタ10を
接眼部5に取り付ける際には、接眼アダプタ10のバヨ
ネット爪11を接眼部5の切り欠き7からバヨネット溝
9内に係入させて軸回りに回転をさせる。
接眼部5に取り付ける際には、接眼アダプタ10のバヨ
ネット爪11を接眼部5の切り欠き7からバヨネット溝
9内に係入させて軸回りに回転をさせる。
【0016】すると、図1に示されるように、バヨネッ
ト爪11がバヨネット溝9内に係合して外れなくなると
共に、圧縮コイルスプリング19の付勢力に抗して、接
眼部5の端面8で環状体18が押し上げられて、圧縮コ
イルスプリング19の付勢力によって両者が圧接され
る。
ト爪11がバヨネット溝9内に係合して外れなくなると
共に、圧縮コイルスプリング19の付勢力に抗して、接
眼部5の端面8で環状体18が押し上げられて、圧縮コ
イルスプリング19の付勢力によって両者が圧接され
る。
【0017】このとき、接眼部5の端面8に圧接される
環状体18の圧接面17は、接眼アダプタ10及び接眼
部5の各接続部の軸線を中心とする完全な環状の面であ
る。したがって、圧接力が全体に均等に働き、接続部の
ガタや傾きが発生しない。
環状体18の圧接面17は、接眼アダプタ10及び接眼
部5の各接続部の軸線を中心とする完全な環状の面であ
る。したがって、圧接力が全体に均等に働き、接続部の
ガタや傾きが発生しない。
【0018】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、バヨネット爪を接眼部側に設け
て、バヨネット溝を接眼アダプタ側に設けてもよい。ま
た、接眼アダプタがアダプタではなく、撮像装置と一体
に設けられていてもよい。
のではなく、例えば、バヨネット爪を接眼部側に設け
て、バヨネット溝を接眼アダプタ側に設けてもよい。ま
た、接眼アダプタがアダプタではなく、撮像装置と一体
に設けられていてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明の内視鏡の撮像装置接続機構によ
れば、バヨネット爪がバヨネット溝に係入したとき、接
眼部側と撮像装置側とが、接続部の軸線を中心とする環
状の圧接面において軸線方向に圧接するので、接眼部と
撮像装置とが全体に均等に押圧された状態で接続され、
したがって接続状態にガタや傾きが発生せず、撮影アダ
プタに投影される画像がボケたりブレたりせず、常に鮮
明な画像を得ることができる。
れば、バヨネット爪がバヨネット溝に係入したとき、接
眼部側と撮像装置側とが、接続部の軸線を中心とする環
状の圧接面において軸線方向に圧接するので、接眼部と
撮像装置とが全体に均等に押圧された状態で接続され、
したがって接続状態にガタや傾きが発生せず、撮影アダ
プタに投影される画像がボケたりブレたりせず、常に鮮
明な画像を得ることができる。
【図1】実施例の接続状態の側面断面図である。
【図2】実施例の内視鏡と撮像装置の略示図である。
【図3】実施例の非接続状態の側面断面図である。
【図4】実施例の接眼部の平面図である。
【図5】実施例の接眼アダプタの底面図である。
【符号の説明】 5 接眼部 9 バヨネット溝 10 接眼アダプタ 11 バヨネット爪 18 環状体 19 圧縮コイルスプリング 30 撮像装置
Claims (1)
- 【請求項1】内視鏡の接眼部に撮像装置を装着するため
に上記接眼部及び撮像装置にそれぞれ接続部を形成し、
バヨネット溝と、上記バヨネット溝に係入されるバヨネ
ット爪とからなるバヨネット機構によって上記両接続部
を着脱可能に連結し得るようにした内視鏡の撮像装置接
続機構において、 上記バヨネット爪が上記バヨネット溝に係入したとき
に、上記接続部の軸線を中心とする環状の圧接面におい
て上記接眼部側と接触する環状体と、その環状体を上記
接触面の裏側から付勢するよう適宜の間隔で配置された
複数の圧縮コイルスプリングと、上記各圧縮コイルスプ
リングの固定端側を受けると共に上記環状体の軸線方向
の摺動運動のガイドとなる複数のピン状部材とを、上記
撮像装置側に設けたことを特徴とする内視鏡の撮像装置
接続機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03149117A JP3081021B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 内視鏡の撮像装置接続機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03149117A JP3081021B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 内視鏡の撮像装置接続機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04371132A JPH04371132A (ja) | 1992-12-24 |
JP3081021B2 true JP3081021B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=15468092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03149117A Expired - Lifetime JP3081021B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 内視鏡の撮像装置接続機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3081021B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006122464A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Pentax Corp | 硬性鏡システム |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP03149117A patent/JP3081021B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04371132A (ja) | 1992-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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