JP3079269B2 - Z型エキスパンドメタルとその複合体 - Google Patents

Z型エキスパンドメタルとその複合体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定巾の鋼板に
多数本の切り込み線を平行に刻設し、該切込部を拡げて
菱形のメッシュ状にしたエキスパンドメタル部の両端
に、切り込み線を刻設しない板部を付設し、エキスパン
ドメタル部と板部の境界線の箇所で、両端の板部を反対
面側に、それぞれ所定の角度で屈折して形成した、Z型
エキスパンドメタルに関する。
【0002】
【従来の技術】鋼材の素材に切り込み線を刻設し、全体
を拡げてメッシュ部として構成したエキスパンドメタル
は、広い用途に利用されている。特に、公称厚さ1.2
ないし6ミリメートルの薄板鋼板を素材としたエキスパ
ンドメタルは強度が大きく、且つ、多数の隙間があって
通風性、透視性がよく、大量生産が可能で比較的安価に
入手できるなどの理由で、建築、土木資材を中心に広い
分野で大量に使用されている。又、圧延工程で同時に亜
鉛を中心にした金属メッキを施した熱延鋼板を素材とし
たものには、所謂どぶ漬けめっきを施したものと同等の
防錆効果が認められているので、めっき材を素材とした
エキスパンドメタルは評価を高めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなエキスパン
ドメタルの原材料として用いる鋼材の板厚には限界があ
るので、高強度を要求される場合には、平らに形成した
エキスパンドメタルを、繰り返しの波形に屈折するなど
して対応している。板全面がエキスパンドメタルで構成
されていると、それぞれの鋼線(ストランド)の向きが
必ずしも一致しないので、平板を屈折するのに比べて曲
げ難く、特に、精度良く曲げることが難しい。又、屈折
したエッジの箇所が多くの隙間を持った細いストランド
で構成されているので、リブの効果が少なく、波形にす
る効果が充分に得られない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明では、切り込み
線を平行に刻設した部分を拡げたエキスパンドメタル部
の両端に、切り込み線を刻設しない板部を付設し、両部
の境界線で所定の角度で反対側に屈折し、基本断面形状
を略Z型とすることを提案するものである。両端の板部
を同じ幅に、且つ、平行に、更に、側面の外接形状が長
方形となるように形成すると、同じ長さのものを積み重
ねて複合盤体とするなどた可能で都合がよい。
【0005】更に、少なくとも一方の板部の先端部を屈
折して、屈折縁ないし屈折壁を付設して補強したり、屈
折壁で囲って、半筒状、筒状とすることも可能である。
一方ないし両方の板部の先端部に、板部と平らに連なる
短いエキスパンドメタル部を付設することも可能であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】エキスパンドメタルは、機械で所
定の幅の原板を一定長さ送り出し、一定間隔で並列され
た複数の刃で、一定間隔に切れ目を設ける。次に原板を
一定長さ送り出し、刃を横方向に半相ずらした上で、二
列目の切れ目を設ける。次には刃を半相分戻して、三列
目の切れ目を設ける、という動作を行い、切れ目を入れ
た刃で半相ずれた直前の切れ目を、押し広げで開口を形
成する、という操作を繰り返して、全面に交互に開口し
た板を形成するものである。
【0007】この操作の中で、切れ目を入れた後、所定
の長さだけ切れ目を入れないまま、原板を送り出して板
部を形成する。所定の長さの板部を形成した後、切れ目
を入れて送る、という通常の操作により、所定の長さの
エキスパンドメタル部を形成する。このような操作を繰
り返して、板部とエキスパンドメタル部とを、交互に形
成する。
【0008】通常の生産では、エキスパンドメタル部は
原板を切って押し広げる時に、上から下に、角度を以て
押し下げる。板部を形成する場合には、原板を平らに送
り出すので、形成されたエキスパンドメタル部と板部と
は、一定の角度で屈折された状態で生産される。逆に、
原板からエキスパンドメタル部に移行する場合には、逆
の角度で屈折される。
【0009】板部として原板のまま残す長さ、エキスパ
ンドメタル部としてメッシュ状に形成する長さ,それぞ
れを規定して生産した後、屈折機械を用いるなどの手段
で、それぞれの屈折箇所の屈折角度を調節することによ
り、本発明のZ型エキスパンドメタルを形成する。その
外接形状は通常、長方形、台形、梯形である。図1に示
すのは、互いに平行で同じ長さの板部2の、反対側の端
部同士を”たすき掛け”状に連結するエキスパンドメタ
ル部3が付設され、側面の外接形状を長方形に形成した
Z型エキスパンドメタル1の例である。
【0010】厚さ1.6ミリメートル、幅1メートルの
亜鉛めっき鋼板を用いて形成したものである。上下両端
に長さ15センチメートルの板部2があり、その間に”
たすき掛け”状に斜めに37.5センチメートルのエキ
パンドメタル部3が付設され、全体の高さは25センチ
メートルである。上下の板部2には長手方向に所定間隔
で貫通孔20を設けておく。
【0011】図2に示すのは、エキスパンドメタル部3
のメッシュ30の形状である。幅w・送り長さl・刻線
(ストランド)sの幅は、ある程度任意に選定できる
が、説明の簡略化のために、以下た実施例に於いては、
メッシュの幅w75ミリメートル、長さl25ミリメー
トル、刻線sの幅4ミリメートルの製品を用いて説明す
る。
【0012】このようなZ型エキスパンドメタル1は、
単独でも使用できるが、同様のものを積み重ねて、図3
に示すような複合盤体10とすることも可能で、種々の
用途に使用できる。
【0013】このように形成したZ型エキスパンドメタ
ル1、ないし、その複合盤体10は板部2に対して平行
方向に働く力に対しては、非常に大きな抵抗力を発揮す
ることができる。エキスパンドメタル部は網目構造であ
るので、見通すこともできるし、流体を通すこともでき
る。それぞれの特徴を活かして用途に適した製品とする
ことが可能である。
【0014】図4に示すように、Z型エキスパンドメタ
ル1の上下両側、又は片側の板部2の先端に、一目ない
し二目程度の短いエキスパンドメタル部3を付設してお
くことも可能である。
【0015】
【実施例1】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図5に示すのは、図1で示した、高さ25
センチメートルのZ型エキスパンドメタル1を4個積み
重ねて、高さ1メートルに構成したものである。上下の
板部2の両端と中央に予め設けておいた貫通孔20と、
エキスパンドメタル部3のメッシュ30と、を貫通する
補強棒40三本を付設して、Z型エキスパンドメタルを
連結すると共に補強する。
【0016】三本の補強棒40の下端に、それぞれ直交
する鋼材製の長さ2メートルの接地棒41を付設して、
側面形状が逆T字状の表面台4を形成する。表面台4の
幅は1メートル、高さも1メートルである。エキスパン
ドメタル部3の背面に沿って、細かい網目をもった透水
性シート31を余裕をもって付設しておく。
【0017】図6に示すように、このように形成した逆
T字状の表面台4を、盛土基盤50の盛土基準線に沿っ
て立設する。表面台4の接地棒41に、引張強度の大き
な網状体からなる、長尺のジオグリッド材51を付設
し、表面台4の後方の盛土基盤50の上に敷設する。前
出図4に示したように、上下の板部2の端部に一目ない
し二目程度の短いエキスパンドメタル部3を付設してお
くと、ジオグリッド材51を取付ける場合などに便利で
ある。
【0018】表面台4の背後、ジオグリッド材51上
に、表面台の高さ迄の盛土5を行う。盛土を充分に締め
固めてから、それを盛土基盤として、その上に前回と同
様に、表面台を設置し、ジオグリッド材を敷設し、盛土
を行う。上の段の表面台を設置する場合には、下段の表
面台の補強棒40の上端と、上段の表面台の接地棒41
の先端とを連結するのが望ましい。このような作業を繰
り返して、Z型エキスパンドメタル1を表面に持ち、ジ
オグリッド材で補強された段々式多層の盛土5を完成す
る。
【0019】表面台4は、Z型エキスパンドメタルで構
成されているので、前後方向の撓みに対する強度は非常
に大きく、又、貫通する補強棒で補強されているので、
背後の盛土で押し出されることもない。又、表面台の斜
め上向きの面がエキスパンドメタル部で構成され、メッ
シュとなっているので植生が可能で、表面が緑化され
る。
【0020】表面板のメッシュの背面には、細かい網目
の透水性シートが添設されているので、土の落ちこぼれ
も防げる。この網目を通して植生52を行うことも可能
である。盛土の前面には小段が形成されるので、小木5
3を植栽するのにも適している。
【0021】表面台のエキスパンドメタル部の背面の窪
みに、断熱材、吸音材、遮音材、吸湿材、植生基盤材、
肥料などの機能材料などを混入した植生基盤材を充填し
た網目袋を設置しておくことも有効である。
【0022】
【実施例2】前実施例では、Z型エキスパンドメタルを
貫通する補強棒で補強する例を示したが、代わりに、図
7に示すように、複合盤体10の両縁に鋼製の半筒状物
6を外嵌したり、図8に示すように鋼製のアングル状物
60を被せて補強することもできる。補強棒と併用して
差し支えないことは言うまでもない。
【0023】
【実施例3】図9に示すのは、上下両端の板部2と、そ
の間に”たすき掛け”状にエキパンドメタル部3が付設
されたZ型エキスパンドメタル1を基体とし、その上下
両端の板部2のエキスパンドメタル部に連続していない
端部を延長して延長板部22を形成し、その延長板部2
2を略直角に内側に屈折し、反対側の板縁21の箇所と
一致させる。”たすき掛け”の付いた長方形の中空管状
体7が形成される。
【0024】このように形成された中空管状体7は、例
えば打ち捨ての型枠として、中にモルタルやコンクリー
トを注入して角柱を形成する、というような用途に用い
ることができる。モルタルが”たすき掛け”状のエキス
パンドメタル部3と確りと一体になるので、強度の大き
な柱を形成することができる。
【0025】図10に示すのは、上下両端の板部2の幅
が異なる中空管状体7の一例で、断面形状が台形の土台
や梁を形成する時などには有効である。内部に斜めに付
設されるエキスパンドメタル部3に、所定間隔でフープ
筋71を取付けて補強した後、コンクリート8を打設す
ることもできる。エキスパンドメタル部3とフープ筋7
1で補強された、強度の大きいコンクリート土台70が
得られる。エキスパンドメタル部にフープ筋を絡ませて
設置できるので、施工性もよい。
【0026】延長板部22を一方の板部2の端部にのみ
に付設することもできる。この場合には、図11に示す
ような半割の中空管状体7が形成される。又、図12に
示すように、短い延長板部22を付設して、未完の中空
管状体7として、側面の一部のみを覆うように構成する
ことも可能であり、それぞれの用途によって選択が可能
である。
【0027】本発明のZ型エキスパンドメタル1は不陸
の多い地盤の上に敷設するケースも多い。このような場
合には、Z型エキスパンドメタルにある程度の可撓性が
要求される。図13に示すように、Z型エキスパンドメ
タル1の両端の板部2に、ところどころで縦断切込23
を設ける。Z型エキスパンドメタル全体は、エキスパン
ドメタル部3で幅方向に連結されているので、Z型エキ
スパンドメタル全体は一物体として連続しているし、板
部は分断されていので、板部2には可撓性が生じ、不陸
のある地盤に設置するのに適している。
【0028】このような可撓性のあるZ型エキスパンド
メタルは、例えば、不陸の多い法面上に敷き並べて固定
し、その上からスラリー状のコンクリート・モルタル
や、植生土壌などを吹き付けて法面の崩壊を防いだり、
緑化したりする基盤として使用するのに適している。大
型のコンクリート法枠を形成し、その中にこのようなZ
型エキスパンドメタルを敷き並べて緑化するのにも使用
できる。
【0029】
【発明の効果】この発明は、所定巾の鋼板に多数本の切
り込み線を平行に刻設した部分を拡げてメッシュ状にし
たエキスパンドメタル部の両端に、切り込み線を刻設し
ない板部を付設し、エキスパンドメタル部と板部とを、
境界線で反対側に屈折して形成するものである。
【0030】凹凸表面を有するエキスパンドメタルは、
盤体として強度が大きく、多くの開口部を持っているの
で、種々の用途に用いることができるが、一度エキスパ
ンドメタルに形成したものを、後で所定の角度に屈折す
るのは極めた難しく、生産性が悪い上に正確な角度が出
ない、という難点があった。
【0031】その理由として考えられているのは、切り
目と切り目の間の刻線(ストランド)は斜めに形成され
ているので、原板の厚さよりも部分的に厚くなってい
る。刻線のある箇所とない箇所では、曲げる力に対抗す
る力が均一でないく変形を起こしてしまう。など、さま
ざまであり、結果的には生産性が悪く、コストが高くな
る上に、正確性がない。
【0032】通常のエキスパンドメタルの生産では、エ
キスパンドメタル部は原板を切りながら押し広げる時
に、上から下に押し下げる。板部を形成する場合には、
原板を平らに送り出すので、形成されたエキスパンドメ
タル部と板部とは、一定の角度で屈折された状態で生産
される。原板からエキスパンドメタル部に移行する場合
には、逆の角度で屈折される。即ち、凹凸のある板が形
成される。
【0033】この発明は、エキスパンドメタル部と板部
とは一定の角度で屈折される、という点に注目し、それ
ぞれ所定の幅のエキスパンドメタル部と板部を有する凹
凸のある原板を生産し、その原板を屈折機械を用いてそ
れぞれの屈折箇所の屈折角度を調節することにより、所
望のZ型エキスパンドメタルを生産せんとするものであ
る。ある程度屈折されたものを、反対方向に無理に屈折
するのではなく、角度の調節を行うので、大きな無理も
なく屈折が可能で、ストランドの切断など不良品の発生
度も非常に少ない。
【0034】このように形成された板部を平行に形成す
ると、板部と平行方向に働く外力には非常に大きな力を
示すし、積み重ねて複合する時に都合がよい。板部には
連結孔を付設したり、可なり自由に細工ができるので、
いろいろな目的に適合した製品が提供できる。平行な板
部の自由端に延長部を付設し、その延長部を屈折して全
体形状を柱状にしたり、半柱状などに形成することも可
能である。板部の先端に、一目ないし二目程度の短いエ
キスパンドメタル部を付設しておくことも可能であり、
このように形成すると、ジオグリッド材や、透水性シー
トの取付けなどに都合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 Z型エキスパンドメタルの一例を示す斜視
図である。
【図 2】 複合盤体の一例を示す側面図である。
【図 3】 エキスパンドメタル部のメッシュ形状を示
す平面図である。
【図 4】 板部の一例を示す部分斜視図である。
【図 5】 複合盤体からなる表面台の一例を示す側断
面図である。
【図 6】 段々式の多層盛土の施工方法を示す側断面
図である。
【図 7】 鋸歯状凹凸盤の補強方法の一例を示す平面
図である。
【図 8】 鋸歯状凹凸盤の補強方法の一例を示す平面
図である。
【図 9】 中空管状体の一例を示す平面図である。
【図10】 中空管状体の他の一例を示す平面図であ
る。
【図11】 中空管状体の他の一例を示す平面図であ
る。
【図12】 中空管状体の他の一例を示す平面図であ
る。
【図13】 板部を分割した一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 Z型エキスパンドメタル 10 複合盤体 2 板部 3 エキスパンドメタル部 4 表面台 5 盛土 50 盛土基盤 51 ジオグリッド 6 半筒状物 60 アングル状物 7 中空管状体

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定巾の鋼板に多数本の切り込み線を
    平行に刻設し、該切込部を拡げて菱形のメッシュ状にし
    たエキスパンドメタル部の両端に、切り込み線を刻設し
    ない板部を付設し、エキスパンドメタル部と板部の境界
    線の箇所で、両端の板部を反対面側に、それぞれ所定の
    角度で屈折してなる、Z型エキスパンドメタル。
  2. 【請求項2】 両端の板部を含む平面を平行に形成し
    た、請求項1に記載の、Z型エキスパンドメタル。
  3. 【請求項3】 側面の外接形状が長方形である、請求
    項1ないし請求項2のいずれか一項に記載の、Z型エキ
    スパンドメタル。
  4. 【請求項4】 板部の所定の箇所に、所定形状の孔を
    設けた、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載
    の、Z型エキスパンドメタル。
  5. 【請求項5】 板部を一ないし二以上に縦断してな
    る、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の、
    Z型エキスパンドメタル。
  6. 【請求項6】 少なくとも一方の板部の端部には、板
    部と同一平面上で連なる短いエキスパンドメタル部が付
    設された、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記
    載の、Z型エキスパンドメタル。
  7. 【請求項7】 少なくとも一方の板部を、エキスパン
    ドメタル部の端部から下ろされる垂線との交点よりも延
    長し、上記延長部分をエキスパンドメタル部側に略直角
    に屈折して、側面形状をエキスパンドメタル部からなる
    筋交付きの、半筒状ないし筒状に形成した、請求項1な
    いし請求項6のいずれか一項に記載の、Z型エキスパン
    ドメタル。
  8. 【請求項8】 少なくともエキスパンドメタル部に、
    有孔シート状物を添設した、請求項1ないし請求項7の
    いずれか一項に記載の、Z型エキスパンドメタル。
  9. 【請求項9】 エキスパンドメタル部と板部に挟まれ
    て形成される、半筒状ないし筒状空間に、断熱材、吸音
    材、遮音材、吸湿材、植生基盤材、肥料などの機能材料
    の少なくとも一を充填した、請求項1ないし請求項8の
    いずれか一項に記載の、Z型エキスパンドメタル。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれか
    一項に記載の、Z型エキスパンドメタルの同じ長さのも
    の複数個を、板部同士を向い合せた状態で並列して盤状
    体を構成し、上記盤状体の両側縁部をアングル状物ない
    し半筒状物で被覆した、Z型エキスパンドメタル複合
    体。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項9のいずれか一
    項に記載の、Z型エキスパンドメタルの同じ長さのもの
    複数個を、板部同士を向かい合わせた状態で並列して盤
    状体を構成し、上記盤状体の板部の所定の箇所に設けた
    貫通孔と、エキスパンドメタル部のメッシュとを共通し
    て貫通する、一ないし複数の剛性棒状材を付設した、Z
    型エキスパンドメタル複合体。
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