JP3079892B2 - ポット型浄水器ユニット - Google Patents
ポット型浄水器ユニットInfo
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- JP3079892B2 JP3079892B2 JP06108213A JP10821394A JP3079892B2 JP 3079892 B2 JP3079892 B2 JP 3079892B2 JP 06108213 A JP06108213 A JP 06108213A JP 10821394 A JP10821394 A JP 10821394A JP 3079892 B2 JP3079892 B2 JP 3079892B2
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- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/001—Processes for the treatment of water whereby the filtration technique is of importance
- C02F1/003—Processes for the treatment of water whereby the filtration technique is of importance using household-type filters for producing potable water, e.g. pitchers, bottles, faucet mounted devices
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Description
浄化水)をフィルタで濾過して下側容器(ポット)に貯
えるようにしたポット型浄水器ユニットに関する。
「おいしい」水をつくりだすための浄水器が普及しつつ
ある。この浄水器には、主として、水道の蛇口に装着さ
れるタイプのものと、浄水を卓上ポット等の容器に溜め
ておくポット型浄水器とがある。
平4−104881号公報)を示す断面図であり、グリ
ップ10付きのポット12の上部に浄水器ユニット14
が嵌着されている。この浄水器ユニット14は、底面の
中央に開口を有する容器16と、該容器16の底面開口
に装着されたフィルタケース18と、該フィルタケース
18内に挿填されたフィルタエレメント20と、蓋22
とを備えてなる。
過式に水がフィルタエレメント20を通過して濾過処理
される。浄水はポット12内に溜まる。ポット12のグ
リップ10を把んで傾けると、浄水は注ぎ口24から流
出する。
ットにあっては、次のような問題があった。 フィル
タ20の濾過面積が小さく、濾過に時間がかかる。
ティーバッグをポット12内に入れておき、浄水で水出
しのムギ茶等をつくることがあるが、ポット12を傾け
てムギ茶等を注ぎ口24から傾注させるときに、ポット
12内のムギ茶等がフィルタ20と接触し、フィルタ2
0が汚染される。
器ユニットは、浄水を溜めるための下側容器の上側に配
置されるポット型浄水器ユニットにおいて、上部に未浄
水の受入口を有すると共に、下部に浄水の流出口を有し
たケースと、該ケース内に挿抜自在に配置されたフィル
タケース及び該フィルタケースに内蔵されたフィルタ
と、前記下側容器内から水を傾注させるために該ケース
及びフィルタケースを貫通して上下方向に延設されてお
り、内部が注出口となっている円筒部と、を備えてな
り、前記フィルタは活性炭素繊維シートの積層体よりな
り、該フィルタには、該円筒部が挿通された孔が設けら
れていることを特徴とするものである。
水を溜めるための下側容器の上側に配置されるポット型
浄水器ユニットにおいて、上部に未浄水の受入口を有す
ると共に、下部に浄水の流出口を有したケースと、該ケ
ース内に挿抜自在に配置されたフィルタケース及び該フ
ィルタケースに内蔵されたフィルタと、前記下側容器内
から水を傾注させるために該ケース及びフィルタケース
を貫通して上下方向に延設されており、内部が注出口と
なっている円筒部と、該ケースの前記流出口を下側から
覆っており、且つフィルタを通過してきた浄水を下側容
器内に落下させるための落下口を有したボトムカバー
と、該ボトムカバーの前記流出口下方位置に設けられた
開口と、該開口の縁部から立設され、前記円筒部の下端
に嵌合しているリング部と、を備えたことを特徴とする
ものである。
求項2において、前記フィルタケースは、底面及び側面
を構成するケースロワーと上面を構成するケースアッパ
ーとからなり、該ケースアッパーから第1の円筒部が立
設され、該ケースロワーの底面から第2の円筒部が立設
され、且つ該第2の円筒部の上端が第1の円筒部の下端
に嵌合され、これら第1及び第2の円筒部によって前記
円筒部が構成されていることを特徴とするものである。
求項1又は2において、前記ケースの内周面及び前記フ
ィルタケースの外周面は平面視形状が真円形であり、前
記円筒部はフィルタケースの中心と周縁部との間に位置
しており、前記ケースの側面に把手部が設けられてお
り、前記ケース及びフィルタケースには、前記円筒部が
フィルタケースの中心を挟んで該把手部と反対側に位置
した場合に互いに係合する係合部が設けられていること
を特徴とするものである。
は、フィルタに設けられた孔に円筒部が挿通されるた
め、円筒部の外周面と孔の内周面とを全周にわたって密
着させることが容易となる。この結果、円筒部の外周面
とフィルタの孔の内周面との間から未浄水がリークする
ことが防止される。
ては、薄い活性炭素繊維シートの積層体よりなるフィル
タが用いられているが、このフィルタに設けられた孔に
円筒部を挿通させた場合、フィルタの孔の周縁部がめく
れ上がることがない。
U字形の切込を設け、この切込に円筒部を係合させる場
合には、この切込の入口部分でシート状フィルタがめく
れ返り易い。
ては、下側容器を傾けて下側容器内の浄水をボトムカバ
ーの開口を介して注出口から流出させる場合、ボトムカ
バーにより、下側容器内の水がフィルタと接触すること
が防止される。従って、下側容器内の水(例えば浄水で
つくったムギ茶、緑茶、紅茶、コーヒーなど)によって
フィルタが汚染されることがない。
されたリング部を円筒部の下端に嵌合させているから、
両者の間からの水のリークが防止される。
ては、ケースロワーの底面から立設された第2の円筒部
が、ケースアッパーから立設された第1の円筒部の下端
に嵌合しているため、両者の間の水のリークが防止され
る。
タケース内のフィルタの最上面よりも上方に位置するこ
とになるため、フィルタケース内の水が第1及び第2の
円筒部の継目から注出口内にリークすることが防止され
る。
ては、ケースの内周面及びフィルタケースの外周面が真
円形であるため、両者の製作時の寸法精度をきわめて高
いものとできる。従って、フィルタケースの全外周面を
ケース内周面の全周面に密着させるようにフィルタケー
スをケースに内嵌することができる。この結果、フィル
タケース外周面とケース内周面との間の水密性が高くな
り、両者の間から未浄水が下側容器へリークすることが
防止される。
ることにより、フィルタケースの水平面積(濾過面積)
を大きくとることが可能となる。
ては、フィルタケースをケースに挿入する際に、係合部
同志を係合させることにより、フィルタケースの円筒部
が把手部と反対側に配置される。
る。第1図は実施例に係る浄水器ユニットを備えた浄水
器の全体構成を示す縦断面図、第2図は同縦断面図、第
3図は第2図のIII−IIIに沿う断面図、第4図は浄水器
ユニットの平面図であり、上半分は蓋を閉めた状態にお
ける平面図、下半分は蓋を取り外した状態における平面
図である。なお、第4図では、後述のキャップは図示が
省略されている。第5図はこの実施例に係る浄水器の分
解斜視図、第6図はフィルタケースの分解図、第7図は
該ユニットの分解図、第8,9図は電極及びリード片の
設置構造を示す縦断面図、第10,11図はこの浄水器
の使用例を示す斜視図及び断面図、第12図(a)はフ
ィルタ40の平面図である。
円筒状の下側容器32の上側に設置されている。このポ
ット型浄水器ユニット30は、底面に流出口34を備え
ると共に、上面に受入口36を備えた略円筒形状のケー
ス38と、このケース38内に配置された活性炭素繊維
よりなるフィルタ40と、該フィルタ40に接するよう
に設けられた陽極42と、該フィルタ40から離隔する
ように設けられた陰極44とを備えている。
真円形となっている。本実施例では、ケース38の外周
面も平面視形状が真円形となっている。
す活性炭素繊維のシートを積層したものである。この活
性炭素繊維シートには、次に述べる円筒部49が挿通さ
れる孔40Aが穿設されている。
注ぎ出すために、第1及び第2の円筒部48,49が上
下方向に延設され、この円筒部48内が注出口46とな
っている。
ーシング50が突設され、この電池ケーシング50内に
乾電池52の収納スペースと、基板54とが設置されて
いる。なお、本実施例では、この電池ケーシング50及
び後述のパッキン92によって把手部が構成されてい
る。
なっており、この電池交換口を覆うように電池蓋56が
設けられている。
58が設けられ、この透明部58の下側にはLED60
が設置されている。
に収容されている。このフィルタケース62の上面及び
下面は、それぞれ、水を通過させ得るように開口が設け
られている。フィルタケース62の上面からは摘み64
が突設されており、該摘み64を摘んでフィルタケース
62をケース38内に出し入れすることが可能とされて
いる。
クよりなる蓋66が着脱可能に設けられている。この蓋
66は、前記円筒部48に外嵌する短い円筒部68を備
えており、さらに、この円筒部68を塞ぐことが可能な
軟質なプラスチックよりなるキャップ70が該蓋66に
枢着されている。
内に注ぎ込まれた水を検出するために一対の電極72が
設けられている。ケース38内に、電極72が水没する
まで注水されると、電極72,72が導通され、LED
60が点灯される。
チメント76を介して下側容器32に装着されている。
62は、第2,7図の如くケースアッパー62Uとケー
スロワー62Lとを結合したものであり、該ケースアッ
パー62U及びケースロワー62Lの外周面は真円形と
なっている。このフィルタケース62内にメッシュ78
を介して活性炭素繊維よりなるフィルタ40が収納され
ている。このメッシュ78は非導電性の合成樹脂製のも
のである。
円筒部48が上方に突設されている。この第1の円筒部
48の上端部は、蓋66の円筒部68内の下部に挿入さ
れ、且つ該円筒部68の内周面に水密的に当接してい
る。
の円筒部49が上方に立設されており、この第2の円筒
部49の上端は第1の円筒部48の下端に水密的に嵌合
している。
62の下側を覆うボトムカバー80が一体に設けられて
おり、このボトムカバー80に落下口82と開口84が
設けられている。82Aは、この落下口82の下側を覆
う傾斜した小カバー部であり、開口84と反対方向(第
2図の右方向)に向って下り勾配となるように設けられ
ている。
設され、このリング部86が第2の円筒部49の下端に
嵌合している。
6によって注出口46が構成されている。
6図にも示されるように、上下方向に長いリブ88が延
設されており、このリブ88の上端が蓋66の開口67
の下縁に当接している。
に深く差し込まないと、開口67の下縁がリブ88の上
端に当ってしまう。そのため、フィルタケース62を交
換した使用者は、蓋66をケース38に装着できるよう
にするために、フィルタケース62をケース38内に深
く挿入するようになる。この結果、フィルタケース62
の外周面が全周にわたってケース38の内周面に密着す
る。
部48に設けているため、該円筒部48の強度及び剛性
が高い。
筒部48,49は、フィルタケース62の中心を挟んで
電池ケーシング50と反対側に配置されるように、電池
ケーシング50と反対側のリブ88に小片状の第1係合
部88Aが突設されている。また、ケース38の内周面
には、この第1係合部88Aと係合する用に突起状の第
2係合部88Bが設けられている。この第2係合部88
B,88Bの間に第1係合部88Aを挿入するようにフ
ィルタケース62をケース38内に装填することによ
り、円筒部48,49が必ず把手部(電池ケーシング5
0及びパッキン92)と反対側に位置される。
はエラストマーよりなるパッキン)92を介してケース
38にビス93によって固着されている。このパッキン
92の側面には手指を掛けるための凹部92Hが設けら
れている。
ック94がピン96によって枢支されている。フック9
4の上端の前面の突起94aが下側容器32の上端外周
の鍔状の張出部98に係合することにより、ケース38
を該下側容器32にしっかりと係着させることが可能と
なっている。
94bが電池ケーシング50に当接することにより、フ
ック94の上端は、第2図の左方へ付勢されている。
とにより、突起94aが張出部98から外れ、ケース3
8を下側容器32から取り外すことができるようにな
る。
された薄板状のリード片(導電部材)100,102が
ケース38とフィルタケース62との間に介在されてい
る。これらのリード片100,102の一端(上端)
は、ケース38の開口104及びパッキン92の開口1
06を通って回路基板54に接続されている。
100a,102aが設けられている。この円形孔10
0a,102aと同軸に陽極42、陰極44が配置され
ている。陰極44は金属製であり、ビス114によりリ
ード片102に固定されている。
62のケースロワー62Lの底面の開口を通ってフィル
タケース38C内に臨んでいる。陽極42は、さらに、
メッシュ78の開口118(第6図)を通過し、活性炭
素繊維よりなるフィルタ40に接している。この陽極4
2は、炭素電極であり、内部に埋設された銅線をリード
片100にハンダ付けすることにより該リード片100
に固着されている。
対の小孔120,122(第7図)が設けられ、電極7
2はこの小孔120,122に挿入されている。
ット30の使用法について次に説明する。
と接続されたポット型浄水器ユニット30から蓋66を
外し、これを蛇口124の下方に配置し、蛇口124か
ら水をケース38内に注水する。ケース38内に注ぎ込
まれた水は、フィルタ40を通過し、濾過処理を受けて
から下側容器32内に落下し、該下側容器32内に貯留
される。
速度にて蛇口124から水を注ぎ込むことにより、ケー
ス38内に水が溜まる。このケース38内の水位が電極
72よりも高くなると、電極72,72が導通され、前
記の通りLED60が点灯される。このLED60の発
光は、透明部58を介して使用者に視覚され、使用者は
この浄水器ユニット30が作動していることを知覚する
ことができる。
後、蛇口124からの注水を停止し、次いで第10図
(b)に示す如く、蓋66をケース38に被せる。ま
た、キャップ70を円筒部68に被せる。これにより、
下側容器32は密閉された状態となるので、このまま冷
蔵庫等に保管することが可能となる。なお、第10図
(c)に示す如く、浄水器ユニット30と下側容器32
とを分離し、下側容器32に蓋66を直接に装着し、こ
の状態で冷蔵庫に保管するようにしても良い。
ス38の上部の直径と等しくなっており、蓋66はケー
ス38及び下側容器32の双方に装着可能とされてい
る。
下側容器32の上部内周面に水密的に嵌合するようにケ
ース38及び下側容器32の直径が選定され、且つ、こ
れらに若干のテーパーが付けられている。
62Lは真円形の平面視形状のものであるため、いずれ
も高寸法精度にて製造できる。従って、フィルタケース
62をケース38の内面に水密的に直接に当接させ、両
者の間からの未浄水のリークを防止できる。
aが延出され、このスカート部38aの内側には下側容
器32の上端面に密着するようにパッキン38bが設け
られている。このため、ケース38内への注水時に未浄
水がケース38をオーバーフローしても、この水が下側
容器32内に流入することがない。
48の上部外周面に水密的に外嵌し、キャップ70は円
筒部68の上端に水密的に嵌合するように構成されてい
る。このため、冷蔵庫等に保管している第4図(b)又
は(c)の状態において容器32が転倒しても、水が外
部に流出することがない。
炭素繊維よりなり、このフィルタ40に陽極42が当接
している。また、このフィルタ40から離隔するよう
に、かつフィルタケース62内の水と接触するように陰
極44が設けられ、これら陽極42及び陰極44には
0.5〜2.0Vの間で周期的に変化する電圧が印加可
能とされている。そのため、フィルタケース62内に水
が残留していても、この残留水は電気的に殺菌処理され
ており、前回の使用から次回の使用までの間にある程度
時間が経過しても、該次回の使用時には、雑菌を全く又
は殆ど含まないきわめて衛生的な水がフィルタ40から
下側容器32に供給される。
果、生きて新陳代謝を行なっている細菌は負に帯電して
おり、従って、水中に配置された電極間に低電圧を印加
すると、水中の細菌は電気泳動し、ついには陽極に到達
する。そして、電極に到達した細菌は電極に触れると、
その細胞内の数多くの酵素反応に関与している補酵素が
酸化されて減少し、同時に細胞内陰イオンの排出が起こ
る。これによって、細菌はその新陳代謝機能に障害を起
こし死滅することが判明した。
異なり、細菌の種類によっても効果的な電圧に若干の幅
があることが判明している。即ち、その最大効果を奏す
る電圧は、0.7Vから1.5Vの間にあることが実験
的に確かめられた。これを詳説すると、細菌を電極で死
滅させるには0.7Vから0.8Vの電圧が適正であ
り、細菌を電極まで引き寄せるためには約1.5Vの電
圧を印加することが好適である。そのため、本発明では
両電極間に、0.5Vから2.0Vとりわけ0.6Vか
ら1.5Vに周期的に変化する電圧を印加するのが好適
であり、このようにすることにより、大腸菌及び一般細
菌を効果的に殺菌することができる。
ィルタ40の孔40Aが独立した円形孔として設けられ
ており、この孔40Aに第2円筒部49を挿通させてい
るため、孔40Aの周囲がめくれ上ることがない。因み
に、この孔40Aの代りに、第12図(b)のフィルタ
40’の如くU字形の切込40’Aを設けた場合、この
切込に円筒部49を通すときに切込40’Aの入口部E
付近がめくれ返ってしまい、フィルタをフィルタケース
内に密に装填できなくなる。
うな問題がなく、フィルタ40を正しく密に積層した状
態でケースロワー62L内に装填できる。また、孔40
Aの全内周を第2円筒部49に密に当接させることがで
き、未浄水が円筒部49の外面に沿って短絡的に流れる
ことが防止される。
とケース38の左側の内周面との間にもフィルタ40が
配置されるようになるため、その分だけフィルタ40の
濾過面積が大きい。
1円筒部48の下端に内嵌しており、該第2円筒部49
の上端がフィルタ40の最上面よりも上位に位置してい
るため、フィルタケース62内が満水状態になっても、
この水が注出口46にリークすることが防止される。
部86を第2円筒部49の下端に嵌合させているため、
両者の継目部分のシール性が良好である。
ケース38の側周面の上端よりも上方にまで延在されて
いる。従って、第4図(a)に示す如く、蛇口74から
水をケース38内に供給する場合に、蛇口74からの給
水速度が過大であり、ケース38から水がオーバーフロ
ーしたとしても、この水は円筒部48の上端を回り込む
ことがない。即ち、ケース38から溢れた未処理の水道
水が注出口46を逆流して下側容器32内に落下するこ
とが全くない。
電池ケーシング50が突設され、この電池ケーシング5
0内に電池52が設置されている。そして、電池ケーシ
ング50は下側容器32の上方から側方にずれた位置に
配置され、かつこの電池ケーシング50の下端部分は、
該下側容器32の上端よりも下位に位置されている。従
って、万が一乾電池52から液漏れが生じても、この液
が下側容器32内に入り込むことは全くない。
ているため、これを把んでポット型浄水器ユニット30
を傾けたり、持ち上げたりすることができる。この際、
指先をパッキン92の側面の凹部92Hにかけることに
より、滑り止めを図ることができる。
ク94によって下側容器32の張出部98に係止されて
いるため、ポット型浄水器ユニット30を持ち上げた
り、テーブル等の上に落したりした場合にもポット型浄
水器ユニット30が下側容器32から外れることがな
い。また、ポット型浄水器ユニット30を下側容器32
に装着する場合、ポット型浄水器ユニット30のケース
38を下側容器32に十分に深く差し込まないとフック
94が張出部98に係合せず、フック94の姿勢が不正
なものとなる。このため、フック94の姿勢から、ポッ
ト型浄水器ユニット30の装着具合をチェックすること
ができる。
とLED60が短時間だけ点灯される。この点灯時間
は、本実施例では5秒間に設定されており、このように
点灯時間を短くしたことにより乾電池52の寿命がきわ
めて長いものとなっている。但し、このようなLED等
の光発生手段のほかに、電子ブザー等の音を発生する手
段を用いても良い。
ャップ70を円筒部68から外し、下側容器32を傾け
ると、注出口46から水が注ぎ出されるが、この際、ボ
トムカバー80が設けられているので、下側容器32内
の水がフィルタ40と接触することがない。従って、下
側容器32内の浄水がフィルタ40と再接触することが
確実に防止される。
ーバッグを入れ、フィルタ40で濾過された浄水によっ
て下側容器32内に水出しのムギ茶などを製造する場合
にきわめて好適である。即ち、下側容器32を傾けて
も、該下側容器32内のムギ茶等がフィルタ40と接触
することがなく、フィルタ40がムギ茶等で汚染される
ことが防止される。
ード片100,102がフィルタケース62と別体とさ
れており、しかもフィルタケース62には固着されてい
ない。そのため、フィルタケース62を上方に引くと、
陽極42、陰極44及びリード片100,102から分
離してフィルタケース62のみをケース38外に取り出
して交換することができる。
2の内周壁に向って開放しており、且つ該下側容器32
の内周壁に近接している。このため、フィルタ40を通
って流出口34から小カバー部82A上に流れ込んだ清
浄水は、落下口82から下側容器32の内周面に注ぎ掛
けられるようになる。この結果、落下口82からの水が
該下側容器32の内周面を伝わって静かに流れ落ちる。
即ち、落下口82からの水が下側容器32内の水面に直
接に落下して大きな音を出すことが防止される。
ト型浄水器ユニットの斜視図、第14図は同要部断面
図、第15図はフィルタ40Bの平面図である。
なっているが、円筒部48Bはフィルタケース62Bと
一体とされ、ケース38Bとは別体となっている。
シート状活性炭素繊維の積層体よりなる。このフィルタ
40Bには円筒部48Bを挿通させるための円形孔40
Aが設けられており、円筒部48Bの外周面と孔40A
との間を未浄水が短絡的に流れることが防止される。
48Bを通すときにフィルタ40Bがめくれることが防
止される。
記実施例と同一又は相当部分を示している。
いては、円筒部とフィルタの孔との間からの水のリーク
が防止される。
ては、フィルタをフィルタケース内に正規姿勢に装填し
易い。
ては、下側容器内の水がフィルタと再接触することがな
いため、これによるフィルタの汚染が防止される。
ては、フィルタケース内の水が円筒部内へリークするこ
とが防止される。
ては、フィルタケースとケースとの密着度が高く、未浄
水のリークが防止される。また、フィルタの濾過面積が
大きい。
ては、円筒部(注出口)を把手部と反対側に確実に位置
させることができる。
浄水器の全体縦断面図である。
平面図であり、上半分は蓋を装着した状態の平面図、下
半分は蓋を外した状態における平面図である。
る。
ある。
ある。
分解斜視図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 浄水を溜めるための下側容器の上側に配
置されるポット型浄水器ユニットにおいて、 上部に未浄水の受入口を有すると共に、下部に浄水の流
出口を有したケースと、 該ケース内に挿抜自在に配置されたフィルタケース及び
該フィルタケースに内蔵されたフィルタと、 前記下側容器内から水を傾注させるために該ケース及び
フィルタケースを貫通して上下方向に延設されており、
内部が注出口となっている円筒部と、 を備えてなり、前記フィルタは活性炭素繊維シートの積
層体よりなり、該フィルタには、該円筒部が挿通された
孔が設けられていることを特徴とするポット型浄水器ユ
ニット。 - 【請求項2】 浄水を溜めるための下側容器の上側に配
置されるポット型浄水器ユニットにおいて、 上部に未浄水の受入口を有すると共に、下部に浄水の流
出口を有したケースと、 該ケース内に挿抜自在に配置されたフィルタケース及び
該フィルタケースに内蔵されたフィルタと、 前記下側容器内から水を傾注させるために該ケース及び
フィルタケースを貫通して上下方向に延設されており、
内部が注出口となっている円筒部と、 該ケースの前記流出口を下側から覆っており、且つフィ
ルタを通過してきた浄水を下側容器内に落下させるため
の落下口を有したボトムカバーと、 該ボトムカバーの前記流出口下方位置に設けられた開口
と、 該開口の縁部から立設され、前記円筒部の下端に嵌合し
ているリング部と、 を備えたことを特徴とするポット型浄水器ユニット。 - 【請求項3】 請求項2において、前記フィルタケース
は、底面及び側面を構成するケースロワーと上面を構成
するケースアッパーとからなり、 該ケースアッパーから第1の円筒部が立設され、該ケー
スロワーの底面から第2の円筒部が立設され、且つ該第
2の円筒部の上端が第1の円筒部の下端に嵌合され、 これら第1及び第2の円筒部によって前記円筒部が構成
されていることを特徴とするポット型浄水器ユニット。 - 【請求項4】 請求項1又は2において、 前記ケースの内周面及び前記フィルタケースの外周面は
平面視形状が真円形であり、 前記円筒部はフィルタケースの中心と周縁部との間に位
置しており、 前記ケースの側面に把手部が設けられており、 前記ケース及びフィルタケースには、前記円筒部がフィ
ルタケースの中心を挟んで該把手部と反対側に位置した
場合に互いに係合する係合部が設けられていることを特
徴とするポット型浄水器ユニット。
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---|---|---|---|
JP06108213A JP3079892B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | ポット型浄水器ユニット |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07313966A JPH07313966A (ja) | 1995-12-05 |
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ID=14478901
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP06108213A Expired - Fee Related JP3079892B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | ポット型浄水器ユニット |
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JP (1) | JP3079892B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6078653B2 (ja) * | 2013-09-26 | 2017-02-08 | 日本たばこ産業株式会社 | スライドパッケージ |
US10100955B2 (en) | 1997-04-15 | 2018-10-16 | Swagelok Company | Advanced geomerty ferrule |
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JP5760450B2 (ja) * | 2010-12-10 | 2015-08-12 | 東レ株式会社 | 浄水器 |
WO2012108496A1 (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-16 | 三菱レイヨン・クリンスイ株式会社 | 浄水カートリッジおよびピッチャー型浄水器 |
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-
1994
- 1994-05-23 JP JP06108213A patent/JP3079892B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US10100955B2 (en) | 1997-04-15 | 2018-10-16 | Swagelok Company | Advanced geomerty ferrule |
JP6078653B2 (ja) * | 2013-09-26 | 2017-02-08 | 日本たばこ産業株式会社 | スライドパッケージ |
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JPH07313966A (ja) | 1995-12-05 |
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