JP3080281U - バネ圧式スライド連結具 - Google Patents
バネ圧式スライド連結具Info
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- JP3080281U JP3080281U JP2001002296U JP2001002296U JP3080281U JP 3080281 U JP3080281 U JP 3080281U JP 2001002296 U JP2001002296 U JP 2001002296U JP 2001002296 U JP2001002296 U JP 2001002296U JP 3080281 U JP3080281 U JP 3080281U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】磁力など人体への影響が危惧される要素が全く
無く、更に自然脱落の危険も無く、反面人為的には簡単
に掛脱ができる安価な連結具が無い。 【解決手段】スライドして勘合する形状にした一対より
なる留具体において、連結時の緩み止め機構に板バネ材
の復元性と、弾性金属線の反発性とを利用して、自然脱
落の危険が無く、製造コストが安価で、更に人為的には
簡単に掛脱ができる連結具を提供する。
無く、更に自然脱落の危険も無く、反面人為的には簡単
に掛脱ができる安価な連結具が無い。 【解決手段】スライドして勘合する形状にした一対より
なる留具体において、連結時の緩み止め機構に板バネ材
の復元性と、弾性金属線の反発性とを利用して、自然脱
落の危険が無く、製造コストが安価で、更に人為的には
簡単に掛脱ができる連結具を提供する。
Description
【0001】
本考案は、ネックレス及びブレスレットなどの装身具の両端に掛脱しうるよう 備えたバネ圧式スライド連結具に関する。
【0002】
ネックレス及びブレスレットなどの装身具における鎖、連糸等の両端を掛脱自 在に連結させるに当たり、各種態様の連結具が提案、使用されているのであるが 、掛脱自在だが誤って脱落するものは実用には耐えない。 この課題を満たす為に、実公平7−90のような永久磁石を利用した機構を持 つものや特開平9−327312のような外れ止め金具機構的にロックを持つも のなど多数提案されている。
【0003】
代表的な前記形式については、掛脱自在で脱落の危険が少ないという点は満た しているのだが、永久磁石使用機構では、人体への磁力の影響及び使用者持ち物 への悪影響など不安要素があり、後者の外れ止め金具機構では,逆に連結を解く 際に、この金具をまず外すという余計な手間が掛かり面倒である。
【0004】 本考案は、このような実情に対処できる様に考えたもので、掛脱操作が簡単な 接合機構を持つ連結具ながら、磁力などの問題も無く、面倒な外れ止め金具のは め外しが不要で、脱落の危険が少なく簡単に掛脱可能である。 しかも部品の製造費や組立による工賃など、コスト面においても安価な連結具 を提供することを課題とする。
【0005】
本考案は、先金具とそれを受け入れる宝飾品受け台座の一対よりなる各連結具 同士を接合させた後に、先金具を約30度程、開口部をスライドさせることによ り、板バネによる復元力で宝飾品受け台座内部での接合が発生して、連結するバ ネ圧式連結具である。 しかし、バネ圧式連結具は、簡単な接続の反面、緩みなどが生じて脱落の危険 を有している。そこで緩みを防止する目的で、本考案は板バネの復元力を利用し て、先金具をスライドさせて接合する方法を採った。 これにより必要十分な拘束力が得られ、構造が比較的単純で、操作性が簡単な連 結具を得ることが可能になったことを特徴とする。
【0006】
上記構成を有する本考案の連結具は、各連結具の先金具とそれを受ける宝飾品 受け台座のスライド部が、かみ合うことにより連結して弾性金属線をループ状に つなぎうるのである。また、外す時は下へ軽くスライドさせることにより連結を 解き、先金具と宝飾品受け台座を引き離すことで分離させる事ができる。 本考案は板バネの復元力で接合を確かなものにし、弾性金属線の反発力により 緩み止めを防止し、形状を維持する作用を有する。 これにより宝飾品としての美観も損なわず、着脱が容易で脱落などの危険性も 解消され、安全で便利な製品を提供する事が可能となった。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
【0008】 図1に示す連結具において、各連結具は貴金属素材で制作したもので、先金具 とそれを受け入れるスライド部7を有する宝飾品受け台座の一対の金具とにより 構成されている。 先金具には図1のように切り込み段差が施してあり、それぞれにガイド部3ス ライド部4とガイド部5の構造となっている。 宝飾品受け台座には、板バネ部6、スライド部7が施してある構造となってい る。図2(斜線部)参照 スライド終了図1−(C)は板バネ6の復元力によって補われる外力によって 、ロック機能が生じて、先金具は宝飾品受け台座に接合が完了する。
【0009】 宝飾品受け台座に内蔵された板バネ6が押された事による復元力と、弾性金属 線のバネ性が連動して図3に示す反発効果をもたらす目的の構造を有する。 先金具を宝飾品受け台座へ接合した時に、上記の弾性金属線のバネ性が外側へ の反発効果がもたらされ、円形の形を常時保つ機構を有する。
【00010】 図1は、本考案の機構過程説明図である。 図1−(A)では、先金具と宝飾品受け台座の開口部図7がかみ合うように位置 を相対的に合わせ、図1−(B)板バネ6を適度に押込みながら、図1−(C) 宝飾品受け台座のスライド部7にそって移動し、板バネの復元力で接合するもの である。
【00011】
本考案によるときは、脱操作が簡単な接合機構を持つ連結具ながら、磁石など の問題も無く、面倒な外れ止め金具のはめ外しが不要で、脱落の危険が少ない連 結具となる。金具的接合連結であり、弾性金属線の反発外力により分離する懸念 が極めて少なく、板バネの復元力により開口部へ先金具が押し込まれ緩まない構 造となっており、先金具を分離させる時には先金具を下方へ押し下げることで、 金具的接合連結を解くことが簡単にできる。 通常は連結機能が目的での使用が多く首の後ろで掛脱する物が主であるが、本 考案は連結具そのものが宝飾品の台座の内部にあるため、身体の前面での掛脱が 容易である。 また、宝飾品の台座と連結具の2種類の部品を有するのが通常であるが、上記 に示すように宝飾品の台座内部に連結機構を持たせたことにより、1種類の部品 で構成された本考案は、製造コストが安価な製品を提供する事ができる。 本考案は、宝飾品の台座に装着する宝飾品を主に半円真珠と淡水真珠を対象と しているが、他の宝飾品素材についても宝飾品の台座に装着することにより新し い製品が創作可能となる。 他の代表的な宝飾品としては、あこや真珠、南洋真珠、黒蝶真珠、貴石類、半 貴石類、などが考えられる。 他にも貝細工や七宝焼き、ビーズなども面白い。
【00012】
【図1】 本考案実施例の機構展開図
【図2】 本考案実施例のスライド機構部拡大図
【図3】 本考案実施例の弾性金属線復元力及び完成図
【図4】 本考案実施例の宝飾品受け台座と先金具及び
宝飾品
宝飾品
【図5】 本考案実施例の完成図(正面図、側面図)
1.先金具 2.宝飾品受け台座 3.外側ガイド部 4.スライド部 5.内側ガイド部 6.板バネ 7.スライド開口部 8.宝飾体(半円真珠) 9.宝飾体(淡水真珠)
Claims (2)
- 【請求項1】宝飾品の受け台座の内部に板バネを施し、
片側の金具を差込みスライドして接合する形状にした一
対よりなる連結具において、接合時の緩み止め機構とし
てバネ材の弾性を利用して簡単に掛脱ができることを特
徴とする連結具。 - 【請求項2】宝飾品の受け台座と先金具を弾性金属線
(例えばピアノ線、形状記憶合金などの線材)でループ
状に連結して、弾性金属線の反発力を利用し、円形の形
状を常に保持する機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001002296U JP3080281U (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | バネ圧式スライド連結具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001002296U JP3080281U (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | バネ圧式スライド連結具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3080281U true JP3080281U (ja) | 2001-09-21 |
Family
ID=43213116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001002296U Expired - Fee Related JP3080281U (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | バネ圧式スライド連結具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3080281U (ja) |
-
2001
- 2001-03-14 JP JP2001002296U patent/JP3080281U/ja not_active Expired - Fee Related
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |