JP3080611U - つなぎ服型作業衣 - Google Patents
つなぎ服型作業衣Info
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- JP3080611U JP3080611U JP2001001623U JP2001001623U JP3080611U JP 3080611 U JP3080611 U JP 3080611U JP 2001001623 U JP2001001623 U JP 2001001623U JP 2001001623 U JP2001001623 U JP 2001001623U JP 3080611 U JP3080611 U JP 3080611U
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- Japan
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- length
- sleeves
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 原子力施設内や放射線管理区域内などを始め
とし、様々な作業環境で作業する作業員や、その他の作
業に従事する作業員が作業時に着用するつなぎ服型作業
衣で、縫製時に生地に無駄が生じないのみならず、型紙
を使用しない裁断をすることにより低コストで製作可能
なつなぎ服型作業衣を提供すること。 【解決手段】 通常人の頭を除く上半身と下半身を足し
た長さの幅を有する生地を、前記上半身と下半身を覆う
ことが可能な長さの主体用生地2及び腕を覆うことが可
能な長さの袖用生地3に裁断し、主体用生地2をその長
さ方向両側辺を対向するように折曲げ筒状に形成し、そ
の上端部を衿ぐりNhを残して逢着SLすると共に対向した
両側辺の上半部をファスナF等により連結し、かつ、当
該上半部の左右の外側に袖ぐりShを形成して上衣本体A
を形成する一方、対向した両側辺の下半部を逢着SLして
ズボンBに形成すると共に、前記上衣本体Aの袖ぐりSh
に袖用生地3を筒状に縫製して取付け袖に形成した。
とし、様々な作業環境で作業する作業員や、その他の作
業に従事する作業員が作業時に着用するつなぎ服型作業
衣で、縫製時に生地に無駄が生じないのみならず、型紙
を使用しない裁断をすることにより低コストで製作可能
なつなぎ服型作業衣を提供すること。 【解決手段】 通常人の頭を除く上半身と下半身を足し
た長さの幅を有する生地を、前記上半身と下半身を覆う
ことが可能な長さの主体用生地2及び腕を覆うことが可
能な長さの袖用生地3に裁断し、主体用生地2をその長
さ方向両側辺を対向するように折曲げ筒状に形成し、そ
の上端部を衿ぐりNhを残して逢着SLすると共に対向した
両側辺の上半部をファスナF等により連結し、かつ、当
該上半部の左右の外側に袖ぐりShを形成して上衣本体A
を形成する一方、対向した両側辺の下半部を逢着SLして
ズボンBに形成すると共に、前記上衣本体Aの袖ぐりSh
に袖用生地3を筒状に縫製して取付け袖に形成した。
Description
【0001】
本考案は、例えば原子力施設内や放射線管理区域内などで作業する作業員やそ の他の作業に従事する作業員が作業時に着用するつなぎ服型作業衣に関するもの である。
【0002】
従来、つなぎ服型作業衣としては、種々のものが提案され、実用に供されてい るが、それらの多くは上衣と下衣を別々に縫製して上衣の下部と下衣の上部を連 結してつなぎ型に形成したものが使用されている。また、縫製する生地は、型紙 などを用いて上衣パーツ,下衣パーツに裁断してから縫製されるのが一般的であ る。
【0003】 しかしながら、放射線管理区域内などで作業する作業者が着用する放射線防護 用作業衣は、高価な放射線防護用布地を用いて作製し、一度着用したらそのまま 焼却等により処分して使い捨てにしたり、洗濯して数回着用したあと所定の処分 をすることが多いため、通常の型紙を用いて生地を裁断したパーツを縫製する作 製方法であると、裁断する生地に無駄が生じてコスト高になり、不経済にならざ るを得なかった。また、型紙を使用した生地の裁断は手間を要するのみならず、 熟練を要するため、その手間も前記コストを押上げる要因となっている。
【0004】
本考案は上述のような従来技術に鑑み、原子力施設内や放射線管理区域内など を始めとし、様々な作業環境で作業する作業員や、その他の作業に従事する作業 員が作業時に着用するつなぎ服型作業衣で、縫製時に生地に無駄が生じないのみ ならず、型紙を使用しない裁断をすることにより低コストで製作可能なつなぎ服 型作業衣を提供することを、その課題とするものである。
【0005】
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案つなぎ服型作業衣の構成 は、通常人の頭を除く上半身と下半身を足した長さの幅を有する生地を、前記上 半身と下半身を覆うことが可能な長さの主体用生地及び腕を覆うことが可能な長 さの袖用生地に裁断し、主体用生地をその長さ方向両側辺を対向するように折曲 げ筒状に形成し、その上端部を衿ぐりを残して逢着すると共に対向した両側辺の 上半部をファスナ等により連結し、かつ、当該上半部の左右の外側に袖ぐりを形 成して上衣本体を形成する一方、対向した両側辺の下半部を逢着してズボンに形 成すると共に、前記上衣本体の袖ぐりに袖用生地を筒状に縫製して取付け袖に形 成したことを特徴とするものである。
【0006】 即ち、本考案つなぎ服型作業衣は、その使用目的に応じた布地で通常人の頭を 除く上半身と下半身を足した長さの幅を有する生地を、原反から、上半身と下半 身を覆うことが可能な主体用生地と、腕を覆う袖用生地とに直線裁ちにより裁断 し、裁断した主体用生地を、その長さ方向両側部を対向させて筒状にし、この状 態でその上端部を衿ぐりを残して逢着すると共に、上半部をファスナ等により開 閉自在に連結し、かつ、上部の両外側に袖ぐりを形成して上衣本体を形成する一 方、当該主体用生地の下半部を2本の筒状に逢着して下衣のズボンを形成し、前 記上衣本体の上部に形成した袖ぐり部に袖用生地を筒状に逢着して取付けること により袖を形成したもので、型紙を用いない簡易な直線裁ちによる生地裁断によ って無駄な生地を殆ど生じさせることがない。
【0007】
次に、本考案に実施の形態例を図により説明する。図1は本考案作業衣の製作 過程を例示した正面図、図2は布地の原反から主体用布地および袖用布地を裁断 した状態を模式的に示した斜視図である。
【0008】 図2において、1は通常人の頭を除く上半身と下半身を足した長さ、例えば、 150mm程度の幅Wを有する作業服用の生地で、ここでは布地の原反である、2は 該原反1から上半身と下半身を筒状に覆うことが可能な長さ、例えば130mm程度 の長さに裁断した主体用布地、3,3′は同じく原反1から直線裁ちにより裁断 し、この裁断布地をその長さ方向で二分することにより、それぞれの布片3,3 ′が人の2本の腕を覆う筒状に形成することが可能な大きさに裁断した袖用布地 である。
【0009】 本考案つなぎ服型作業衣は、まず、上記主体用布地2をその長さ方向の両側辺 をその生地2の内側に向けて折返しその端部辺を対向させて筒状に形成すると共 に、この状態で、その上端部を中央に衿ぐりNhを残して逢着し、両外側に袖ぐり Shを形成し、かつ、上半部中央をファスナF等により開閉自在に連結することに より、上衣本体Aを形成する。なお、衿ぐりNh、袖ぐりShには、図示しないが必 要な端末処理を施す。また、SLは逢着ラインである。
【0010】 次に、上衣本体Aを形成した主体用布地2の下半部を2本の筒状をなすように 分離,逢着して2本の脚筒部4,4′によりズボンBを形成し、上記上衣本体A の上部両外側に形成した左右の袖ぐりShに、二分した袖用布地3,3′を筒状に 逢着して取付け、左右の袖Sを形成して作業衣としたものである。従って、原反 1から型紙を用いることなく直線裁ちで矩形状に裁断された主体用布地2と袖用 布地3,3′は、上衣本体A,ズボンB及び袖Sを形成するのにそれらの全部又 は大部分が用いられるので、本考案作業衣は無駄な布地は殆ど生じることがなく 、経済的かつ容易に作製することができる。なお、両袖Sの端末部、並びに、ズ ボンBにおける脚筒部4,4′の端末部には、図示しないが、ゴム紐,帯などを 収装して絞り込んだり、或は、面ファスナを取付けて袖口や裾口を開閉自在に形 成する。また、衿ぐりNhにはフードを取付けることもある。
【0011】 本考案作業衣は上述のように作製されるので、特に、日々大量に着用されて消 費される放射線防護用作業衣として極めて有用であり、また、通常の作業衣とし ても、従来品より容易かつ安価に作製,提供できるので、つなぎ型の汎用作業衣 としても有用である。なお、本考案作業衣の生地としては、上記例の布地のほか 、編地,不織布地,シート生地などを選択することができる。
【0012】
本考案は上述のとおりであって、通常人の頭を除く上半身と下半身を足した長 さの幅を有する生地を、前記上半身と下半身を覆うことが可能な長さの主体用生 地及び腕を覆うことが可能な長さの袖用生地に裁断し、主体用生地をその長さ方 向両側辺を対向するように折曲げ筒状に形成し、その上端部を衿ぐりを残して逢 着すると共に対向した両側辺の上半部をファスナ等により連結し、かつ、当該上 半部の左右の外側に袖ぐりを形成して上衣本体を形成する一方、対向した両側辺 の下半部を逢着してズボンに形成すると共に、前記上衣本体の袖ぐり部に袖用生 地を筒状に縫製して取付け袖に形成することにより作業衣を作製したから、生地 の裁断は直線裁ちで済むので裁断工程が大幅に簡素化されるのみならず、裁断し た生地に無駄を生じさせることなく、作業衣を作製することができるので、特に 、布地に高価な放射線防護用布地を用いて作製され、日々大量に使用されて消費 される放射線防護用作業衣としてのつなぎ型作業衣として好適である。
【図1】本考案作業衣の製作過程を例示した正面図。
【図2】布地の原反から主体用布地および袖用布地を裁
断した状態を模式的に示した斜視図。
断した状態を模式的に示した斜視図。
1 布地の原反 2 主体用生地 3 袖用生地 4 脚筒部 A 上衣本体 B ズボン S 袖 Sh 袖ぐり Nh 衿ぐり F ファスナ SL 逢着
Claims (2)
- 【請求項1】 通常人の頭を除く上半身と下半身を足し
た長さの幅を有する生地を、前記上半身と下半身を覆う
ことが可能な長さの主体用生地及び腕を覆うことが可能
な長さの袖用生地に裁断し、主体用生地をその長さ方向
両側辺を対向するように折曲げ筒状に形成し、その上端
部を衿ぐりを残して逢着すると共に対向した両側辺の上
半部をファスナ等により連結し、かつ、当該上半部の左
右の外側に袖ぐりを形成して上衣本体を形成する一方、
対向した両側辺の下半部を逢着してズボンに形成すると
共に、前記上衣本体の袖ぐりに袖用生地を筒状に縫製し
て取付け袖に形成したことを特徴とするつなぎ服型作業
衣。 - 【請求項2】 裁断する主体用生地と袖用生地は、原反
生地を直線裁ちにより矩形状に裁断した請求項1のつな
ぎ服型作業衣。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001001623U JP3080611U (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | つなぎ服型作業衣 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001001623U JP3080611U (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | つなぎ服型作業衣 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3080611U true JP3080611U (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=43213434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001001623U Expired - Lifetime JP3080611U (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | つなぎ服型作業衣 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3080611U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116763021A (zh) * | 2023-06-21 | 2023-09-19 | 波司登羽绒服装有限公司 | 衣片、服装及成衣方法 |
-
2001
- 2001-03-27 JP JP2001001623U patent/JP3080611U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116763021A (zh) * | 2023-06-21 | 2023-09-19 | 波司登羽绒服装有限公司 | 衣片、服装及成衣方法 |
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Date | Code | Title | Description |
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