JP3079950U - バッグ式集塵機 - Google Patents

バッグ式集塵機

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JP3079950U JP2001000408U JP2001000408U JP3079950U JP 3079950 U JP3079950 U JP 3079950U JP 2001000408 U JP2001000408 U JP 2001000408U JP 2001000408 U JP2001000408 U JP 2001000408U JP 3079950 U JP3079950 U JP 3079950U
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flange
partition plate
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JP2001000408U
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Inventor
亘 永石
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並田機工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集塵機本体の隔壁板への集塵用バッグ支持金
具とスカートの取り付けを簡単に行えるようにする。 【解決手段】 隔壁板1に取り付けられる集塵用バッグ
支持金具2の端縁にフランジ5を形成すると共に、反対
側に取り付けられるスカート3の端縁に係止片7を形成
し、フランジ5に係合した係止片7と透孔4の内縁部分
4aを重ねた状態でフランジ5と集塵用バッグ支持金具
2に形成した突状部6との間で挟持することにより、隔
壁板1に集塵用バッグ支持金具2とスカート3とを取り
付けるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、バッグ式集塵機において集塵用バッグ支持金具とスカートとを隔 壁板に取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、一般的なバッグ式集塵機は集塵機本体の内部が隔壁板によって 上下に仕切られており、この隔壁板に設けられた多数の透孔の下または上に短い 円筒状の集塵用バッグ支持金具をそれぞれ取り付け、この集塵用バッグ支持金具 を利用して集塵用バッグをそれぞれ吊り下げた状態、あるいは上からかぶせた状 態で装着している。このような集塵機においては、集塵用バッグとは反対側に整 流作用をする円筒状のスカートが取り付けられる場合があるが、従来はこのスカ ートの隔壁板への取り付けは溶接あるいはかしめやボルト等による固定によって 行われているため、作業に時間がかかるほか、溶接の場合には歪が発生し、また スカートが破損した場合などに簡単に交換できない等の問題点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案はこれらの点に着目し、実用新案登録第3019186号における集 塵用バッグ支持金具の取付構造をスカートにも応用してスカートの取付部の構造 を改良し、上記の問題点を解決することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案では、隔壁板の上流側あるいは下流側 に取り付けられる集塵用バッグ支持金具の端縁を外側に折り曲げてフランジを形 成すると共に、隔壁板の反対側に取り付けられるスカートの端縁には内側に折り 曲げられた係止片を形成し、更に集塵用バッグ支持金具には隔壁板に形成される 透孔の内径より大きな外径を有する突状部を上記フランジから隔壁板と係止片の 合計の厚さに対応する間隔を隔てた位置に形成し、この突状部とフランジとの間 にフランジに係合した係止片と透孔の内縁部分とを重ねた状態で挟持することに よって、フランジの弾力を利用して集塵用バッグ支持金具とスカートとを隔壁板 に取り付けるようにしている。
【0005】 このような構成により、スカートの隔壁板への取り付けを溶接やかしめ等で行 う必要がなく、集塵用バッグ支持金具と共に簡単に取り付けられるので作業時間 が短縮され、歪が発生することもなく、スカートが破損した場合などには簡単に 交換できるようになるのである。
【0006】 また、隔壁板に取り付けられる集塵用バッグ支持金具の端縁を外側に折り曲げ てフランジを形成すると共に、フランジの外周縁を折り曲げて軸方向に延びるス カートを一体に連続形成し、更に集塵用バッグ支持金具には隔壁板に形成される 透孔の内径より大きな外径を有する突状部を上記フランジから隔壁板の厚さに対 応する間隔を隔てた位置に形成し、この突状部とフランジとの間に挿入された上 記透孔の内縁部分をフランジの弾力を利用して挟持することによって、集塵用バ ッグ支持金具を隔壁板に取り付けるようにしている。このような構成により、上 述のような効果に加えて取り付けに要する時間が短縮されるという効果が得られ る。
【0007】 また、上記フランジは集塵用バッグ支持金具の端縁を直角を若干越える角度で 外側に折り曲げて形成されることが望ましい。これによって取り付けた場合にフ ランジは若干押し広げられた状態となり、挟持力が増強される。
【0008】 また、フランジの内周縁や外周縁の折り曲げ部にRを付け、あるいは突状部の 上縁と下縁を鈍角状の折り曲げ部として、それぞれ急な折り曲げを生じない形状 とすることにより、折り曲げ部で疲労破断するような事故が防止できる。
【0009】
【考案の実施の形態】
次に、図に示す実施の形態について説明する。図2は隔壁板に集塵用バッグ支 持金具とスカートが取り付けられている状態を一部を破断して示した側面図、図 1はその要部を拡大して示した側面図、図3は集塵用バッグ支持金具とスカート が一体に連続形成されている場合の要部拡大側面図である。
【0010】 図1及び図2において、1は隔壁板、2は集塵用バッグ支持金具、3はスカー トであり、4は隔壁板1に形成されている透孔である。集塵用バッグ支持金具2 は透孔4に対応した太さの円筒状のもので、下側の端縁を直角を若干越える角度 で外側に折り曲げてやや上向きのフランジ5を形成すると共に、隔壁板1の透孔 4の内径dより大きな外径Dを有する断面半円状の突状部6を形成してある。ス カート3はフランジ5の外径に対応した太さの円筒状であり、その上側の端縁を 直角に内側に折り曲げて係止片7を形成してある。この係止片7はフランジ状に 連続して形成されたものでもよく、あるいは独立して複数個が形成されたもので あってもよい。
【0011】 集塵用バッグ支持金具2の突状部6は、フランジ5の外周縁5aと突状部6の 下縁6a間の上下方向の間隔が、隔壁板1の板厚t1と係止片7の板厚t2の合計 の厚さに対応する間隔より若干小さくなるような位置に形成されている。フラン ジ5は図示のように折り曲げ部5bにRを付け、また突状部6の下縁6aと上縁 6bは鈍角状の折り曲げ部として、それぞれ急な折り曲げを生じない形状として ある。8は集塵用バッグ連結用の凹部である。
【0012】 上記のような集塵用バッグ支持金具2とスカート3は、透孔4の内縁部分4a にスカート3の係止片7を重ねた状態とし、これをフランジ5と突状部6との間 に挿入することによって隔壁板1に固定される。この時、フランジ5と突状部6 の間隔が上述のように選定されているので、内縁部分4aと係止片7を挿入する とフランジ5が若干押し広げられる状態となる。従って、矢印のような反発力が 生じてこの反発力により内縁部分4aと係止片7がフランジ5と突状部6の間に 挟持されることになる。
【0013】 集塵用バッグ支持金具2とスカート3の材料としては、耐久性があり、しかも 弾力に富むステンレス板等が使用されており、隔壁板1に取り付ける際には、ま ずスカート3に支持金具2を凹部8側から挿入してフランジ5に係止片7が係合 している状態とし、次いで支持金具2を透孔4に凹部8側から挿入してたたき込 み、突状部6を変形させながら透孔4を通過させて図1の状態とするのである。 このため、突状部6は取り付けの際に透孔4を通過できるようにその外径Dが選 定されるのであり、具体的な寸法を例示すると、透孔4の内径dが180mmφの 場合には突状部6の外径Dは例えば181.5mmφ前後に選定される。
【0014】 このように、集塵用バッグ支持金具2とスカート3の隔壁板1への取り付けは 支持金具2の弾力を利用して行われるのであり、溶接あるいはかしめやボルト等 による固定なしで簡単にしかも確実に取り付けることができる。このような構造 による支持金具2の取り付けは、実用新案登録第3019186号公報で公知で あるが、この考案ではスカート3も同時に取り付けている。このように溶接やか しめを行っていないので、取り付けとは逆の手順によって隔壁板1を傷つけない で取り外すことが可能であり、支持金具2やスカート3が破損した場合などの交 換を簡単に実施できる。また、フランジ5や突状部6を急な折り曲げ部のない形 状としてあるので、使用中の応力の繰り返しなどによる疲労破断は生じにくくな っている。
【0015】 図3は集塵用バッグ支持金具2とスカート3を一体に連続形成した場合の要部 拡大側面図である。すなわち、この例ではフランジ5の外周縁を下向きに折り曲 げて軸方向に延びるスカート3を一体に連続形成してあり、突状部6はフランジ 5から隔壁板1の厚さに対応する間隔を隔てた位置に形成してある。
【0016】 この例においても、図1と同様にフランジ5を直角を若干越える角度で形成す ることが望ましく、これによって、取り付けた場合にフランジが若干押し広げら れた状態となって挟持力が増強される。また、フランジ5の内周縁の折り曲げ部 5bや外周縁の折り曲げ部5cにRを付け、あるいは突状部6の下縁6aと上縁 6bを鈍角状の折り曲げ部とすることにより、折り曲げ部で疲労破断するような 事故が防止できる。
【0017】 隔壁板1への取り付けは基本的には上述の場合と同じ手順で行えばよいが、支 持金具2とスカート3が一体に形成されているのでフランジ5に係止片7を係合 させた状態とする必要がなく、作業は簡単で短い時間で取り付けや取り外しを行 うことができる。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案は、隔壁板に取り付けられる集塵用 バッグ支持金具の端縁にフランジを形成すると共に、隔壁板の反対側に取り付け られるスカートの端縁に係止片を形成して、フランジに係合した係止片と透孔の 内縁部分とを重ねた状態でフランジと集塵用バッグ支持金具に形成した突状部と の間で挟持することにより、隔壁板に集塵用バッグ支持金具とスカートとを取り 付けるようにしたものである。
【0019】 従って、歪除去に手数のかかる溶接や大型プレスが必要なかしめなどは不要で あり、ボルト等の補助資材も使用しないで集塵用バッグ支持金具とスカートの両 方を簡単に隔壁板に取り付けることができる。このため、取り付け作業が容易で 作業時間が短縮され、コスト的に極めて有利となる。またスカートが破損した場 合などの交換も容易に実施できる。
【0020】 また、集塵用バッグ支持金具のフランジの外周縁にスカートを一体に連続形成 したものでは、上述の効果に加えて取り付けに要する時間が短縮されるという効 果が得られる。
【0021】 また、集塵用バッグ支持金具のフランジを直角を若干越える角度で折り曲げて 形成したものでは、取り付けた場合にフランジは若干押し広げられた状態となっ て強固に取り付けることができる。
【0022】 また、フランジの内周縁や外周縁の折り曲げ部にRを付け、あるいは突状部の 上縁と下縁を鈍角状の折り曲げ部としたものでは、急な折り曲げによる疲労破断 が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の形態における要部の拡大断面
図である。
【図2】隔壁板に集塵用バッグ支持金具とスカートが取
り付けられている状態を示す一部破断側面図である。
【図3】別の実施の形態における要部の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 隔壁板 2 集塵用バッグ支持金具 3 スカート 4 透孔 4a 内縁部分 5 フランジ 6 突状部 7 係止片
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月26日(2001.4.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隔壁板に取り付けられる集塵用バッグ支
    持金具の端縁を外側に折り曲げてフランジを形成すると
    共に、隔壁板の反対側に取り付けられるスカートの端縁
    には内側に折り曲げられた係止片を形成し、更に集塵用
    バッグ支持金具には隔壁板に形成される透孔の内径より
    大きな外径を有する突状部を上記フランジから隔壁板と
    係止片の合計の厚さに対応する間隔を隔てた位置に形成
    し、この突状部とフランジとの間にフランジに係合した
    係止片と透孔の内縁部分とを重ねた状態で挟持すること
    によって、フランジの弾力を利用して集塵用バッグ支持
    金具とスカートとを隔壁板に取り付けるようにしたバッ
    グ式集塵機。
  2. 【請求項2】 隔壁板に取り付けられる集塵用バッグ支
    持金具の端縁を外側に折り曲げてフランジを形成すると
    共に、フランジの外周縁を折り曲げて軸方向に延びるス
    カートを一体に連続形成し、更に集塵用バッグ支持金具
    には隔壁板に形成される透孔の内径より大きな外径を有
    する突状部を上記フランジから隔壁板の厚さに対応する
    間隔を隔てた位置に形成し、この突状部とフランジとの
    間に挿入された上記透孔の内縁部分をフランジの弾力を
    利用して挟持することによって、集塵用バッグ支持金具
    を隔壁板に取り付けるようにしたバッグ式集塵機。
  3. 【請求項3】 上記フランジが集塵用バッグ支持金具の
    端縁を直角を若干越える角度で外側に折り曲げて形成さ
    れたものである請求項1又は2に記載のバッグ式集塵
    機。
  4. 【請求項4】 フランジの折り曲げ部にRを付け、突状
    部の上縁と下縁は鈍角状の折り曲げ部として、それぞれ
    急な折り曲げを生じない形状とした請求項1乃至3のい
    ずれかに記載のバッグ式集塵機。
  5. 【請求項5】 フランジの外周縁の折り曲げ部にRを付
    けて急な折り曲げを生じない形状とした請求項2に記載
    のバッグ式集塵機。
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