JP3080630B2 - 半導体振動センサー - Google Patents
半導体振動センサーInfo
- Publication number
- JP3080630B2 JP3080630B2 JP02013098A JP1309890A JP3080630B2 JP 3080630 B2 JP3080630 B2 JP 3080630B2 JP 02013098 A JP02013098 A JP 02013098A JP 1309890 A JP1309890 A JP 1309890A JP 3080630 B2 JP3080630 B2 JP 3080630B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- vibration
- semiconductor
- vibration sensor
- receiving element
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機械的な振動を検知する振動センサーに関
し、特に光半導体素子によって振動を検知し、電気信号
として出力する振動センサーに関する。
し、特に光半導体素子によって振動を検知し、電気信号
として出力する振動センサーに関する。
従来の振動センサーは、流動体や他の物体の重心の移
動によって機械的に振動を伝達していた。このため、電
気信号への変換がむずかしくマイクロコンピュータ等へ
の接続が困難であった。
動によって機械的に振動を伝達していた。このため、電
気信号への変換がむずかしくマイクロコンピュータ等へ
の接続が困難であった。
上述した従来の振動センサーは、重心の移動等によっ
て検知した振動を機械的な接続によって伝達する構造と
なっているので、センサーが大型になり、信号伝達距離
を伸ばすことが出来ず、また、電気信号への変換が困難
であり、マイクロコンピュータ等による制御系への接続
が出来ないという欠点がある。
て検知した振動を機械的な接続によって伝達する構造と
なっているので、センサーが大型になり、信号伝達距離
を伸ばすことが出来ず、また、電気信号への変換が困難
であり、マイクロコンピュータ等による制御系への接続
が出来ないという欠点がある。
本発明の半導体振動センサーは、発光素子、受光素
子、反射物、可動球体およびこれを収納する光透過性容
器を具備し、反射物により反射された光が照射される範
囲内に複数の前記受光素子が配置されていることを特徴
とする。
子、反射物、可動球体およびこれを収納する光透過性容
器を具備し、反射物により反射された光が照射される範
囲内に複数の前記受光素子が配置されていることを特徴
とする。
半導体発光素子から反射物に向う光とこの光が反射物
により反射され半導体受光素子に向う光とを同時に遮断
できるような光不透過性の可動球体を光軸上に設けるこ
とにより、無振動時には可動球体が光を遮断する結果、
半導体受光素子には、光電流は流れないが振動時では今
まで光を遮断していた球体が動き、半導体受光素子に光
が入射され光電流が流れてしまう。この光電流によって
振動を検知する。さらに、反射物により反射された光が
照射される範囲内に複数の受光素子を配置することによ
り、それぞれの受光素子に流れる電流の変化によって、
振動を検知するだけでなく傾きの方向を検知する。
により反射され半導体受光素子に向う光とを同時に遮断
できるような光不透過性の可動球体を光軸上に設けるこ
とにより、無振動時には可動球体が光を遮断する結果、
半導体受光素子には、光電流は流れないが振動時では今
まで光を遮断していた球体が動き、半導体受光素子に光
が入射され光電流が流れてしまう。この光電流によって
振動を検知する。さらに、反射物により反射された光が
照射される範囲内に複数の受光素子を配置することによ
り、それぞれの受光素子に流れる電流の変化によって、
振動を検知するだけでなく傾きの方向を検知する。
第1図は本発明の参考例の断面図であり、第2図は光
透過性容器の上部より見た図である。振動がないときは
発光素子5、受光素子6の光軸上に遮光性の球体3があ
るため、発光素子5から出た光8は球体3に遮られ受光
素子6に入射しないので受光素子6には光電流は流れな
い。振動を与えると、これまで光軸を遮光していた球体
3が動き、反射板2で反射した光が受光素子に入射さ
れ、受光素子に光電流が流れるので振動が感知できる。
この球体を収納する光透過性容器1の底面を受光素子6
の光軸の中心になるように光透過性容器に傾斜をつけ、
この傾斜の角度あるいは球体3の大きさを変えることに
より、検知する振動の強さを変えることが出来る。
透過性容器の上部より見た図である。振動がないときは
発光素子5、受光素子6の光軸上に遮光性の球体3があ
るため、発光素子5から出た光8は球体3に遮られ受光
素子6に入射しないので受光素子6には光電流は流れな
い。振動を与えると、これまで光軸を遮光していた球体
3が動き、反射板2で反射した光が受光素子に入射さ
れ、受光素子に光電流が流れるので振動が感知できる。
この球体を収納する光透過性容器1の底面を受光素子6
の光軸の中心になるように光透過性容器に傾斜をつけ、
この傾斜の角度あるいは球体3の大きさを変えることに
より、検知する振動の強さを変えることが出来る。
第3図,第4図に本発明の実施例を示す。参考例の光
透過性容器1の底面部に設置していた1個の受光素子6
の廻りに、複数の受光素子6を設置したものが本発明の
実施例である。この他は先の実施例1と同じである。こ
の実施例では受光素子6が複数個あるためにそれぞれの
受光素子6に流れる電流の変化によって本体の振動だけ
でなく、傾きの方向を検知できるという利点がある。ま
た受光素子の数を増やすことにより傾きを検知する精度
を上げることができる。
透過性容器1の底面部に設置していた1個の受光素子6
の廻りに、複数の受光素子6を設置したものが本発明の
実施例である。この他は先の実施例1と同じである。こ
の実施例では受光素子6が複数個あるためにそれぞれの
受光素子6に流れる電流の変化によって本体の振動だけ
でなく、傾きの方向を検知できるという利点がある。ま
た受光素子の数を増やすことにより傾きを検知する精度
を上げることができる。
以上説明したように本発明は、反射型インタラプタに
おいて、発光素子と受光素子の光軸上に遮光性の球体を
可動しやすいように設置することにより、電気的に振動
を検知することが出来るという効果がある。さらに、反
射物により反射された光が照射される範囲内に複数の受
光素子を配置することにより、それぞれの受光素子に流
れる電流の変化によって、振動を検知するだけでなく傾
きの方向を検知することが出来るという効果がある。
おいて、発光素子と受光素子の光軸上に遮光性の球体を
可動しやすいように設置することにより、電気的に振動
を検知することが出来るという効果がある。さらに、反
射物により反射された光が照射される範囲内に複数の受
光素子を配置することにより、それぞれの受光素子に流
れる電流の変化によって、振動を検知するだけでなく傾
きの方向を検知することが出来るという効果がある。
第1図,第2図は、本発明の半導体振動センサーの参考
例を示す。第1図は半導体振動センサーの断面図を示
し、第2図は光透過性容器の上部より見た図を示す。 第3図,第4図は半導体振動センサーの実施例を示す。
第3図は本発明の半導体振動センサーの実施例の断面図
を示し、第4図は光透過性容器の上部より見た図を示
す。 1……光透過性容器、2……反射板、3……球体、5…
…発光素子、6……受光素子、8……光。
例を示す。第1図は半導体振動センサーの断面図を示
し、第2図は光透過性容器の上部より見た図を示す。 第3図,第4図は半導体振動センサーの実施例を示す。
第3図は本発明の半導体振動センサーの実施例の断面図
を示し、第4図は光透過性容器の上部より見た図を示
す。 1……光透過性容器、2……反射板、3……球体、5…
…発光素子、6……受光素子、8……光。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−117926(JP,A) 実開 昭61−17628(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01H 1/00
Claims (1)
- 【請求項1】発光素子、受光素子、および反射物から構
成される光反射型振動センサーにおいて、半導体発光素
子から出射し反射物により反射された後に半導体受光素
子に向う光を遮断できる大きさの球体と、これを収納す
る光透過性容器とを具備し、前記反射物により反射され
た光が照射される範囲内に複数の前記受光素子が配置さ
れていることを特徴とする半導体振動センサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02013098A JP3080630B2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 半導体振動センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02013098A JP3080630B2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 半導体振動センサー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03216694A JPH03216694A (ja) | 1991-09-24 |
JP3080630B2 true JP3080630B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=11823677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02013098A Expired - Fee Related JP3080630B2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 半導体振動センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3080630B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5166793B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2013-03-21 | ローム株式会社 | 振動センサ |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP02013098A patent/JP3080630B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03216694A (ja) | 1991-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |