JP3006067U - 万能安全杖 - Google Patents

万能安全杖

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JP3006067U
JP3006067U JP1994007887U JP788794U JP3006067U JP 3006067 U JP3006067 U JP 3006067U JP 1994007887 U JP1994007887 U JP 1994007887U JP 788794 U JP788794 U JP 788794U JP 3006067 U JP3006067 U JP 3006067U
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JP
Japan
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handle
rod
handle portion
safety cane
guide light
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JP1994007887U
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English (en)
Inventor
美智子 愛甲
Original Assignee
美智子 愛甲
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で強度的に優れ、夜間の歩行が安全に行
なえる多機能の万能安全杖を提供する。 【構成】 ロッド部3の上端に把手部4を一体に設け、
把手部4内に、ルーペ8と電池9とバイブレータ用モー
タ10を収納し、ロッド部3の上端に歩行誘導灯14と
ブザー15とカラー点滅発光体16及び、誘導灯14と
カラー点滅発光体15を点灯させるスイッチ17を設
け、前記把持部4の上部にブザー15用のスイッチ18
を設けることにより、軽量で強度的に優れ、夜間の歩行
が安全に行なえる多機能化が可能になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は身障者や老人のための万能安全杖に関する。
【0002】
【従来の技術】
身障者や老人の歩行時に杖は必需品であるが、従来の安全杖は、ロッド部の上 端に別体の把手部をねじ込み等の手段で固定し、ロッド部に反射テープを取付け 、把手部に前照灯を設けて夜間の歩行が行なえるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ロッド部と把手部をねじ込み等によって結合したものは、構造的に 複雑になると共に、結合部分の強度がどうしても弱くなり、また、反射テープは 相手の光源が必要になり、暗い場所での使用に対する安全性が不充分であるとい う問題がある。
【0004】 そこで、この考案の課題は、強度的に優れていると共に、暗い場所での安全性 に優れ、しかも身障者や老人に必要な機能を備えた万能安全杖を提供することを 課題としています。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、第1の考案は、ロッド部の上端に把手部を 設けた安全杖において、把手部内に、バイブレータ用モータと、電池と、スピー カ及び把手部内に収納した状態から外部に突出させることができるルーペを収納 し、ロッド部の上端部に、ブザーと歩行誘導灯と、カラー点滅発光体とを設け、 前記把手部にブザーの作動用スイッチを、更にロッドの上端部に、歩行誘導灯と カラー点滅発光体の点灯用スイッチを各々設けた構成を採用したものである。
【0006】 この考案において、歩行誘導灯が上下に角度可変となる可動式にしたり、ルー ペは、把手部の先端側内部に収納され、下端側一方隅部の支点を中心に、把手部 の周壁に設けた開口部から外方に回動突出させるようにしたり、ロッド部と把手 部がアルミ合金を用いて継ぎ目のない一体化構造にすることができる。
【0007】
【作用】
転倒や身体の具合が悪い非常時にスイッチをオンすればブザーが鳴り、またス ピーカにより声を拡大すれば周りの人に喚起できると共に、夜間の歩行時は歩行 誘導灯とカラー点滅発光体の点灯により、一目瞭然であり、安全性が大幅に向上 する。
【0008】 また、把手部を身体に押し当てた状態でバイブレータ用モータを起動すると、 マッサージ効果が得られ、更にルーペにより、新聞等を読むことができる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0010】 図示のように、安全杖1は、下端にゴム足2が取付けられ、上下に長い中空の ロッド部3と、このロッド部3の上端に直角の状態で設けた中空の把手部4とを 、アルミ合金を用いて一体成形し、ロッド部3の上端ジョイント部5は強度を上 げるために厚肉になっている。
【0011】 このように、アルミ合金を用いてロッド部3と把手部4を一体成形すると、全 体の軽量化と共に、継ぎ目がないので強度的にも向上する。
【0012】 前記把手部4は、角形筒状で途中から後部の外形がグリップ部6となり、筒状 部内には、先端側にスピーカ7とルーペ8が、後端側に充電可能な電池9と、バ イブレータ用モータ10とが収納されている。
【0013】 把手部4の先端面は、スピーカ7の放音用として通気性のあるカバー壁11に なっていると共に、ルーペ8は図3のように、把手部4の断面形状内に納まる大 きさの矩形状となり、下端部の一方コーナ部分をピン12で把手部4内に枢止し 、把手部4の側面と上面にわたって形成した窓孔13によって、図3の破線で示 す把手部4内に収納した状態から、同図一点鎖線のように、ピン12を支点にし て把手部4の外側へ突出する出没自在になっている。
【0014】 前記ロッド部3の上端部で、把手部4との接続を行なうジョイント5部分の前 側の位置に歩行誘導灯14が取付けられ、この誘導灯14の下方位置にブザー1 5が設けられている。
【0015】 また、ロッド部3の周壁には、ブザー15よりも下方の位置に、多数のカラー 点滅発光体16が設けられ、ロッド部3の上端部で後側の位置に歩行誘導灯14 及びカラー点滅発光体16を点灯又は消灯させるためのスイッチ17が取付けら れ、更に把手部4の上部で先端寄りの位置に、ブザー15を作動させるためのス イッチ18が設けられている。
【0016】 上記歩行誘導灯14は、前方に向く水平状態から下向きにできるよう角度可変 の可動式になっていると共に、歩行誘導灯14とカラー点滅発光体(LED照明 )16はスイッチ17を介して電池9と接続され、また、ブザー15はスイッチ 18を介して電池9と接続されている。
【0017】 なお、バイブレータ用モータ10と電池9の間に接続するモータ作動用スイッ チや、スピーカ7と電池9の間に接続するスイッチは、図示省略したがロッド部 3の上端の適宜位置に設けておく。
【0018】 また、把手部4において、電池9を収納した部分は、電池9の出し入れが可能 なように開閉自在になっていると共に、ロッド部3の上端で後部の位置に電池充 電用の接続ジャック19が設けられ、更に、把手部4内で電池9とルーペ8の間 は開閉自在となる小物入れ容間20になっている。
【0019】 この考案の安全杖は上記のような構成であり、把手部4を握り、歩行時の補助 として用いる。転倒や身体の具合が悪い時は、スイッチ18を操作し、ブザー1 5を鳴らすことにより、周りの人に喚起でき、スピーカ7を作動させれば、拡声 によって人をよぶことができる。
【0020】 また、夜道の歩行時は、スイッチ17をオンし、歩行誘導灯14とカラー点滅 発光体16とを点灯すればよく、歩行誘導灯14の前方照射と角度の選択により 、足もとを照らすことができ、しかもカラー点滅発光体16の点滅により、一目 で所在が確認でき、夜間の歩行が安全に行なえる。
【0021】 更に、一時の疲れをいやすために、バイブレータ用モータ10を起動させ、把 手部4の後端を身体に押し当てれば、マッサージ効果が得られると共に、ルーペ 8を用いて新聞等を読むことができ、把手部4の小物入れ容間20には、薬や小 銭を入れておくと便利である。
【0022】
【考案の効果】
以上のように、この考案によると、ロッド部と把手部の一体化により、計量で 強度的に優れた杖が得られると共に、歩行誘導灯とカラー点滅発光体の点灯によ り、夜間の歩行が安全になり、ブザーやスピーカにより、点灯や身体の具合が悪 いときには周りの人に喚起できる。
【0023】 また、バイブレータ用モータやルーペを取付けることにより、杖の多機能化が 図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る万能安全杖の正面図
【図2】同上要部の拡大縦断面図
【図3】同上要部の側面図
【符号の説明】
1 安全杖 3 ロッド部 4 把手部 7 スピーカ 8 ルーペ 9 電池 10 バイブレータ用モータ 12 ピン 13 窓孔 14 歩行誘導灯 15 ブザー 16 カラー点滅発光体 17、18 スイッチ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッド部の上端に把手部を設けた安全杖
    において、把手部内に、バイブレータ用モータと、電池
    と、スピーカ及び把手部内に収納した状態から外部に突
    出させることができるルーペを収納し、ロッド部の上端
    部に、ブザーと歩行誘導灯及びカラー点滅発光体とを設
    け、前記把手部にブザーの作動用スイッチを、更にロッ
    ドの上端部に、歩行誘導灯とカラー点滅発光体の点灯用
    スイッチを各々設けたことを特徴とする万能安全杖。
  2. 【請求項2】 歩行誘導灯が上下に角度可変となる可動
    式になっている請求項1記載の万能安全杖。
  3. 【請求項3】 ルーペは、把手部の先端側内部に収納さ
    れ、下端側一方隅部の支点を中心に、把手部の周壁に設
    けた開口部から外方に回動突出させるようになっている
    請求項1記載の万能安全杖。
  4. 【請求項4】 ロッド部と把手部がアルミ合金を用いて
    継ぎ目のない一体化構造になっている請求項1乃至3に
    記載の万能安全杖。
JP1994007887U 1994-07-01 1994-07-01 万能安全杖 Expired - Lifetime JP3006067U (ja)

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JP1994007887U JP3006067U (ja) 1994-07-01 1994-07-01 万能安全杖

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Publication Number Publication Date
JP3006067U true JP3006067U (ja) 1995-01-17

Family

ID=43141946

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JP1994007887U Expired - Lifetime JP3006067U (ja) 1994-07-01 1994-07-01 万能安全杖

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06159221A (ja) * 1993-07-21 1994-06-07 Tomochika Matsumoto フロート水車

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