JP3079659U - 福祉杖 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】杖に発光機能を設置して自分の存在を示し走行
車に注意を即す。 【解決手段】円形の筒状からなる杖は真中を空洞のもの
で一番上の筒状から市販されているペン型ライトを差し
込み（出入が自由）ペン型ライトのワンタッチ点滅押ボ
タンスイッチのスイッチを押すことにより点燈し、残り
の光が更に下方の金色の光反射器具に反射することによ
り、さらに光りは強くなり、下方の穴から外部へ発光す
る仕組みである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分解】

本考案は杖の真中を空洞化し上から差し込んだ光を外部に発光させ老人及び身体 不自由者の夜道を安全化するものであります。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

従来の杖では昼間の使用においては何ら問題はないが夕方から夜間においては走 行車が老人及び身体不自由者の存在が確認できないこと及び老人及び身体不自由 者が片手で杖を使用してもう一方の片手を自由にできるため安全な歩行を可能と するためものである。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案における杖は眞中を空洞化しその空洞に差し 込んだペン型ライトより発光した光を上下２つの穴より外部に光を出し、夕方及 び夜間においてその光により老人及び身体不自由者の存在を走行車に知らせるた めのものであります。

【０００４】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図１〜図３において杖の材質はステンレス製パイプを使用し、ステンレスの肉厚 は１ｍｍでステンレスの空洞は外径で１９ｍｍのものを使用。

【０００５】 発光する器具は市販されているペン型ライトを使用しこのペン型ライトは単３乾 電池２本を使用し先端に赤い光を放つ発光部分があり、その一番上にワンタッチ 点滅押しボタンを有する。ペン型ライトの外径は１６．５ｍｍです。

【０００６】 図１により杖の取っ手の所は杖の本体と取っ手はチーズにより固定しそれより取 っ手を延し、取っ手の最後部にゴム製パイプ足キャツプ黒を取り付ける。取っ手 の長さは７８ｍｍとする。

【０００７】 図２によりペン型ライトを杖本体に差し込み、ペン型ライトの先端の赤い光の位 置する所すなわちステンレスの筒にペン型ライトを取り付けた後上から１５２． ５ｍｍの所に段差（杖の強度を保つため）を付けて直線に四方へ直径９ｍｍの穴 を開けるとともにさらに下から２００ｍｍの所に段差を付け直線に四方へ直径８ ｍｍの穴を開ける。この穴を開けた下に金色の光反射器具を取り付け、杖の一番 下には、ゴム製パイプ足キャップ黒を付ける。

【０００８】 図１よりペン型ライトのワンタッチ点滅押ボタンを押せばペン型ライトは発光し それが上方の穴より外部へ光が放ち残りの光は下へ移動し、金色の光反射器具に 反射して光はより強くなり下方の穴より外部へ光が放たれる。

【０００９】

【考案の効果】

請求項１に記したように杖の上下の穴２ヵ所より外部に発光した光により人の存 在を知らしめ特に老人及び身体不自由者などが夕方や夜間に外出などする場合に 安全を確保する上で最良のものと考えます。

【図面の簡単な説明】

【図１】福祉杖の側面図

【図２】福祉杖の正面図

【図３】福祉杖の発光の説明図

【符号の説明】

１．円形の筒状ステンレス（外径１９ｍｍ、肉厚１ｍ
ｍ） ２．杖本体と杖の取っ手を固定した部分（チーズ） ３．ゴム製足パイプキャッツプ黒 ４．ペン型ライト（長さ１５２．５ｍｍ外径１６．５ｍ
ｍ単３乾電池２本入） ５．ペン型ライトのワンタッチ点滅押ボタン ６．ペン型ライトの赤い光の発光部分 ７．上方の段差付外部の発光穴（４ヵ所） ８．下方の段差付外部への発光穴（４ヵ所） ９．金色の光反射器具 １０．ペン型ライトより発光された光が外部へ発光する
までの動き １１．ペン型ライトの掛所 １２．ペン型ライトの出入自由

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【手続補正書】

【提出日】平成１３年３月１３日（２００１．３．１
３）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】杖の真中を空洞化し上から発せられた光を
   上下二つの穴より外部に発することにより人の存在を知
   らしめ、老人及び身体不自由者用の杖です。
2. 【請求項２】杖は老人及び身体不自由者が使用するため
   重量が軽い真中が空洞のステンレスを使用し、その杖の
   上下２ヵ所に外部へ発光する穴を設ける。ペン型ライト
   を差し込んだ後、上方の穴は上から１５２．５ｍｍのと
   ころに段差（杖の強度を保つため）を付け四方に直径９
   ｍｍの穴を設ける。また下方の穴は下から２００ｍｍの
   所に段差をつけ四方に直径８ｍｍの穴を設ける。
3. 【請求項３】ペン型ライトは市販されているものを使用
   し杖の上から空洞に差し込みペン型ライトの掛所を杖の
   外側に出し固定する。ペン型ライトの長さは１５２．５
   ｍｍで赤い光の発光部分は杖の上から１５１．５ｍｍ〜
   １５２．５ｍｍの所に設定される。上下２つの発光する
   穴を上から１５２．５ｍｍ、下から２００ｍｍとしたの
   は身長の差により杖の長さを長短するためである
4. 【請求項４】上下２ヵ所からなる穴から外部への発光
   は、ペン型ライトについているワンタッチ点滅押ボタン
   を押すことによりペン型ライトが点燈し上方の穴より光
   の一部が外部に発光し残りの光は下方の穴の下部に設け
   た金色の光反射器具に当り、より強い光となって下方の
   穴より四方に発光する仕掛けとなる。
5. 【請求項５】ペン型ライトは市販されている単３乾電池
   ２本を使用し安価のものであり、またこの福祉杖は標準
   型で総重量は４８６ｇと軽量であります。