JP3080779U - 身体接触型電圧式マイク - Google Patents

身体接触型電圧式マイク

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音質を改善し、外界音を遮断し、更に高い音
波信号を発する身体接触型電圧式マイクを提供する。 【解決手段】 身体接触型電圧式マイクは、使用者の会
話以外の外界音を遮断するマイクで、音波は前蓋1に身
体を接触することによって、前蓋1の薄い前縁部分11
からばね8を介してセラミック圧電部品5,6,7に音
波振動が直接伝わり、大きな出力音波信号を生み出し、
外界音を遮断して良好な音波信号を伝え、エコーを防止
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、身体接触型電圧式マイクに関するもので、音質を改善し、外界音を 遮断し、更に高い音波信号を発するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般のコンデンサー式マイクは、空気伝導で且つ開放式であり、非常に良好な 音質を得ることができるが、最大の欠点として、外界の音を遮断できないため、 エコーを起こしやすい。更に使用時には手に持つか、スタンドによって、音源に 近い位置に固定して使用者の口元前方に置かなければならないため、非常に不便 である。別に接触式間接音波伝導マイクがある。これは確かに使用上の不便は解 決し、部分的な背景音を消しているが、依然音質が劣り、音がはっきりしない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述の問題を改善し、有効に使用者が発する音以外の音を遮断する ことによって、雑音の多い場所、例として工事現場、工場、教室、広場及び各種 交通機関において有線、無線通信でも使用できる身体接触型電圧式マイクを提供 する。 また、本考案は貼り付け、引っかけ式で、手に持つ必要がなく、また凸部がな いので、両手は自由に使えるため、車や船等の運転または教学、講演、演劇など に使用できる身体接触型電圧式マイクを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の身体接触型電圧式マイクは、セラミック圧 電部品によって伝わり、マイクの外体が身体に接触することによって、音波振動 が直接セラミック片に伝わり、より大きな出力音波信号(SOUND SIGNAL)を生みだ す。そのため増幅部品が設置されていなくても、一般のコンデンサー式マイク( CAP MIC)より1〜1.5倍大きい信号電圧で(コンデンサー式マイク内にはす でに一級FET増幅部品が設置されている)、本考案はコンデンサー式マイクと同 じレベルの高い増幅部品を設置したようになり、コンデンサー式マイクの1〜2 00倍以上を出力する。この出力が大きい利点を生かし、後方機器の増幅レベル を小さくする。すると、それに従って雑音も小さくなり、ひずみ度も小さくなる 。そして音波が振動すると、直接セラミック片に伝わるので、小さな増幅レベル でも大きな出力音波信号を生み出し、外界音を遮断する他に最大の音波信号を発 し、且つエコーを防止することを特徴とするものである。
【0005】
【考案実施の形態】
以下、本考案身体接触型電圧式マイクの実施例を図面に基づいて説明する。 先ず、図1が示すように、本考案は、その外面が前蓋1及び後蓋2から構成さ れ、前蓋1の前縁11部分は薄いので、肌に接触したとき良好に音波を伝達する 。前縁11内側には凸点111が設置され、前蓋1と後蓋2が組み合わさると、 密閉空間になる。後蓋2の端縁21にはストッパー22が形成され、そのストッ パー22間に金属導電片3を置く。金属導電片3上方にはPCボード4が置かれ 、このPCボード4が電極となってハンダ点を連接し、また増幅部品回路を付設 して使用することもできる。金属導電片3下方には、上セラミック片5及び下セ ラミック片6が緊密に設置され、下セラミック片6下には信号金属導電片7が設 置される。バネ8は端の長い方を前蓋1の前縁11にある凸点111に設置し、 端の短い方が信号金属伝導片7を押さえる。金属伝導片3上には負極信号電極ハ ンダ点31が備えられ、PCボード4の負極信号ハンダ点41まで繋がっている 。また信号金属伝導片7上には正極信号電極ハンダ点71が設置され、PCボー ド4の正極信号電極ハンダ点42まで繋がる。そしてPCボード4にある正負極 信号電極ハンダ点41,42が信号信号給電線9に通じている。
【0006】 使用時には、本考案のマイクを輪ゴム、耳付クリップ或いはゴム等で顎や頬、 胸等の使用者が会話によって微動する体の部位に接触させる。使用者の会話によ って微振動を起こすと、前蓋1の前縁11がバネ8の伝導によって、信号金属導 電片7,下セラミック片6,上セラミック片のセラミック部品に音波信号が伝え られ、PCボード4上から信号給電線9へ送られ(OUT PUT)、使用したい増幅 器まで伝えられる。そのうちバネ8は、バネ片81を使用しても同じ効果を得る ことができる(図2参照)。セラミック圧電構造方式によって大きな音波信号を 出力でき、外界の音を遮断し、且つエコーを防止できる。
【0007】 本考案のセラミック圧電部品及びその金属導電片は、図1に示すとおり、二片 から一片減らすか、一片以上増やす等、その部品の増減によって出力される信号 電圧及び音質は変わるが、その基本特性に影響しない。
【0008】 別に本考案のPCボード上に増幅部品或いは抵抗回路を加えてもよく、図3に 示すとおり、その出力抵抗、信号電圧と一般コンデンサー式マイクは同じなので 、直接代替使用でき、且つその出力電圧は1〜200倍以上に増幅できる(図4 参照)。またその信号出力の大きさは、REによって決定され、その増幅部品に はPNP、NPNトランジスタ或いはFET等を使用してもよい。
【0009】 図5に示すとおり、本考案の構造にはバネ、バネ片を設置しているが、高密度 の弾性部品A、Bに代えることができ、これらによって音質及び外界音の遮断が 更に改善される。そのうちこの金属導電片3、PCボード4、上下セラミック片 5,6、金属導電片7等の組立部品は、上下高密度弾性部品A、Bで包まれ挟ま れる。更にその外周面は前蓋1及び後蓋2によって中に包まれる。前蓋1と信号 金属導電片7間の弾性部品Aは、使用者の声を伝導し、後蓋2及びPCボード4 間の弾性部品Bが外界の雑音を吸収、遮断する。更にこの弾性部品A、Bは同種 類の弾性物質(例としてA、Bどちらも高密度発砲体)か、或いは異種の弾性物 質(例として弾性部品Aが発砲スチロール、弾性部品Bが高密度発砲体)どちら でもよい。また、使用時前蓋1前縁11が肌に接触し、音波が弾性部品を通って 信号金属片7に伝わり、下セラミック片6、上セラミック片5のセラミック部品 で音波信号を発生させ、PCボード4から信号給電線9に伝わり、使用したい増 幅機器に給電されるため、一般マイクの音波信号出力より大きく、外界音を遮断 し、有効にエコーを防止する。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の身体接触型電圧式マイクは、セラミック圧電部 品によって伝導され、本体を身体に接触することによって、音波振動が直接セラ ミック片に伝わり、大きな出力音波信号を生み出すという特徴をもつ。それによ り、外界音を遮断し、良好な音波信号伝え、エコーを防止するのに効果的である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構造断面指示図である。
【図2】本考案の構造でバネ片をバネに代えた指示図で
ある。
【図3】本考案の構造でPCボードに増幅部品または抵
抗回路を加えた実施例指示図である。
【図4】本考案の構造でPCボードに増幅部品を加え、
その電圧を1〜200倍に拡大した回路実施例指示図で
ある。
【図5】本考案の構造でバネ部品をバネに代えた指示図
である。
【符号の説明】
1 前蓋 11 前縁 111 凸 2 後蓋 21 端縁 22 ストッパー 3 金属導電片 31 負極信号電極ハンダ点 4 PCボード 41 負極信号電極ハンダ点 42 正極信号電極ハンダ点 5 上セラミック片 6 下セラミック片 7 信号金属導電片 71 正極信号電極ハンダ点 8 バネ 81 バネ片 9 信号給電線 A 弾性部品 B 弾性部品

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主に外周面が前蓋及び後蓋から構成された
    身体接触型電圧式マイクにおいて、前蓋の前縁部分を肌
    に接触して良好に音波を伝達するよう薄くし、前縁の内
    側には凸点が設置され、前蓋と後蓋を組み合わせて密閉
    空間を形成し、且つ後蓋の端縁にはストッパーが形成さ
    れ、金属導電片がその間に設置され、金属導電片の上方
    にPCボードが設置され、そのPCボードが電極となっ
    てハンダ点を連接し、また必要により増幅部品回路を加
    え、金属導電片下方には上セラミック片及び下セラミッ
    ク片が緊密に設置され、下セラミック片の下方には信号
    金属導電片が設置され、バネの長い端が前蓋の前縁にあ
    る凸点に設置され、短い端は信号金属導電片を押圧して
    おり、金属導電片の負極信号電極ハンダ点がPCボード
    の負極信号電極ハンダ点に繋がり、また上記の信号金属
    導電片上には正極信号電極ハンダ点が設置され、PCボ
    ードの正極信号電極ハンダ点まで繋がっているもので、
    PCボードの正、負極信号電極ハンダ点が信号給電線ま
    で通じ、前蓋の前縁が肌に接触することによって、バネ
    が音波を信号金属片まで伝達し、上下セラミック片のセ
    ラミック部品が音波信号を発し、PCボードから信号給
    電線を通じ、使用したい増幅機器まで伝えて大きな出力
    音波信号を発し、外界音を遮断し、有効にエコーを防止
    することを特徴とする身体接触型電圧式マイク。
  2. 【請求項2】前記PCボードは、増幅部品或いは抵抗回
    路を設置してなるものとして、一般のコンデンサー式マ
    イクに代替可能とし、且つ出力電圧を1〜200倍以上
    に増幅し、その信号出力の大きさは回路抵抗によって決
    定されることを特徴とする請求項1記載の身体接触型電
    圧式マイク。
  3. 【請求項3】前記バネ部品を高密度の弾性部品に代替し
    て、金属導電片、PCボード、上下セラミック片及び信
    号金属導電片等部品の組立品は、上下高密度弾性部品に
    よって覆われて挟まってなり、その外周面は前蓋及び後
    蓋が組み合わさった空間内に納まることにより音質及び
    外界遮断効果が更に向上してなることを特徴とする請求
    項1記載の身体接触型電圧式マイク。
  4. 【請求項4】前記弾性部品は、前蓋と信号金属導電片間
    の弾性部品が使用者の声を伝導し、後蓋及びPCボード
    間の弾性部品が外界の雑音を吸収、遮断し、且つこの金
    属導電片の前後になる弾性部品は同種或いは異種でもよ
    いことを特徴とする請求項3記載の身体接触型電圧式マ
    イク。
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