JP3079337U - 電気設備格納用屋外鉄箱 - Google Patents

電気設備格納用屋外鉄箱

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裕正 深川
欣二 星澤
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株式会社電力テック
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Abstract

(57)【要約】 屋外鉄箱に収納した制御・計測・操作用電気装置が、夏
季に鉄箱内の気温が上昇することに起因して損傷または
誤作動することを防止できる電気設備格納用屋外鉄箱を
得る。 【解決手段】 鉄箱の外面の一部または全部に、太
陽光に対する反射率が高い塗装を施すと共に、鉄箱の内
部に、鉄箱の低い位置の空気を取り入れて高い位置の排
気孔から放出する空気通路を構成させ、この空気通路を
上昇する空気によって制御・計測・操作用電気装置の温
度上昇を所定の値以下にすることを特徴とする。冷却用
動力電源を外部から供給することを要しないので、停電
などの場合においても、確実に動作する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電気設備格納用屋外鉄箱が、夏季に太陽光の直射を受けて、内部の 気温が上昇し、格納されている制御・計測・操作用電気装置が誤動作または損傷 することの防止に係るものであり、詳しくは屋外鉄箱の外面に太陽光を高率で反 射する塗装を行うと共に、鉄箱内空間の一部を仕切って空気の流動を加速させる 空気通路を構成し、これによって制御・計測・操作用電気装置の温度上昇を抑制 しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
電気設備格納用屋外鉄箱は、キュービクルと称され、内部に高電圧電力遮断器 、高電圧電流・電圧変成器、電気的制御・計測・操作装置などが格納されている 。遮断器、変成器などの許容温度上昇は60℃以上あって、屋外鉄箱内気温上昇 は支障となっていない。一方、従来は制御・計測・操作用電気装置は、電磁的可 動部品で構成されており、鉄箱内の気温が50〜55℃に上昇しても支障を生ず ることはなかった。しかし、最近は半導体素子を使った電子装置が多用されるよ うになったため、例えば鉄箱内の気温を常時40℃、短時間なら50℃などと、 低い温度に維持することが要求されるようになった。屋外鉄箱の換気孔に換気扇 を設備することも行われているが、変電所事故や雷事故などの場合に、換気扇駆 動用低圧電源が停電することがあり、その場合は屋外鉄箱内部の気温が上昇し、 半導体素子の誤作動や損傷が生ずるなど、信頼度上で難がある状況となっている 。
【0003】 最近、太陽光を高反射率で反射する塗料が開発され、電気設備格納用屋外鉄箱 の外面を塗装すると、白色の場合に、波長が0.0007mmの光線(可視光線 領域)に対する反射率は0.8以上で、かつ波長が0.0015mmの光線(近 赤外領域)に対する反射率は0.7以上が実現できる。塗料を白色でなく着色す れば、反射率は若干低下する。塗色は白色の場合、在来の外壁用塗料で塗装した 電気設備格納用屋外鉄箱と比較すると、日照による内部気温上昇を5℃前後、低 く保つことができることが知らされている。(例えば実用新案登録307531 6号)しかし、我が国の本州以西の気象条件では、夏季の快晴時には上記の高反 射率塗装を用いても、鉄箱内の制御・計測・操作装置の温度を40℃以下に抑制 することは困難であった。鉄箱の内面に断熱材を配置して、外部からの熱の侵入 を防止ようとしても、鉄箱内の高電圧電力機器、ケーブルなどの発熱源があるの で、その発熱除去が困難となり、鉄箱内気温の低下にはあまり効果がなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
電気設備格納用屋外鉄箱の外面を、高反射率塗料で塗装することにより在来の 外壁用塗料で塗装した場合に比べて、鉄箱内の気温を5℃前後は低下させること ができるものの、半導体素子などの電子機器を格納するためには鉄箱内を更に低 い気温に保つことが要求されている。
【0005】 更に、鉄箱内に格納されている高電圧電力機器、電力ケーブルなどから発熱が あり、その熱により鉄箱内気温が上昇する問題がある。
【0006】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたもので、その 目的とするところは制御・計測・操作用電気装置の温度が、屋外の空気温度を大 幅に上回らない設備を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の電気設備格納用屋外鉄箱外面に高反射 率塗装を施す。その上で、鉄箱内部の一部を仕切って筒状の空気通路を構成させ 、鉄箱下部の空気が自然にこの通路を上昇して、鉄箱上部に設けた排気孔から鉄 箱外に排出されるようにしておく。この通路を上昇する空気は、高電圧電力機器 ・ケーブルなど発熱量が大きい設備の周辺の高温の空気と混合しないようにして おく。制御・計測・操作用電気装置は、上記通路の空気流に触れるように設置す るか、または上記の空気通路を構成する金属板に密着させておく。上記の通路を 上昇する空気は、鉄箱外から取り入れるので、空気温度は屋外の気温と同等であ るがまた、空気通路の上下の温度差により定常的上昇気流が形成されるので、仕 切られた空気通路を大量の空気が上昇することとなり、これによる冷却の効果に よって制御・計測・操作用電気装置の温度上昇を外気温より数℃高い範囲で抑制 できる。
【0008】 制御・計測・操作用電気装置を、上記の空気通路内またはそれに隣接する場所 に配置できない場合は、制御・計測・操作用電気装置を収納する金属ケースと、 空気通路の金属壁面に、それぞれヒートパイプの両端を接触させておく。ヒート パイプはあらかじめ指定した温度で、片側では蒸発片側では凝縮するように設計 された熱の超伝導体であり、両端の温度差があれば、大量の熱を伝達する性能を 有する。
【0009】 上記の空気の上昇通路において、空気温度は上部ほど高くなる。このため、制 御・計測・操作用電気装置を設置する位置は、鉄箱内の低い位置が望ましい。制 御・計測・操作用電気装置を鉄箱内の高い場所に設置せざるを得ない時は、ヒー トパイプを用いると共にその低温端から放熱が効果的に行われるように、ヒート パイプの低温側を空気通路のなるべく低い場所に固定する。
【00010】 上記の空気通路において、もし自然に発生する上昇気流が微弱で制御・計測・ 操作用電気装置の温度が所要限度を上回る場合には、太陽光発電素子を電源とす る送風機を併用して、空気通路内を上昇する空気量を増大させる。太陽光発電素 子は鉄箱の屋根の上に設置する。夜間や降水時には、太陽光発電素子の発電能力 は期待できないが、夜間や降水時には屋外気温が低く、直射日光も弱いので、送 風機が作動しなくても、制御・計測・操作用電気装置の温度が許容限度を超える ことは起こらない。
【0011】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1〜図2は、電気設備格納用屋外鉄箱の構造の一例である。図1は正面図、図 2は側面図である。図1は、前面扉を開いて、内部を見たところを示してある。 2は前面扉、3は後方壁である。3を壁の代りに扉とする場合もある。鉄箱1の 中には、多数の機器・構造材が配置されているが、本考案に直接関係のないもの は省略してある。鉄箱内の空気の温度上昇の熱源は、外箱への日射と、ケーブル 6や電線8に電流が流れることによる発熱などである。許容温度は、一般に6〜 16の電気機器は60℃以上であり、17は半導体素子を使用した場合に最も低 く40〜50℃となる。屋外空気は、吸気孔20のほかケーブル6を布設した地 中管路、鉄箱1の基礎鋼材にあけてある孔などから鉄箱1の中に入る。排気孔2 1は、鉄箱の上部の複数箇所に取り付けられている。
【0012】 図3〜10は本考案の実施例である。いづれの例においても共通に、波長が0 .0007mmの光線に対する反射率が0.6以上で、かつ波長が0.0015 mmの光線に対する反射率が0.5以上の塗装を、鉄箱1の外面に施しておく。
【0013】 図3においては、図4に示した筒状の空気通路22を、鉄箱1の中に配置する 。空気通路22の上部は排気口21に接続する。22の下端は、鉄箱1の床面と 上下方向に隙間を持たせた位置で固定する。制御・計測・操作用電気装置17は 、空気通路22の低いところに、空気通路22の内面の空気にさらされるように 配置する。右側壁4の下部に小扉24を設けておく。鉄箱1の外部から小扉24 をあけて、制御・計測・操作用電気装置17を点検・調整することができる。1 7からほかの電気機器や計器に対して、適宜のコネクターなどで接続する。図3 では、この電気的接続は省略してある。
【0014】 図5においては、図6に示した内壁板25を、鉄箱1の右側壁4に平行に取り 付ける。鉄箱1の右側壁4と、内壁板25との間隔は、0.5cm以上、15c m以下にしておく。右側壁4と、25との間の上方、水平方向の0.5〜15c mの隙間はふさぎ、下部の隙間26は開口しておく。25の下部は鉄箱1の床面 と上下方向に間隔を持たせた位置で固定する。制御・計測・操作用電気装置17 を格納した金属製箱27は、内壁板25の低いところに、側壁4に向けて、かつ 側壁4に接触しない位置に配置する。右側扉4の下部に小扉24を設けておく。 鉄箱1の外部から小扉24をあけて、制御・計測・操作用電気装置17を点検・ 調整することができる。17からほかの電気機器や計器に対して、適宜のコネク ターなどで接続する。図5では、この電気的接続は省略してある。
【0015】 図7においては、図8に示した内壁板28を、鉄箱1の右側壁4に、内側から 4と平行に取り付ける。鉄箱1の右側壁4と、内壁板28との間隔は0.5cm 以上で15cm以下にしておく。右側壁4と28との間の上方、水平方向の0. 5〜15cmの隙間はふさぎ、下部の隙間29は開口しておく。28の下部は鉄 箱1の床面と上下方向に間隔を持たせた位置で固定する。ヒートパイプ30の一 端は、制御・計測・操作用電気装置17に密着させておく。内壁板28の材質が 金属の時は、ヒートパイプ30の相手端を内壁板28に密着させておく。内壁板 28の材質が金属でない時は、ヒートパイプ放熱部と同程度の面積を有する部分 だけ内壁板28を金属にするか、内壁板28に小孔をあけて、ヒートパイプ30 の相手端を内壁28と右側壁4の間まで挿入して、30の先端に金属製の放熱板 を密着させておく。
【0016】 図9においては、図10に示したような、板で構成した空気通路31を、鉄箱 1の中に配置する。空気通路31の上部は排気口21に接続する。31の下端は 鉄箱1の床面と上下方向に隙間を持たせた位置で固定する。ヒートパイプ30の 一端は、制御・計測・操作用電気装置17に密着させておく。空気通路31の材 質が金属の時は、ヒートパイプ30の相手端を空気通路31に密着させておく。 空気通路31の材質が金属でない時は、
【0015】で示したように、空気通路 31を一部を金属板とするか、空気通路31に小孔をあけて、ヒートパイプ30 の相手端を31の内部に挿入して、30の先端に金属製の放熱板を密着させてお く。
【0017】 図3および図9の実施例において、空気通路22又は31を上昇する空気量が 不足である場合には、空気通路の一部に、太陽光発電素子を電源とする送風機を 設置して、流動する空気量を増大させる。太陽光発電素子は、鉄箱1の屋根又は 外壁の上に設置する。
【0018】 図6の内壁板25および図8の内壁板28は、いづれも右側壁4と平行に取り 付けた例を示したが、これは鉄箱1の左側壁でも、後方壁でも同一の機能を持た せることができる。又、図1、2、3、5、7および9は、電力供給用の屋外鉄 箱の例を示したが、通信設備格納用鉄箱であっても、本考案を適用できる。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0020】 請求項1〜6の電気設備格納用屋外鉄箱は、外部に太陽光を高効率で反射する 塗装を施しているので、一般塗装を施した屋外鉄箱に比べて、日射による内部気 温上昇は抑制されている。
【0021】 請求項1の電気設備格納用屋外鉄箱においては、鉄箱1の屋根・側壁の日射お よび電気機器からの発熱により、鉄箱1の内部の空気が加熱されるが、空気通路 22を通過する空気温度は外気温に近い。即ち、17の周辺の空気温度は、外気 温度を僅かに上回るに過ぎないから、17の温度上昇を抑制することができる。
【0022】 請求項2の電気設備格納用屋外鉄箱においては、鉄箱の側壁4と内壁板25の 間に、0.5〜15cmの空間を構成してある。側壁4は日照によって温度が上 昇するので、側壁4と内壁板25の間の空気温度は、上部ほど高温になる。この ため空気吸込口26から排気孔21に向って流速が大きい上昇気流が自然に発生 する。この空気流の温度は、下部が低く、上部に行くに従い高くなる。制御・計 測・操作用電気装置17の周辺の空気温度は、外気温を僅かに上回るに過ぎず、 かつ空気流量が多いので、17の温度上昇を抑制することができる。
【0023】 請求項3の電気設備格納用屋外鉄箱においては、鉄箱の側壁4と内壁板28の 間に、0.5〜15cmの空間を構成してある。側壁4は日照によって温度が上 昇するので、側壁4と内壁板28の間の空気温度は、上部ほど高温になる。この ため空気吸込口29から排気孔21に向って流速が大きい上昇気流が自然に発生 する。この空気流の温度は、下部が低く、上部に行くに従い高くなる。ヒートパ イプ30の両端をそれぞれ制御・計測・操作用電気装置17の内壁板28の低い 部分に密着させておく。内壁板28が金属製である時は、17の熱はヒートパイ プ30を経由し、内壁板28に伝わり空気流で放熱される。内壁板28が非金属 材料で構成されている時は、内壁28に小孔をあけて、ヒートパイプ30の一端 を内壁板28と右側壁4の間まで挿入して金属製の放熱板を密着させておくので 、17の熱はヒートパイプと金属製放熱板を経由して、空気流に放散される。1 7の熱はヒートパイプを経由して移動するので、17の温度上昇は抑制される。 ヒートパイプは可撓性を持たせることもできるので、17と内壁板28の配置を 任意に選定できる利点がある。
【0024】 請求項4の電気設備格納用屋外鉄箱においては、鉄箱1の中に区分された空気 通路31を設置してあるので、31を通過する空気は鉄箱1の床面から空気吸込 口32を通り排気口21に至る。鉄箱1の屋根・測壁の日射および電気機器から の発熱により、鉄箱1の内部が加熱されるが、空気通路31を通過する空気温度 は外気温に近い。ヒートパイプ30の両端を、それぞれ制御・計測・操作用電気 回路17と空気通路31に密着させておく。空気通路31が金属製である時は、 17の熱はヒートパイプ30を経由し、空気通路28に伝導して空気流で放熱さ れる。空気通路31は非金属材料で構成されている時は、31を構成する材料に 小孔をあけて、ヒートパイプ30の一端を空気通路31の中まで挿入して金属製 の放熱板を密着させておくので、17の熱はヒートパイプと金属製放熱板を経由 して、空気流に放散される。17の熱はヒートパイプを経由して移動するので、 17の温度上昇は抑制される。ヒートパイプは可撓性を持たせることもできるの で、17と空気通路31の配置を任意に選定できる利点がある。
【0025】 請求項5の電気設備格納用屋外鉄箱においては、請求項1において、空気通路 22の部分に、太陽光発電素子を電源とする送風機を設置してあるので、22の 中を流動する空気量を増大させることができる。請求項1に比し、制御・計測・ 操作用電気回路17の温度上昇を一層抑制することができる。
【0026】 請求項6の電気設備格納用屋外鉄箱においては、請求項4において、空気通路 31の部分に、太陽光発電素子を電源とする送風機を設置してあるので、31の 中を流動する空気量を増大させることができる。請求項4に比し、制御・計測・ 操作用電気回路17の温度上昇を一層抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気設備格納用屋外鉄箱の一般的構造と内部機
器の配置要図で、正面扉の内側の配置の例を示す図面で
ある。
【図2】図1と同一の屋外鉄箱の側面から見た内部配置
要図である。
【図3】請求項1の実施例の正面要部配置図である。
【図4】空気通路の要部斜視図である。
【図5】請求項2の実施例の正面要部配置図である。
【図6】内壁板の要部斜視図である。
【図7】請求項3の実施例の正面要部配置図である。
【図8】内壁板とヒートパイプの要部斜視図である。
【図9】請求項4の実施例の正面要部配置図である。
【図10】空気通路とヒートパイプの要部斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 電気設備格納用屋外鉄箱 2 前面扉 3 後方壁 4 右側壁 5 左側壁 6 電源ケーブル 7 ケーブルヘッド 8 電線 9 ガイシ 10 電磁操作断路器 11 電圧変成器 12 手動断路器 13 高電圧電力遮断器 14 電流変成器 15 調相コンデンサ 16 指示計器 17 制御・計測・操作用電気装置 18 支柱 19 取付用鉄梁 20 吸気孔 21 排気孔 22、31 空気通路 23、26、29、32 空気吸込口 24 小扉 25、28 内壁板 27 制御・計測・操作用電気装置格納箱 30 ヒートパイプ 32、34 太陽光発電パネル

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長0.0007mmの光線に対する
    反射率が0.6以上で、かつ波長0.0015mmの光
    線に対する反射率が0.5以上の塗装を、外面の一部ま
    たは全部に施した鉄箱1の内部に、筒状の空気通路22
    を設置し、空気通路22の上部を鉄箱1の上部の排気孔
    21に接続し、空気通路22の中を流動する空気が制御
    ・計測・操作用電気装置17に接触するように17を配
    置し、制御・計測・操作用電気装置17の温度上昇を抑
    制したことを特徴とする電気設備格納用屋外鉄箱。
  2. 【請求項2】 波長0.0007mmの光線に対する
    反射率が0.6以上で、かつ波長0.0015mmの光
    線に対する反射率が0.5以上の塗装を、外面の一部ま
    たは全部に施した鉄箱1の内部に、鉄箱の側壁4と平行
    に内壁板25を配置し、側壁4と内壁板25との間隔を
    0.5cm以上15cm以下とし、4と25の隙間を上
    昇した空気が上部排気孔21から排出されるようにし、
    4と25の隙間を上昇する空気が制御・計測・操作用電
    気装置17に接触するように格納箱27を配置し、制御
    ・計測・操作用電気装置17の温度上昇を抑制したこと
    を特徴とする電気設備格納用屋外鉄箱。
  3. 【請求項3】 波長0.0007mmの光線に対する
    反射率が0.6以上で、かつ波長0.0015mmの光
    線に対する反射率が0.5以上の塗装を、外面の一部ま
    たは全部に施した鉄箱1の内部に、鉄箱の側壁4と平行
    に内壁板28を配置し、側壁4と内壁板28の間隔を
    0.5cm以上15cm以下とし、4と28の隙間を上
    昇した空気が上部排気孔21から排出されるようにし、
    制御・計測・操作用電気装置17と内壁板28の間をヒ
    ートパイプ30で接続することにより、制御・計測・操
    作用電気装置17の温度上昇を抑制したことを特徴とす
    る電気設備格納用屋外鉄箱。
  4. 【請求項4】 波長0.0007mmの光線に対する
    反射率が0.6以上で、かつ波長0.0015mmの光
    線に対する反射率が0.5以上の塗装を、外面の一部ま
    たは全部に施した鉄箱1の内部に、筒状の空気通路31
    を設置し、空気通路31の上部を排気孔21に接続し、
    制御・計測・操作用電気装置17と空気通路31の間を
    ヒートパイプ30で接続することにより制御・計測・操
    作用電気配置17の温度上昇を抑制したことを特徴とす
    る電気設備格納用屋外鉄箱。
  5. 【請求項5】 鉄箱1の屋上または外壁に設置した太
    陽光発電素子を電源とする送風機を、筒状の空気通路2
    2の部分に設置して、空気通路22を通過する空気量を
    増大させた請求項1の電気設備格納用屋外鉄箱。
  6. 【請求項6】 鉄箱1の屋上または外壁に設置した太
    陽光発電素子を電源とする送風機を、筒状の空気通路3
    1の部分に設置して、空気通路31を通過する空気量を
    増大させた請求項4の電気設備格納用屋外鉄箱。
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